Tyrone Power


出身地:オハイオ州

誕生日:1914年5月5日~死亡日:1958年11月15日:44歳

身長:180cm

配偶者:
Annabella(1939~1948) 離婚
Linda Christian(1949~1956) 離婚
Deborah Minardos(1958~) 本人死亡

 

 


私は男優の中では好きな方である。褒めてみれば、タフガイ、イケメン、そして性格俳優とわりと万能である。

44歳で亡くなっているが、わりと出演作は多い。基本的に悪役はない。

共演女優を見てみるとロレッタ・ヤングと四回、リンダ・ダーネルと四回、アリス・フェイと三回、ジーン・ティアニーと三回、アン・バクスターと三回。

◆ ロレッタ・ヤング
(1937)狙われたお嬢さん/Love Is News
(1937)Cafe Metropole
(1937)Second Honeymoon
(1938)スエズ/Suez

◆ リンダ・ダーネル
(1939)Day-Time Wife
(1940)約束の地を目指せ/Brigham Young
(1940)快傑ゾロ/The Mark of Zorro
(1941)血と砂/Blood and Sand

◆ アリス・フェイ
(1937)シカゴ/In Old Chicago
(1938)世紀の楽団/Alexander's Ragtime Band
(1939)ワシントン広場の薔薇/Rose of Washington Square

◆ ジーン・ティアニー
(1942)ベンジャミンの復讐/Son of Fury: The Story of Benjamin Blake
(1946)剃刀の刃/The Razor's Edge
(1948)That Wonderful Urge - 「狙われたお嬢さん」のリメイク

◆ アン・バクスター
(1943)潜航決戦隊/Crash Dive
(1946)剃刀の刃/The Razor's Edge
(1948)幸福の森/アイルランドの妖精/The Luck of the Irish

 

 

 

 


 

 

出演作

■ (1932)鉄血士官校/Tom Brown of Culver


■ (1934)お姫様大行進/Flirtation Walk


■ (1936)Girls' Dormitory


■ (1934)Ladies in Love


(1936)ロイズ保険組合/Lloyds of london
タイロン・パワー、マデリーン・キャロル、ジョージ・サンダース。
ジョナサン少年は船員たちの保険詐欺の話を聞いて、報告するためにロンドンに向かった。保険の仕事をし、経験を積んで大人になった。
ナポレオン軍と対決により海運保険は大きな危機を迎えた。ジョナサンはネルソン提督の艦隊への補給を維持するために大胆な策を実行した。


■ (1937)狙われたお嬢さん/Love Is News


■ (1937)Cafe Metropole


■ (1937)氷上乱舞/Thin Ice


■ (1937)Second Honeymoon


■ (1937)シカゴ/In Old Chicago


■ (1938)世紀の楽団/Alexander's Ragtime Band


■ (1938)マリー・アントアネットの生涯/Marie Antoinette


■ (1938)スエズ/Suez


■ (1939)地獄への道/Jesse James


■ (1939)ワシントン広場の薔薇/Rose of Washington Square


■ (1939)Second Fiddle


■ (1939)雨ぞ降る/The Rains Come


■ (1939)Day-Time Wife


■ (1940)Johnny Apollo


(1940)約束の地を目指せ/Brigham Young
タイロン・パワー、リンダ・ダーネル
迫害されたモルモン教徒たちは安住の地を求めて放浪しユタの地にたどり着く。


(1940)怪傑ゾロ
タイロン・パワー、リンダ・ダーネル、ベイジル・ラスボーン。
士官学校を卒業したディエゴは故郷に戻った。以前と違って極悪市長キンテロと部下のパスクアレ大尉が支配していた。
ディエゴは黒覆面を被ったゾロとなって彼らと対決した。


(1941)血と砂、闘牛士の最後/Blood and Sand
タイロン・パワー、リンダ・ダーネル、リタ・ヘイワース。
ファンは立派な闘牛士になることを夢見てマドリードへ向かった。
10年後「立派な闘牛士」へはまだ道半ばであったが、故郷に戻って幼馴染のカルメンと結婚した。
ファンはさらに精進してスペイン一の闘牛士となった。しかしここで金持ち女性との愛に溺れてしまった。
闘牛の腕は落ち、人気も下降状態、そして一番大事なカルメンのことも忘れた。
落ちるところまで落ちたが、カルメンの愛に気づき、最後の試合に臨んだ。


■ (1941)英空軍のアメリカ人/A Yank in The R.A.F.


(1942)ベンジャミンの復讐
タイロン・パワー、ジョージ・サンダース、フランシス・ファーマー、ジョン・キャラダイン、ジーン・ティアニー
ベンジャミン・ブレイク(タイロン)は叔父のアーサー・ブレイク卿(ジョージ)にこき使われた。
船に乗りポリネシアに辿り着き、イヴ(ジーン)と名付けた女性を好きになった。
集めた真珠を持ってイギリスに帰ったが、裁判にかけられてアーサーと対決した。


(1942)純愛の誓い/ This Above All
タイロン・パワー、ジョーン・フォンテイン。
1940年、戦争中。プルー(ジョーン・フォンテイン)は女子補助航空隊(WAAF)に入隊した。同僚の隊員に紹介されてクライヴ(タイロン・パワー)という男性と知り合った。
休暇を利用してプルーはクライヴと旅行に出かけた。しかしクライヴは姿を消した。
クライヴは脱走兵だった。帰隊しようとしたが、空襲でケガをして病院に運ばれた。それを知ったプルーも病院に駆けつけた。


(1942)海の征服者/THE BLACK SWAN
レアード・クリーガー、タイロン・パワー、トーマス・ミッチェル、モーリン・オハラ
海賊のヘンリー・モーガン(レアード)が恩赦を受けて出獄し、さらにジャマイカ総督に就任した。
モーガンは海賊を取り締まる立場となり、かって部下のジェイミー・ワーリングタイロン)とビリー・リーチに協力を求めたが、リーチは拒否した。
その後も海賊行為が続けられた。リーチの仕業。しかしこちらの情報が漏れているようで捕えることができない。
モーガンとジェイミーが情報を漏らしていると疑われる状況となった。ジェイミーは「モーガンを裏切った」と見せかけてリーチに接触した。
本筋ストーリーと並行してジェイミーは前ジャマイカ総督の娘マーガレット(モーリン)を好きになるが、マーガレットはなかなか手ごわい。
 


(1943)潜航決戦隊/Crash Dive
ダナ・アンドリュース、タイロン・パワー、アン・バクスター。
潜水艦USSコルセアは、北大西洋でスウェーデン船に偽装したドイツのQシップと戦った。次の作戦では、ある島にある敵の基地を攻撃した。
一方でウォード・スチュワート中尉は上官デューイ・コナーズ中佐の恋人ジーン・ヒューリットに接近した。


■ (1946)剃刀の刃/Razor's Edge


(1947)悪魔の往く町/Nightmare alley
タイロン・パワー、コリーン・グレイ、ヘレン・ウォーカー、ジョーン・ブロンデル、マイク・マズルキ
透視術を習得して演芸団を退団したスタン(タイロン・パワー)とモリー(コリーン・グレイ)はホテルなどで透視術を演じて、次第に人気者となっていった。
もともとインチキであるが、人気が高まるにつれて、またさらにインチキ度合いが高まっていった。モリーは疑問を抱いたが、スタンが好きだったのでついていった。
そして怪しげな精神分析医リリス(ヘレン・ウォーカー)と協力するようになった。
リリスと共謀して鉄壁の懐疑派グリンドル(テイラー・ホームズ)の死亡した彼女の亡霊を登場させた。実はモリーが変装したもの。
グリンドルは感激したが、インチキに耐えられなくなったモリーがトリックを明かした。
二人は姿を眩ましたが、後ほどモリーはみじめに没落したスタンと再会する。
 


(1947)征服への道/Captain from Casile
タイロン・パワー、ジーン・ピーターズ、トーマス・ゴメス
ペドロ(タイロン)はシルヴァの虐待されていた召使コアトルを解放したことでシルヴァと対立した。
ペドロはシルヴァを殺してカタナ(ジーン)という女性などとともにメキシコに渡った。
二人はコルテスが率いる皇帝モクテスマの元へ向かう一隊へ志願した。
実はシルヴァは死亡しておらず、後ほどメキシコに来て、再度ペドロと対決する。
 


(1948)幸福の森、アイルランドの妖精/The Luck of the Irish
タイロン・パワー、アン・バクスター、セシル・ケラウェイ
記者のスティーヴ(タイロン)はアイルランドに旅行した。そこでレプラカーン(男性の妖精)(セシル)に会った。またノラ(アン)という女性にも惹かれた。
ニューヨークに戻った。なぜかレプラカーンと同じ顔をしたホアスという男性がアパートにきた。
またニューヨークに出て来たアンに偶然出会った。スティーヴはアイルランドに行って以来、何かが変わっていた。 昇進の話を断りアイルランドに移住することにした。


■ (1948)That Wonderful Urge


(1949)チェーザレ・ボルジアの陰謀/Prince of Foxes
タイロン・パワー、ワンダ・ヘンドリックス、オーソン・ウェルズ。
アンドレアはチェーザレ・ボルジアからチッタ・デル・モンテの攻略を命じられてヴァラーノ伯爵と会った。
一緒に生活するうちに伯爵の人格に惹かれた。また伯爵の若い妻カーミラにも惹かれた。
チェーザレが自らの軍を進めてきた。アンドレアは伯爵の味方をすることに決めた。


■ (1950)What's My Line


(1950)黒いバラ/The Black Rose
タイロン・パワー、マイケル・レニー、オーソン・ウェルズ。
ウォルターとトリストラムはイングランドから中国に向かう隊商に加わった。その中にイングランド人の女性マリヤムがいた。
ウォルターは隊長のバヤンの命令で一人中国に向かった。だが、そこでトリストラムとマリヤムに再会した。 ウォルターは中国の技術や文化を学んだ。三人は中国を脱出してイングランドに行こうとした。
トリストラムは死亡し、マリヤムとは離れ離れになってしまった。


■ (1950)アメリカン・ゲリラ・イン・フィリピン/American Guerrilla in the Philippines


(1951)狙われた駅馬車/Rawhide
タイロン・パワー、スーザン・ヘイワード、ジャック・イーラム
駅馬車の駅に馬車が到着した。女性(スーザン)と幼児が乗っていたが、そこで下ろされた。四人組脱獄囚が近づいているとの情報があったからである。
しかし脱獄囚は当駅に来て、駅員(タイロン)と女性を寝室に閉じ込めた。
二人は寝室の壁に穴を開けて脱出しようとした。しかし穴が完成しないうちに、幼児が外に出てしまった。


(1951)私はあなたを忘れない/二つの世界に住む男/The House in the Square/I'll Never Forget You/Man of Two Worlds
タイロン・パワー(二役)、マイケル・レニー、アン・ブライス(二役)
実験物理学者のビーター・スタンディッシュ(タイロン)は、雷撃を受けて200年近く前にタイムスリップし、先祖のビーター・スタンディッシュ(タイロン)となった。
ピーターが結婚したケイトに会った。しかし妹のヘレン(アン)に惹かれた。未来を変化させないためにケイトと付き合おうと努力したが無駄であった。ケイトから婚約を破棄された。
ビーターはささやかな実験室を作って実験した。しかしそれが怪しいことをしていると誤解されて、精神病院に入れられることになった。


■ (1952)国務省の密使/Dipromatic Courier


■ (1952)荒野の襲撃/Pony Soldier


(1953)ミシシッピーの賭博師/The Mississippi Gambler
タイロン・パワー
賭博師のマーク(タイロン)はローランと勝負をして勝った。ローランの妹のアンジェリクはマークに反発したが、マークはアンジェリクに惹かれた。
アンジェリクは銀行家ジョージと結婚し、マークは賭博に負けて自殺した男ジュリアンの妹アンを助けて、さらにアンと「女性のための賭博場」を作り始めた。
ジョージの銀行は破綻し、ジョージは金を持って姿をくらました。銀行の破綻の影響でマークとアンの事業は失敗した。アンは別の道を歩むことになった。
再びマークは船に乗って賭博の旅に出た。アンジェリクはマークについて行った。


■ (1953)壮烈カイバー銃隊/King of The Khyber Rifles


■ (1955)長い灰色の線/The Long Gray Line


■ (1955)野性の女/Untamed


(1956)愛情物語:あるピアニストの生涯:エディ・デューチン伝記/The Eddy Duchin Story
タイロン・パワー、キム・ノヴァク。
エディはピアニストとして成功し、マージョリーとの幸せな結婚をした。
だが長男のピーターが生まれた後、マージョリーは死亡した。エディは戦争に行って戻って来たが、ビーターはエディになつかなかった。


■ (1957)二十七人の漂流者/Seven Waves Away


■ (1957)陽はまた昇る/The Sun Also Rises


■ (1957)The Rising of the Moon


■ (1957)情婦/Witness for the Prosecution


■ (1959)Solomon and Sheba
 


 

(1942)/ベンジャミン・ブレイクの物語

 

海の征服者

悪魔の往く町/となりはコリーン・グレイ

征服への道/となりはジーン・ピーターズ