ELEMENTS OF STYLE -18ページ目

ミリタリーウオッチ

 
昨年くらいから休日のカジュアルスタイルの時は、気軽で気楽な時計を着けることが増えました。
 
それまでは、カジュアルな時こそ何十万もするスポーツウオッチをするのがコーディネートのバランスだと思っていたのですが、最近は服だけでなく時計も頑張っている感がない方が気分なんです。
 
洋服だけでなく、時計もエフォートレスということです。
 
そんなわけで、今日は最近購入した気軽で気楽なミリタリーウオッチのお話です。
 
 
 
3針のシンプルなミリタリーウオッチが欲しくて色々探していた時に、こんな時計を見つけました。
 
 
 
手巻きのCAMPERは80年代に大流行したので、私も大学生の頃よく着けていました。
 
その後90年代に生産中止となり、2015年に復刻された時はクオーツに変更されました。
 
なので、キャンパーとしては20数年ぶりの手巻きモデルの復活ということになります。
 
 
 
 
 
オリーブグリーンの文字盤がなかなかいい色です。
 
 
 
文字盤のMECANICALの文字がしっかり機械式をアピールしています。
 
ケースはステンレスなので今風にアップデートされています。
 
36㎜の小ぶりのケースもいいですね。
 
 
 
 
ストラップはオリーブにライトグレーのストライプ。
 
 
これはこれでいいのですが、自分にとってはちょっとカジュアルすぎるので、ストラップは交換しようと思っています。
 
オリジナルキャンパーはラグが一体型でしたが、今回はセパレートタイプになっているので、引き通しタイプ以外のストラップが着けられます。
 
何を着けるか思案中です。
 
手巻きのミリタリーウオッチを探していたので、気軽に気楽に着けられて値段も高くなく、自分が大学生の頃に着けていたモデルをアップデートさせて復刻したモデルというのも刺さりました。
 
BEAMSでも展開すると思い早速予約を入れようと思ったら、まさかの展開なし...
 
仕方ないのでTIMEXのオフィシャルサイトで予約を入れて購入しました。
 
待つこと2ヶ月、3月末にやっと購入できました。
 
初回デリバリーは予約分で完売だったようです。
 
その後2回目のデリバリーがあり、現在は色々なサイトで販売されています。
 
ご興味のある方はチェックしてみてください。
 
 
 
 
 
2年前に購入したオリジナルキャンパーも愛用しています。
 
 
こちらはBEAMSで展開していますので、お買い求めの際はBEAMSでお願いします。
 
 
 
 
 
もう一本は以前から欲しかったHAMILTON KHAKI MECANICAL
 
 
 
自分にとってHAMILTONと言えば、この手巻きのカーキなんです。
 
今やカーキもクオーツやオートマチックなど様々なモデルがありますが、アメリカ軍に供給していたモデルの流れ汲むこの手巻きのカーキを高校生の頃から欲しくて、今まで何度も買おうと思いながらタイミングを逃してきました。
 
軍に供給していたヴィンテージや少し古いモノも探せばあるのですが、自分にとっては気軽に気楽に着けられる事の方が重要なので、難しいウンチクはなにも考えず現行品を買うと決めていました。
 
BEAMSで展開していたので買おうと思い在庫を調べたら、まさかの完売で追加の入荷予定も無し...
 
仕方なくネットでなるべく安く買えるサイトを調べて購入しました。
 
 
 
 
 
オリジナルはカーキのキャンバスベルトが着いていますが、カジュアル過ぎるので最近気に入っているヴィンテージ調のベルトに交換しました。
 
 
 
数年前からイタリアで流行っているヴィンテージ風のレザーを使ったハンドステッチのベルト。
 
なにがオリジナルなのかわからないのですが、数年前からイタリア人がこのタイプのストラップを着けているのをかなり見かけるので、おそらくイタリアのどこかの時計屋がオリジナルで作ったのが始まりなのかなと思います。
 
ちなみに、このベルトはベジタブルタンニングのトスカーナレザーを使ったモノです。
 
 
 
 
 
一昨年あたりからこのタイプのベルトを買い集めてきたので、今ではこんな感じで他の時計にも着けています。
 
 
 
 
クロノグラフやミリタリー系の時計にはよく合います。
 
クロコダイル以外は値段もそれほど高くないので、もう少しカラーバリエーションを増やそうかなと思っています。
 
クロコダイルはなかなかないんです...
 
このグレーのクロコダイルも今は作られていません。
 
 
 
 
 
今回のミリタリーウオッチ探しのテーマは、機械式(手巻き)で安くて丈夫なこと(笑)。
 
傷がついても気にせず逆に傷が味になるくらいの時計がよかったので、何十万もするようなハイブランドのミリタリーウオッチは今回のチョイスにはありませんでした。
 
そして、実はもう一本欲しいミリタリーウオッチがあるんです。
 
何年か前にあるブランドが限定で発売したもので、最近中古市場でチラホラ見かけるのですが、すぐに売れてしまい、最近少しづつ値段も上がってきてるんです。
 
値段が上がってると言ってもラグジュアリーブランドではないので5~6万円くらい・・・
 
ヤフオクでは見かけるのですが、ヤフオクやったことないんです・・・
 
なので、気長にネットで中古が出てくるのを待つとします。
 
購入出来たらご報告しますね。
 
 
 
 
 
腕は一本なので、そんなに同じような時計を持っていても仕方ない...
 
時計に興味のない人によく言われる台詞ですが、時計好きにとっては
 
”それを言っちゃーおしまい”
 
ですよね(笑)。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
時計と言えば,,,
 
 
YouTubeチャンネル、CHANNEL KOTAROで濃い時計話をしています。
 
よくあるウンチク話とは違うファッション目線のマニアックなお話です。
 
是非ご覧ください。
 
 
 
 
 
 
 
2021年春夏トレンド解説動画Vol.8アップしました。
 
 
今回はアメリカントラディショナルについてです。

懐古趣味ではないアップデートされたアメトラについて解説しています。
 
今シーズンの最終回です。
 
是非ご覧ください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ビーフロール ローファー

 
今くらいの季節になると、夏に向けて気軽で気楽に履ける靴が欲しくなります。
 
毎年何かしら購入していますが、今年は数年前から欲しかったローファーを購入しました。
 
そのローファーがSEBAGOのビーフロールローファー。

 

 

 
IVY世代の自分にとっては70年代から知っている懐かしいブランドですが、以前からイタリアのセレクトショップで見かけることも多く、なんとなく気になっていました。
 
3年くらい前に急に欲しくなり、ネットで買うこともできたのですが、試着をしたことがなかったのでサイズがわからず買えずじまいでした。
 
やっとマイサイズがわかり、MASTER PLANのサイトで購入しました。
 
 
 
 
アメリカらしい無骨なビーフロール。
 
 
 
ヒールのキッカーバックもいいですね。
 
こういうソフィスケートされていない直球なアメリカンテイストは、IVY世代の自分にとっては刺さります。
 
真夏に向けて装いが軽くなるので、こんな気軽に履けるアメリカンなローファーが前から欲しかったんです。
 
着るものは変わらないのですが、足元は英国でもイタリアでもフランスでもないアメリカの雰囲気を取り入れたい気分なんです。
 
ALDENよりもっとカジュアルな靴というのもポイント。
 
 
 
 
イメージはこんな感じ。
 
 
オープンカラーのシャツにサイドアジャスターのパンツ、足元はBASSのローファー。
 
こんなトラッドなミックススタイルが今の気分なんです。
 
ちなみに、この方はBEAMSのロンドンオフィスのTerry Ellis(テリー エリス)。
 
画像は1989年のPITTI UOMOの時にフィレンツェで撮ったもの。
 
30年以上前にこのスタイリングですから脱帽です。
 
シンプルでクールなスタイリングはいま見ても新鮮です。
 
エリス氏の現在のスタイリングはこちらで。
 
BEAMS公式オンライン
 
Instagram
 
 
 
 
無骨なビーフロールが苦手な方はこちらがおすすめです。
 

 

 
 
以前このブログでも紹介したネイビーのビーフロール。
 
これも昨年ヘビーローテーションで履きました。
 
直球なアメリカンテイストが苦手な方にはこちらがおすすめです。
 
フランスが考えるアメリカンテイストです。
 
 
 
 
セバゴはデッキシューズも3色持っているのでこれで4足目。

 

 
 
毎年夏に大活躍しています。
 
実はもう一色欲しい色があります。
 

アッパーもソールもブラックのデッキシューズ。

 
これは最高にクールなデッキシューズです。
 
昨年は迷っているうちに夏が終わってしまったので、今年は早いうちに購入しようと思っています。
 
 
 
 
夏は足元に抜け感を作りたいんです。

 

着るものが軽くなってきたときに靴が頑張っている感じが苦手で、ここ数年はこんな気楽に履ける靴を毎年購入して履いています。

 

ビーフロールのローファー、レザーのデッキシューズ、ホワイトバックスなど、肩ひじ張らないアメリカンなテイストの靴が気分です。

 

70年代や80年代に履いていたものや着ていたものを今のテイストに取り入れることが増えましたが、自分のテイストは基本トラッドなので、いわばトラッドミックスですね。

 

もしかするとトラッドという言葉も若い人たちには死後なのかも・・・

 

でも確実にトラッドな流れが来ているので、基本は知っておいて方がいいですね。

 

基本を知ってハズすのと基本を知らずにハズれているのでは大違い。

 

オヤジの小言のようですが、とても大事なことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2021春夏トレンド解説動画 Vol.6、7がアップされました。

 

 

 

Vol.6はカラー編、Vol.7はマドラスチェック編です。

是非ご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春夏の買い物

 

春夏の買い物もちょっと出遅れ気味でしたが、このところカジュアルものを中心に色々購入しています。

 

今回はシーズン前から購入しようと思っていたアイテムを3点ご紹介します。

 

いずれもMR_BEAMSで紹介しているものですが、おすすめのポイントやコーディネートについても触れていますので、じっくり読んでいただければと思います。

 

 

 

 

 

GUYROVERのシャツジャケット

 

 

 
少し前のブログでも紹介しましたが、このベージュのコットンツイルのシャツジャケットを購入しました。
 
ポケットが左右非対称のアシンメトリーになっているのがデザインのポイント。
 

 

 
フラップの大きさも違います。
 
シンプルで変化のつけにくいダブルポケットのシャツジャケットですが、こんなちょっとしたディティールの変化があるといいですね。
 
襟にキーパーが入っていますが、これは必要がないので外して着ます。

 

 
イタリアのシャツブランドは、なんでもキーパーを入れてしまう癖?があります。
 
普通に考えればカジュアルなシャツジャケットにキーパーは必要ありません。
 
このあたりは、いまだにカジュアルのこなしがわかっていないイタリア人の感覚に少し不安を感じることもあります(苦笑)。
 
一方で、そういったちょっとカジュアル下手なところを直していくのも我々の役割だと思っています。
 
 
 
 
 
コーディネートはこんな感じです。
 
 
 

2021春夏のMR_BEAMSで紹介しているコーディネートなので、すでにご覧になった方も多いと思います。

 
こんな感じでTシャツやニットの上に軽く羽織るのがイメージです。
 
パンツは春夏らしくホワイトで合わせるといいと思います。
 
私はホワイトデニムかホワイトのドローコードのパンツと合わせています。
 
これからの季節は半袖のTシャツやニットの上に羽織って腕まくりをしてもいいですね。
 
この手のシャツジャケットは最近オーバーサイズのものが多いですが、オトナが着られるスリムでもなくワイドでもない丁度いいシルエットで別注しました。
 
初回入荷分はあっという間に完売。
 
実は私もキャンセル待ちを入れてやっと購入できました。
 
追加分の入荷が今月中~末にありますので、ご興味のある方は最寄りの店舗にお問い合わせください。
 
ちなみに、初回分でグリーンを買いそびれたので、追加分で予約を入れました。
シャツの値段で買えるアウターで秋口にも着られるので迷わず2枚買いです。
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 
すでに何枚も持っているシンプルなフレンチボーダーですが、ベージュ×ブラウンの配色は他のブランドにはなかったので即買いしました。

上の画像でGUYROVERのシャツジャケットに合わせているのがコレです。
 
自分で組んだコーディネートなのでセットで買わないとダメですね(笑)。
 
以前紹介したEMMETIのAMALFIにも合わせようと思っています。
 
 
一昨年購入した生成りのTジャケットにも合いそう。
 
 
ボートネックが苦手と言う人も多いですが、こんな風にアウターやジャケットのインナーに着れば気になりません。
 
私も首が長くてなで肩なのでボートネックが似合わないんです。
 
なので、人前でボートネックを着る時はインナーに着るようにしています。
 
ちなみに、このルミノアのボーダーTはサイズを別注しているので他のショップで扱っているルミノアとはサイズスペックが違います。
 
ボーダーTもワイドボディーのものが増えてきていますが、私は苦手なのでこのルミノアの1というサイズがスリムでもワイドでもない丁度いいフィッティングで気に入っています。
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

 
今シーズンから展開を始めたナポリのパンツメーカーBRIGLIA(ブリリア)のストライプパンツ。
 
数年前からアプローチをいただいて何度もサンプルだけは作っていたものの、なかなか満足いくものが出来なくて展開を見送ってしました。
 
3年目にしてやっと満足できるモデルが完成し、今シーズンから展開を始めました。
 
メーカーもインポーターさんもあきらめず頑張りました(笑)。
 
イタリアのメーカーはオーダーなかなか入らないとあきらめるケースが多いんです。
 
いわゆる現金なメーカーが多いということです(笑)。
 
気合が入っているのか、お願いしていないのにBEAMSのマークも入っています。
 
苦節3年の証でしょうか(笑)。
 
 
 
 
ウエストにはゴムが入っていてウエスマンが縮んでいますが、実際に穿くとゴムが伸びて普通のスラックスと同じに見えるという仕様です。
 
ベルトループもついているのでベルトをすれば普通のスラックスに見えます。

 

 

 
ドローコードも内側で縛る仕様なので穿いてしまえば外からは見えません。
 
このあたりの仕様もBEAMSのアドバイスで改良を重ねました。
 
腰回りに適度に余裕があり、ナチュラルなテーパードがきいているので穿く人を選ばない綺麗なシルエットです。
 
 
 
 
コーディネートはこんな感じです。
 
 
 
これもMR_BEAMSで紹介しているコーディネートなのですでに見ている方も多いと思います。
 
生成りに黒のストライプなのでトップスはシンプルに黒を合わせます。
 
半袖のポロやTシャツでもいいのですが、ここはあえて黒のリネンのカプリシャツを合わせました。
 
カットソーを合わせるよりも大人っぽいコーディネートになります。
 
足元はシンプルに黒のエスパドリーユかグルカサンダルでもいいですね。
 
真夏にショーツを穿かない自分にとっては、この手のドローコードのパンツはこれからのシーズンのマストアイテムです。
 
毎年ストライプのパンツを買いそびれているので今シーズンは早めに購入しました。
 
ちなみに、これも購入しようと思っています。
 
 
ネイビーベースのシアサッカーに白のストライプのドローコードパンツです。
 
このタイプも2年間買いそびれているので今シーズンは早めにおさえようと思っています。
 
 
 
 
 
 
今回は最近購入したカジュアルアイテムを3点ご紹介しました。
 
いずれも適度にトレンドを取り入れたアイテムなので手持ちのアイテムで無理なくコーディネートできます。
 
オトナのカジュアルは ”行き過ぎず古臭くならず” というさじ加減が大事です。
 
さらに、シンプルなコーディネートでさまになるというのも大事なポイントです。
 
 
 
 
 
ちなみに、ドレス系のアイテムも結構購入しています。
 
世の中ジャケットやスーツを着ないという人も多くなっていますが、私は平日は毎日ジャケットやスーツを着て出社しています。
 
例年よりタイドアップすることも多くなりました。
 
洋服屋は天邪鬼なのでカジュアル傾向になると逆にドレスアップしたくなります。
 
真夏になるとジャケットやスーツを着るのも厳しくなるので、着られるうちに着ておきたいという気持ちもあります。
 
コロナ前までは、6月のイタリア出張が終わって帰国すると梅雨明けしてやっと我々ファッション業界人もクールビズっぽくなるのですが、そういったメリハリがなくなっているので、なんとなくシーズンが過ぎていく感じがあります。
 
6月のイタリア出張も難しそうですが、今着るもの、真夏に向けて用意するものを持っているものを考えながら買い足していっているというところです。
 
ドレス系のアイテムやBEAMS以外で購入したものも色々あるので、後日またご紹介できればと思います。
ジャケット、スーツ、シャツ、靴、時計・・・色々あります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2021春夏トレンド解説動画更新しました。
 
 
Vol.5はBORDER編です。
 
ボーダーが苦手と言う方にも簡単にコーディネートできる方法も解説しています。
 
是非ご覧ください。
 
 
 
 
 
 
鴨志田さんと久しぶりにインスタライブを行います。
 
 
今回は90年代のイタリアンクラシックについてです。
 
最前線で実際にバイイングしていた二人の濃いお話です。
 
是非ご視聴ください。
 
 

 

ディスプレイ指導

 
2021秋冬のバイイングもひと段落し、デスクワークの時間も少し増えたので、1週間くらい前から最近チェックできていなかった店舗のディスプレイを集中的にチェックしていました。
 
気になるところはコメントを入れてアドバイスしますが、私が先にコメントを入れると他のスタッフが評価やコメントを入れにくくなるので、皆の評価が出そろったあたりでコメントを入れるようにしています。
 
なんとなく空気読んでいます(笑)。
 
今回は私がコメントしたディスプレイの中からいくつかピックアップして、コメントした内容を更に細かく解説してみました。
 
皆さんのコーディネートの参考にもなればと思います。
 
 
 
 
ライダースジャケットにミリタリーパンツを合わせたコーディネート
 
 
ライダースジャケットにミリタリーパンツはある意味今風のコーディネートです。
 
インナーにトラッドっぽいケーブルのニットを合わせ、足元はイタリアっぽいスリッポン。
 
ハードなライダースジャケット、トラッドなケーブルニット、ラギッドなミリタリーパンツ、イタリアっぽいスリッポンと、ミックススタイルにしてもテイストを盛り込み過ぎてちぐはぐな印象です。
 
色合わせも黒×オレンジ×オリーブと少しくどい感じがします。
 
アドバイス後のコーディネートがこちらです。
 
 
インナーを白×黒のボーダーに替えてシンプルなコーディネートになりました。
 
ボーダーのTシャツとミリタリーパンツは相性がいいので、そこにラーダースを羽織るくらいのミックステイストの方がお客様に伝わりやすいのではないかと思います。
 
なんでもかんでもミックスするのではなく、コーディネートするアイテムのテイストを理解したうえでミックスすることが大事です。

 
 
 
 
ブレザーにミリタリーパンツのコーディネート
 
 
ブレザーにミリタリーパンツを合わせるコーディネートは80年代のフレンチアイビーの頃からBEAMSの定番コーディネートです。
 
上半身がかなりリアルなアメトラ的なテイストのコーディネートなので、ミックススタイルとしてちょっと無理がある感じがします。
 
マドラスチェックのシャツに黄色いニットタイは良い合わせだと思いますが、それにミリタリーパンツはさすがにちょっとやり過ぎです。
 
この上半身に対しては普通にベージュのチノパンか同じ見え方が良いのであればオリーブグリーンのチノパンを合わて、普通にアメトラ風にコーディネートした方がいいです。
 
アドバイス後のコーディネートはこのようになりました。
 
 
引き算をして良くなりました。
 
それでもまだマドラスチェックのトラッドな感じが堅く見えるので、胸元のボタンをひとつ外してちょっとラテン風に振った方がミリタリーパンツとのマッチングが良くなると思います。
 
コーディネートはこなしが大事です。
 
靴は白のダンスシューズですが、個人的にはローファーの方がいいかなと思います。
 
そのあたりは世代の違いもあるので許容範囲です。

 
 
 
 
ベージュのコットンスーツにバブアーを合わせたコーディネート
 
 
オレンジのニットポロを合わせたリゾートっぽいコーディネートにラギッドなバブアーはミスマッチです。
 
同じコットンスーツでも色がブラウンやオリーブでポロがネイビーや黒ならまだ合うと思います。
 
最近バブアーが万能アウターのように捉えられがちですが、春夏のコーディネートに取り入れる時は注意が必要です。
 
特にリゾートっぽい雰囲気やコロニアルな雰囲気のコーディネートには合わないので注意が必要です。
 
 
 
 
 
春らしい淡いベージュのジャケットコーディネート
 
 
 
淡いトーンのベージュのジャケットにミディアムブラウンのパンツを合わせたのはセオリーどおりですが、シャツが濃い色のシャンブレーなのでチェックのネクタイを合わせるとくどい感じに見えます。
 
この場合シャンブレーを合わせるのであれば、色落ちして色が薄くなったシャンブレーのほうがいいです。
 
ナチュラルなカラーのジャケットに濃い色のシャツに派手なチェックのネクタイはちょっと古臭い感じにも見えます。
 
アドバイス後のコーディネートです。
 
 
色落ちした薄い色のシャンブレーはお店にはないので引き算でホワイトにして正解だと思います。
 
ワイドスプレッドだと堅く見えるのでタブカラーにしたのも正解。
 
シャンブレーのシャツは万能と思われがちですが、濃いインディゴと淡いジャケットを合わせる時は注意が必要です。
 
なので、私は色落ちした薄いものと濃いものを使い分けています。

 
 
 
 
 ベージュのヘリンボーンのコットンスーツのコーディネート
 
 
 
コーディネート自体はとてもいいですが靴が惜しかったです。
 
ダブルブレストにクレリックのシャツ、プリントタイとかなりクラシックなコーディネートに対して靴がライニングなしのエプロンフロントはスポーティー過ぎてミスマッチです。
 
ノータイでポロを合わせてジャケットのボタンを外して着るような場合はこの靴でもいいと思いますが、コットンスーツのコーディネートとしてはかなりクラシックな感じなので、セミブローグやモンクストラップ、タッセルくらいの方が良いと思います。
 
コットンスーツだから靴は軽くていいというわけでなく、コーディネートによって使い分けることが大事です。

 
 
 
 
ブラウンのウールリネンのスーツコーディネート
 
 
 
ブラウンとインディゴブルーの相性が良く、ブラウンとイエローの相性も良いので成立しやすいカラーコーディネートとですが、ネクタイの色柄だけが目立ち少し野暮ったい印象に見えます。
 
リネンの入ったスポーティーなスーツにシャンブレーのタブカラーを合わせ、カジュアルなチェックのネクタイを合わせる狙いは良いと思いますが、チェックのネクタイを合わせるにしても、もう少しスーツの色に馴染む色柄のものを合わせた方が良いと思います。
 
このようなコーディネートの場合は、ネクタイだけが浮き出たように見せない抜け感を作ることが大事です。

 
 
 
 
 グレンプレイドのジャケットのタイドアップコーディネート
 
 
 
コーディネートはいいと思いますが、秋冬っぽい印象に見えるのが惜しいところだと思います。
 
シャンブレーのシャツを合わせるのはいいですが、やはり色落ちしていない濃い色のシャンブレーシャツを合わせるとジャケットとネクタイの間が濃くなり重たい印象に見えます。
 
さらに合わせたパンツも濃いベージュなので、全体で見ると春夏らしさが感じられないとアドバイスしました。
 
シャツをブルーのオックスフォードに替えて、パンツを薄いベージュにするだけで印象がかなり変わると思います。
 
特に季節感がハッキリしないサマーツイード系のジャケットをコーディネートする場合は他のアイテムのトーンの選び方が大事です。
 
 
 
 
 
グレースーツにストライプタイを合わせたコーディネート
 
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スーツとネクタイの合わせは個人的にも好きなコーディネートです。
 
特にネクタイは自分のインスタグラムでベージュのコットンスーツと合わせていて好きなネクタイです。
 
このネクタイ、よく見ると結構目立つ特徴的な織柄が入っているので、それにストライプのクレリックは少しうるさく感じます。
 
濃い色のレジメンタルタイに白場が多いオルターネーットっぽいストライプもミスマッチな感じです。
 
クレリックを合わせるであれば無地の方がいいですね。
 
どうもBEAMSのディスプレイコーディネートは足し算が多くて引き算が少ない傾向があります。
 
 
 
 
 
淡いブルーのウィンドウペンの入ったグレンプレイドのスーツコーディネート
 
 
コーディネート自体はビジネスにも取り入れられるシンプルなコーディネートで良いと思います。
 
アドバイスしたポイントはチーフの入れ方。
 
画像のような縁に色が入っているチーフをスクエアに入れると胸ポケットとラインが平行に見えて野暮ったく見えます。
 
アドバイス後はこうなりました。
 
 
エレガントな感じとこなれ感が出てイメージが変わったと思います。
 
白に色のパイピングの入ったチーフをスクエアに入れている人を見かけますが、上の画像のようにチーフの角が見えるように入れた方がエレガントに見えます。
 
是非試してみてください。
 
 
 
 
 
ライトグレーのスーツにビンテージ調のネクタイを合わせたコーディネート
 
 
スーツとネクタイの合わせはいいと思いますが、シャツがブルーの細いストライプでVゾーンがなんとなくメリハリのないぼやけた印象に見えます。
 
ストライプのシャツを合わせるのであれば、白場がハッキリ見えるストライプの方がネクタイが引き立つというアドバイスをしました。
 
変更後のコーディネートです。
 
 
変更前と比べるとVゾーンが明るくなり、メリハリがついてネクタイの柄も引き立って見えると思います。
 
ビジネススタイルを意識して目立たないストライプを選んだとすれば、逆に発色の綺麗なブルーの無地の方が良かったと思います。
 
薄い色のスーツは合わせるアイテムのトーンを間違えるとぼやけた印象のコーディネートになるので注意が必要です。
 
 
 
 
 
 
最近は全て替えるように指示するようなディスプレイは少なくなりましたが、それでも盛り過ぎでお客様にとってわかりづらいコーディネートが多いのは課題だと思っています。
 
ここ数年様々なテイストをミックスする流れもありますが、それぞれのテイストを理解したうえでミックスしないとただ単に色々なものを合わせただけのちぐはぐなコーディネートになってしまいます。
 
基本をしっかり理解したうえでハズすようにしないとただハズれたコーディネートになってしまいます。
 
なので、グッドコメントだけでなくバッドコメントもショップスタッフに遠慮なく頂ければと思います。
 
自己満足ではなくお客様満足。
 
商品だけでなくディスプレイもそれが大事だと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ちょっと間が開いてしまいましたが、2021春夏トレンド解説動画更新しました。
 
 
Vol.4はパンツ編です。
 
是非ご覧ください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

M-65

 

ネイビーのM-65が欲しくてずっと探していました。

 

デッドストックのアメリカ製を見つけるのが困難なので、現行のレプリカ(中国製)でもアメリカ製とほとんど変わらければいいかなと思っていました。

 

ネットで色々検索すると、軍に供給していたサプライヤーが今は中国製のレプリカを作っていて、そのほとんどが当時軍に供給していたものを忠実に再現と書かれています。

 

当然のことながら画像では本当にアメリカ製のものと遜色がないかはわからず、踏ん切りがつかないまま保留状態になっていました。

 

古着が苦手な私ですが、程度がいいものが見つかることが結構あるという詳しいスタッフからの助言もあり、気長に探すことにしました。

 

2ヶ月くらい前に久しぶりにネットで検索すると、あるサイトに訳ありの注意書きがあるアメリカ製のデッドストックが見つかりました。

 

注意書きには生産から時間が経っていてシワや汚れがあると書かれているので買うかどうか迷っていると、1ヶ月以上経っても売り切れる様子もなく、これもなにかの縁と思い購入しました。


 

 

 

 

届いたネイビーのM-65がこれです。

 

 

 ALPHA INDUSTRIES M-65

 

実は、このALPHAのタグは自分にとっては不要でした。

 

所詮民生品のレプリカですが、できるだけ本物に近い仕様の方がいいので、いかにもレプリカ感のあるALPHAのタグは自分にとっては必要のないものでした。

 

自分で外せばいいだけの話なのですが・・・


 

 

 

 

色はネイビーというか、メランジがかった濃いインディゴ。

 

 

 少しイメージと違いましたが、インディゴは好きなので許容範囲です。

 

汚れは全くなかったのですが、すぐに洗濯機で丸洗いしデッドストックの垢?を落としました。


 

 

 

 

これでアメリカ製のM-65は4色目。

 

 

 

リアルなミリタリーウェアが苦手な私ですがM-65だけは別物です。

 

私にとってM-65は80年代のフレンチアイビーのマストアイテムなので永遠の定番なんです。


 

 

 

 

そして、アメリカ製以外でもこんなM-65を所有しています。

 

ASPESIのM-65

 

 

 

数年前に春先や秋口にジャケットの上に軽く羽織れる薄い生地のM-65が欲しくなり、代理店にあった在庫を譲ってもらいました。

 

最近もよく着ていますが、本当に今の季節に重宝します。

 

当時ASPESIはタイトフィットのナイロンのM-65が人気だったので、こんなゆったりしたシルエットのものを欲しいという人は殆どいませんでした(苦笑)。

 

トレンドでは無いけど個人的に欲しいと言うものは今でも毎シーズンあります。


 

 

 

 

EMMETI SUEDE M-65

 

 

 

数年前にBEAMSで展開していたものです。

 

当時スエードのM-65は世の中にほとんどなかったのでこれは刺さりました。

 

サイズスペックにこだわって何度もサンプルを作り直して完成させたモデルなので、思い入れもあり今でもよく着ています。

 

レザーで大きめのサイズは野暮ったく見えるので、シャツやニットの上に羽織れる絶妙なサイズ感が気に入っています。

 

今も手に入るならネイビーやオリーブグリーンのスエードが欲しいところです。


 

 

 

 

他にも綿入りのイタリアブランドのM-65を2着持っているので、全部で8枚もM−65を持っているということになります。

 

それだけ自分にとってM-65はいつの時代も定番ということなんです。


 

 

 

 

このブログでも何度か書いていますが、自分にとってM-65は80年代のフレンチアイビーのマストアイテムでした。

 

BEAMSに入社した当時、M‐65はBEAMSのスタッフの制服と言えるほど、メンズもウィメンズもほとんどのスタッフが持っていました。

 

当時はオフホワイトやベージュが定番で、次にネイビー、ワインレッドを着ているスタッフもいました。

 

オリーブグリーンを着ているスタッフは自分の記憶ではいませんでした。

 

リアルなオリーブグリーンは着ないというのが、BEAMS流フレンチアイビーだったのだと思います。

 

ミリタリーアイテムを着ても綺麗に着こなすというのが当時のBEAMSスタイルでした。


 

 

 

 

アメリカ製のM-65は今でも探せばデッドストックが見つかります。

 

ただ、色やサイズは限られているので、アメリカ製にこだわるのでなければサプライヤーだったメーカーが作る中国製のレプリカを買うという手もあります。

 

こだわりのある人には勧められませんが、マニアが見なければわからない程度の違いは気にしないという方は現行のレプリカでいいのではないでしょうか。

 

もちろん、程度のいい古着もネットや高円寺あたりで探せば見つかると思うので、時間と労力を惜しまない方はじっくり探すという手もあります。

 

自分のおススメはオフホワイトやベージュです。

 

次にネイビーとブラック。

 

実は次はブラックが欲しいと思っています。

 

アメリカ製を探して見つからなければ現行のレプリカでもいいかなと思っています。

 


 

 

 

そして、問い合わせが非常に多いのが、このサックスブルー。

 

 

インスタグラムで2度ほどアップしたところ、どこで買えるのかというお問い合わせをたくさん頂きました。

 

これは10年以上前にBEAMSのVERMEERIST(フェルメリスト)というショップで購入したものです。

 

当時フェルメリストでバイイングしていて、すぐに売り切れたものをバイヤーだった尹さんにお願いして探してもらい購入しました。

 

サックスブルーのM-65を見たことがなかったので当時かなり刺さりました。

 

たまに古着で見つかることもあるようなので、どうしても欲しい方は時間をかけて探すしかないと思います。

 

自分も手放す気はまったくありません(笑)。

 

ちなみに、昨年の春夏BEAMS PLUSのオリジナルでサックスブルーのM-65を展開していました。

BEAMSのスタッフもかなり買っていました。

 

残念ながら今シーズンは展開していません。

 

自分は古着屋は行きませんが、BEAMS PLUSは週一で必ずチェックしています。

 

行きつけのアメカジショップと聞かれたらBEANS PLUSということになります(笑)。


 

 

 

 

色々書きましたが、何が言いたいかと言うと、リアルなM-65をお持ちでない方は是非一度着てみてくださいというお話です。

 

自分は80年代中ころに初めて着て一時期着ない時期もありましたが、35年経った今でも着ています。

 

着ているものが変わらないと言われる私ですが、それでもこれほど長く着ているものはあまりありません。

 

ちなみに、私が今回購入したアメリカ製のデッドストックは15,180円

 

古着で程度が良ければ1万円前後、レプリカ(中国製)であれば1万円前半で買うことができます。

 

サイズは普段イタリアサイズ44を着ている私がXSです。

 

ジャケットの上から着て丁度裾が隠れるくらいのバランスです。

 

袖が太いのが気になる人もいると思いますが、お直しで細くすることもできます。

 

自分も直そうかなと思った時期もありましたが結局そのまま着ています。



 

 

 

私のおススメはジャケットと合わせるドレスとのミックススタイルです。

 

イタリアではなくフレンチがイメージ。

 

ちょっと難しいですか・・・

 

とにかく古臭いアメカジ風にならないこと、ミリタリーを綺麗に着こなすこと、

 

この二つがポイントです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミリタリーパンツ

 
昨年8月の記事 ”私がBEAMS以外で買ったもの” でご紹介したBARNSTORMERのミリタリーパンツ。
 
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リアルなミリタリーパンツは苦手な私ですが、太くもなく細くもない丁度いいシルエットが気に入り購入以来休日にかなりはいています。
 
自分が実際にはいて気に入ったものなので、お客様にもおススメしたいと思い、今シーズンBEAMSでも展開することにしました。
 
ただし、自分が実際にはいてみて修正した方がいいという部分もあったので、その部分は修正してBEAMSの別注モデルとしてオーダーしました。
 
 
 
 
 
 
基本的なシルエットは変更ありません。
 

 

 
ジャケットとレザーシューズのコーディネートに合わせられるミリタリーパンツをコンセプトに掲げているだけあって、シルエットはとても綺麗で修正する必要はありませんでした。
 
股上は少し深くてシャツをインするとちょっともたついて見えるので前後共に1cm浅くしました。
 
 
 
 
 
裾は短めの丈でダブルで仕上げてありましたが、フルレングスの長さに変更して、丈の長さを調整してタタキ上げにもダブルにも対応できるようにしました。
 
 
 
 
 
フロントの内側はドレスパンツと同じ仕様になっています。

 

 
これがあると下腹部がおさえられ、お腹まわりがすっきり見えます。
 
ミリタリーパンツではあまり見られない仕様です。
 
 
 
 
もともとこのモデルはカジュアルパンツの工場で作られていますが、BEAMSモデルはドレスパンツの工場で作られています。

 

 
なので、腰裏の仕様もドレスパンツの仕様になっています。
 
ドレスパンツでも最近はこの仕様を簡略化しているところあるので、ミリタリーパンツとしてはかなり凝った作りです。
 
 
 
 
 
生地は1940年代からワークパンツによく使われていたヘリンボーンの生地を使っています。
 
 
当時の織機を使って再現したヘリンボーンは左右対称ではない綾目が特徴です。
 
 
 
 
 
どんなシルエットかプレスの間瀬にはいてもらいました。
 
 
3月16日から原宿のBEAMS Fに異動します。
 
よろしくお願いします。
 
 
 
 
 
 
修正した股上は深すぎず、すっきりした印象に見えます。

 

 

 

 

 
腰回りに適度な余裕があり、裾にかけて緩やかにテーパードしています。
 
適度にテーパードしたシルエットは渡りが多少太くてもスタイルを良く見せる効果があります。
 
一方、渡りが太くて裾も太いシルエットははく人を選びます。
 
オトナのミリタリーパンツを選ぶ時の重要なポイントです。
 
 
 
 
 
ノープリーツなのでポケットの手入れがいいのもポイント。

 

 
このような洗いざらしではくようなカジュアルパンツは、腰回りのゆとりと手入れの良さは重要なポイントです。
 
 
 
 
 
モデルのコンセプトがドレスシューズに合わせられるミリタリーパンツなので、ホワイトバックスとローファーを合わせてみました。

 

 

 
ご覧のとおり、裾幅と靴のバランスがとても良いのがわかります。
 
このミリタリーパンツはジャケットコーディネートに合わせられることをコンセプトにしているので、このようにレザーシューズを合わせたときの裾幅とのバランスは重要なポイントです。
 
そしてもう一つ変更点はサイズ。
 
元のモデルはXS~XLというサイズですが、BEAMSの別注は29~34インチと1インチ刻みで作っているので、よりジャストなフィッティングではくことができます。
 
ミリタリーパンツだからサイズはアバウトでいいということではありません。
 
 
 
 
 
 
自分が実際にはいてみて気付いた点を反映させ修正したので、結果的にオリジナルモデルのようになりました。
 
なので、今回はBRILLAとBARNSTORMERのダブルネームにしました。
 
 
BARNSTORMERってなに?という人がほとんどだと思いますが、バーンストーマーの創業は1977年、当時まだアイビーが全盛の中アメリカ製のパンツと同じ表情のパンツを日本で作ることを主軸において誕生しました。
 
当時インポート商品の供給が安定していなかったこともあり、インポートセレクトショップは商品の安定的な供給が大きな課題となっていました。
 
そこで、インポート商品に負けない品質のパンツを日本で作れないかというインポートセレクトショップの思いと合致し、バーンストーマーはアメリカブランドと変わらないクオリティーのパンツを作るパンツメーカーとして有名になりました。
 
私も大学生の頃バーンストーマーのノープリーツのチノパンをはいていましたが、私と同世代の人たちの中にもバーンストーマーのチノパンをはいていたという人も多いと思います。
 
当時BEAMSやSHIPSのオリジナルのチノパンもバーンストーマーで作っていたので、知らぬ間にバーンストーマーのパンツをはいていた人も多いかもしれません。
 
そして、バイヤーとなってからはBEAMS Fのオリジナルのパンツをバーンストーマーで作っていたので、私にとってはバイヤー駆け出しのころモデリングから生地選びまで一緒に行っていたという懐かしい思い出もあります。
 
2000年頃に一度活動休止となり、2014年に復活しました。
 
復活当初はチノパンに特化したラインナップでなかなか面白いと思ったものの、当時はまだアメリカンテイストのパンツがまだまだ難しい時期だったので、取り組みには至りませんでした。
 
その後、オトナがはけるシルエットが綺麗なミリタリーパンツを探していた時に展示会でこのパンツを見つけ、個人購入から今回の別注に至りました。
 
 
 
 
 
ということで、実は色々なウンチクやエピソード満載のこのミリタリーパンツ。
 
リアルなミリタリーパンツや太いミリタリーパンツが苦手な方に特にオススメしたいパンツです。
 
先日入荷しましたが、嬉しいことに入荷前から全量の半数のご予約を頂きました。
 
ありがとうございます。
 
サイズによっては数量が少なくなっているものも出てきているので、ご興味のある方は是非最寄りの店舗でお試しになってみてください。
 
オトナが無理なくはけるミリタリーパンツ。
 
中村ベーシックです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
お知らせです。
 
2021春夏トレンド解説動画更新しました。
 
 
今回はスーツ編です。
 
 
CHANNEL KOTARO イタリアの濃い話 第二話です。
 
 
前回に続き90年代のナポリの濃い話です。
 
雑誌や他のチャンネルでは絶対に見られないエピソード満載です。
 
 
久しぶりにインスタライブ行いました。
 
 
2021春夏MR_BEAMSの深堀り解説でした。
 
IGTVにアーカイブをアップしましたので、見逃された方は是非ご覧ください。
 
先週は動画配信が集中した週でした。
 
ご覧になられていない方は是非ご覧ください。
 
 
 
 
 

 

AUDI TT QUATTRO 車検

 
AUDI TT QUATTRO 車検が終わり、ディーラーに引き取りに行ってきました。
 
 
 
コーティングのメンテナンスをお願いしたので、新車のような深みのある艶々のボディーに。
 
来年の定期点検時に再施工した方がいいとのことでした。
 
 
 
 
 
 
今までメンテナンスは購入したAUDI みなとみらいでお願いしていましたが、今回はスケジュールが合わず自宅から近いAUDI 杉並でお願いしました。
 
以前A3に乗っていた時にメンテナンスをお願いしていたので何年ぶりでしょうか。
 
購入店ではないですが、サービスの担当者さんの対応はとても良かったです。
 
 
 
 
国内最大級のみなとみらいに比べれば小さなショールームですが、それでもとてもゆったりしています。
 
このあたりは外車のショールームが多いですが、ガラス張りで天井が高いこのショールームは一際目立ちます。
 
開放感もあって ”気がいい” 感じがします。
 
 
 
 
 
 
 
車検費用はA3の時はそれほど高くなかったイメージですが、今回はTT QUATTROなのでどのくらいかかるかと思っていたら意外と安くすみました。
 
・整備基本料金
・エンジンオイル交換
・ブレーキオイル交換
・エアコンフィルター交換
・コーティングメンテナンス
 
今回はこの5項目で14万円。
 
ワイパー交換やウィンドウオッシャー液の補充は自分でできるので外してもらいました。
 
エアコンクリーニングも勧められましたが、今のところ何も問題がないので先送り。
 
バッテリーとタイヤ交換を一年後の定期点検の際に行った方が良いということでした。
 
見積もりを聞いたところ、この二つはやはり結構します。
 
なので、一年後の定期点検もそこそこかかります(苦笑)。
 
今ついているタイヤはコンチネンタルですが、次は車好きの知人たちの間で評価が高いミシュランのPILOT SPORTS 4 にしようと思っています。
 
 
 
 
 
 
帰り際にショールームに入った時から気になっていた車をチェック。
 
 
 
 
 
ショールームでひときわ目立っていたグリーンのA5クーペ
 
ミリタリーグリーンのようなカラーがかなり刺さりました。
 
ディストリクト グリーン メタリックというA5のオプションカラーとのこと。
 
これはいい色ですね。
 
おそらくファッション業界人にはかなり刺さる色だと思います。
 
イタリアでマットなミリタリーグリーンのラッピングを施した車はよく見かけますが、ミリタリーグリーンのメタリックというのは初めて見ました。
 
やはりAUDIはセンスがいいですね。
 
デザインにこだわるイタリア人がAUDIを好むのも良くわかります。
 
リセールバリューは悪いのかな・・・

車はリセールを気にしないで自分の好きな色に乗るというのが私のポリシーです。
 
 
 
 
 
 
代車でお借りしたQ2 35 TDI SPORTSともお別れ。
 
 
 
 
ディーゼルのSUVとは思えないスポーティーな走り。
 
1週間とても楽しいSUVライフでした。
 
次回はA1に乗ってみたいと思いつつ・・・
 
 
S1は出るのでしょうか。
 
いまのところあまり情報がないですね。
 
ちょっと気になります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

トレンド解説動画でも紹介しているGUYROVERのミリタリーシャツを購入しました。

 

 
 
 
キャンセル待ち7番目でやっとまわって来ました。
 
グリーンも購入しようと思いましたがすでに完売。
 
追加が4月初めに入荷するので予約を入れました。
 
ジャケット代わりに軽く羽織れるので今から秋口まで長く着れるのもいいところ。
 
2色ともほぼ完売状態ですが、ご予約いただけると嬉しいです。
 
私の今シーズンのおすすめです。
 
特にリアルなミリタリーが苦手の人には是非お試しいただきたいアイテムです。
 
 
 
 
 

AUDI Q2

 愛車のAUDI TT QUATTRO が車検をむかえました。
 
 
スクーバーブルーメタリック、かなり気に入っています。
 
乗り換えるつもりもないので、今回はきっちりディーラーさんで車検お願いしました。
 
 
 
 
しばらく洗車していなかったので埃だらけ(苦笑)。
 
ディーラーさんで洗車してもらえますが、汚いまま車検に出すのも気が引けるので前日に洗車してピカピカの状態で車検に出しました。
 
 
 
代車は小回りのきくコンパクトな車をリクエストしました。
 
家の周りの道路事情が悪くて、長さは4.5m、幅は1.8mくらいまでが限界なんです・・・
 
もともとコンパクトカー好きですが、家を引っ越さない限り大きい車はNGなんです・・・(苦笑)。
 
 
 
 
新しいA1かなと思いましたがQ2でした。
 
 
 
 
 
昨年の12月に発売された2Lのクリーンディーゼルを搭載した新グレードです。
 
色はグレイシアホワイト。
 
アウディで一番人気のカラーですね。
 
私がTTを買う時もすすめられました。
 
 
 
 
Q2をお借りするのは二度目。
 
昨年の定期点検の代車も1Lのガソリンエンジンの30 TFS1でした。
 
ヨーロッパはディーゼル車が多いので、出張に行ってディーゼル車に乗ることは多いですが、自分で運転するのは30年振りくらいです。
 
イタリアはディーゼル車でMTという組み合わせも多く、トルクのあるディーゼルエンジンをMTで引っ張って乗るという人も多いんです。
 
日本とは随分事情が違います。
 
 
 
 
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シートはスポーツシート。
 
身体をしっかりホールドしますがタイト過ぎることもなく快適です。
 
シートが低めに設定されているので普通の乗用車感覚で乗れます。
 
デザインもいいですね。
 
このクラスでもデザインの妥協が全くない、さすがAUDIです。
 
シートヒーターが装備されているのもいいですね。
 
 
 
 
 
 
 
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さすがにTTと比べればプラスチックが目立ちますが、それでもアルミづかいの面積が広いので、Q2のグレードを考えればチープさは全く感じません。
 
 
 
 
 
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後部座席は意外に広く、このクラスにしては充分。
 
実際に座ってみると頭上のスペースは充分にあり、膝回りもこぶし一個以上のスペースがあります。
 
シートも厚みがあって長距離ドライブでも快適そうです。
 
 
 
 
 
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ラゲッジスペースは405L。
 
4.2mのコンパクトボディーで405Lも容量があるので充分ですね。
 
アウトドアやる人からはコンパクトなSUVはキャンプ用品が積めないという話を聞くことがありますが、親子4人でキャンプ用品を全てそろえて積み込みたいよいう人でなければ充分だと思います。
 
後席の背もたれを倒せば1050Lのスペースが確保できるので、普通に考えれば充分すぎるスペースです。
 
 
 
 
走りは担当者さんにお聞きした通りトルクがあってとてもパワフルです。
 
1Lのガソリンエンジンの30 TFS1を乗った時も1リッターにしてはよく走るなという印象でしたが、この2リッターのディーゼルは別物ですね。
 
とにかくアクセルを踏むと低回転からパワフルなトルクでグイグイ加速していきます。
 
まだ試していませんが、ダイナミックモードにしたらどんなレスポンスになるか楽しみです。
 
 
 
 
まだ3日間しか乗っていませんが、非常に乗りやすい車です。
 
視界も良く、小回りがきいて、エンジンは力強さもあり、まさにスポーティーなSUVです。
 
普段TT QUATTROに乗っている私でも楽しいと思える車です。
 
 
 
 
ということで、TTの車検が上がるまで1週間、SUVライフを堪能したいと思います。
 
TTの車検の見積もりも来ましたが、思っていたより安くすんでひと安心。
 
コーティングのメンテナンスもお願いしたのでピカピカで戻ってきそう。
 
TTが生産を終えるのは本当に残念。
 
これも時代の流れでしょうか・・・
 
気負わずに乗れるスポーツカー。

本当にいい車です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
お知らせです。
 
 
 
 
 
フィッティングが良くシルエットが綺麗なオトナのGジャンです。
 
ご興味のある方は是非最寄りの店舗でご試着してみてください。
 
 
 
 
 
 
久しぶりにCHANNEL KOTAROに出演しました。
 
 
今回は90年代に初めてナポリに行った時の濃いお話です。
 
他のチャンネルでは聞けないファッション業界のかなり濃いお話です。
 
是非ご覧ください。
 
 
 
 
 
 
 
2021春夏 トレンド解説動画更新しました。
 
 
Vol.2はカジュアルアウター編です。
 
是非ご覧ください。

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

EMMETI AMALFI

 

9年くらい前に購入したBEAMS別注のEMMETIのシャツジャケット。

 

 

 
かなり気に入ってヘビーローテーションで着ていたのですが、タイトフィットが流行っていた頃のものなので、さすがにフィッティングもシルエットもちょっと古くなったなというのが正直なところ。
 
 
 
 
実際に着てみるとこんな感じです。

 

 

 
当時と体型はほとんど変わりませんが、フロントボタンを留めるとかなりタイトな感じ・・・(苦笑)。
 
身幅はフロントボタンを外せばなんとかなりますが、袖がかなり細いので肘を曲げるのがきつく感じがします。
 
当時はこれが普通だったのでなんの違和感もなく着ていましたが、今となってはさすがに少し古く感じて、2年くらい前からほとんど着ていませんでした。
 
当時とても人気のあったモデルで、個人的にもまた着たいシャツジャケットなので、サイジングと仕様をアップデートして復活させました。
 
 
 
サイジングはタイト過ぎずユル過ぎず、オトナがリラックスして着られる絶妙なサイズバランスにアップデートさせました。
 
 
 
 
ディティールは9年前と同じ。

 

 

 

 

 

 
シャツとジャケットをミックスしたようなディティールです。
 
最近イタリアのサプライヤーは、このようなシャツとジャケットをミックスしたようなアウターやジャケットを ”シャケット”と呼んで多くのブランドが展開しています。
 
その流れもあり復刻させたモデルですが、9年前にこれをEMMETIと一緒にすでに別注で作り展開していたことは、手前味噌ではありますが、EMMETIとBEAMSの企画力の賜物だと思っています。
 
 
 
 
仕様で変更したのは裏仕様。
 

 

 

9年前のモデルはメッシュの裏地を着けていましたが、より軽く仕上げるために裏地なしの一枚仕立てに変更しました。
 

裏地がないと裏の仕様をより丁寧に作らなければならないので、その点も注意して作りました。

 

 

 

 

コーディネートはこんな感じです。

 

 
インナーにネイビーのクルーネックのニットを合わせ、パンツはジャブスのグレーのジャージ、靴はリビエラのスリッポンというシンプルなコーディネート。
 
こんな都会的でリラックス感のあるオトナっぽいコーディネートで着たい気分です。
 
カジュアルに着るならボーダーのTシャツにデニムのファイブポケットでもいいですね。
 
 
 
 
ブラウンはそのボーダーのTシャツを合わせました。

 

 
ルミノアのベージュ×ブラウンのボーダーTを合わせ、パンツはホワイト、靴はブラウンのエスパドリーユというシンプルな同系色コーディネート。
 
インナーがTシャツで靴がエスパドリーユというカジュアルなアイテムなので、パンツはあえてバランスをとって普通のスラックスタイプのものを合わせました。
 
 
 
ほんの一例ですが、自分が着るならこんな感じでシンプルにコーディネートしようと思います。
 
もちろんインナーはシャツを合わせてもいいですが、なんとなくカットソーやニットを合わせてさらっと軽く着るのが今の気分かなと思います。
 
色々なものを重ねる複雑なコーディネートをよりも、上質感のあるものをシンプルにコーディネートする方が今の流れです。
 
 
 
9年前に購入したものは、さすがにタイトフィット過ぎてもう着られないので、新しいものに買い替えようと思っています。
 
ちなみに、タイトな流れがまた来ることもあると思うので、断捨離せずに保管しようと思っています。
 
クラシックやベーシックなアイテムにも必ず流行はあります。
 
長く着られるという意味は、流行が去っても持ち続ければまた着られるという意味もあるということです。
 
 
 
ネイビーとブラウンの2色とも購入しようと思っています。
 
2色いっきにいくか、1色ずつにするか懐具合と相談という感じです。
 
今月は愛車のAUDI TT クアトロの車検もあるので・・・
 
 
 
このモデルはBEAMSの完全別注なので、他のショップでの展開はありません。
 
他のブランドにはないデザインのシャツジャケットなので、似ているものもおそらくないでしょう。
 
春夏だけでなく、ウールのニットを着れば11月中くらいまで着られるので、意外と長く着られるのも良いところです。
 
今シーズン私のおススメです。
 
ご興味のある方は是非。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
お待たせしました。
 
2021年春夏トレンド解説動画アップしました。
 
 
今回は若いスタッフも交えて和やかな感じの雰囲気です。
 
Vol.1はジャケット編です。
 
是非ご覧ください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

MR_BEAMS

 

2021春夏 MR₋_BEAMSの完成まであとわずか。

 

先週金曜日も私のパートのNAKAMURA NOTEの原稿が20枚上がってきて、即日校正を入れなければならなかったので、1時間以上かけてじっくり原稿をチェックしました。

 

自分がコメントしたことには責任があるので、プレススタッフに任せっきりにせず、必ず自分でチェックするのがポリシーです。

 

取材を受けるようになってから30年間、ずっと続けてきたことです。

 

原稿をノーチェックで戻す人もいると聞きますが、それは自分の言っていることに責任を持たないのと同じ、その先に読者がいることを考えれば、そんな無責任なことはできません。

 

なので、私の原稿はエディターさんには嫌われるかもしれませんが、細かいところまで赤(チェック)が入ります。

 

反面、もしかすると自分の言っていることが上手く伝わらなかったのかなと思うこともあり、それが誰にでもわかりやすく話すというポリシーにもつながっているのです。

 

 

 

 

 

1月の初めに行ったコーディネート組み。

 

毎回プレススタッフとスタイリストと一緒にコーディネートを組みます。

 

 
今回も3日間かけて全部で23体のコーディネートを組みました。
 
毎回かなり細かいところまでチェックして、気になるところがあると何回も作り直し、なかなかOKを出さないのでプレススタッフもスタイリストも大変です。
 
こんな面倒でうるさいやつにいつも付き合ってくれて本当に感謝です。
 
 
 
 
 
コーディネートを組んだものをスタジオに持ち込んで撮影。

 

 

チーフの入れ方やソックスの有無、着せつけのポイント等々、細かいところまでプレススタッフとスタイリストに伝え撮影に入ります。

 

そんな面倒でうるさい私の期待に応えてくれるスタイリストは、いまやクラシック系のスタイリングならこの人と言われる四方(しかた)君。

 

通称シカちゃん。

 

 

 

 

 

彼はほとんどのドレス系雑誌のスタイリングを手掛けている人気スタイリスト。

 

自分も連載や雑誌の特集ページのスタイリングなどで長く一緒に仕事をしているので、最も安心して任せられるスタイリストです。

 

今回もかなり細かい注文をしてビビらせてしまいました(笑)。

 

それでも上がってきた画像で少し気になる点があったので、今度会ったら優しく指導します(笑)。

 

 

 

 

モデルは今回もDAVID。

 

 

 

 

彼とも長い付き合いになりますが、実は彼以外でなかなかクラシックな服が似合うモデルっていないんです。

 

日本人が着るのだから日本人モデルを使った方がいいというご意見をいただくこともありですが、クラシックな服が似合う日本人のモデルを探すのはさらに難しいんです。

 

昔なら木村東吉さんや田中カールさんみたいにトラッドな服が似合うモデルもいたのですが・・・

 

DAVID自身がクラシックな服が好きだというのもポイントです。

 

PITTIに自腹で行くモデルなんていませんから(笑)。

 

ポーズも細かいことを言わなくても理解しているというのは大きなポイントです。

 

 

 

 

ということで、撮影も無事終わり、先日画像のチェックも終わりました。

 

私が特にこだわるポイントは、見る人にコーディネートが良く伝わること。

 

スタイリッシュで感度の高いページづくりも大事ですが、読者に洋服の色柄、シルエット、コーディネートが伝わらなければ意味がないというのが私の持論。

 

特にWEB版になってスマホで見る人が増えたので、小さな画像で読者にいかに伝えるかが重要だと思っています。

 

前回の反省点も踏まえ、今回はコーディネートが良くわかることを特に注意するように編集チームに伝えました。

 

画像もチェックをして改善されているので、よりコーディネートがわかりやすくなっていると思います。

 

 

 

 

そして、トレンド解説動画の撮影も終わりました。

 

 

 

 

 

 

 

前回は私一人で解説しましたが、堅い感じで個人的にも話しにくかったので、今回は若いスタッフを入れて和やかな感じの動画にしました。

 

三條場の再登場のリクエストも多かったので、今回はMCで戻ってきました。

 

全員自分の子どもくらいの年齢。

 

世代を超えて違和感なく一緒に動画を撮れるというのもBEAMSならではですね。

 

 

 

 

 

ということで、2021春夏のMR₋BEAMSは前シーズンに続きWEB版で今週中くらいのアップ予定です。

 

動画配信は今週末くらいのアップ予定です。

 

アップ次第SNSでお知らせします。

 

お楽しみに。