皆さま、こんにちは！
先週のことですけど
仕事で福島は会津の鶴ヶ城に行ってきました。
ビデオカメラマンの仕事をしており、
地元の小学校の修学旅行の様子を撮ってきたのです。
この日は日差しが強く、
強烈に日焼けをしたせいか
全身の気だるさが今も抜けません。
歳はとりたくありませんわね。
そんなことを言いながら、
好天に恵まれそうな週末土曜日も
駅巡りを企ててましたぜ☆
今日はその一週間前、
こちらも好天の中で訪れました
磐越西線・笈川（おいかわ）駅の訪問記です。
以前にブログで訪問記をUPした姥堂駅と同様、
昭和９年から会津若松駅‐喜多方駅間で運行を開始した
ガソリンカー専用の停車場として開業。
令和となった現在も
この区間で15往復が運行される普通列車のうち
５往復しか停まらない駅でしたよ。
運行中される普通列車がすべて気動車となった今、
全列車が停車してもイイように思うのは
自分だけでしょうかね？
笈川駅から見える風景は素晴らしく、
こんな景色が楽しめましたよ。
右に見えるのは磐梯山かな？
心身とも疲れている時はこんな景色が沁みます。
それじゃ、
笈川駅は人里離れた場所にあるのかと思いきや、
辺りに住宅が点在していて
500メートル先には小学校もあるみたいです。
普通列車がすべて停まる駅に変われば
辺りの宅地化も進むのではないでしょうかね？
そんな笈川駅は笈川踏切のそばにありました。
駅と踏切の位置関係はご覧の通りです。
村道沿いにあるスロープからホームに進入しますよ。
笈川駅の造りは開業当時から変わらず、
単式ホームがあるだけの棒線構造。
ホームの中央に木造の待合室が設けられてました。
笈川駅が開業した昭和９年は
磐越西線にガソリンカー用の停留場（駅）が
笈川駅を含めて４駅設けられましたが、
ホーム上にある待合室は
なぜかすべてが異なる仕様です。
笈川駅の待合室、
実は平成30年に建て替えられた姥堂駅の
建て替え前の待合所と同一仕様でして…
この４駅の中で次に建て替えられるとしたら
笈川駅ではないかと推測してました。
待合室の側面なんかカサカサですからね。
待合室の中はこんな感じでしたよ。
ところでところで…
笈川駅の待合室が戦前（昭和９年の開業時）に
造られたモノだとしたら
当時の日本人の体形に合わせて
ベンチは低めに作られているはずなのですが、
なぜか高めです。
ちょい高いとかいうレベルではなく
結構高く作られているのですよ。
この理由、ご存知の方はいらっしゃいますかね？
短足な自分の足と比べたら失礼かもしれませんが、
座面は膝よりも高いのです。
ご高齢の方の中には
おしりを滑らせないと座れない方が
いらっしゃるのではないでしょうか？
まぁ…
個人的にはこんな駅が大好きですけどね。
駅の背後に見えるユニットハウスは
カラオケボックスかと思いきや、
カフェみたいです。
改めてストリートビューで店名を確認したところ、
「コーヒー＆スパゲッティィ パーラーレモン」
というお店でした。
宙に浮いてるィの字は一体…？
最後は笈川踏切のそばに立っていた看板で〆ます。
電化区間でありながら、
現在は気動車しか運行されていない会津若松駅‐喜多方駅間の
電化施設が来月から撤去工事が始まるとのことで、
電化施設が残る笈川駅を見に来ました。
工事が終わるとこの看板も撤去されるのでしょうか？
それとも「かつて電化区間だった」名残のネタとして
残るのでしょうか？
工事が終わりましたら
笈川駅を再訪しましょうかね。
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