ヘチマを食え。 | ブス食うゲイも好き好き。

ヘチマを食え。

あまり沖縄に帰ろうとしないワタスも
どこかに故郷を愛する心があるようで

今まで付き合ってきた男達には
沖縄の味を知ってもらおうと、
必ずワタスお勧めの沖縄料理を作ってあげてきた。


中でもナーベラーの味噌煮は
ワタスのいちおしで、
真っ先に作るメニューだ。


「ナーベラーって、ヘチマのことだよ」

と東京の男に言うと99%の確率で

「ヘチマってあの体洗うヤツでしょ?食べられるの?」

という反応が返ってくる。


あんなに乾燥してて食えるかいな!

もっと若くてみずみずしいうちに
頂くに決っとろうが!

と、内心突っ込みながらも皆一様に
純粋に不思議そうな顔をして訊いて来るので
ちと笑える。


ナーベラーの味噌煮は
沖縄でもっともポピュラーなナーベラーの食べ方で
あとはせいぜい味噌汁に入れるくらいだ。


そのナーベラーの味噌煮の作り方を
ご説明致そう。

まずナーベラーの皮を剥き
1�幅で輪切りにする。

そして、油を熱した鍋に入れ
酒少量を入れたら蓋をし、蒸し焼きにする。

すると水分が結構出てくるから
そこにシーチキンと味噌を適量入れて調味するだけで完成。

豆腐を入れたり、みりんで甘味を足しても良ろしアル。


これと白いご飯のマッチングは最強。

ナーベラーはトュルッとした食感で官能的よ。あはん。


…なのに

…なのに

…な・の・に!


今までこれを作ってあげた男達には
ことごとく不評。完食率0%。


キィィィ!沖縄人を愚弄するか!(`ω´#)




【注意事項】
茄子と青臭い野菜が嫌いな人は
心して食すべし。




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