皆さま、こんにちは!
留萌本線には、普通列車が盛大に通過するために
1日に上下合わせて6本の列車しか停車しない北秩父別駅 のことを
以前のブログで書きましたが、こちらも通過する列車の多い駅でしたのよ。
留萌本線・真布(まっぷ)駅です!
真布駅は1日3往復の普通列車が通過するために、
上下合わせて11本の列車しか停車しない駅でした。
普通列車が通過する駅って一体…
その答えですが、
駅の周辺を見渡すと何となくわかるような気がしましたよ。
民家がゼロなのですよ!
真布、もとい、マップを見ても近くには民家はなし。
いや、正しくは数件の民家があるのですが、
駅から歩くにはあまりにも遠い位置なのでした。
もし駅までクルマで来るのであれば、
そのまま目的地に行っちゃった方がいいんじゃないの?
と思うぐらいの距離でした。
そのためか、最新の集計である平成4年の乗降客数で8人/日。
今はその数は、もっと少なくなっているかもしれませんね。
時刻表には載らない仮乗降場として開業し、
国鉄がJRに移行した際に駅に昇格した経緯も北秩父別駅と一緒です。
板張りの、1両分の長さのホームも北秩父別駅と同じなのですが、
積雪対策かとは思いますけど、
それであれば、真布駅から6キロしか離れていない北秩父別駅も
同じ造りの待合室でもいいような気が?
そこを気にしたら負けなのかしら?
薄暗い待合室ですが、ジメジメしておらず意外に中は過ごしやすい。
打ち付けられた板に所々穴が開いていて、
まるで覗き穴みたいで待つ人を飽きさせません。
足元には手書きの駅名標が置かれておりました。
真布駅、昔は「眞布」だった?…ってことはなかったと思いますけど。
壁には駅ノートがぶら下がっておりました。
ムギちゃんファンのしわざか?ちなみに自分はりっちゃん派です。
「お待ちの列車が通過時間を過ぎても到着しない場合は、下記に連絡…」
列車が遭難する可能性があるってこと?
「列車内持ち込み禁止 危険物 暖炉 コンロ 動物 死体…」
肝に銘じておきます。
こんな感じで、味ある駅としては
留萌本線内では間違いなくトップクラスにある真布駅でした。
JR北海道は先日、
一部の無人駅を整理(廃止)する主旨を公表しましたが
真布駅にはがんばって欲しいですね。
世間的には秘境駅と呼ばれている駅ですので。
☆追 記☆
留萌駅構内に臨時乗降場時代の真布駅の写真が飾られておりました。
あれっ?屋根のカタチが違う?
訪問駅リスト(JR線)
留萌本線
↑(深川駅方面)
真布駅(平成27年6月4日)