皆さま、おばんです!
開業したばかりのスカイツリーを見てきた翌日の、
5月23日の出来事です。
仙台までの帰り道に駅巡りをしようと思い、
かつての急行停車駅であった、
矢吹(やぶき)駅に立ち寄ることに決めたんですよ。
優等列車が行き交っていた頃の、
懐かしい雰囲気が少しでも残っていれば嬉しいな…と思って。
矢吹駅に車が近づくにつれ、
街の景色もどことなく、
そしてこの角を曲がると、そこが矢吹駅なのです。
あゝ、懐かしき故郷の駅・矢吹駅。
間違いなく、東北本線・矢吹駅だった。
いや、びっくりです。
一体、矢吹駅に何があったんでしょうか?
石川県の県庁所在地がある金沢駅のように、
確かに他にも、無駄に立派な駅はあります。
まさにそこは日本の不夜城・夜の金沢駅。
でもここは、人口2万人にも満たない矢吹町。
なぜにこの駅舎なのだろうか。
不安な気持ちを押さえながらも、
取りあえずはヤブキ・ステーションの心臓部に侵入することにしました。
矢吹駅、下から覗くとなんだかグロいぞ。
とても普通列車しか停車しない駅には見えない、
テクノステーション・ヤブキ。
それにしても、矢吹の人たちが、
冷静に切符を買って、改札をくぐって、
ひょっとしたら、矢吹駅は宇宙人の母船で、
矢吹の人たちは皆な宇宙人によって、
キャトルミューティレーションされちゃったんじゃなかろうか。
駅前には宇宙人が描いたような、謎の広場があったり、
チカン撲滅等、モラル向上を謳う紙が貼ってあるんだけど、
モラル向上を言う前に、中が覗けるドアにしない方が得策と思われる、
謎のトイレがあったり、
そんな矢吹の星は中畑清だったり、
とにかく謎だらけの矢吹駅でした。
あっ、でもホームに立ってみると、
ちょっぴりですけど、国鉄時代の雰囲気は残っておりますよ。
橋上駅舎の下にある、低いホーム部分だけですけど。
とにかく摩訶不思議な矢吹駅、
ぜひ皆さまも、お立ち寄りくださいね。
東北本線
↑(宇都宮駅方面)
黒磯駅
高久駅
黒田原駅
新白河駅
白河駅
久田野駅
泉崎駅
矢吹駅(平成24年5月23日)
鏡石駅
須賀川駅
安積永盛駅
郡山駅
↓(福島駅方面)