EMMETI AMALFI
9年くらい前に購入したBEAMS別注のEMMETIのシャツジャケット。
かなり気に入ってヘビーローテーションで着ていたのですが、タイトフィットが流行っていた頃のものなので、さすがにフィッティングもシルエットもちょっと古くなったなというのが正直なところ。
実際に着てみるとこんな感じです。
当時と体型はほとんど変わりませんが、フロントボタンを留めるとかなりタイトな感じ・・・(苦笑)。
身幅はフロントボタンを外せばなんとかなりますが、袖がかなり細いので肘を曲げるのがきつく感じがします。
当時はこれが普通だったのでなんの違和感もなく着ていましたが、今となってはさすがに少し古く感じて、2年くらい前からほとんど着ていませんでした。
当時とても人気のあったモデルで、個人的にもまた着たいシャツジャケットなので、サイジングと仕様をアップデートして復活させました。
モデル名はAMALFI(アマルフィ)
サイジングはタイト過ぎずユル過ぎず、オトナがリラックスして着られる絶妙なサイズバランスにアップデートさせました。
ディティールは9年前と同じ。
シャツとジャケットをミックスしたようなディティールです。
最近イタリアのサプライヤーは、このようなシャツとジャケットをミックスしたようなアウターやジャケットを ”シャケット”と呼んで多くのブランドが展開しています。
その流れもあり復刻させたモデルですが、9年前にこれをEMMETIと一緒にすでに別注で作り展開していたことは、手前味噌ではありますが、EMMETIとBEAMSの企画力の賜物だと思っています。
仕様で変更したのは裏仕様。
9年前のモデルはメッシュの裏地を着けていましたが、より軽く仕上げるために裏地なしの一枚仕立てに変更しました。
裏地がないと裏の仕様をより丁寧に作らなければならないので、その点も注意して作りました。
コーディネートはこんな感じです。
インナーにネイビーのクルーネックのニットを合わせ、パンツはジャブスのグレーのジャージ、靴はリビエラのスリッポンというシンプルなコーディネート。
こんな都会的でリラックス感のあるオトナっぽいコーディネートで着たい気分です。
カジュアルに着るならボーダーのTシャツにデニムのファイブポケットでもいいですね。
ブラウンはそのボーダーのTシャツを合わせました。
ルミノアのベージュ×ブラウンのボーダーTを合わせ、パンツはホワイト、靴はブラウンのエスパドリーユというシンプルな同系色コーディネート。
インナーがTシャツで靴がエスパドリーユというカジュアルなアイテムなので、パンツはあえてバランスをとって普通のスラックスタイプのものを合わせました。
ほんの一例ですが、自分が着るならこんな感じでシンプルにコーディネートしようと思います。
もちろんインナーはシャツを合わせてもいいですが、なんとなくカットソーやニットを合わせてさらっと軽く着るのが今の気分かなと思います。
色々なものを重ねる複雑なコーディネートをよりも、上質感のあるものをシンプルにコーディネートする方が今の流れです。
9年前に購入したものは、さすがにタイトフィット過ぎてもう着られないので、新しいものに買い替えようと思っています。
ちなみに、タイトな流れがまた来ることもあると思うので、断捨離せずに保管しようと思っています。
クラシックやベーシックなアイテムにも必ず流行はあります。
長く着られるという意味は、流行が去っても持ち続ければまた着られるという意味もあるということです。
ネイビーとブラウンの2色とも購入しようと思っています。
2色いっきにいくか、1色ずつにするか懐具合と相談という感じです。
今月は愛車のAUDI TT クアトロの車検もあるので・・・
このモデルはBEAMSの完全別注なので、他のショップでの展開はありません。
他のブランドにはないデザインのシャツジャケットなので、似ているものもおそらくないでしょう。
春夏だけでなく、ウールのニットを着れば11月中くらいまで着られるので、意外と長く着られるのも良いところです。
今シーズン私のおススメです。
ご興味のある方は是非。
お待たせしました。
2021年春夏トレンド解説動画アップしました。
今回は若いスタッフも交えて和やかな感じの雰囲気です。
Vol.1はジャケット編です。
是非ご覧ください。