レジンアクセサリーの歴史と記憶… | 浅草橋駅徒歩2分のハンドメイドワークショップ みちくさアートラボ

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浅草橋の秘密のアトリエ的なハンドメイド・クラフトワークショップ「みちくさアートラボ」。すべて「完全予約制」の一回完結講座です。レジンやデコパージュ、ネクタイリメイク、畳縁ハンドメイド、レザークラフトなどたくさんのワークショップメニューをご用意しています。

みちくさアートラボ、レジン担当シイナです。

いま「UVレジン」といえば、ハンドメイドに関わる人であれば、多くの人が、「知ってはいる」という素材だと思います。
自己流で作っている人も、レジンアクセサリーを販売している人も、使ったことはないけど100円ショップで見かけたことがあるという人も…、それぞれの「知っている度」はさまざまではありますが、メジャーなクラフト素材になりつつあると思います。

昨日は、みちくさホトリツアーで、このツアーでは早く硬化するLEDレジンの星の雫を使いました。
UV/LEDライトも、とってこコンパクトで、すっごく早く固まるので、とても便利です。

「すっごく早く」と感じるのは、わたしがこれまでのUVレジンを知っているからであり、もっというと、UVレジン以前の「エポキシレジン」で作品を作っていた過去があるからでもあります。

ざっくりと硬化時間お伝えすると、LEDレジンだったら1分のところが、UVレジンだと5分、エポキシレジンだと24時間、という具合です。

そう思うと、5分が1分に短縮されたのは、「エポキシレジ→UVレジン」の24時間が5分になったのと比べれば、それほど革命的なことではないのかもしれません。

でもわたしは、「UVレジン→LEDレジン」の差の方が、革命的に思えます。

それは、単に時間が短縮されただけではない、透明度や硬度、使い勝手などの面で、「よりよく」なったので、本当に、思わず、「すごい…」とつぶやいてしまうほどなんです。

8年前にレジンの講座をはじめたことは、UVレジンがなかったので、エポキシレジンで講座を行っていました。
硬化に24時間以上かかるので、その日に作品を持ち帰ることは出来ず、後日郵送というかたちをとっていました。

それが、UVレジンが使われるようになって、5分で硬化するようになったものだから、格段に使い勝手がよくなったのは事実です。
ただ、その頃(6〜7年前)のUVレジンは、やはりエポキシレジンと比べると、早く硬化するというメリットの裏には、透明度や硬度の点で劣る点もあり、「その日にお持ち帰りいただくためにはUVレジンを使うとしても、大量生産などにはエポキシレジンがいいな〜。やっぱりその方が綺麗だし」と思っていました。

コスト的にも、UVレジンを使うより、エポキシレジンを使う方が俄然効率がよく、たくさんの商品を作るのであれば、エポキシレジンを使う作家さんも多かったです。
(もちろん、今でもエポキシレジンを使ってらっしゃる方も多いです)

でも、UVレジン自体も、かつてよりもどんどん進化し、どんどん美しくできるレジンが生まれてきました。
そして、やはり、「すぐに(数分で)硬化する」というのは、レジンブームを拡大させてきた理由のひとつであると思います。

その日のうちに、たとえば2時間のワークショップで、素敵な作品が仕上がっちゃうんだもん。
やっぱりスゴいです。

そしてさらにそれから数年が経ち、LEDレジンが使われるようになり、早さだけではなく、「透明度や硬度」の点で「これはびっくり!」という仕上がりになるようになりました。

早さだけではなく、表面のツルッと感です。
このツルっと感がUVレジンよりも格段に美しいので、UVレジン経験者の方は、「こ、これは驚き…!」となるのです。
UVレジン未経験者の方でしたら、この差は伝わらないかもしれません。

LEDレジンののいいところは、LEDライトのコンパクトさもあります。
本当に小さいので、たとえば、「ぷっくりとレジンを盛った作品を、レジンが流れないように、そーーーーとUVライトの中に入れる」というようなシーンの際に、作品をライトの中に入れるのではなく、LEDライトを作品の上にパコっと持ってくればいいだけです。
そういったことが容易なのも魅力です。

LEDレジン(&LEDライト)が便利な分、ついおすすめしたくなってしまうのですが、それでも、やっぱり難しいと思うことは多々あります。
あまりにも硬化が早い分、途中の手直しなどができませんし、「いつもの感覚」でやっていると、「あれ?!」と思うこともあります。

そういった「いつもの感覚」というのは、いったんリセットし、その作品をつくるにあたって、どんなレジンを選べばいいのか?を考えていく必要があると思います。

UVレジン以前のエポキシレジン時代、わたしはレジンが硬化していく様子をすごーーーーーく観察していました。
2液を混ぜ合わせレジン液をつくり、何分経つとどのくらいの粘度になり、こういう作品の場合は何分経ったレジンを使った方がよいかとか。
硬化していく過程で途中でさっきまでなかった気泡が出来てしまうことがあるので、10分単位で、硬化具合を確認したりとか。(もちろん24時間です 笑)
何がきっかけで、そのような気泡ができてきたのか?とか。

そういった、面倒な24時間体制での観察が、今でも役立っており、いまは1分で固まるLEDレジンを使っていても、この1分の中で何がおきているのか、が分かります。

24時間...つまり1440分が1分になったとしても。

そもそも、エポキシレジンとUVレジンは、性質も硬化する条件も異なるのではありますが、それでも、使う素材(レジンで固める素材や封入物など)によって、どうなるかの結果は変わります。
同じ反応を見せるものもあれば、違った反応もあり、それぞれの特性が見えてきます。

これまでに経験、観察してきた歴史は、今でも有意義に、みなさんの元へ届けられていると思います。
「だれもカンタンに、失敗なく、綺麗に」できるLEDレジンですが、理由を知ってこそいろいろなことに活かせます。


ほんのちょっとのことで、仕上がりに差が出ます。
自分の作品の形状、テイストにあったレジンを、自分自身で選ぶことができます。

自分の選んだ道は、すべてのそ理由を自分の言葉で語りたい。
(みなさんにもそうあってほしい)

と、思いつつ、いろいろなレジン講座をやっています。

いろんなレジンの講座があります。

どれでも、語れるだけ語ります。
実際に、体験してみてください。
(正直、レジンについて語り出したら止まらないくらいの分量があります 汗)



あと、こちらのレジンの書籍はじめてでもかんたん、かわいい! UVレジンアクセサリー事典140 も、「写真付きでやり方が載っているので分かりやすい」「いろいろなタイプのレジンアクセサリーが載っているので、いろいろ作ってみたくなる」と、
とってもご好評いただいています。
ありがとうございます ^ ^




↓わたしが感動しているレジン液、星の雫(とモールド)つきの、講座は、コレ。
【11/20月・12/1金・12/24日】レジン液&モールド付きレジンリング講座

↓いろいろレジンの講座がありすぎて分からない!という方におすすめしているのが、この2つ。
【12/7木】ぷっくりUVレジンパーツ講座
【12/10日】空枠コラージュUVレジン講座

↓こちらも、LEDレジンならではの魅力を活かしたやり方なもの
【12/9土】薔薇のつぼみウルルンレジン講座

↓なかなか出番がないソフトレジンを使うもの。そしてじつはいいとこ取りなのかもしれないもの
【12/2土・12/3日・12/6水】造花レジン講座


と、なんだかんだあるけれど、やっぱり、自分で「ピン!」ときたものからスタートするのがいいと、個人的には思います。

ハンドメイドを仕事にしてイイんですか?イイんですっ!

ものごとに「順序」は必要か?

もっと自由に…!UVレジンから生まれる可能性を最大限に活かしてください





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