沖縄そばを食え！その１
沖縄料理の代表選手といったら沖縄そばで決まりでしょう！
ワタスは、ゴーヤーは苦手だけど
沖縄そばは小さい時から大好きにゃりよ。
偏食がちな名古屋に住んでるうちの姉も
帰省すると必ず沖縄そばを食しているようだ。
沖縄そばは、まさにエセうちなーんちゅの姉弟さえも
恋しくなる故郷の味といえよう。
その沖縄そばだが、結構バリエーションがあることは
意外にも知られていない。
中でも知名度の高いソーキそばも沖縄そばの中の一種だ。
沖縄そばは、日本蕎麦でいうところの「かけそば」である。
そこに天ぷらが乗れば天ぷら蕎麦、卵が乗れば月見蕎麦
・・・というように沖縄そばも、
ソーキが乗ればソーキそば、
野菜（炒め）が乗れば野菜そば
てびち（豚足の煮込み）が乗ればてびちそば、
さらに、もずくが入ればもずくそばとなる。
沖縄そばもなかなかのもんだろ？（何
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のまんじゅうを食え！
ワタスは、沖縄育ちだ。
もう一度言う。
ワタスは、沖縄“育ち”だ。
あくまでも育ったのが沖縄だというだけである。
実は、うちの家系は皆、鹿児島人だ。
ワタスも鹿児島出身だ。
それが、ワタスが２歳の時に
一家で沖縄に移り住んできたというわけである。
しかも、どういうわけだか
親戚もこぞって沖縄に移住してきている。
だから、ワタスは沖縄を故郷だと思う気持ちはあるが
実際のところ沖縄の文化や伝統については
知らないことが非常に多い。
今までゴーヤーの発音にまでケチをつけたりしておいてなんだが
ワタス自身も全然方言を使えないエセうちなーんちゅであるからして
大きな口を叩けた分際ではないのだ。
これからは、ワタスも沖縄の食を勉強する意味で
「沖縄の味を食えシリーズ」を書いていきたいと思うわけさ～。（←エセ沖縄弁
んで、今回紹介するのが「のまんじゅう」である。
（発音的には、のーまんじゅうだと思うさ～）
これが、以前テレビで紹介されているのを見て
「ああ！知ってる、知ってる！近所で売ってたぁ！」
とテンション上がったものの
ワタス、
これ
食べたこと
無い。
食べたいとも思ったことないわ。
風景の一つとして、売ってるところを見てただけだし。
そこで調べてみました。
この「のまんじゅう」は、とりあえずただのあんまんと考えて良し。
特徴は、サンニンの葉で包まれて蒸しあげられているということと
この食紅で書かれた「の」。
これは、のし袋の「の」らしいの。（←「の」連発してみたの
だから、縁起ものってことだわね。
頼めば他の文字書いてくれるそうな。
って、調べててわかった。
なんで、ワタスがこれ食べたことないかわかった。
小さい頃から、あんこに興味がなかったし
あんまんを食べたことって人生で１度しかないもん。
しかも上京してから。
「のまんじゅう」が肉まんだったら食ってたな。うん。
そういうわけで、あんまんが大好きで
縁起を担ぎたいって人は食べれば？（ぉぃ
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ジューシー（硬い方）を食え！
沖縄の炊き込みご飯「ジューシー」は、小さい頃からの大好物だ。
いつも親が買ってくる総菜の中にはジューシーがあった。
（まあ、ワタスが好きだから当たり前だが）
ジューシーの特徴は、豚肉のゆで汁で炊くということ。
さらに炊きあがってから油をからめて、蒸らすというレシピもある。
どんだけ脂っこいねん！っつー突っ込みの声が聞こえてきそうだけど
これが別に気にならない。
普通に美味しい炊き込みご飯なのでＲ。
具は、椎茸、人参、豚バラ肉、ひじき・・・etc。
当時中学生だったワタスはある日、親戚のおばさんに
近所の惣菜屋で何か買ってくるけど何が良いかと訊ねられた。
そこでワタスはジューシーを頼んだ。
無性にジューシーを食したい気分になったのである。
しばらくして帰ってきたおばさんから
ジューシーを受け取ったワタス。
もう器を見た時点でおかしいと直感する。
ジューシーがこんな丼状のものに入って売られているわけがない。
何だ？！おばさんは何を買ってきたんだ？！
器を開けてみると、そこにはジューシーではなく
雑炊！
もう一度言う。
ジューシーではないノンジューシーな・・・雑炊！
ジューシーと雑炊を間違うなんて信じられない。
ってか、それ以前に雑炊を売ってる惣菜屋も信じられない。
が！！！
器に貼られたシールには、
ちゃんと「フーチバー（よもぎ）ジューシー」と書かれている。
これもジューシーというのか？
じゃあ、ワタスの食べたかったジューシーは？
あれもこれもジューシー？
そう。後に知ったのだが、どっちもジューシーであった。
「クファ（硬い）ジューシー」、「ボロボロジューシー」と区別する場合もあるらしいが
とりあえず一緒ってことで。
「フーチバージューシー」については、
「フーチバージューシー」といった時点で、よもぎ雑炊と意味するらしい。
む、むずかしい・・・。
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ゴーヤー↑を食え。
すっかり全国でおなじみになったゴーヤー。
東京のスーパーでも普通に買えるようになったね。
沖縄のに比べてなんか細いけど。んで、高い。
まあ、そんなことはイイ。
一番気になるのは、スーパーで「ゴーヤ」と表記されて売られていること。
え？ゴーヤってなんでつか？
知りません。ワタスはそんなもん知りましぇん。
ワタスが知ってるのは、ゴーヤーです。
しかも、ゴーヤー↑です。
テレビでアナウンサーなんかが平気で「ゴーヤ↓」と語尾を下げて発音した上に
語尾を伸ばさなかったりしたらもう不快感マックスなうちなーんちゅアロムです。
あと言っておくけど、ゴーヤーチャンプルーもだぞ。
ゴーヤー↑ チャンプルー↑ですから！！！
とにかく語尾を上げときなちゃい。
さすれば立派な沖縄人になれることうけあい。（？）
さあ、レッツ語尾アップ！
ちなみにご自宅でゴーヤーチャンプルーを作りたいけれど
どうもあの苦味が家族に受けるかどうか・・・とご心配なアナタ！
苦味を抑える方法はいくつかありまぷ。
・真ん中にある白いワタをキレイに取り除くこと。
・できるだけ薄く切ること。
・塩もみすること。
・じっくり炒めること。もしくは茹でてから炒めること。
こんなもんかな。
ゴーヤーはビタミンCが豊富なことは有名だけど
加熱しても壊れにくく出来ているから、しっかり加熱して苦味を抑えようZE！
生粋の沖縄人は、あの苦味がゴーヤーの良さだから
苦味をなくしてどうする！？って言うだろうけどね。
まあ、これだけ語っておいてなんだけど
沖縄育ちのワタス、ゴーヤーは苦手です。
だって、苦いし。
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彼のための鍋料理。
「鍋なんて料理とは呼べない」
なんて仰るオタンコナスが時々いらっしゃいますが、
ろくな鍋食べてない人か、作り手の苦労を知らない人なんだろうな、と思う。
鍋といったって、出汁をしっかりとり、程よく調味し
具も煮え花をタイミング良く食せるように配慮されていたりするものもある。
キムチ鍋にいたっては、最初にごま油でキムチを炒めるという作業が入る。
そうすることで、キムチの旨味が増す。
そして、出汁が良く出る食材から煮ていくことはすべての鍋に共通することだ。
こんな計算され、心を砕かれた鍋が料理じゃないなんて
お釈迦様が許しても、このワタスが許しまへんで！
・・・そんなワタスは、Ｓ君ちへお泊りして
風邪を引いてる彼のためにとカニ鍋を作った。
出汁は、もちろん便利なだしの素で。（ぇ
酒、塩、醤油、隠し味にみりんで調味する。
我ながらお味の方は、グッ！（親指立てて
カニは、茹ですぎると身が縮むので最後に入れて完成。
Ｓ君に野菜やカニをシェアしてあげて、
彼が食ってる間に、ワタスは雑炊用にカニの身をほじほじ・・・ほじほじ。
その甲斐あって、「美味いなぁ」としみじみと言いながら
雑炊までガッツリ食べてくれましたよ。うふっ。
翌日は、鍋第二弾ということですき焼き・・・いや、牛鍋にした。
ここでは、エバラのすき焼きのタレを・・・使うはずもなく、
昆布だし、醤油、みりん、砂糖（三温糖）で作った割り下を使いまふ。
市販品を使うのは節約の敵。
白滝の代わりに春雨入れてみたけど、なかなか良いみたい。
豆腐は、焼き豆腐にしたいところだけど、
木綿を使うと彼がぶーたれるので絹ごしを使用。
すくいにくいんだよ。ばかっ！（誰に
つか、生卵つけて食べるアレ。
みんなやってるんだろうか。
わたしゃ、産まれてこの方、そんな暴挙に出たことがない。
割り下の味、分かんなくなるだろ、おい。
と、思ってたら
「美味しんぼ」の海原雄山が
「卵をつけると味がぼやける」と言ってつけてなかった！
うん。わかる。わかるよ、雄ちゃん。
でも、Ｓ君は卵付けてましたが。
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復活。
ふんがぁぁ！
やっとこさ退院致しました！
相変わらず飯は食えないけどね！ぷぷ！（泣
いいの・・・みんなが満腹になってくれたら・・・
それだけでいいの・・・。
そういうわけで（？）
これからも美味しい話をしていきたいにゃ★
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ソーメンチャンプルーを食え。
ゴーヤーチャンプルーだけだと思ったら大間違い。
チャンプルーというのは元々、
混ぜ合わせる、ミックスするという意味があるので
何の食材を入れなければいけないという定義はない。
だから、家にある残り物で適当に作った炒めものも
チャンプルーといえるのだ。
地元沖縄ではゴーヤーチャンプルーの他にも、
フー（麩）チャンプルーや豆腐チャンプルーなど
ポピュラーなチャンプルー料理がいくつか存在する。
中でもワタスのいちおしは
ソーメン（ソーミン）チャンプルーだ。
沖縄では素麺も焼きそばのように炒めてしまう。
これがあっさりしてて、めっさ美味い。
ナーベラーの味噌煮とは違って
これはmy彼氏にも好評で
おかずの中の一品として出したら
「これだけでお腹一杯にしたい」
と言わしめたほどだ。
では、簡単に作り方をば。
まず残り野菜を切って炒める。
玉ねぎは甘味が出るのでワタス的には
ぜひ入れて欲しい。
そして同時に素麺を固めに茹でる。
素麺をザルにあけて、水で洗い油であえておくと
伸びにくいし、くっつかない。
が
めんどいのでワタスはしない。（ぇ
素麺を野菜を炒めたフライパンに入れ
酒を少量、シーチキンをいれる。（ワタスはノンオイル
んで、だしの素、塩コショウで調味し
よく炒め合わせたら完成。
ちょー簡単。
沖縄の味であなたも男をゲットだぜ！
【注意事項】
素麺の茹で加減がポイント。
茹ですぎると、食べる時にはダンゴです。
それも美味いけど。
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ヘチマを食え。
どこかに故郷を愛する心があるようで
今まで付き合ってきた男達には
沖縄の味を知ってもらおうと、
必ずワタスお勧めの沖縄料理を作ってあげてきた。
中でもナーベラーの味噌煮は
ワタスのいちおしで、
真っ先に作るメニューだ。
「ナーベラーって、ヘチマのことだよ」
と東京の男に言うと９９％の確率で
「ヘチマってあの体洗うヤツでしょ？食べられるの？」
という反応が返ってくる。
あんなに乾燥してて食えるかいな！
もっと若くてみずみずしいうちに
頂くに決っとろうが！
と、内心突っ込みながらも皆一様に
純粋に不思議そうな顔をして訊いて来るので
ちと笑える。
ナーベラーの味噌煮は
沖縄でもっともポピュラーなナーベラーの食べ方で
あとはせいぜい味噌汁に入れるくらいだ。
そのナーベラーの味噌煮の作り方を
ご説明致そう。
まずナーベラーの皮を剥き
１�幅で輪切りにする。
そして、油を熱した鍋に入れ
酒少量を入れたら蓋をし、蒸し焼きにする。
すると水分が結構出てくるから
そこにシーチキンと味噌を適量入れて調味するだけで完成。
豆腐を入れたり、みりんで甘味を足しても良ろしアル。
これと白いご飯のマッチングは最強。
ナーベラーはトュルッとした食感で官能的よ。あはん。
…なのに
…なのに
…な・の・に！
今までこれを作ってあげた男達には
ことごとく不評。完食率０％。
キィィィ！沖縄人を愚弄するか！(`ω´#)
【注意事項】
茄子と青臭い野菜が嫌いな人は
心して食すべし。
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他人のそら似カレー。
ゲスト演歌歌手の香田晋を見てて思った。
Ｓ君と似とるがなっ！！
Ｓ君と付き合い始めた時から
芸能人の誰かに似てると思いつつも
それが誰だか分からずに
３年以上も経ってしまったがついに判明したわけだ。
笑顔や横顔もＳ君とクリソツだし
童顔であることも共通している。
そんな香田晋は、この日の番組内で
手作りの特製カレーを持参してきていた。
それもかなり手間暇かかったカレーで
味の方も抜群らしく、小倉さんも絶賛し
おかわりまでしていた。
小倉さんから皿を受け取り
微笑みを浮かべながらカレーをよそう香田晋も
やっぱりＳ君似であった。
その一方で、香田晋似のＳ君は
カレー嫌いな珍しい日本人である。
だから、そのせいで
トマトジュースを使ったカレーや
ドライカレーを作りたいワタスは
欲求が満たせず悶々と暮らしているのだ。
顔は似ててもカレーに対しては
まったく対称的な二人だ。
つか、カレーの匂いで食欲をそそられないヤツの
気が知れんよな…。
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良きオトナになるための味。
ちょいと話題が遅れてるけど
今年も成人式が各所で行われましたね。
ワタスが成人を向かえた時には
パパりんの下で相談役として
働いていたＵ原さん（70代）が
お祝いパーティーを開いてくれた。
Ｕ原さんは暇さえあれば、三味（さんしん）を弾いているような
粋でいなせな爺様だ。
パーティーでは、そんなＵ原さんが
自ら新鮮な魚を仕入れ、
握って下さった寿司がメインとして出された。
長年連れ添った奥さんと
支度をする姿は本当に素敵だったし
慣れない手付きで握られた少しいびつな形の寿司も
涙が出ちゃうくらい本当に有り難かたくて美味しかった。
こんな心尽しのお祝いをしてくれたＵ原さんの
気持ちに応えるためにも
良き大人になるために精進せねば！
と誓ったことを覚えている。
そんなワタスも２４。
天国のＵ原さん、
まだまだワタスは精進が足らないようです…。
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