The Tattered Dress

弁護士のジェームス・プレインは、殺人容疑の富豪の弁護をして無罪を勝ち取った。
だが、それを恨んだ保安官がジェームスが証人に偽証を要求したとの裁判を起こした。
その裁判の過程で、ジェームスは強引なやり方で無罪を勝ち取ってきた自分のやり方を反省する。


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製作年:1957、監督:Jack Arnold、原作:George Zuckerman


■ はじめに

登場人物(キャスト)
 ジェームス・プレイン(ジェフ・チャンドラー) 弁護士
 ダイアン・ブレイン(ジーン・クレイン) 妻、別居中
 ビリー・ガイルス(George Tobias) ジェームスの知人

 マイケル・レストン(Phillip Reed) 富豪
 シャーリーン・レストン(Elaine Stewart) 妻
 ニック・ホーク(Jack Carson) 保安官
 キャロル・モロー(ゲイル・ラッセル) 未亡人、証人

原題「The Tattered Dress/ボロボロのドレス」はシャーリーンが不倫の後、ボロボロのドレスを着て帰宅した」というもの。
 


■ あらすじ

◆ 殺人容疑

カリフォルニアのリゾート地。大富豪のマイケル・レストンと妻シャリーン。

マイケルは殺人容疑で起訴された。シャリーンを襲った男を殺害したという容疑である。

◆ 無罪を勝ち取った

弁護を引き受けたのはジェームス・ブレイン。現在は妻のダイアンとは別居中。

ジェームスは「裁判に勝つためなら、何でもする」と言われている。

被害者が地域で人望がある人物であり、またレストンは金持ちではあっても人気がない。

であるから弁護は困難を極める。しかし保安官ニック・ホークへ巧みな反対尋問をして、レストンは無罪となった。

◆ ジェームスが裁判にかけられた

これに対してホークは仕返しを決意して裁判を起こした。

ホークは「ブレインが証人のキャロル・モローに対して偽証するように圧力をかけていた」という証拠を偽造した。

別居中のダイアンが裁判を傍聴しに来た。

だがジェームスは強引に無罪を勝ち取る自分のやり方に疑問を抱くようになった。

◆ ジェームスとダイアンは和解した

だがキャロルとホークは恋愛関係にあったことが暴露され、ジェームスは無罪となった。8zazZffffv

判決に怒ったホークは、裁判所内の階段を下りていくジェームスに対して拳銃を向けた。

これを見てキャロルはホークを射殺した。

ジェームスとダイアンは和解した。
 


■ 出演作

◆ ジェフ・チャンドラー
(1950)折れた矢/Broken Arrow
(1954)ヤンキー・パーシャ/Yankee Pasha
(1955)暴力には暴力だ/The Spoilers
(1951)南海の劫火、極楽鳥/Bird of Paradise
(1951)激闘の大砂漠:野生の黒馬/FLAME OF ARABY
(1952)謎の海賊/Yankee Buccaneer

ジーン・クレイン
(1945)ステート・フェア/State Fair
(1945)哀愁の湖/Leave Her to Heaven
(1949)三人の妻への手紙/A Letter to Three Wives
(1952)人生模様-賢者の贈り物/The Gift of the Magi
(1953)ヴィッキー/モデル殺人事件/Vicki
(1954)ジャングルの決闘/Duel in the Jungle
(1953)危険な航海/Dangerous Crossing
(1949)ピンキー/Pinky
(1955)星のない男/Man Without a Star
(1948)ペギーのアパート/Apartment For Peggy
(1956)早撃ちガンマン:必殺の一弾/The Fastest Gun Alive
(1944)勝利の園:繋駕競走/Home in Indiana