皆さま、こんにちは。
「アンパンマンのマーチ」でお馴染みのドリーミング・寺田嘉代さんが
先月末にお亡くなりになられていたそうです。
東日本大震災の直後に催された「こごた車両まつり」にて
お二人がゲスト参加された時のこと、
今でも記憶に残る同志の皆さん、多いのではないでしょうかね？
それにしても56歳で他界とか若すぎますって。
最近、自分の周りでも近い年齢で亡くなられた友人がいるのですが、
つくづく健康には気を使わなきゃと感じてました。
そんなことを言いながらも、飲み食い放題のお店で
ドカ食いばかりしてるじゃないかってツッコまれそうですが、
そこは人生の生き甲斐なのでスルーをお願いしゃす。
さて今日は、３年前に訪れました
東北本線・泉崎（いずみざき）駅の訪問記です
泉崎駅は明治29年に開設された駅で、駅舎は木造駅舎に代わり、
昭和59年の無人駅化に合わせて建て替えされたモノだそうですよ。
泉崎駅は地名と駅名の関係に面白いエピソードがありまして…
宮脇俊三先生の著書にその話が著されてました。
駅が開業した当時、この辺りは西白河郡川崎村で
「泉崎」という地名は字名でしかなかったのですが、
その後に行われた村の合併の際、中心に泉崎駅があったことから
村名が「泉崎」に改められたそうです。
川崎村が誕生する以前もここは泉崎村であったために
２度目の「泉崎村」が誕生したわけですけど、
泉崎駅の影響力はハンパないっすね。
地名が由来した駅名は全国各地にありますが、
逆パターンはなかなか見当たらないのではないでしょうか？
そんな泉崎村の名所を知りたく、駅前に立ってた看板を眺めます。
ふむふむ、泉崎村には温泉があるんだ。
日帰り温泉の他、格安な料金で宿泊もできるみたいですよ。
料金はビジホとほぼ一緒、
それでいて温泉が楽しめるならアリかもしれませんね。
こちらは駅前に建つ村営の資料館、その近くにも観光案内がありました。
ん～んと…字が小さくてオッサンにはちょいとキツイ。
そんな看板でやたらと目立っていたのが「いずみちゃん」です。
埴輪をモチーフにした泉崎村のキャラクターだそうですよ。
泉崎村になぜ埴輪？と思い、名所案内を見てみたところ…
なるほど！
泉崎村には壁画が残る装飾古墳の「泉崎横穴」があるほか、
多数のハナワが出土された「原山古墳」もあるんですって。
原山古墳は５世紀後半に造られた前方後円墳だそうです。
遺跡好きには堪らん地域かもしれませんね。
自分は遺跡よりも駅が好きですので構内を見て周りました。
まずはホームからです。
泉崎駅は待避線の機能を持った中線を持つ、
相対式＆島式ホームによる複合２面３線構造の駅でした。
…が、中線は現在は使用されていないらしく
ホームには柵が張られてました。
中線は上下線どちらからも進入が可能な造りだったみたいですね。
こちらは現在も使用されてる上り線ホームです。
島式ホームの上には平成14年に建て替えされたばかりの待合室が
置かれてました。
跨線橋の上から駅周辺を眺める。
辺りは水田に囲まれてました。
泉崎村はコシヒカリが獲れる米どころだそうですよ。
最後は構内を通過するコンテナ列車で〆ます。
ここは普通列車が１時間ヘッドで運行される区間、
日中は旅客列車よりも貨物列車の方が主役ですからね。
駅舎だけではなく、跨線橋も無人駅化直後に造られたモノの模様。
明治時代に開業した駅なので古い施設があるかと思いきや、
そのようなモノは何も残ってなかったようです。
泉崎駅は遺跡だらけの泉崎村にあるからといって、
発掘（発見）する楽しさを求めたのは無理があったかな？
泉崎駅（平成28年４月26日）
須賀川駅
郡山駅
本宮駅
二本松駅
安達駅
松川駅（平成26年８月６日）・新駅舎（平成28年４月26日） 前編・後編
金谷川駅
福島駅
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