ELEMENTS OF STYLE -3ページ目

MR_BEAMS Vol.11

 

お待たせしました。
 

 

MR_BEAMS Vol.11が発刊されました。
 



今回は少し表紙のイメージを変えました。

 

 

 

 

 

 

 

巻頭の特集ページは、今回のMR_BEAMS全体のテーマでもある、CLOTHES that LAST A LONG TIMEを表現した11のスタイリング。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
巻頭の特集ページは昨今のカジュアル傾向もあり、少しカジュアルなテイストを取り込んでもいいという話を毎回していますが、今回もドレススタイルを中心としたスタイリングになっています。
 
 
自分より30歳近く若いスタッフが、毎回ドレスのスタイリングでいこうと決めてページを作っているので、私がとやかくいう事は何もなく、軸をブラさずにBEAMSの強みであるドレスクロージングをしっかりと巻頭から見せていることは、自分的にもとても良いことだと思っています。


コロナ禍以降ドレスクロージングの取り扱いが少なくなっているお店が多いのは、業界人としてもとても残念なことであります・・・
 
 
 
 
 
 

 

今や人気コンテンツBEST3に入るV ゾーンコーディネート。

 

 

 

 

 

 

 

 
今回も36パターンのコーディネートをご紹介しています。


個性を出しつつも、お客様が取り入れにくい業界人ウケを狙ったようなコーディネートはNGという軸はブラさず、ちょっと気の利いたVゾーンを今回も作りました。


毎回写真が小さいというご意見をいただきますが、大きくすると構成上掲載できるコーディネートが少なくなるので、柄がよくわからないという方は、ページ左下のQRコードをインストールしてアイテムをご確認いただければと思います。
 

 

 

 

 

 


今回新しい企画でお客様のスナップページを作りました。

 

 

 

 

 

 
ショップスタッフ達が ”彼こそがミスタービームス” と太鼓判を押す6名のファッショニスタにご登場いただきました。
 
 
川口様、ワキ様、新見様、水野様、高田様、村上様、ご多忙の中の撮影とインタビューにご協力いただきありがとうございました。


これからもBEAMSをご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
 
 
 

 

 

 

 

私のページ、NAKAMURA’S NOTEBOOKのテーマは ”FEEL LIGHT”
 

 

”軽さ”と”洗練”と”リラックス”の3つをキーワードに、今シーズンの傾向をコーディネートとアイテムでご紹介しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
ここ数年このページを作るに際して私が気になっていたのが、せっかっく時間をかけてコーディネートを組んでも、コーディネートとモデルのマッチングが良くないとイメージと全く違う雰囲気になってしまうこと。


なので、今回はモデルの雰囲気に引きずられないように着用ではなく置きで見せるコーディネートを増やしました。


それでもモデル着用のコーディネートでイメージが違ってしまったカットがひとつありまして・・・


どれなのかは、皆さんのご想像におまかせします(笑)。
 
 
そして、今回もう一つ注文したのが、モデルのどや顔?をやめてなるべく笑う事。


軽やかな気分で洋服を着てほしいというメッセージなのに、モデルがどや顔ではリラックス感のある雰囲気が伝わりません。
 
 
なので、今回はなるべくモデルが笑顔のカットを多くしました。
 
 
毎回日本人モデルを採用した方がリアリティーがあるというご意見をいただきますが、実は私が気になっているモデルさんがいても体格的にBEAMSのサンプルが合わないので採用できないという問題もあります。
 
 
もし読者の皆さんのお知り合いで良い日本人モデルがいたら、ご紹介いただければと思います。


条件はBEAMSの服が似合うということだけです。
 
 
 
 


 
 
恒例のスタッフのページは、7名のスタッフが洋服や靴の手入れについて語っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
ケアについては、私のインスタライブの質問会の時も結構多いので、じっくり読んでいただければと思います。


洋服屋なので個々のこだわりが表れていますが、間違ったことは言っていないのでご安心を(笑)。
 
 
社内募集したら ”俺のこだわりも紹介させろ”というスタッフもかなり多いのではないかと思います。


普段は語らないのですが、そういうスタッフが実はとても多いのもBEAMSです。


 
 
 
 

 


BRILLA PER IL GUSTOのスタイリングページは、今回もディレクターの小林が ”好感度” なコーディネートを紹介しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
都会的で洗練されたオトナのスタイリングは、まさにブリッラの世界観が表現されています。
 
 
プールサイドのスタイリングは小林の一押しのコーディネートのようです。
 
 
プリントのスイムショーツに長袖のニットスキッパーは自分もかなりカッコいいと思いますが、正直高温多湿な日本の夏では無理です(笑)。
 
 
でも、ヨーロッパの人たちがリゾートでするようなスタイリングを紹介するのもブリッラの役割だと思います。
 
 
ヨーロッパの高級リゾートに行くと、本当にこういうスタイリングの人がいます。
 
 
 
 
 
 
 
今回の新しい企画は、5人の有名スタイリストさんにBEAMSのドレスのイメージをヒヤリングして、ビームスFとブリッラのアイテムを使ったスタイリングを提案していただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
いずれもスタイリストさんの個性が表現されていて、他のページとは趣が違ったスタイリングが個人的にも新鮮です。
 
 
小林さん、池田さん、オクさん、荒木さん、村上さん、ありがとうございました。
 
 

 

 

 

 

 

人気のNISHIGUCHI'S CLOSETは、今回もコッテリした西口ワールドです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



毎回つっこみたくなるコーディネートがあるのですが、それはまた別の機会に・・・(笑)


自分的には西口には笑ってほしいんですよね。


インスタとは違う西口の雰囲気がMR_BEAMSで見られるといいのにと思っていますが、皆さんいかがでしょうか・・・



 

 

 

 

今回も122ページにわたり盛りだくさんの内容です。

 

 

皆さんの春夏のお買い物やコーディネートの参考になればうれしいです。

 

 

今日3月1日(土)より全国のメンズドレス展開店舗にて無料配布が始まりました。

 

 

オンラインショップでは〈BEAMS F〉、〈Brilla per il gusto〉、〈International Gallery BEAMS〉のいずれかの商品をご購入のお客様に先着でプレゼントいたします。

 

 

数には限りがございますので、予めご了承ください。

 






毎回言っていますが、MR_BEAMSはタダですのでメリカリやヤフオクで買わないように(笑)。

 



 

 

あれ?もう出ています。

早い・・・(苦笑)
 

 

 

 

 

 

 

 

 

MR_BEAMS CHANNEL ELEMENTS OF STYLE  

 

2025春夏のリコメンドアイテム ドレス編アップしました。

 

是非ご視聴ください。





 

 

2025春夏 NAKAMURA NOTE カラー編もアップしました。

 

 

こちらも合わせてご視聴ください。

 

 

 



 

ヨーロッパ出張レポート アイテム編

 

前回に続きヨーロッパ出張レポートです。


今回はアイテム編です。
 

 

継続的なアイテムもありますが、小さな変化が感じられるように画像をかなり多くピックアップしました。


じっくり見ていただければと思います。
 

 

 

 

 

PATTERNED KNIT

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



ケーブルのような編み柄からフェアアイル、ノルディック、アーガイル、ボーダー、ヘリンボーン等々、様々な柄のニットがとても多く見られました。


ドレスクロージングのカジュアル傾向が強まる中でニットがキーアイテムになっていて、バリエーションの広がりから柄のニットが再び注目されているように感じます。


 

 

 

 

 

ZIP UP SWEATER

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イタリアの定番とも言えるジップアップのニットですが、昨今モードやカジュアルでもジップアップのニットやスエットが注目される流れもあり、昨年からリバイバルしている印象を受けます。


PITTI UOMOのブースのディスプレイやミラノのショールームのディスプレイでもよく見られましたが、最近はロンドンのセレクトショップでもジップアップのニットをよく見かけるので、我々日本人が持っているジップアップのニット=イタリアっぽいというイメージも少し変わってきているのかなと思います。



以前はジップアップのニット中にはシャツを合わせるのが定番でしたが、最近はシャツと合わせるディスプレイが少ないというのもジップアップのニットのイメージが変わってきていることを物語っています。

 

 

 

 

 

 

TURTLE NECK


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本は今シーズン11月末まで暖かかったのでタートルネックは先物買いもなく12月まで苦戦したシーズンでしたが、ヨーロッパも暖冬で同じ状況だったようです。

 

 

それでも蓋を開けてみたら来秋冬の打ち出しは圧倒的にタートルネックでした。



ディスプレイもとにかくタートルネックを使ったものが多く、誰が見てもタートルネック押しだとわかるくらいです。
 

 

ドレスクロージング全体にリラックス感が求められる傾向があるので、その代表的なアイテムでもあるタートルネックが注目されるのは必然的な流れなのかもしれません。
 

 

そして、今回フィレンツェがここ10年で最も寒かったように、”暖冬でも結局真冬になれば皆タートルネックを着るよね” というサプライヤーのメッセージでもあるように感じました。



”寒い時期が短くなったからタートルネックではなくモックネックで乗り切ろう” なんていう日本人的な発想は彼らには全くないようです(笑)。

 

 

 

 

 

 

BRUSHED COTTON SHIRTS

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ニットに押され存在感の薄いシャツですが、カジュアルシャツにおいて起毛感のあるシャツの提案が増えていました。

 

 

特に柔らかく滑らかで上質感のある起毛素材の提案が多く、コットンでありながらカシミアのように滑らかな素材感であることをアピールするサプライヤーも見られました。


また、実際にカシミアを数パーセントミックスした高級な起毛素材のカジュアルシャツも見られました。


チェックもありますが個人的には無地のカラーシャツが気になりました。


ニットを着るまでの間にジャケットに合わせて着られるカラーシャツがあるといいなとここ数年個人的に思っていたので、それと実際の傾向がマッチしたというのが理由です。


ドレスシャツは新しい打ち出しはなにもありませんでした。


どのシャツブランドに行ってもドレスシャツはブースの奥や端の方に数枚置かれているような状況で、カジュアルシャツやシャツジャケットのようなものをメインに展開していたというような状況でした。


 

 

 

 

 

OVER COAT

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タートルネックと同じく暖冬でオーバーコートの動きが悪かったとサプライヤーたちから聞いていましたが、これも蓋を開けてみたらオーバーコートの打ち出しがとても多かったです。

 

 

ゆったりしたシルエットで長めの着丈と言う傾向は変わりませんが、生地のウェイトはどこのサプライヤーも軽めのものを提案しています。


軽めと言っても見た目は変わらず、触ってみると柔らかくて軽いという生地がとても増えています。


ヨーロッパに行くと ”男なら冬はオーバーコートを着なさい” というような無言のメッセージを感じますが、そのような彼らが軸をブラさないためにも生地のウェイトの選択は重要になっていると思います。



”温暖化だから真冬でもコットンのコートでいいよね” なんていうことになったら洋服屋としても寂しいですからね・・・

 

 

 

 

 

FOODIE

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本では ”おじさんのパーカ問題” がなにかと話題ですが、今回のPITTI UOMOやミラノのショールームやロンドンのショップディスプレイでもパーカを合わせたディスプレイがとても多く見られました。



さすがにスエットパーカはないですが、ウールのニットパーカーがとにかく多く、パーカのレイヤードはちょっと流行りになっているかなという印象です。



ヨーロッパは日本と違ってアメカジ文化がもともと強くないので不思議なレイヤードもありますが、個人的には上質なニットパーカをドレスカジュアルのスタイルに取り込むのは賛成で、スエットパーカとニットパーカではイメージ的には違うものになると思います。



自分的にはオシャレなおじさんにはニットパーカを着てもらって汚名?を返上していただきたいと思います(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

DOUBLE BREASTED JACKET&SUITS

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春夏に続きダブルブレストのジャケットやスーツが多く打ち出されていました。
 

 

スーツはオーソドックスな無地と柄のバリエーションが中心ですが、ジャケットは無地のカラーバリエーションも柄のバリエーションも豊富です。

 

 

BEAMSでも無地はネイビー以外の色もここ数年売れるようになりましたが、柄ものは難しいというお客様の声もあり、なかなかバリエーションを増やすのは難しい状況です。

 

 

来秋冬はいい生地があれば柄もののバリエーションも展開したいと思っています。
 

 

これだけ多くのサプライヤーが打ち出していて来場者で着ている人も多いですが、日本はまだまだブレザー以外はダブルブレストに対して難しさを感じている人も多いので、簡単に合わせられるコーディネートを我々が提案していかなければいけないと思っています。

 

 

 

 

 

 

SCARVES&STOLES

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネクタイブランドの出展が激減し、もはや10社も出展していないのではという状況のなか、ネクタイにかわるアイテムとしてスカーフやストールやネッカチーフの打ち出しがかなり増えていました。

 

 

ネクタイブランドもネクタイだけの展開では厳しいので、スカーフやストールやネッカチーフを積極的に打ち出しているブランドが増えています。

 

 

BEAMSでも展開しているGIERREが典型的で、ここ数年いち早くネクタイ以外のネックアクセサリーに力を入れてきましたが、今回のPITTI UOMOでもいつもブースが賑わっていました。

 

 

一方ネクタイしか展開していないブランドは閑古鳥が鳴いているような状況で、今の流れを物語っています。
 

 

ストールは英国的なクラシックなものもあれば、イタリア的な薄手のウール生地にプリントしたものもあります。



数年前の英国ブランドを中心とするマフラーブームの時はストールはどちらかと言えば逆風でしたが、昨今の暖冬の影響もあり再注目されているという側面もあると思います。
 

 

ネッカチーフは一時の首にぴったりと巻くスタイル一辺倒から色々な巻き方が出てきたこともあり、取り入れやすくなってなっているのかなと思います。

 

 

いずれにしても、PITTI UOMO、ミラノのショールーム、ロンドンのショップディスプレイにスカーフやストールやネッカチーフを使ったディスプレイがかなり増えていたのは事実なので、皆さんにお伝えしておきたいと思います。

 

 

BEAMSも来秋冬は巻もののバリエーションを増やしていこうと思っていますが、それによってネクタイのバリエーションが少なくなるようなことはないのでご安心ください。

 

 

 

 

 

 

こまごましたものはまだ色々ありますが、今回お伝えしたものがドレス系の大枠での流れと思っていただいて間違いないと思います。

 


サプライヤーの提案以外でも業界人たちの気分のようなものがトレンドとなることが昨今は多く、特に日本はその傾向が強いのでそれはSNSなどで感じ取っていただくしかないかなと思います。


私のレポートはあくまでもジェネラルな傾向をお伝えしているので、BEAMSでも取り入れるものもあれば取り入れないものもあります。


そして、トレンドとは関係ないものの展開も多々あります。


なので、あくまでも予備知識として ”知らないよりは知っている方がいい” くらいの気持ちで見ていただければといつも思っています。

 


クラシック系の人たちはトレンドというキーワードに拒否反応を示す人も多いですが、業界人の ”気分” というものの方がわかりにくくて ”気分ってなに?” という拒否反応を示す人も多いように感じます。



感覚的なものも大事ですが、わかりやすく伝えることはもっと大事だと思っています。
 

 

 

ヨーロッパ出張レポート カラー編


今回のヨーロッパ出張は1月13日から23日。

 

PITTI UOMOから始まり、ミラノのショールーム周り、ロンドンのリサーチと11日間の出張でした。

現地で何度もインスタライブを配信したので、なんとなく来秋冬の雰囲気は感じていただけたと思いますが、今回から数回に分けて来秋冬の傾向をより詳しく解説していきたいと思います。

今回も700枚以上の写真を撮ってきたので、画像多めですがじっくりご覧いただければと思います。

初回は最もわかりやすい色の傾向についてです。



 

 

 

BROWN


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回多くのサプライヤーから提案されていたのがブラウン。

 

ミディアムブラウンから濃いブラウンまでバリエーションがありますが、特に打ち出されていたのがチョコレートブラウンと言われるかなり濃いめのブラウン。

 

”2025秋冬はブラウンを打ち出している” というコメントも本当に多くのサプライヤーから聞きました。

自分たちがバイイングしないようなブランドでも、ブラウンの打ち出しがかなり見られたので間違いのない流れだと思います。

 

 

 

 

 

 

GRAYISH BLUE

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

ライトブルーに少しグレーを混ぜたようなトーンが多く見られました。

 

ブルーはこのカラーが一番多かった印象です。

スモーキーなパステルは昨年から増えてきたトーンなので、定番のブルーでこのようなトーンが出てくるのは自然な流れだと思います。

 

自分も好きな色目なので、この流れはうれしいですね(笑)。

 

 

 

 

 

 

GREEN

 

 

 

 

 

 


 


 

 

 

 

 

 

 

昨年から続くグリーンは、さらにバリエーションが広がっています。

グリーンの提案は幅広く、どの色目が一番強いということはないですが、ライトブルーと同じく淡いグリーンに少しグレーを混ぜたようなスモーキーなグリーンがバリエーションに加わっています。

 

 

 

 

 

LIGHT GRAY


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

ライトグレーは継続的なカラーですが、今回も本当に多く見られました。

明るいグレーに見えるチェックの提案もかなり増えています。

ラグジュアリーなスタイリングには欠かせない色になっています。

 

 

 

 

 

 

NATURAL

 




 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここ数年続いているウィンターホワイトの提案は、少し生成りがかったナチュラルなトーンになっています。

”ホワイトの流れは続いているが、来秋冬はオフホワイトやナチュラル”というサプライヤーのコメントも多く聞かれました。

 

 

 

 

 


 

BEIGE & CAMEL





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベージュやキャメルは継続的なカラーですが、今回も本当に多く見られました。

 

 

そして、ナチュラル、ライトグレー、ベージュ・キャメルを使ったディスプレイやVMDが多く見られました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






上品でラグジュアリーに見える色合わせは、イタリアだけでなくアメリカでも人気でロンドンのショップディスプレイでも見られました。

こんな色合わせにスモーキーなライトブルーやグリーンを合わせてもいいですね。

 





 

 

NAVY

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

定番のネイビーは、全身ネイビーのディスプレイが多く見られたのが印象的でした。

 

ライトグレーやナチュラルの淡いトーンとは対照的ですが、このネイビーのワントーンもシックな感じで高級感があります。

 

全身ネイビーのコーディネートは、ブラックを着ないジョルジオ アルマーニ本人のスタイルのイメージが強く、80年代後半や90年代にそれを真似ていた人たち多くいたので、個人的には当時のイタリアのイメージもあります。

 

これはシックですごく洒落たコーディネートだと思います。

 

SNS映えはしませんが・・・(苦笑)

 

 

 

 

 

 

MONOTONE

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



グレーの濃淡で表現するモノトーンコーディネートの打ち出しが多く見られました。

黒を使ったモノトーンもありますが、グレーの濃淡で表現するモノトーンのコーディネートとVMDが本当に多く見られました。

 

クラシックが好きな人はブラックが苦手と言う人も多いですが、グレーのモノトーンであれば手持ちのアイテムを使ってコーディネートができるので取り入れやすカラーコーディネートだと思います。

 

 

 




BORDEAUX

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤系のカラーは深みのあるボルドーが多くみられました。

今回の打ち出しのカラーの中では一番難易度が高いカラーですが、ブルネロ クチネリもボルドーを打ち出していたのが印象的でした。

 

 

 

 

 

 

こまごましたものはありますが、大きな流れはこのあたりの色目が中心になっていくと思います。

傾向と言っても今までにない新しい色が出てきているということでなく、過去の流行った色がアップデートしてリバイバルしているのと、継続のカラーは毎シーズン少しづつ変化をしながら打ち出され、それぞれの色の組み合わせも毎シーズン少しづつ変化しているのがクラシックの流れなので、その小さな変化を皆さんにお伝えするのが我々の役割だと思っています。

色の好き嫌いは人それぞれなので、傾向と言っても無理に取り入れることはありません。

私のレポートは参考書だと思っていただければ幸いです。

次回はアイテム編です。

 

 

 



 

 

 

MR_BEAMS CHANNEL 2025春夏 NAKAMURA NOTE 更新しました。

 

 

 

今回はキーワード編です。

是非ご視聴ください。






 

 

B印MARKET 中村商店に新アイテムが追加されました。

 

LLOYD FOOTWEARのあの?ブーツです。

是非ご覧ください。

 

https://www.beams.co.jp/item/bjirushi_market/shoes/70320005232/

明けましておめでとうございます


明けましておめでとうございます。



本年もよろしくお願いいたします。



年末年始はいつものとおり新潟に帰省していました。



掃除や買い出し、父親の食事の用意と結構忙しく、ゆっくり正月を過ごすという感じではなかったですが、父親が元気にしていたのでひと安心という感じです。

 

 

今年の9月で90歳になるので心配事は増えるばかりです。

 

 

 



寒いのが苦手なので、買い出しと親戚の家に年始の挨拶に行った以外はどこにも出かけませんでしたが、年末の30日に夏に会った中学校の後輩たちが食事に誘ってくれて楽しい時間が過ごせました。

 


自分に気を使ってくれたのか洒落たイタリアンのお店でした。



イタリアンもいいけど、今度集まるときは居酒屋にしましょうね(笑)。

 

 

 



自分がBEAMSにアルバイトとして入社したのが1985年の9月。



なので、今年は自分がBEAMSで働き始めて40年の節目の年になります。

 

 

来年はBEAMSの50周年ですが、自分も正社員になって40周年ということになります。



そして、このブログを始めたのが2010年の10月なので、ブログも15年の節目の年になります。



我ながら15年間よく続けてきたなと思います。



昨今様々なSNSがある中で、ブログは古いコンテンツになっているかなと思いつつも、読者の皆さんの有意義な情報ツールとして読んでいただけるように、20年に向けて継続していきたいと思います。



これからもELEMENTS OF STYLEをよろしくお願いします。

 

 

 


 

 

初出勤はスーツにタイドアップと決めていましたが、帰京してから体調がいまひとつなのでスーツにタートルネックのリラックススーツスタイルにしました。





今シーズンのリコメンドのCANONICOの別注生地のスーツに、最近購入したMORGANOのグリーンのタートルネックを合わせました。



ウィンドウペンの色をひろったセオリー通りのコーディネートですが、意外とスーツにカラーのタートルを合わせる人は少ないと思うので、皆さんも是非取り入れてみてください。



手持ちのスーツもドレスダウンして着ることができれば、コーディネートのバリエーションも広がると思います。

 


グリーンのタートル、今日はかぶりましたね(笑)。

 

 

 



ちなみに、今日あわせたコートは5年前に展開していたVALSTARのトレンチコート(通称ハンフリーボガードモデル)。



かなり気に入っているので再度展開したいのですが、ミニマムの着数が数百着なのでちょっと難しいのです・・・

 

 

毎年代理店に再生産をお願いしているのですが、ミニマムをこなさないと難しいというのは変わらず・・・



このまま行くと ”幻のモデル” になりそうです。



自分のお気に入りを皆さんにおすすめできないというのは歯がゆいものなのです。






来週13日からヨーロッパ出張に出ます。

 

 

持って行くものは何も決めていないので、これから準備を始めます。



冬の出張は服も靴もかさばるので準備が本当に大変です。

 

 

パリ経由なのでロストバゲージにならないことを祈るばかりです・・・

 


パリまで15時間のフライト、トランジット6時間、フィレンツェまで1時間40分。


ウクライナとロシアの戦争が起きてからヨーロッパは遠くなりました。


 

 

 




 

年末ギリギリ

 

年末ギリギリになってオーダーしていたものが色々上がってきました。


ヨーロッパは24日のクリスマスイブから冬休みが始まるので、クリスマスまでに仕上げて送るというケースが多いです。


なので、必然的に年末ギリギリに届くことが多いのです。


今回はそんな最近届いたアイテムをご紹介します。




 

 

TITO ALLEGRETTO BLUE TWEED

 

 

 

 

 

 

今シーズン私のリコメンドのブルーのツイードジャケットを買い逃してしまったので、個人オーダーできる生地を探していました。
 

 

イタリアにあるデッドストックの生地屋のストックのなかから、この生地を見つけて個人オーダーしました。

 

 

綺麗なブルーのメランジが自分好みで、いい生地が見つかって良かったです。

 

 

かなりドライタッチのツイードですが、ウェイトは軽めの生地です。


最近はハリスツイードのフェザーウェイトでも重く感じるので、この軽さは個人的には願ったりです。


軽いツイードなんて邪道だという人もいると思いますが、昨今の気候だと重いツイードはすでに趣味の領域なのかなと思います。
 

 

なので、見た目はしっかりツイードでも着心地は軽いというのも、この生地を選んだ理由でもあります。



でも一番刺さったのは、綺麗なメランジのブルーであることは言うまでもありません(笑)。

 



 

 

 

GIANFRANCO BOMMEZZADRI GREY FLANNEL

 

 

 

 

 

 

 

 

ライトグレーのフランネルで、カジュアルにも着られるパッチポケットのダブルブレストのスーツが欲しくてオーダーしました。



生地はDRAPERSからチョイスしたので、おそらくCANONICOだと思います。

 

 

経緯双糸のしっかりとした生地感が私好みです。

 

 




なぜボメザドリかと言うと、実は数年前にこのモデルで個人オーダーしているんです。


 


何度かインスタにあげているこのスーツも、実は今回オーダーしたものと同じモデルです。



この生地もDRAPERSからチョイスしました。


綺麗なロイヤルブルーのウィンドウペンは、何度か直しをしながら今でも気に入って着ています。



今回は南イタリアのこってりした感じより北イタリアの端正な雰囲気がイメージだったので、ボメザドリでオーダーしました。

 

今回は以前オーダーした時と比べると、肩幅を少し広くしてウェストも少し緩くしました。


最近は肩幅を少し広くしてウェストも少し緩くしたナチュラルシェイプで、上着のバランスが少しゆったり見えるのが個人的な好みです。


理由はパンツのシルエットも少し太くなってきたので、全体的なバランスを考えると自然とそうなったという事なんです。


”それが気分”なんて言いません(笑)

 

 




パンツは以前オーダーした時はワンプリーツでしたが、今回は2プリーツのテーパードのシルエットにしました。

 

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ダブル幅は4㎝。


最近は裾幅を以前より少し広め(19㎝)にするので、ダブル幅は4㎝がなんとなくしっくりきます。

 


パッチポケットにしたことによってスポーティーに見えるので、クルーネックのニットやタートルネックをあわせるようなドレスダウンしたコーディネートがより雰囲気よく見えます。

 

 

もちろんタイドアップでも着ますが、あまりドレッシーなネクタイは向かないので、多少選ぶ色柄や素材感は注意が必要になります。



来春夏にシングルのパッチポケットのスーツを展開していますが、来秋冬はダブルブレストでもパッチポケットのスーツを展開したいと思っています。

 

 

 



 

 

GUYROVER COLOR OXFORD BD

 

 

 

 

 

最近カラーシャツが色々欲しいと思っています。
 
 
ポロシャツやニットはカラーバリエーションがあるので、ジャケットと合わて色々なカラーでコーディネートができますが、シャツは白やブルーが大半で意外とポロやニットのような色モノが少ないと最近感じているのが理由です。


自分はベージュやブラウンのジャケットやスーツにパープルやピンクのシャツをよく合わせますが、最近はグリーンのジャケットを着ることが多いので、同系色で合わせられるグリーンのオックスフォードのシャツが欲しいと思っていました。
 
 
なかなかイメージどおりの生地がなく、近いものがGUYROVERにあったので個人オーダーしました。
 
 
上がってきたものはスワッチで見るより少し薄いトーンでしたが、これはこれでいい色なので良しとします。
 
 
ボディーは90年代に展開していたサイドプリーツで少しゆったりしたボディーでオーダーしました。
 
 
最近スリムなフィッティングのシャツが個人的に少し窮屈に感じることが多く、個人オーダーするときは少し緩めのフィッティングでオーダーすることが多くなっています。
 
 
襟がアメリカンな雰囲気のBDなので、ボディーはスリムでないほうが相性がよいというのもあります。


次はイエローも欲しいなと思っています。


来秋冬はカラーシャツのバリエーションを増やしたいと思っています。
 
 
 

 

 
 
 
GUYROVER LIGHT GREY CLERIC
 


 
 
 
少し前からBEAMSの若いスタッフを中心にグレーのシャツがブームになっていますが、自分はこれまでグレーのシャツを着たことが一度もありませんでした。


最近ミディアムグレーのスーツを着ることが多く、グレーのグラデーションでモノトーンのコーディネートもいいなと思いましたが、白シャツにグレーのネクタイだとなんとなく普通過ぎて物足りなく感じて、グレーの無地のシャツを合わせてみるも、それはそれで地味で味気なく感じてしまいました。


そこで、”襟を白にすれば首元が明るくなるのでクレリックにすればいい”とひらめいてオーダーしたのがこのシャツです。


上がってきたものを見ると、グレーのトーンが淡すぎて白とのメリハリが足らず、イメージとは少し違う雰囲気になってしまいました・・・(苦笑)
 
 
小さなスワッチで色を選ぶと製品が上がってきたときにイメージより少し薄く感じることが結構あります。
 
 
経験上分かっていてもこうなるので、小さなスワッチで色を選ぶときはイメージより少し濃いめのトーンで選ばなければなりません。


皆さんもオーダーするときの知識として覚えておいていただければと思います。
 
 
少しイメージしたものと違ってしまいましたが、そこはプロなので実際にコーディネートするときはうまくまとめます。
 
 
 
 
 
 

 

GERMANO GURKHA CHINO

 

 

 

 

 

 

 

 

自分が好きなGERMANOのグルカのモデルで普通のベージュのチノが欲しくて、工場にあるストック生地を探してもらったところ、2025秋冬用で良いチノがあると提案されたのがこの生地でした。



打ち込みがしっかりしていますが、表面が微起毛してあるので滑らかな手触りのチノです。


自分の理想にかなり近い生地なので個人オーダーをお願いしました。


色も少し薄めのベージュで合わせやすいトーンなのもイメージどおり。
 

 

ベージュのトーンって実はすごく難しいんです。


濃くなるとすごく野暮ったくなり、黄色味が強いと色合わせが難しくなるんです。


なので、今回は本当にイメージどおりのベージュのチノを好きなモデルでオーダーできて良かったです。


来秋冬この生地でオーダーするかどうかはまだわかりません(笑)。

 

 

 

 

 

 

DEVORE COTTON FLANNEL

 

 

 

 

 


自分は休日にウールのパンツをはかないですが、”コットンでウール見えする生地”のドローコードのパンツを休日にはきたくて探していたところ、この生地を見つけました。



生地はコットン-40%・ポリエステル-23%・ビスコース-34%・エラスティック-3%という混率で、見た目はウールフランネルですが手洗いできる生地です。



手洗い表示ですが自分は普通に洗濯機で洗ってしまいますが・・・



シワにもなりにくくストレッチもするので、休日のリラックススタイルには最適です。



このモデル自体は昨年からBEAMSで展開していますが、太すぎず細すぎないシルエットが好きで何本も所有しています。
 

 

最初のイメージはミディアムグレーでしたが、チャコールグレーもオーダーしました。

 

 
黒いパンツをはかない自分にとってチャコールグレーは黒に代わる色なんです。


この生地はDEVOREの定番生地ですが、来愛冬展開するかどうかはわかりません。


ウールじゃないグレーのパンツを探しているという客様の声は実は結構あるんです。


 
 
 

TITO ALLEGRETTO BRUSHED TWILL&CORDUROY
 
 
 
 
 
 
 
 

ジャケットと一緒にパンツもオーダーしました。
 

 

スーツの組下と同じ仕様とシルエットですが、実はこのパンツのシルエットがすごく気に入っていて、今までも何本かオーダーしています。



太すぎず細すぎない絶妙なシルエットは、GERMANOのグルカやGTAのHERICKと並び自分の中ではベスト3に入るお気に入りのシルエットのパンツです。



今回オーダーしたのはオフホワイトのブラッシュドツイルとコーデュロイ。

 

 

自分は秋冬でも濃いベージュのパンツははかないので、オフホワイトや生成りのパンツは必需品なのです。

 

 

そして、オフホワイトや生成りの色目にはこだわりがあるので、色々なバンチで色をチェックして最終的にピックアップしたのがこの二つの生地でした。

 

 

ツイード系のジャケットに合わせるコットンのパンツがいまひとつしっくりきていなかったので、GERMANOのベージュのツイルと、このTITOのオフホワイトの2本がワードローブに加わったのはとてもうれしいです。


 



 

本当にクリスマス前ギリギリに出荷されたようでまとまって届きました。


オーダー会をやっていないブランドの個人オーダーもあるので、役得みたいに思われる方も多いと思いますが、実は今までも自分が個人オーダーしたもので商品化されたものが結構あります。

 

 

自分が身に着けてみて良いものもあれば、いまひとつなものもあるので、そういった意味ではモニターと言う側面もあり、実際にオーダーするときは自分が身に着けて気になった点を修正して商品化することも多いです。

 


さらに、自分が個人オーダーしたものと同じものが欲しいという声をいただくことも多いので、このブログでご紹介するものは単なる買い物自慢ではないと思っています。

 

 

 

 

 

ということで、今回ご紹介したアイテムで気になるものがあれば店舗スタッフにお申し付けください。

 


お客様の声は大事なので、真剣に商品化の参考にさせていただきます。

 

自分が気に入って個人オーダーしたものが欲しいと言われると嬉しものです。


いつもありがとうございます。

 

 

 

2025春夏のおすすめアイテム


大変お待たせしました。

プレスサンプルもひと通り揃いましたので、2025春夏のおすすめのアイテムをご紹介します。

アイテム数が多いのでじっくりご覧いただければと思います。
 

 


 

 

STILE LATINO GLENPLAID

 

 

 

 

 


STILE LATINOがFERLAに別注したエクスクルーシブ ファブリックを使ったジャケット。

 

 

ベージュとサックスブルーのコンビネーションがとても綺麗です。

 


6月のPITTI UOMOでも、この生地のジャケットが打ち出されていました。


一目見て、このジャケットは絶対にオーダーしようと決めました。



あまり説明はいらないと思います。



スティレラティーノ ファンの方なら画像を見ただけで良さがわかると思います。

 

 

 

 

 


TOTO ALLEGRETTO LINEN HERRINGBONE

 

 

 

 

 


グリーンとグレーをミックスしたような綺麗なヘリンボーンのジャケット。



実は今年自分がリングヂャケット(BRILLA)でオーダーした生地をTITO ALLEGRETTOにのせてオーダーしました。



 

私のインスタをフォローしてくださってる人は ”あのジャケットか” とすぐに気づくはずです。

 

 

自分が実際に着てみてすごく良かったので、皆さんにもおススメしたいと思いオーダーしました。

 

 

 

 

 

 

ERNESTO SEERSUCKER 

 

 

 

 
 

 

2025春夏のトレンドカラーでもあるライトブラウンのシアサッカーのジャケットです。


久しぶりに展開するERNESTOですが、個人的にはカーディガンのような軽い着心地がすごく好きで、展開をやめてからも色々個人オーダーしていました。
 
 
今回のコレクションを見て、絶妙なライトブラウンで少し幅広のシアサッカーの生地がとても気に入り、この生地だけオーダーしました。


モデルはBEAMSの別注エクスクルーシブモデルです。



 

 

 
 
BRILLA ORIGINAL FERLA SHEPAHRD CHECK

 

 

 

 

 

 

 


ネイビーとベージュの少し大柄のシェファードチェックのジャケット。

 

 

このジャケットも今年の春夏に私がリングヂャケット(BRILLA)で個人オーダーしたジャケットです。

 

 

 

ベージュの部分が白と2トーンのベージュで構成されているので、とても立体感のある生地です。



私が個人的に気に入ってオーダーしたジャケットなので、皆さんにもおすすめしたく廃盤になった生地を復活させてオーダーしました。



モデルは私が個人オーダーしたモデルと同じBRILLAのナポリモデルです。

 

 

 

 

 

 


BRILLA ORIGINAL CALRO BARBERA HOUND'S TOOTH

 

 

 

 

 

 

 

 
千鳥格子と言ってよいかシェファードチェックと言ってよいか、少し特徴のあるモダンなチェックのジャケットです。
 
 
ブラウンのチェックは柄が小さくなると地味になるので、少し大きめの柄ををチョイスしました。


トラディショナルな柄を少しモダンにアレンジした柄と言うのがポイントで、それをクラシックなナポリ風のモデルにのせるというのが、自分がこの生地を選んだポイントです。


難しことを書くと長くなるので簡潔に書きますが、80年代後半や90年代の前半頃に、このようなモダンな雰囲気の柄をクラシックなジャケットやスーツにのせるというのをBEAMSが提案していたことがありました。


なので、この生地を見た時にすぐにBRILLAのナポリモデルにのせようと思いました。

 
 
 

 

 

 

 

BEAMS F ORIGINAL FOX BROTHERS WOOL MADRAS

 

 

 

 

 


この生地を見た時に、これはBEAMSとして絶対に展開しなければならない生地だと思いました。

 

 

ここ数年毎シーズンFOX BROTHERSが展開しているマドラスチェック調の柄です。

 

 

ダークマドラス風の色柄をフレスコのウール素材で表現するなんてFAX BROTHERSにしかできません。

 

 

まだお見せできないですが、2025秋冬もFOX BROTHERSでこのような生地をオリジナル用ですでにオーダーしています。

 

 

モデルはBEAMS Fのハンドライン(通称フィレンツェ モデル)です。

 

 

 

 

 

 

 

 

BRILLA ORIGINAL CALRO BARBERA PURE MOHAIR

 

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ネイビーとグリーンを混ぜたような独特なカラーが特徴のスーツ。

 

 

この生地は色だけでなく素材にも特徴があり、なんとモヘア100%の生地なんです。



生地の色とモヘアの光沢と素材感も相まって、とても洒落たオリジナルスーツが仕上がりました。



クラシックなスーツが売れないと言われる日本で、こんなオリジナルのスーツを展開するのはBEAMSだけだと思います。

 

 

 

 

 

先日のプレス内覧会のディスプレイにも使いご好評いただきました。

 

モデルはBRILLAのナポリモデルで、パンツは2アウトプリーツのベルトループ付きになります。

 

 

 

 

 

 

BRILLA ORIGINAL DRAGO WOOL LINEN GLENPLAID

 

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パッチポケットで少しスポーティーにも着られるリネンの柄のスーツを展開したいと思い選んだ生地です。



リネンの風合いがありながら、ウールのしなやかさも兼ね備えたとてもいい生地感が特徴です。



色柄も自分がイメージしていたベージュのグレンプレイドです。



ポロシャツやリネンのシャツでノータイで着てもタイドアップしてもどちらでもサマになるスーツです。

 

 

ウールがミックスされているので、リネンのスーツは着たいけど皺は苦手という方にもおすすめです。

 

 

モデルはBRILLAのナポリモデルで、パンツは2アウトプリーツのベルトループ付きになります。
 

 

 

 

 

 

 

 

COLONY CLOYHING ULTRA SUEDE WESTERN

 

 

 

 

 



スエードでウェスタン型のオーバーシャツを展開したいと思い、リアルスエードでの展開も検討しましたが春夏なので洗えた方がよいと思い、コロニークロージングで別注しました。


これまで展開してきたダブルポケットのモデルをベースに、肩幅や袖の太さ着丈などを調整し、ポケットの大きさや位置、ヨークのラインまで指定して作ったBEAMSエクスクルーシブモデルです。


カラーは色落ちしたシャンブレーをイメージしてチョイスしました。


ウェスタンの流れが来ていますが、難しいことは考えずにTシャツやクルーネックのニットの上にさらってきてほしいオーバーシャツです。

 

 

 

 

 

 

MOLEC SUEDE DRIVING BLOUSON&JACKET

 

 

 

 

 

 
今シーズンから展開をスタートする新ブランドのブルゾンとジャケットです。
 
 
最初はこの綺麗なベージュの色に目が行ったのですが、着てみると驚くほど軽く、さらにスエードなのにストレッチがきいてとても着やすくて二度驚きました。


さらにジャケットはテーラードジャケットのような綺麗なラインが出ることにも驚きオーダーしました。


一般的にレザージャケットは縫い合わせ部分の段差が目立ちますが、これはフラットになるように縫われています。
 

 

 

 

こういう凝った縫製も刺さりました。

 

 

とにかく手に触れてご試着していただきたいブルゾンとジャケットです。

 

 

 

 

 

 

 

 

HEVO CHAMBREY BAL COLLAR

 

 

 

 

 

 

展示会で一目見てオーダーしようと決めたコートです。

 


80年代後半頃にインターナショナルギャラリーのオリジナルのサックスブルーのバルカラーを気に入って着ていたのですが、ここ数年その当時のような綺麗な色のバルカラーを展開したいと思っていました。



さすがに当時と同じ明るいサックスブルーのバルカラーは難しと思い、BEAMSのお客様が好きなシャンブレーであれば着て頂けると思いましたが、なかなかシャンブレーのバルカラーは見つかりません。

 

 

オリジナルで作ることも考えましたが、色落ちの問題もあるのでどうしようか迷っていた時に、このコートに出会いました。



このストーリーを見ただけで展開しなければならないと思いますよね(笑)。



袖はいわゆる一枚袖のラグランですが、肩のラインも綺麗で一枚袖のデメリットでもある袖のねじれも少なく、すごくよくできたコートです。

 


HEVOのバルカラーは私も何枚か所有してしますが、とてもシルエットの良いコートです。

 



 

 

 

 

DRUMOHR BISCOTTI PRINT PARKA

 

 

 

 

 

 

 

 
6月に訪れたイタリアの高級リゾートFORTE DEI MARMIのドルモアのショップで見て、BEAMSでも展開したいと思いオーダーしたビスコッティ柄のナイロンパーカです。


ナイロンのパーカーは肌寒い時にさらっと着れるのが魅力ですが、巷はダークカラーのアウトドアブランドのものばかり・・・
 
 
自分自身も大人が着られる都会的なパーカーをここ数年探していたので、皆さんにも是非着ていただきたいパーカーです。


ちなみに、このパーカーはイタリアのドルモアのショップでも大人気のベストセラーアイテムだそうです。


色は上の画像にある二色展開です。
 
 
 
 
 
 
 
DRUMOHR BISCOTTI JAQUARD SKIPPER
 
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パーカーと同じビスコッティ柄のスキッパーポロ。


これもFORTE DEI MARMIのショップで売られていて、個人的にも真夏に着たいと思いバイイングしました。
 
 
実は個人買いして今年の夏すでに着ていました(笑)。


柄モノのポロはシニアっぽいものが多く、なかなか洒落たものは少ないのですが、このビスコッティ柄はかなり洒落ていて自分がイメージしていたものでした。


2025春夏はポロの流れが戻ってきているので、ぜひこのような洒落た柄のポロをワードローブに加えてください。
 
 



 
 
COLONY CLOTHING POOL SIDE SHIRTS

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



COLONY CLOTHINGのコレクション以外から選んだ生地をのせた、BEAMS別注エクスクルーシブのプールサイドシャツです。


生地は私が選びました。
 
 
生地選びのポイントは、春夏のトレンドカラーでもあるベージュやライトブラウンを使ったチェックの生地をのせたかったのです。
 
 
プールサイドシャツは何枚も持っていて夏はかなりヘビロテで着ていますが、この二柄は自分選んだ生地ということもあり、来春夏は皆さんにも是非着ていただきたいシャツです。
 
 
 
 

 

 

 

EAST HARBOUR SURPLUS PRINT OPEN

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
今年も好評で早期に完売したイースト ハーバー サープラスのプリントのオープンカラーシャツ。

 
来春夏はプリントシャツの流れが来ているので多くのブランドがプリントシャツを展開していますが、展示会を見た中でこの二柄が個人的に最も刺さりました。


他のブランドにはないイーストハーバー サープラスのエクスクルーシブのファブリックです。


 
 
 

 

 

 

 

SEBAGO DECK LOAFER

 

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デッキシューズ好きの私が、今年個人買いしてよく履いていたビーフロールのデッキシューズです。



私が個人的に履いて気にいったのと、デッキシューズの流れが来ているのでバリエーションとしてローファータイプのデッキシューズは展開すべきアイテムと思いオーダーしました。

 

 

履いてみると意外と細身に見えるローファーです。

 

 

私のインスタを見てお問い合わせも多数ありましたが、BEAMSで展開することになりましたので是非お試しいただければと思います。



私はベージュを持っているので、上の画像の中央のインディゴブルーを購入しようと思います。

 

 

 

 

 

FRANCESCO MARINO

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ここ数年私が最も好きなネクタイブランドであるフランチェスコ マリーノ。
 
似たものがどこにもない独特な色柄が特徴ですが、来春夏もマリーノらしい他のブランドにはない色柄が揃っています。

上の4本もどこにも似たものがない色柄のネクタイです。
 
 
 
 

 

PERSONALITY

 

 

 

 
淡いインディゴ風サックスブルーのプリントタイ。

コットン素材なのでコットンやリネンのスーツにおすすめです。

ペルソナリティーはコレクションは多くないですが、毎シーズン刺さる色柄の生地が見つかります。
 
 
 
 

 

 

HOLLIDAY&BROWN

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
英国調の柄を現代的にアップデートさせた色柄が多いホリデー&ブラウン。

今シーズンもベーシックでありながら、ちょっと気の利いた色柄のネクタイを展開しています。

下段のスモーキーなグリーンのプリントは特におすすめです。
 
 
 

 


 

FRANCO BASSI

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


今やBEAMSのネクタイを代表するブランドとなったフランコバッシ。

明るい色づかいが特徴ですが、来春夏の私のおすすめは、スモーキーなピンク以外はダークスーツにもよく合うブルー系のプリントとジャカードです。
 
 
 

 

 


MATTABISCH

 

 

 

 
10年以上前に展開していたKITONグループのナポリのMATTABISCH(マタビシ)を久しぶりに展開します。
 
個人的に好きなブランドでしたが、諸事情があり展開をやめていました。

久しぶりに復活できてとてもうれしいです。

ナポリらしい明るい色使いが新鮮です。

 

 

 

 

かなり多くのアイテムをご紹介しましたが、全て正真正銘の嘘のない私のおすすめアイテムです。

 

 

リコメンドのポイントはもっとありますが、文章でお伝えするのは限界があるので、MR_BEAMS CHANNELの動画で再度お伝えできればと思います。

 


動画の公開は1月末くらいになりそうなので、ブログの読者の皆様には早くお伝えしたいと思いご紹介しました。


かなりアイテムが多いので、品番、値段などの詳細は記載していません(できませんでした・・・)。


”中村のブログに載っていた○○” と言っていただければわかると思いますので、最寄りの店舗のスタッフにお伝えください。


予約は本日から受付が始まりました。


数量が少ないものもありますので、是非ご予約いただければと思います。


2025春夏もよろしくお願いいたします。

 

 




 

 

 

 

最近買ったもの



予約してキャンセル待ちだったBEAMS F オリジナルのガンクラブチェックのコートが、やっと回ってきて購入することが出来ました。
 

 

 

 

キャンセル待ち10数番目だったので半分あきらめていましたが、購入することが出来て本当にうれしいです。
 

自分が生地に惚れ込んでオーダーしたコートなのに、自分が着れないのでは悲しすぎますからね。

 

 

 

 

 

実は、最悪買えなかった時の為にセカンドチョイスがありました。

 

 

 

 

MACKINTOSH BALFIELD ガンクラブチェック。

ブラック×ブラウンというモダンな配色のガンクラブチェックのバルカラーコートです。

マッキントッシュの柄モノのバルカラーは毎年人気があるので、予約したオリジナルのキープ分の消化状況とマッキントッシュの販売状況を毎日チェックしながらハラハラしていました(笑)。

 

セカンドチョイスも買えなかったら悲しすぎるので・・・

正直余裕があればこれも欲しいですね。

マッキントッシュは同じ柄を2年続けて展開することはほとんどないので、買い逃すと二度と買えない可能性が高いのです。

とは言っても、¥162,800-のオリジナルを買ってさらに¥189,200-のマッキントッシュを立て続けに買うのはさすがに厳しいです・・・




やっと買えたオリジナルのバルカラーコートですが、実はちょっとしたオチがありました。

支払いを済まして袖丈の直し出しをしようと思ったら縫製不良が見つかり・・・

工場に送って直してもらうことになりました(苦笑)。

お客様のモノでなくて良かったです。

自分のモノは不良箇所が直れば全く問題ありません。

 

 

 


このオリジナルのガンクラブチェックのコート。

 

サイズによっては店頭在庫も少し出てきました。

残りは予約分も含めて全サイズで17点です。

来年は同じ生地での展開はありません。

ご興味のある方は、在庫状況を最寄りの店舗にお問い合わせいただければと思います。






 

個人オーダーしていたCINQUANTAのレザージャケットが上がってきました。

 

 

 

 

グレーのフライトジャケットって、なかなかないですよね。
 

 

 

 

 

ベースのモデルは数年前から展開しているG8タイプ。

実はこのモデル、自分がアイデアを出したモデルなんです。

 

元となったモデルは、80年代に人気だったWILLIS&GEIGERのG8。

当時BEAMSでも展開していましたが、私がバイヤーになってから90年代の前半頃に他のブランド(おそらくアメリカのLOST WORLDだったような・・・)でこのモデルをバイイングをしてBEAMS Fで展開していたので、自分自身も思い入れのあるモデルです。




 

フライトジャケットでリアルを追求すればブラウンのホースハイドと言うことになりますが、自分がオーダーしたのはグレーでレザーはラムのナッパ。

 

 

ホースハイドに比べると柔らかくて軽いのでとても着やすいです。

フライトジャケット好きの人たちにとっては、軽くて柔らかいレザーなんて完全に邪道です(笑)。

 

何故グレーかと言うと、20代の頃にPOPEYEで見たヨーロッパのどこかの国のミリタリージャケットがグレーのレザーで、それがすごく洒落ていたので、その良いイメージがずっと残っていたのが理由です。

 

久しぶりのCINQUANTAですが、イメージ通りのモノが仕上がってきて本当にうれしいです。

グレーのウールパンツと合わせてグレーのモノトーンでコーディネートしようと思っています。




 

今回の買い物はこの2着。

 

これ以外にも色々個人オーダーしているものがあるので、また上がってきたらお知らせします。

秋冬物は結構持っているのですが、欲しくなってしまうんです(苦笑)。

クローゼットにも入りきらないので、断捨離をしなければならないものもあります。

シーズンに一度くらいしか着ないものが必要かどうか。

 

悩ましいところです・・・

 

 





 

 

2025春夏 プレス プレビュー

 

11月からイベント続きですが、先週は2025春夏のプレス プレビューが開催されました。 

 
 
 

 

いつものやつも無事完成しました。

今回も長い道のりでした・・・

 

 

 

 

メインディスプレイ7体はこんな感じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
BEAMS F(西口)とBRILLA(小林)の両ディレクターが組んだコーディネートをベースに、私とプレススタッフとVMDが全体感を見ながら最終的に少しアレンジを加えて完成させました。

春夏は毎回綺麗で明るいコーディネートにするように心がけています。
 
 
 
 
 

スーツコーディネートはこの2体。

 

 
メディアの方々はビジネスっぽいスーツスタイルにはあまり興味を示さない方が多いので、プレスプレビューはあえて少し個性的なコーディネートにしています。

左は青緑のようなモヘア、右は少し赤みのあるブラウンのスーツです。

 

 

 

 

 

テーラードジャケットやスーツは、いつものようにバリエーション多く見せています。

 

 

 

 


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これでも綺麗に見せるためにかなり間引いているので、もっとバリエーションがあります。

 

メディアの方々からは、「他社のプレビューも色々見ましたが、こんなにジャケットやスーツを展開しているのはBEAMSだけ」という声を多くの方々から聞きました。

 

売れていなければこんなに展開できないので、これも皆様のご支援のおかげだと思っています。

 

 

 

 

 

SUMMER SUEDE

 

 
トレンドでもある薄く軽く裏地のない一枚仕立てのスエードジャケット。
 
 
 
 
POLO

 

 
ポロの流れが戻ってきているので、襟型、素材、柄のバリエーションが大事です。
 
 
 
 

 

PRINT FABRIC

 


シャツを中心に例年以上にプリント生地を使ったアイテムを展開しています。
 
 
 
 
LINEN

 


次シーズンもリネンは注目素材。

リネンがらみの素材を使ったアイテムがさらに増えています。

 

 

 

 


COLOR SHIRTS

 

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コットンやリネンのジャケットやスーツに合う綺麗な色のドレスシャツ。

 

 

 

 

 

NECK TIE

 

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服と同様に綺麗な色が昨年以上にあります。

 

 

 

 

 

WHITE SOLE SLIPON

 

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今やJOHN LOBBや英国靴のブランドでも展開しているホワイトソールのスリッポン。

 

 

 

 

 

DECK SHOES

 

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レースアップだけではなくローファータイプも。
 

 

 

 

 

UNLINED SLIPON

 

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他のアイテムと同様に、靴もライニングのない軽いものの流れがあります。

 

 

 

 

 

WHITE

 

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ホワイトから生成りの流れは相変わらず強いです。

 

 

 

 

 

SAXE

 

 

夏の定番のブルーはサックスブルー。

 

 

 

 

 

GREEN

 

 

グリーンは淡いトーンが主流に。

 

 

 

 

 
PINK
 


ピンクは少しスモーキーなトーンで。

 

 

 

 

 

今回はこんな感じの会場づくりで、来春夏の傾向とBEAMSとしての打ち出しをメディアの方々にお伝えしました。

細かい流れはプレスプレビュー中に動画の撮影をしましたので、来春夏の中村ノートの動画が今月末に公開される予定です。

 

年明けはヨーロッパ出張があるので、おすすめアイテムの動画は1月末頃の公開になりそうですが、先にこのブログで紹介できればと思っています。

 

メディアとお客様向けには2025春夏が始まりましたが、同時進行で2025秋冬のプレコレクションが始まっています。

ドレスクロージングはファッションのカテゴリーの中で実は最も進行が速いのです。

 

トレンドなんか関係ないという人も多いですが、取り入れる取り入れないにかかわらず、知っておくことは大事だと思います。

 

 

 

 

 

と言うことで、今回もできるだけ丁寧にわかりやすくメディアの方々にご説明させていただきました。

 

全て説明するとだいたい40分くらいのお話になります。

それを何社にもしますが、皆しっかり聞いていただけるのでとてもありがたいです。

話すのは大変ですが、聞くのはもっと大変・・・

自分は話している方が楽なので、聞く方の気持ちもよくわかるんです・・・

 

退屈にならないように話す。

それを常に心がけていますが、退屈だったらごめんなさい・・・(苦笑)。







 

 

 



 

 


 

週末神戸へ

 

先週末、数年ぶりの神戸出張でした。



目的は前回のブログでもご紹介した、”BEAMS HOUSE MEN 神戸店”のオープニングです。

 

 

 

 

 

 
新しい店舗は、旧店から歩いて数分のオリエンタルホテルと同じビルにあります。

 
 
 
 
お隣はARC’TERYXさんでBEAMSより一足早く11月9日にオープンしました。

 
BEAMSでも大人気のブランドですが、毎日大盛況で勢いがありますね。
 
 
 
 
 

新店は天井の高さが4.5mもあり、開放感のあるとても良いお店になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エントランスから入ると手前がカジュアルコーナーで奥がドレスコーナーになります。

 


今どき業界的にもテーラードのジャケットやスーツが厳しいと言われる中、ご覧のように圧倒的なバリエーションで展開しています。


今や都内でもこれだけのバリエーションで展開しているショップやブランドはないと思います。

 

 

いや、世界的に見ても少ないと思います。


”やるときはやる” それがBEAMS魂です。

 

 

 

 

 

 

前回のブログでご紹介した神戸スペシャルのアイテムをエントランス付近にディスプレイしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
オープン日に完売になったものもあり、全般的にご好評いただきました。


関西地区にお住いの方は、是非BEAMS HOUSE MEN 神戸店でご覧いただければと思います。
 
 
 
 
 

オープン前日に行われたレセプションも大盛況でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
私もたくさんのお客様とお話しさせていただき、とても楽しいひと時でした。


翌日のオープン日も17:00頃までお店にいましたが、多くのお客様にご来店いただきご案内させていただきました。
 

皆さんに良いお店だとお褒めのお言葉をいただき、うれしい限りです。
 
 

 

 

 

 

当初移転の話があったとき、仲町通りから少し入った区画だったので正直不安はありました。

 

 

しかし、お店が出来上がってみると仲町通りからの視認性が良く、旧店と違ってエントランスの外から店全体が見渡せるというのと、何よりも4.5mという天井の高さは今までのBEAMSにはない空間なので、ウィメンズがなくなってしまったのは残念ではありますが、この場所に移転できて本当に良かったと思います。

 


手前味噌ですが、本当に良いお店が出来ました。


関西にお住いの方は、是非神戸まで足を延ばしてBEAMS HOUSE MEN 神戸店にお立ちよりください。


そして、神戸に旅行や出張に行かれる方も是非お立ち寄りください。

 



BEAMS HOUSE MEN 神戸店をよろしくお願いいたします。





そして、今週末はBEAMSの新たなコンセプトのショップ ”BEAMS LIFE 横浜店” がオープンします。

 

 

300坪のゆったりした空間にアート、ファッション、カルチャーとあらゆるジャンルが融合した、五感を刺激する体験型セレクトショップです。


週末は是非BEAMS LIFE 横浜店に是非お立ちよりください。


 

 




 

 

BEAMS HOUSE MEN 神戸

 

神戸のBEAMS HOUSEが移転します。

 

 

新たなショップはメンズだけの展開となり、BEAMS HOUSE MEN KOBEとして11月23日にオープンします。

 

オープンにあたり、私が新店のためにオーダーしたスペシャルなアイテムがありますので、今日はそのアイテムをご紹介します。

 

 

 

 

 

EAST HARBOUR SURPLUS コーデュロイ ハンティング ジャケット

 

 

 

 

 

 

展示会で個人的に刺さったジャケットです。
 

 

オーダーしたかったのですが、カジュアジャケットのバリエーションが多いのとコーデュロイのジャケットは売りにくいという声もあり、お蔵入りになってしまいました。
 

 

新店のスペシャルアイテムをバイイングするにあたり、これは神戸のお客様にもきっと気に入ってもらえるだろうと勝手に思い込み(笑)オーダーしました。

 

 

腰ポケットも胸ポケットもマチがあり、少しだけ膨らむ仕様になっています。

 

 

アウトドアなディティールを取り入れながら、やりすぎていないのも私好みです。

 

 

 

 

襟は立てて着てもいいですね。

 

 

 

 

上のボタンを留めるれば風の強い日でも寒さを凌げます。

 

 

ハンティングジャケットのラギッドな雰囲気が苦手な方も、襟を立てると雰囲気がガラッと変わります。

 

 

野暮ったくなりがちなハンティングジャケットですが、都会的な雰囲気で着られるのも、私がこのジャケットを気に入っている理由です。

 


色はベージュとネイビーの2色です。


中畝でしっかりめのコーデュロイなので、着こんでいくといい雰囲気になると思います。

 

 

 

 


 

BLU BREのアーガイル カーディガン

 

 

 

 

 

 

ここ数年ずっとアーガイルのカーディガンを展開したいと思っていましたが、インポートブランドではなかなか見つからず展開できずにいました。

 


そこで、新店のスペシャルアイテムを作るにあたり、日本のニットメーカーさんにお願いして、いちから作り上げた完全別注のアーガイル カーディガンです。


このカーディガンを作るにあたり、まず80年代に流行った毛足の長いモヘアのカーディガンと言うのがベースにありました。


アーガイルの柄はクラシックなパターンを取り入れつつ、少し大柄にしてモダンな雰囲気にしています。


直球のスコットランドのインターシャのアーガイルではなく、80年代の雰囲気がありながら今の雰囲気が感じられるモヘアの糸を使ったアーガイルのカーディガンを作りました。


編みはダブルジャカードという編み方で裏糸の引っかかりもなく保温性にも優れています。

 


糸にも色々ウンチクはありますが、マニアックすぎるて長くなるので、ここでは控えさせていただきます。

 

 

 

 

色は2色展開で柄の色合わせも一から行いました。

 

 

グレー×インディゴブルー×ネイビー

 

 

グレーとブルーのコンビネーションは個人的にも好きな色合わせです。

 

 

 

 

キャメル×ライトグレー×ホワイト。

 

 

上品で柔らかな印象のカラーコンビネーションです。

 

 

色はアーガイルの柄自体が難しいと感じるお客様が多いことはわかっていたので、ベーシックな色を使いつつも昔っぽい雰囲気にならないように気を付け、コーディネートのしやすさも考えながら色を組みました。

 

 

フィッティングは少しゆったりめには作っていますが、あくまでも大人のお客様が着られるように、いき過ぎないフィッティングにこだわりました。

 

 

このようなニットはここ数年カジュアルブランドでよく見かけますが、どれもかなりゆるいリラックスフィットなので、自分が見ても子供っぽいと思っていました。

 

 

私が作ったものなので、やりすぎ感はありません。


ご安心ください。

 

 

シャツや長袖のTシャツ、タートルネックのニットの上にさらっと着てサマになるカーディガンです。

 

 

 

 

 

BOGLIOLIのK JACKET

 

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以前ブログで紹介したボリオリのKジャケットは、BEAMS HOUSE KOBEの限定スペシャルアイテムとして展開します。


前にもブログで書きましたが、当初は私が気に入って個人オーダーしたこのジャケットをB印マーケットで展開する予定でした。

 

 

しかしその後、神戸店のお客様で明るい色のジャケットをお探しの方が多いという声をスタッフから聞いたので、それならば自分のお気に入りのジャケットを神戸のお客様におススメしたいと思い、新店のスペシャルアイテムとして展開することにしました。

 

 

上品で綺麗な色のジャケットです。


私のお気に入りでもありますので、ぜひ神戸のお客様に着ていただきたいジャケットです。

 

 

 

 

 

そして、実はもう一点新店用に作ったものがありました。

 

 

BLU BREのチロリアンジャケット

 

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神戸ハウスの新店用に私が企画したものでしたが、店舗スタッフからは難しいという声があり・・・


通常の店舗展開となりました。


先週入荷しましたが、Lが数点残っているだけでほぼ完売しました・・・
 

 

自分がやりたかったものが作れて、お客様にも喜んでいただけたので、結果的には良かったです。



お買い上げいただいた皆様、ありがとうございました。


 

 

 

 

 

 

私が新店用にオーダーした限定品以外にも、STILE LATINO、ENZO BONAFE、INVERTERE等、限定のスペシャルアイテムを用意しています。


スペシャルアイテムに関してはBEAMS HAUSE MEN KOBEの限定品になりますので、他店からのお取り寄せなどはできませんのでご容赦ください。




そして、30,000円(税込)以上お買い上げのお客様には、私が監修したハンカチをプレゼントします。

*数量限定のため、なくなり次第終了となります。

新しくなったBEAMS HOUSE MEN KOBE 11月23日 オープンです。


天井が高くゆったりとお買い物ができる良いお店です。


ご来店お待ち申し上げます。