皆さま、おばんです!
自分は駅巡りを楽しむ際、レンタカーをよく利用してました。
「クルマで駅巡りをするのは鉄道ファンじゃない」
と思う方も多いかもしれませんが、
クルマで周ることで知れる情報って、意外に多いんですよ。
今晩は「なんでこんな場所に駅が?」と感じた、
留萌本線・北秩父別(きたちっぷべつ)駅です!
車両1両が停車できるだけの短いホームと、
その上に古い木造の待合室があるだけの駅でした。
国鉄時代は時刻表には乗らない停車場「仮乗降場」で、
JRに移行した際、晴れて昇格して出来た駅が9つあることは
以前のブログでも書きましたが、
ここ北秩父別駅もそんな駅のひとつでした。
民家が1軒もないんですよ。
辺りに見えるのは、平成15年に開通した深川留萌自動車道だけ。
クルマで4キロも走れば国道に辿り着けるんですが、
その間に民家らしきものはなく。
何でこんな場所に駅が出来たんでしょうね?
公表されている最新の、北秩父別駅の乗降客数は2名だとか。
北秩父別駅の起源は昭和31年に開業した北秩父別仮乗降場で、
昭和62年のJR移行と共に駅に昇格したそうです。
…とは言うものの、現在も普通列車の大半がここを通過するようでして、
上り列車が4本、下り列車に至っては2本しか停車しませんのよ。
そんな駅ですから、単式ホーム1本でも十分用が足せちゃいます。
ホームの上では、仮乗降場開設当時から使用されている待合室が
待合室の所々にある破損個所の補修に萌え~
スノースコップにママダンプ…でしたっけ?
こんな小さな駅にも備えられてるとは、さすが北海道と感じました。
待合室を照らすのは、こちらの裸電球1本です。
待合室の壁が電球部分だけくり抜かれていて、
それにしても、こんな電球1本で暗くないの?
…とも思ったんですけど、
北秩父別駅は午後6時半以降、列車は停まらないんでしたわ。
重ねて言いますけど、
北秩父別から国道までの距離は約4キロあります。
国道に出る以前に、東に2,5キロ歩けば秩父別駅が、
西に3キロ歩けば石狩沼田駅が現れますの。
乗降客2名の、北秩父別駅を利用する理由をぜひ聞きたい。
訪問駅リスト(JR線)
留萌本線
↑(深川駅方面)
北一已駅(平成27年6月4日)
北秩父別駅(平成27年6月4日)