カノコのプルオーバーシャツ | ELEMENTS OF STYLE

カノコのプルオーバーシャツ

 
個人的に好きなアイテムのひとつでもある長袖のプルオーバーのシャツ。
 
 
普通のシャツよりもカジュアルに見えるので、装いが軽くなるこれからの季節には最適なシャツです。
 
 
特にカノコ素材のプルオーバーは、ストレッチがきくのでとても着やすく、ホワイトやネイビーの定番カラーを中心に襟型違いで何枚も持っています。
 
 
そして、今シーズン新たに購入したカノコのプルオーバーがこれです。
 
 
 

 

 
 
 

GUYROVERのカノコのプルオーバーシャツ。

 

 

 
 
ホワイトやネイビーのプルオーバーは、前に買ったものが何枚かあるので、今回はブラウンを購入しました。
 
 
このプルオーバーシャツの特徴は、襟がワンピースカラーになっていること。
 
 
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ワンピースカラーは、台襟に襟をつける普通のシャツと違い、台襟と襟が一枚でできているのが特徴。
 
 
イタリア語でDOPPIO USO(ドッピオ ウーゾ)と言われ、襟が立ちながらオープンカラーのように開くので、イタリアでは古くから夏の定番としてとてもポピュラーな襟型です。
 
 
このワンピースカラー、普通の前開きのシャツはイタリアのシャツメーカーであれば、やっていないところはないと言える程ポピュラーなものですが、プルオーバーでワンピースカラーと言うのはあまりなく、さらにカノコ素材と言うのはほとんど見かけません。
 
 
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素材にも特徴があり、見た目はカノコではなく、イタリアの夏の定番生地であるGIRO INGLESE(ジーロ イングレーゼ)と言われるメッシュのシャツ生地風に見えます。
 
 
触らなければカノコではなく普通の布帛に見えるのも、このシャツのいいところです。
 

 

裾は緩やかなラウンドになっています。

 

 

 
 
パンツにインしてもアウトにしても着られるように着丈の長さを調節していますので、休日にカジュアルで着たいという方にもおすすめです。
 
 
数年前のGUY ROVERのカノコは、洗うと着丈がかなりつまると言われていましたが、最近のカノコは自然乾燥であればほとんどつまりはありません。
 
 
自分で水洗いして自然乾燥後に着丈の寸法をはかったら、逆に2㎝くらい伸びていました(苦笑)。
 
 
コーディネートは、手持ちのベージュ系のジャケットやスーツに合わせようと思っています。
 
 
 
 
 
 
 
 
こんなイメージで、ベージュの無地のジャケット、ストライプのジャケット、コットンスーツと、全て持っているものでコーディネートできます。
 
 
夏になってシャツ一枚になった時は、シンプルにホワイトパンツと合わせようと思います。
 
 
自分はオンの時は半袖は着ないので、長袖を腕まくりして着ます。
 
 
厚手のカノコだと袖まくりした部分が厚くなるのですが、このカノコは薄手なので、その心配もいりません。
 
 
自分は襟をジャケットの外に出して着ますが、出すのが嫌な方は中に入れても襟が立つので無理に出すことはありません。
 
 
 
色は他にホワイト、ベージュ、ブルーの3色展開しています。
 
 
今シーズンは普通のオープンカラーのシャツも多く見られますが、ワンピースカラーはオープンカラーとワイドカラーの両方の要素を持つシャツなので、着たことが無い方には是非おすすめしたいシャツです。
 
 
最近クールビズのスタイルについてよくご質問をいただきますが、クールビズと一言で言っても業種や会社によってルールが違うので、その方の会社でどのようなルールがあるのかわからないと、アドバイスが的外れになる可能性があるので、なかなか難しいなと思っています。
 
 
なので、このカノコのプルオーバーは、比較的服装のルールが緩いお仕事の方におすすめしたい、私の考えるクールビズ的なシャツでもあります。
 
 
ご興味のある方は、是非最寄りの店舗でご試着してみてください。
 
 
 
 
 
 
こちらも合せてお試しいただければと思います。
 
 
クールビズは色々な要素があって、なかなか難しいです・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
MEN'S EX Onlineの連載 ”中村アーカイブ” 更新しました。
 
 
 
 
今回は1992年に購入したBROOKS BROTHESのマドラスチェックBDです。
 
 
是非ご覧ください。