コードレーンのパンツ | ELEMENTS OF STYLE

コードレーンのパンツ

 
在宅勤務中なにも買えなかったので、最近色々買い物をしています。
 
 
コードレーンのパンツは数年前に購入したINCOTEXのワンプリーツのサイドアジャスターを持っているのですが、シルエットが細く感じるようになり、しっくりこなくなっていたので、新しいものに買い換えました。
 

今回購入したのがこのパンツです。
 
 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
グルカパンツと言うと、こんなふうに左右両方にバックルが付いたモデルが一般的です。
 
 
 
 
最近色々なブランドが展開しているので、BEAMSでもここ数年毎シーズン何かしら展開していますが、私が大学生だった80年代前半に大流行したことがあるので、自分にとってはとても懐かしいパンツでもあります。
 
 
ちなみに、その当時はウィメンズでもグルカのショーツが大流行していて、太いショーツだったので女性が穿くとキュロットスカートのように見えるのも流行った理由なのかなと思っています。
 
 
当時足元はメンズもウィメンズもグルカサンダルやエスパドリーユが流行っていました。
 
 
そう考えると、やはり昨今の流れは80年代のリバイバルが多いですね。
 
 
 
 
 
 
このジェルマーノのグルカパンツ、グルカと言っても片側だけにアジャスターをつけた、通称 ”片グルカ” と言われるタイプです。

 

 

 
 
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3~4年前くらいからPITTIでこのようなモデルを穿く人を見かけるようになり、当時はおそらくスミズーラで仕立てたものを穿いている人が大半だったと思うのですが、その後既製品でも展開するブランドが増えて、最近はよく見かけるディティールになりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
こんな感じで、最近はPITTIの会場でも片グルカのパンツを穿く人を結構見かけるようになりました。
 
 
このジェルマーノのグルカ、ここ数年自分が気に入って穿いている2プリーツのパンツと比べると全体的にほんの少しだけ太いです。
 

でも、それが全く気にならないほどキレイなシルエットなんです。
 
 
裾幅も自分の股下に直すと19㎝くらいになるので1㎝だけ詰めて18㎝にしました。
 
 
それ以上細くすると渡りと膝幅からのつながりが悪くなり、逆に19㎝だと広すぎて自分の体形には合わないので、裾幅は18㎝くらいが一番しっくりくる寸法なんです。
 
 
よく裾幅についての質問を受けるのですが、渡り幅や膝幅の全体のシルエットのつながりで裾幅は決めるものなので、誰が何センチ幅で穿いているということではなく、実際に穿いているパンツのシルエットと体型を見ないと何とも言えないのが正直なところです。
 
 
 
 
 
 
コーディネートはシンプルにネイビーやホワイトで合わせようと思っています。
 
 
ジャケットはネイビーやホワイトや淡いベージュの無地。
 
 
シャツはネイビーのリネンやワンピースカラーがいいと思います。
 
 
ホワイトのシャツはなんでも合いますが、普通のワイドのシャツを合わせるとシンプル過ぎて味気なくなるので、プルオーバーやバンドカラーのようなディティールに特徴のあるシャツがいいと思います。
 
 
その場合、私は半袖のシャツは着ないので、長袖をまくって着ます。
 
 
ポロシャツはなんでも合いますが、スキッパーのようなボタンのないタイプの方がいいかなと思います。
 
 
片グルカの場合、シャツもポロシャツも裾はインするのが基本ですが、ウエストのディティールが見えなくてもいいのであれば、アウトで着ても何も問題はありません。
 
 
そのあたりは柔軟に考えていいと思います。
 
 
足元はエスパドリーユのようなリゾート感のあるようなものがイメージですが、グルカサンダルやベルジャンシューズのような軽くて柔らかいシューズも相性がいいです。
 
 
前にこのブログでご紹介したスペリーソールのビットもいいですね。
 
 
ホワイトバックスやネイビーとホワイトのコンビのローファーを合わせとクラシックな感じになります。
 
 
とにかく足元は重くならないように合わせるのがポイントです。
 

自分の中では買う前からコーディネートはすでに固まっているので、あとは着るだけなんです(笑)。
 
 
実はこのモデル、展示会で見て自分がどうしても展開したくてオーダーしたモデルなんです。
 
 
生地も清涼感があってシルエットもキレイなので、是非おすすめしたいパンツです。
 
 
ですが、ベルトレスやプリーツパンツが苦手と言う方にはおススメしません。
 

私も苦手なものや自分が着ても似合わないと感じるものはトレンドであっても着ないので、ご自身が好きでしっくりくるものを着ることをおススメします。
 
 
ただ、食わず嫌いと言うのもあるので、試着してから判断するようにしています。
 
 
試着はタダですからね(笑)。
 
 
 
 
 
 
 
ちなみに、このモデルは秋冬も展開しています。
 
 

 

 

 
 
千鳥格子の片グルカ、かなりささります。
 
 
もしシアサッカーを試着してシルエットが気に入っていただければ、是非秋冬のラインナップもチェックしてみてください。
 
 
スタッフにお申し付けいただければ画像をお見せすることができます。
 
 
 
 
 
 
 
例年はイタリア出張に行っている時期ですが、今年はコロナ渦で中止。
 
 
9月に延期になったPITTI UOMOも結局中止となりました。
 
 
いつもは出張に持っていくものを色々考える時期ですが、今年はそれもないので梅雨時期の今着るものと真夏に向けての買い物が中心になっています。
 
 
春夏ものでまだ色々欲しいものがあるので、購入したらまたご紹介します。
 
 
とりあえずドローコードのパンツを二本検討しています。
 
 
たくさん持っているのですが・・・
 
 
ショーツを穿かない自分にとっては夏の必需品なんです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
MEN’S EX Onlineの連載 ”中村アーカイブ” 更新しました。
 
 
 
 
今回は90年代後半にオーダーした、SOMES SADDLEのブリーフケースについてです。
 
 
是非ご覧ください。