Gary Cooper


出身地:モンタナ州ヘレナ

誕生日:1901年5月7日~死亡日:1961年5月13日:60歳

身長:191cm

配偶者:
Veronica Balfe(1933~) 本人死亡

 


男優の中では、かなり好きである。わりと「影のある役」もこなす。別の言葉を使えば「性格俳優」でもあると言える。この点では同時代のジョン・ウェインなんかとは全然違う。

推薦は「誰がために鐘は鳴る」。ヘミングウェイ原作のスペイン内戦の話で共演はイングリッド・バーグマン。それと「吹き荒ぶ風」。メキシコでの盗賊団との戦い。共演はバーバラ・スタンウィック。

パトリシア・ニールとの浮気は有名だが、妻はカトリックで離婚を拒否した。

 

 


 

出演作

■ (1926)夢想の楽園/The Winning of Barbara Worth


■ (1927)あれ/IT


■ (1927)赤ちゃん母さん/Children of Divorce


■ (1927)アリゾナの天地/Arizona Bound


■ (1927)つばさ/Wings


■ (1927)ネヴァダ男/Nevada


■ (1927)令嬢馬賊/The Last Outlaw


■ (1928)試験結婚/Half a Bride


■ (1928)ボー・サブルウ/Beau Sabreur


■ (1928)大尉の娘/Doomsday


■ (1928)空征かば/The Legion of the Condemned


■ (1928)ライラック・タイム/Lilac Time


■ (1928)希望の船/The First Kiss


■ (1928)店曝しの天使/The Shopworn Angel


■ (1929)狼の唄/Wolf Song


■ (1929)裏切者/Betrayal


■ (1929)ヴァジニアン/The Virginian


■ (1930)七日間の休暇/Seven Days' Leave


■ (1930)勇者ならでは/Only the Brave


■ (1930)テキサス無宿/The Texan


■ (1930)ワイオミングの男/A Man From Wyoming


■ (1930)掠奪者/スポイラーズ/The Spoilers


■ (1930)モロッコ/Morocco


■ (1931)戦ふ隊商/激斗の河/Fighting Caravans


(1931)ビール密造組織:市街/City Streets
ゲイリー・クーバー、シルヴィア・シドニー。
ナンは射的屋の興行師キッドと付き合っている。だがキッドに出世欲がないのが不満である。
ナンの父親ポップはビールの密造をしている。ポップは組織のボスを射殺した。行きがかりでナンが服役した。
それを見てキッドは組織に入った。だがナンは反省してキッドに組織を抜けるように説得した。


■ (1931)失われし抱擁/I Take This Woman


■ (1931)貨物船と女/His Woman


(1932)悪魔と深海/Devil and the Deep
チャールズ・ロートン、タルラー・バンクヘッド、ゲイリー・クーパー、ケーリー・グラント。
潜水艦長のチャールズ・ストーム中佐は異常に嫉妬深い。妻のダイアナが部下のイェッケル中尉と話しているのを見て、イェッケル中尉を異動させ、ダイアナを殴った。
ダイアナはある男性と知り合って少し話した。その男性はイェッケル中尉の後任のセンプター中尉であった。
ダイアナがセンプター中尉に警告しようと潜水艦に乗り込んだところ、チャールズは潜水艦を出航させ、強引に貨物船に突っ込ませた。


■ (1932)百万円貰ったら/If I Had a Million


(1932)武器よさらば/戦場よさらば/A Farewell to Arms
ゲイリー・クーパー、アドルフ・マンジュー、ヘレン・ヘイズ、メアリー・フィリップス
第一次大戦。衛生兵のフレデリック・ヘンリー中尉は看護師のキャサリン・バークレイと親しくなった。
フレデリックは前線に送り出されて脚を負傷してミラノに送られた。たまたま転勤させられていたキャサリンと再会。二人は結婚した。
再度フレデリックは前線に送り出された。この時はキャサリンは妊娠していた。キャサリンは前線に近いスイスに向かった。
キャサリンが出した手紙はフレデリックの上司の嫌がらせで返送された。フレデリックが出した手紙は宛先不明で戻ってきた。
出した手紙が戻ってきたキャサリンはショックで倒れて入院した。フレデリックはキャサリンを探すために脱走した。
 


■ (1933)今日限りの命/Today We Live


■ (1933)或る日曜日の午後/One Sunday Afternoon


■ (1933)生活の設計/Design for Living


■ (1933)砲煙と薔薇/Operator 13


■ (1933)不思議の国のアリス/Alice in Wonderland


■ (1934)久遠の誓ひ/Now and Forever


■ (1935)ベンガルの槍騎兵/The Lives of a Bengal Lancer


■ (1935)結婚の夜/The Wedding Night


(1935)永遠に愛せよ/PETER IBBETSON
ゲイリー・クーパー、アン・ハーディング、アイダ・ルピノ
ゴウゴウとミムシーは仲良しだったが別れ別れになった。
ゴウゴウは長じて建築家となり、ある公爵の仕事をした。その妻と親しくなった。
その妻は、ミムシーであることが分かった。


(1936)真珠の首飾り/Desire
ゲイリー・クーパー、マレーネ・ディートリッヒ。
詐欺師のマドレーヌは真珠の首飾りを盗んでスペインに逃亡した。
国境の検問を逃れるために首飾りを隣にいた自動車メーカーの技術者トムのポケットに隠した。
マドレーヌはトムからなんとか首飾りを取り戻そうとする。


(1935)オペラハット/Mr. Deeds Goes to Town
ゲイリー・クーパー、ジーン・アーサー
田舎で静かに暮らしているディーズに莫大な遺産が入った。
ディーズは弁護士に連れられてニューヨークの豪邸で暮らし始めた。まわりにはおこぼれに預かろうとする輩。
記者のルイーズは行き倒れを装ってディーズに近づき記事を書いた。記事は人気となったが自己嫌悪に陥った。
生活に困っている農民たちがディーズを訪問してきたが、ディーズは彼らのために一肌脱ごうとする。
弁護士はディーズを「精神異常で相続の資格がない」と訴えた。


■ (1936)将軍暁に死す/The General Died at Dawn


(1936)平原児/The Plainsman
ゲイリー・クーパー、ジーン・アーサー。
南北戦争が終わって武器の需要がなくなり、武器業者は先住民を新たな顧客と見なした。
ラティマーと言う業者がシャイアン族にライフルを売り渡した。それを追ったワイルド・ビル・ヒコックとカラミティ・ジェーンがシャイアン族に捕えられた。


■ (1937)海の魂/Souls at Sea


(1938)マルコ・ポーロの冒険/The Adventures Of Marco Polo
ゲイリー・クーパー、ベイジル・ラスボーン、ビニー・バーンズ、ラナ・ターナー。
ヴェニス商人の息子マルコ・ポーロは父親の指示で東洋との通商路を確立するために北京に来た。
皇帝のフビライ・ハンに気に入られたが、フビライ・ハンは日本征服のために出征した。また娘のクカチン姫は結婚のためにペルシャにいくことになっていた。
この機会に宰相アーメドは帝国を乗っ取り、クカチン姫を妻にしようとした。マルコもカイドゥの元に追いやられた。
帝国の実権はアーメドに握られた。この状況をクカチン姫は鷲を使ってマルコとカイドゥに知らせた。マルコとカイドゥは北京に向かった。


■ (1938)青髭八人目の妻/Bluebeard's Eighth Wife


■ (1938)牧童と貴婦人/The Cowboy and the Lady


■ (1939)ボー・ジェスト/Beau Geste


■ (1939)暁の討伐隊/The Real Glory


■ (1940)西部の男/The Westerner


■ (1940)北西騎馬警官隊/North West Mounted Police


(1941)群衆/Meet John Doe
バーバラ・スタンウィック、ゲイリー・クーパー、ウォルター・ブレナン
新聞記者のアンは解雇された腹いせに「自分を失業に追い込んだ政治に抗議するため、クリスマスイブに市庁舎から飛び降り自殺する」とのジョン・ドゥーなる人物の投書を偽造した。
大きな批判と共感が巻き起こり、アンの解雇は撤回されて、さらにジョン・ドゥーなる人物をでっち上げ、ジョン・ドゥーについての記事を書き続けた。
各地でジョン・ドゥー・クラブが作られ、大きな運動となっていった。そして新聞社の経営者は、この運動を政治的に利用しようとした。
 


■ (1941)ヨーク軍曹/Sergeant York


■ (1941)教授と美女/Ball of Fire


■ (1942)打撃王/The Pride of the Yankees


(1943)誰が為に鐘は鳴る/For Whom the Bell Tolls
ゲイリー・クーパー、イングリッド・バーグマン、イヴォンヌ・デ・カーロ
スペイン内戦。スペイン語教師だったロバートは、共和派義勇軍に参加した。
山岳地帯のフランコ派の要衝の鉄橋を爆破する指示を受けて、山岳ゲリラと協力する。
爆破は成功したがロバートは負傷し動けなくなった。仲間の撤退を助けるために一人で機関銃を持って敵の部隊に立ち向かう。
 


■ (1944)軍医ワッセル大佐/The Story of Dr. Wassell


■ (1944)クーパーの花婿物語/Casanova Brown


■ (1945)無宿者/Along Came Jones


■ (1945)サラトガ本線/Saratoga Trunk


■ (1946)外套と短剣/Cloak and Dagger


■ (1947)征服されざる人々/Unconquered (1948)善人サム/Good Sam
ゲイリー・クーパー、アン・シェリダン
サムはデパートの店長。だがあまりに人が良すぎる。新居購入に貯めていた貯金も隣人に貸してしまう始末である。
その他にも、人が良いために、いろいろと損をしている。妻のルーシーもハラハラしている。だが運命が好転をしはじめた。


■ (1949)摩天楼/The Fountainhead


■ (1949)機動部隊/Task Force


(1950)燃えつきた欲望/Bright Leaf
ゲイリー・クーパー、パトリシア・ニール、ローレン・バコール。
ブラント・ロイルのロイル・シガレット・カンパニーは紙巻タバコの製造機械を導入して、紙巻タバコの生産性を画期的に上げた。
競争他社を圧倒して市場を占有し他社を買収した。残るシングルトン・シガレットも追い詰めた。
ブラントは昔から好きだったシングルトン・シガレットの経営者の娘マーガレットと結婚した。しかしその後、ロイル・シガレットの業績は悪化していった。


■ (1950)ダラス/Dallas


■ (1951)大いなる国/It's a Big Country


■ (1951)遠い太鼓/Distant Drums


■ (1952)真昼の決闘/High Noon


■ (1952)スプリングフィールド銃/Springfield Rifle


■ (1953)楽園に帰る/Return to Paradise


(1953)吹き荒ぶ風/Blowing Wild
ゲイリー・クーパー、バーバラ・スタンウィック、ルース・ローマン。
ジェフとダッチは石油を掘っていたが、盗賊団に襲われて破壊された。
無一文の二人は、同じく石油を掘っているパコに雇われた。しかしパコの妻マリーナはジェフの昔の恋人だった。
マリーナはジェフに近づいたがジェフは拒否、またジェフはサルという女性と知り合った。
マリーナはパコを殺し、盗賊団が再び襲い掛かってきた。


(1954)悪の花園/Garden of Evil
ゲイリー・クーパー、リチャード・ウィドマーク、スーザン・ヘイワード
フッカーたちはメキシコのミゲルに来た。酒場にいるとリーと言う女性が来て「落盤事故で夫が閉じ込められた。助けてほしい」という。
リーも含めて五人で救出に出かけるが、非常に遠いところである。それと先住民がいる。
夫のジョーを助け出して戻ろうとする。先住民の襲撃があり、次々と死亡者が出る。
他は死亡したがフッカーはリーを安全圏に届けた。
 


■ (1954)ベラクルス/Vera Cruz


■ (1955)軍法会議/The Court-Martial of Billy Mitchell


■ (1956)友情ある説得/Friendly Persuasion


■ (1957)昼下りの情事/Love in the Afternoon


(1958)秘めたる情事/Ten North Frederick
ゲイリー・クーパー、ジェラルディン・フィッツジェラルド、ダイアン・ヴァーシ、スージー・パーカー。
ジョセフ・チェーピンはすでに立派な実績がある弁護士だったが、家庭内の問題などで酒に溺れた。
ある時、出張先で若い女性と知り合い、親子ほども年齢差があったが、付き合い始めた。二人は相思相愛となったが、年齢の問題があり、ジョセフから身を引いた。
その後、ジョセフは再び酒に溺れた。娘のアンは父親が付き合った女性が自分の友人であることに気が付いた。


■ (1958)西部の人/Man of the West


(1959)縛り首の木/The Hanging Tree
ゲイリー・クーパー、マリア・シェル。
マーラーは金を採掘しようと夫と一緒にモンタナ州スカルクリークに来たが、途中強盗に襲われて夫が死亡し、自分も負傷した。
当地に来たばかりのフレイル医師の治療を受けた。回復して二人を雇って金を探した。一人のプランテは執拗にマーラーに迫った。
やっと金を発見して掘り出した。プランテはマーラーに襲い掛かった。それをフレイルが阻止して、プランテは死亡した。
フレイルに敵意を持つグラブ医師は住民を扇動してフレイルを縛り首にしようとした。マーラーは掘り出した金と金鉱の権利を放棄してフレイルを助けた。


(1959)コルドラへの道/They Came to Cordura
ゲイリー・クーパー、ヴァン・ヘフリン、リチャード・コンテ、リタ・ヘイワース
ソーン少佐は敵地の中の基地から、勲章を与える5人のメンバーをコルドラ基地に連れ帰る任務を指示された。また敵軍に協力した女性ギアリーも連れ帰る。
ギアリーは勝手な行動をする。ソーンと5人には、それぞれ問題があり、もめごとが発生する。また敵にも攻撃される。
 


■ (1959)メリー・ディア号の難破/The Wreck of the Mary Deare


■ (1961)六年目の疑惑/The Naked Edge


 

 

(1959)コルドラへの道/They Came to Cordura

 

 

(1954)悪の花園/Garden of Evil

(1943)誰が為に鐘は鳴る/For Whom the Bell Tolls

(1941)群衆/Meet John Doe

(1932)武器よさらば/戦場よさらば/A Farewell to Arms