甘ずっぱい蜜の部屋 -6ページ目

甘ずっぱい蜜の部屋

観劇(主にバレエ)&美術鑑賞&旅行&グルメ…などなど身辺雑記

過去に たった1度だけ訪れた 新国立劇場。

その時 鑑賞したのは、たしか 松山バレエ団の 『白鳥の湖』。

 

新国立劇場 入口

 

どーやって行ったのかすら、すっかり忘れてしまっていた 新国立劇場。

 

恥を忍んで申し上げれば 私、今まで 新国立劇場バレエ団の公演、観たことなかった・・・

 

だって、

劇場行きずらそうな場所だし、

外来バレエの公演で懐も時間もいっぱいいっぱいだったし、

新国ウォッチャーだった NBSの 故・佐々木忠次さんが けちょんけちょんに言っておられたし・・・

 

しかし、このバレエだけは どこのバレエ団で上演しようと 是非観てみたかった作品。

 

新国立劇場

新国立劇場バレエ団『ホフマン物語』 全3幕

 

新国立劇場Ⅱ

 

オペラパレス案内

 

・・・といっても 初演ではないんだけど。

 

ジャック・オッフェンバック(1819 - 1880) の同名のオペラ作品の ピーター・ダレルによるバレエ作品(1972)。

 

19世紀 ドイツ・ロマン派の小説家 E.T.A. ホフマン 自身と、彼の小説に登場する女性たちとの恋愛遍歴。
 

機械人形、オリンピア (『砂男』より)

謎の病を患らう踊り子、アントニア (『顧問官クレスペル』より

※ オペラでは 胸を病んだ歌姫

ヴェネツィアの娼婦、ジュリエッタ (『失われた鏡像の物語』より)

 

そして、その全ての恋路を 様々な男に姿を変えて破滅させる悪魔ダーパテュート。

 

ホフマン物語 ACTⅠ

第1幕 オリンピア

 

スパランザーニによる精巧な人形、オリンピアに心奪われた 若きホフマン。

 

魔法のめがねをかけて彼女を見ると、 彼女は本当に生きている女性のよう。

スパランザーニにオリンピアへの求婚を願いでて 一緒に踊っている途中、魔法のめがねを外されると、人形はバラバラに崩壊。

 

バレエ 『コッペリア』 としても有名。

 

ホフマン物語 アントニア

第2幕 アントニア

 

謎の病により、踊ることを禁じられているアントニア。

ドクター・ミラクル による催眠術で、自分は素晴らしいバレリーナ、と信じ込まされてしまい・・・

 

ホフマン物語 ACTⅡ第2幕

 

幻想に魅入られたアントには、音楽家の父に師事するホフマンに 自分のために演奏してほしい、と懇願。

 

“死への舞踏” となってしまった舞。

やがて、アントニアはホフマンの腕の中で息絶えてしまう。

 

アントニア役の 小野絢子さん。

踊りへの抑えきれない情熱と、死を免れないはかなさ。

共に絶品。

 

ホフマン物語 ACTⅢ

第3幕 ジュリエッタ

 

歳を重ね、信仰生活に入った ホフマン。

悪魔 ダーパテュートのサロンで、彼による誘惑を全てはねつけるも、ヴェネツィアの高級娼婦、ジュリエッタに狂おしいまでに魅了されてしまう。

 

とうとう ホフマンは信仰を放棄してしまうが、鏡の中に自分の姿が映っていないことに気づき、自身の不滅の魂が失われたことを知る。

 

許しを乞い、祈るホフマンが再び鏡に映ると、ダーパテュートとジュリエッタが鏡の中へと消え去ってしまった。

 

第3幕の冒頭、『ホフマンの舟歌』 が流れだした途端、思わず 全身 鳥肌が立ってしまった。

 

ほとんど、この曲を聴きたくて観に来たようなバレエだし。

 

そういや、『Gaîté Parisienne / パリの歓び』(レオニード・マシーン 振付) の最後もこの曲。

 

怪しげで 幻想的な悪魔のサロン。

まるで、千夜一夜物語のオムニバスの世界のように幻想的。


ジュリエッタ役の 米沢唯さんの ミステリアスで妖艶な魅力、ホフマンならずとも魂を奪われてしまいそう。

 

観ているこちらまで ホフマンの怪奇小説の世界に取り憑かれてしまったかのように、どの章もとても魅力的。

 

次に再演されたら、ゼッタイ また観に行こう!!

 
ホフマン物語
 
キャスト表
 
フォトスポット
 
ホフマン物語Ⅱ
 
新国立劇場バレエ団 ダンサー
 
プリンシパルダンサーの面々
 
新国立劇場バレエ団 プリンシパル

 

やはり、劇場付きのカンパニーって、クオリティーが高い。

 

まぁ 経営面に関しちゃ 色々つっこみどころはあるんだろうけど、ダンサー & カンパニーの質の高さは “ナショナルバレエ” として何一つ恥じることない。

 

【ホフマン】奥村康祐 

【オリンピア】奥田花純 

【アントニア】小野絢子 

【ジュリエッタ】米沢 唯 

【リンドルフ ほか】中家正博

 

2月24日 新国立劇場 オペラパレス所見

 

 

劇場のロビーも 華やかにデコレーション

 

冬のフォトスポット

 

くるみ割り人形

 

くるみ割り人形 解説

 

紫苑物語

 

紫苑物語 解説

 

テラス

 

バルコニーも

 

テラスⅡ

 

テラスⅢ

 

YouTubeばぶチャンネルみてね!(^◎^)ばぶー 『ゴンドラの唄』秘話 最終章 ~バルカローレ~

 

 

ホフマニアダ ホフマンの物語

 

ホフマンが、現実世界と空想世界を行き来する姿を描いた ロシアのアニメ―ション。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月最後の日曜日(3/31)、半年ぶりの 女子会

 

昨年夏に開通した ライトライン(LRT)なるものに乗って、ちょこっとお出かけすることにしてみました。

 

待ち合わせの ベルモール の前にいたアルパカたち

 

アルパカ

 

この近くのステーションより

 

ライトライン

来たっ!

 

LRT ステーション

宇都宮大学陽東キャンパス

 

鬼怒川

車窓より 鬼怒川

 

清原という地区で下車し、ランチ会のカフェへ。

 

閑静な住宅街。菜の花が咲いていました。

 

菜の花

 

CAFE UNE 向かい側

すずらんみたいな可憐なお花

 

話題の カフェ ユンヌ

 

CAFE UNE 外観

CAFE UNE

 

 

CAFE UNE 外観

 

内部

 

CAFE UNE 内部

 

こじんまりとした 落ち着いた店内。 

 

CAFE UNE 内部

 

庭園

 

庭園

 

庭園

 

庭園

 

庭園

 

CAFE UNE 日本庭園

 

お食事

 

にんじんのポタージュ

キャロットスープ

 

小柱ときのこのキッシュセット

小柱ときのこのキッシュセット

 

バスクチーズケーキ

デザート;バスクチーズケーキ

 

せっかくなので、一往復してみることに

 

ライトライン

 

ライトライン

 

LRT 内部

車内


なかなか快適です。

 

終点 宇都宮駅内の PRONTO で一休み


さくらミルクティー

さくらミルクティー

 

残念ながら お目当ての桜は珍しく全然咲いていませんでした。

 

でもお天気で気持ち良かったです。


久々の全幕での鑑賞。

 

『マノン』全3幕

 

『世界バレエ・フェスティバル』とかで、パ・ド・ドゥ部分はよく上演するけど。

 

日本公演で観たのは ABTと英国ロイヤル・バレエだったし、まだ アレッサンドラ・フェリやシルヴィ・ギエムが踊っていた頃だったから、そうとう前。

 

フランスのロマン主義文学の代表作を、他ならぬ フランスの もとい 世界最高峰のバレエ団での上演。

 

オペラ座 日本ツアーの 上演プログラムが発表されたとき、思わず「待ってましたぁ~‼」と叫びそうになってしまってた。

 

振り付けたケネス・マクミランは、マノンのことを「悪徳にまみれた女」って評していたようだけど、まさに 男たちを破滅に追いやる “宿命の女”(ファムファタル/;femme fatale)

 

そして、本人は自分の “魔性” を何も自覚していない。

 

ケネス・マクミラン 最大のミューズだった アレッサンドラ・フェリは、マクミランから『マノン』を踊るように勧められたとき、「マノンという女性はよく分からない」って渋ったようだけど、

 

マクミランは、「それでいい。マノンは自分を分かっていない」と。

 

例えば、ビゼーのオペラに出てくる カルメンなんかは、どうすれば男を篭絡できるか、きっと “分かっている”

 

だけど、マノンは 男を誘惑している自覚はなく、本能におもむくまま。

 

若く魅力的で、でも貧しい青年(デ・グリュー)にほいほいくっついて行ったかた思えば、

金持ちだけど じーさん(ムッシューGM)に豪華な洋服や宝石を見せられたら、何の節操もなく ほいほい・・・

 

だからといって、底意地が悪いとか 性格が悪い、という類ではなく。オツムは弱そうだけど・・・

 

ちょっと個性的なマノンを演じていたのが、シルヴィ・ギエム。

 

シルヴィのマノンは 心奪われるものに くっついていく、というよりは、何でもかんでも 欲しいものを強欲に手に入れる、引き寄せる、というイメージだった。


まるで、不遇な幼少期を送っていた女性が、なりふり構わず欲しいものを手に入れて 上へのし上がっていくような。

 

正直 このバレエ作品、すっごく好きかって聞かれても「どちらかといえば」ていう感じだけど、

 

“このダンサーが踊れば” 是非、ていうのはある。

 

前出の アレッサンドラ・フェリ、シルヴィ・ギエム とか。

 

そして、今回は なんといっても デ・グリュー役の マチュー・ガニオ。

 

『オネーギン』もそうだったけど、ちょっと憂いを帯びたような 甘いマスク。

 

“Beau Ténébreux” (ボゥ・テネブルー/憂鬱な美青年)

とは、彼のためにある言葉じゃないかと思えるくらい。

 

マノン役は、ミリアム・ウルド=ブラーム。

 

私の大好きなダンサー!

・・・だけど、マノンていうイメージではないんだよなぁ・・・

どちらかといえば、お姫様ぽい イメージだし。

(ドロテ・ジルベール の方が、マノンの ニンに合っていたような気もする)

 

とはいえ、なかなか 全幕で組んだ作品を観ることがかなわなかった、マチューと踊る作品を引退前に観ることができたっ。

 

ずっと前、たしか マニュエル・ルグリのガラで、この二人が組んでいて、なんて フランス的な美男美女・・・とうっとりしてしまっていたから。

 

できれば『眠れる森の美女』とかで全幕観たかったかも。

 

ミリアムのマノン、この役を演じるダンサーにしては お上品に思っていたけど、一見 貴婦人ぽい雰囲気なのに 男から男へ渡り歩くことになんのためらいもない女性。

 

高級娼婦のような 近寄りがたさと堕落が同居したようなところが、この人らしさなのかも。

 

舞踊評論家の 長野由紀氏の言葉を借りれば、マノンは

「結局は誰のものにもならず、自分の人生と心中した」女性

(新書館/ダンスマガジン特集)

 

第1幕 の幕が上がってすぐ、女囚人たちが 引き連れられる場面があったけど、あれ、マノンの末路を暗示していたんだな、と・・・

 

東京文化会館 ホワイエ

 

パリ・オペラ座バレエ団 チャリティー・オークション

能登半島地震へのチャリティーオークション

 

パリ・オペラ座バレエ団 チャリティー

 

2月18日(日) soiree

東京文化会館所見

 

パリ・オペラ座バレエ団 白鳥の湖

 

「マノン」全3幕 

音楽:ジュール・マスネ

振付:ケネス・マクミラン

オーケストレーション・編曲:マーティン・イエーツ

原作:アベ・プレヴォー

装置・衣裳:ニコラス・ジョージアディス 

照明:ジョン・B.リード

 

マノン:ミリアム・ウルド=ブラーム

デ・グリュー:マチュー・ガニオ

レスコー:アンドレア・サリ

レスコーの愛人:エロイーズ・ブルドン

 

会場:東京文化会館(上野)

上演時間:約2時間45分(休憩2回含む)

予定 指揮:ピエール・デュムソー

演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

 

YouTubeばぶチャンネルみてね!(^◎^)ばぶー シュツットガルト・バレエ団 2018年日本公演 『オネーギン』

YouTubeばぶチャンネルみてね!(^◎^)ばぶー パリ・オペラ座バレエ団2020年日本公演『オネーギン』全3幕

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

幼い頃から親しんできたアニメに関わる方が、立て続けに旅立ってしまった・・・

 

お二人とも、まだ 60代。

 

人生 100年時代ですよ・・・?

 

アラレちゃんの独特の挨拶が大流行していた 小学生の頃、

なぜか 私は 彼らの住む “ペンギン村” にとっても憧れてた。

 

のどかで、ほのぼのしていて、でも 何か楽しそうで・・・

 

アラレちゃん & 悟空

 

名前は知っていたけど、それだけだった『ドラゴンボール』に突如ハマったのは、TVで放送していたシリーズをたまたま見てから。

 

映画の方だったかも・・・

 

主人公が大人になって、父親になるアニメなんて、初めてだったし。

 

大好きだったシーン ↓

 

悟天&悟空 セル戦

悟空 & 悟天 セル戦

 

それからは 弟が買っていた『ジャンプ』を横取りしてむさぼるように読んでいたっけ。

 

その頃からだったかな・・・

『ジャンプ』に連載されていた漫画にハマりはじめたの。

 

『幽遊白書』『スラムダンク』

最近だと『鬼滅の刃』『呪術廻戦』

さすがに今は『週刊ジャンプ』は読まなくなったけど。

 

アニメ、ゲームに留まらず『ドラゴンクエスト』は、バレエにもなったほど。

 

バレエ ドラゴンクエスト

 

スターダンサーズ・バレエ団 『ドラゴンクエスト

 

ドラゴンクエスト

 

漫画家や声優って、そんなに 素顔を見る機会がないせいか、最初に声を聞いた頃のまま、ずっと そのままでいるような気がしてしまっている。

 

まるちゃんも、ランドセル背負って 黄色い帽子を被った小学生のまま。

 

声優さん変更して続けるのかな。

 

TARAKOさん以外の声なんて想像つかないけど。

 

カツオ(サザエさん)や ドラえもん の声もとっくに変わって、変わったことを忘れちゃってたくらいだから、いずれそうなるのかしら・・・

 

子ども時代の自分が親しんでいたり 縁のある方が亡くなってしまうと、自分の過去の一部も葬られてしまうような気がする。

 

こんな風に どんどん過去が消えていって、年を取っていくのかなぁ・・・

 

YouTubeばぶチャンネルみてね!(^◎^)ばぶー さよなら、まるちゃん

 

 

 

前回の パリ・オペ来日公演は、パンデミックはじまりの頃。

 

長い長い暗黒トンネルを抜けて、やっと 来日。

 

パリ・オペラ座バレエ団 日本公演2024

 

パリ・オペラ座バレエ団 2024年日本公演

 

そのためか何なのか、他のバレエ公演と熱量が違う!

どうやら シャネルのご招待があったみたい。

 

そこかしこから フランス語も聞こえてきて、フランス人のお客もあちこちに。

 

私が世界で最も愛する花の都を象徴するカンパニー。

 

パリ・オペラ座バレエ団 東京文化会館

 

初日は 日本をルーツに持つエトワール;オニール八菜 嬢 主演。

 

クラシックバレエの金字塔『白鳥の湖』をオペラ座で、とあれば、いやが上にもテンションMAX のハズだけど、ヌレエフ版って どの作品も 世界観に入り込めない・・・

 

とにかく、もぅ 自分のテクニックを誇示したくて こんな複雑な振り付けにしたんだろうなぁーっていうのが透けて見えてしまうんだもん。

 

失礼ながら、バレエのセンターレッスンのアンシェヌマンを見ている感じ。

 

だけど・・・

 

オペラ座ダンサーの踊りを観ていたら、ああ ヌレエフはコレを見せたかったんだなー、と妙に納得してしまった。

 

あのダンサーもこのダンサーも、とにかく 脚さばきの美しいこと・・・

 

以前、NHK Eテレの『旅するフランス語』ていう語学番組で、元 オペラ座エトワールの カデル・ベラルビ(トゥールーズ・キャピトル・バレエ 芸術監督)が、東京バレエ団の柄本弾さんにレッスンつけていたとき、

 

脚の付け根、膝、足首 それぞれをアンドゥオール(外旋)させることでフランス流のエレガンスが生まれる、って説明していたけれど、まさに、ソレ。

 

特に ジークフリート王子の ジェルマン・ルーヴェの美しいことといったら・・・

 

スタジオでのクラスレッスンで バーを使ってお稽古したままの丁寧で繊細なアンレールを 舞台上でまったくそのまま見せてくれちゃうっ!

 

大抵、ところどころ瞼が重くなってしまう 第1幕からゾクゾクしっぱなしだった。ダンサーに関しては。

 

ダンサーに関してはスゴいけど、なんだかなぁ・・・

 

なんかあんまり『白鳥の湖』を観た!っていう感じはしない・・・

 

舞台美術もすごくシンプルで 1幕から4幕まで舞台セットはほぼ変わらず。

 

湖の場面も 全然 森の中っていう情景じゃないし。


奥のホリゾンド(背景画)が変わるくらい。

 

王子の妄想か白昼夢に 白鳥たちが現れたのかな? 的な・・・

 

もしかして、あんまり お金のかからない舞台セットの作品をもってきたんだろうか、と勘繰ってしまったくらい。

 

衣裳とかも 統一された モノトーンで洗練された感じではあったけど、各国のキャラクターダンスも どちらかというと民族色は薄い印象。

 

そんでもって、終幕の白鳥たちの コール・ド・バレエの群舞!

 

これでもか!っていう複雑なフォーメーションを次から次へ繰り出して、まるで バランシンのシンフォニックバレエを観ているみたい。

 

『白鳥の湖』の世界観とは、ちょっと違うような・・・

 

これが、“ヌレエフの” 『白鳥の湖』なんだわな。

 

興味深かったのが、家庭教師と悪魔ロッドバルトを同じダンサー(トマ・ドキール)が演じていたこと。

 

これが どういう意図だったのか・・・

 

ロットバルトとジークフリート王子のデュエット、かつて ヌレエフが 映画『ヴァレンティノ』の中で アンソニー・ダウエルと組んで踊ったタンゴを彷彿とさせて、ちょっと ゾクゾクしてしまった。

 

もしかして、ロットバルトは ジークフリート王子を我が物にしたくて、オデット姫を白鳥に変えてしまったのかしら、なんて。

 

やはり、ヌレエフは 振付家としては、男性を見せる(魅せる)タイプだったのかも。

 

パリ・オペラ座バレエ団 白鳥の湖

2024年2月8日 東京文化会館 大ホール所見

 

『白鳥の湖』全4幕

ルドルフ・ヌレエフ版

 

音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー

台本:ウラジーミル・ベギチェフ、ワシリー・ゲルツァー

振付:ルドルフ・ヌレエフ

原振付:マリウス・プティパ、レフ・イワーノフ

装置:エツィオ・フリジェリオ

衣裳:フランカ・スクアルチャピーノ

照明:ヴィニーチョ・ケーリ

 

世界初演:1984年12月20日、パリ・オペラ座バレエ団

 

指揮:ヴェロ・ペーン

演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

 

オデット/オディール オニール八菜

ジークフリート王子 ジェルマン・ルーヴェ 

家庭教師ヴォルフガング/ロットバルト トマ・ドキール

 

YouTubeばぶチャンネルみてね!(^◎^)ばぶー オペラ座ガラ -ヌレエフに捧ぐ-

YouTubeばぶチャンネルみてね!(^◎^)ばぶー 柄本弾さんの オールフランス語 バレエレッスン

 

 

 

 

K-BALLET TOKYO 名誉プリンシパル 遅沢佑介氏主宰の

バレエスタジオ 第8回 発表会

 

Osozawa Ballet Studio 8th performance

Osozawa Ballet Studio 8th performance

 

今回のプログラム

第一部 フェアリードール(人形の精)

第二部 バレエコンサート

第三部 『ドン・キホーテ』より

 

『フェアリードール』は、第4回発表会(2019)以来の再演。

店主は 遅沢先生。

 

いろんなお人形たちが次々に踊りを繰り広げる作品は、バレエスクールのプログラムにぴったり。

 

ワガノワバレエアカデミー の来日公演でも 上演されていました。

 

それぞれテーマにそった衣裳に身を包んだ “お人形” たちの愛らしいこと ビックリマーク

 

柴犬が ぬいぐるみ以上にカワイイのと同様、本物のお人形以上に可愛らしい。

 

長くお稽古を続けていけば 技術や表現力は向上していくけど、それとは別の まさに この子供時代でしか醸し出せない 素の愛くるしさを見せてくれました。

 

もちろん、日頃のレッスンで どれだけハイクオリティのお稽古を頑張っているかも伝わってきます。

 

主役のフェアリードールと 二人のピエロの軽妙なやりとりも、とっても楽しかった!!

 

第二部のバレエコンサートは、

初級~中級 各クラスによる クラス作品

Beauty(大人)クラス 『シンデレラ』よりグランワルツ

『白鳥の湖』より 「6人の花嫁候補」(第3幕)、「パ・ド・トロワ」(第1幕)

『海賊』より 「オダリスク」

ヒップホップ作品

 

最初に登場した 初級Ⅰ クラスの 少女少年たちは 白いベレー帽を被った 水兵さんのような衣裳。

ちょっと ジェローム・ロビンズの 『ファンシー・フリー』ぽい。

 

Fancy Free

Fancy Free (The Boston Ballet)

 

おそらく 令和になって生まれてきたと思われる子たちもいたと思うけど、きちっとそろっていて みんな とっても上手。

 

“絵心” ならぬ “踊り心” がありそうな子もちらほら。

アームスの動きを ちゃんと首をつけて目で追っていた。

 

先生のお手本をよく見て、教わったことをきちんと実践している様子。

 

将来が楽しみ。

何年か後の発表会では、真ん中で踊っていることでしょう。

 

かつて、バレエ教室の発表会を見ていた紳士が 「小さい子たちが一生懸命踊っている姿を観ていると 涙が出てくる」と言っていたっけ。

 

なんか、わかる気がする。

 

でも、ただ お稽古したことを舞台で披露するだけじゃなく、観ている方が思わず笑顔になっていしまうくらい、みんな本当に楽しそう。

 

踊ることが大好きで、楽しくて仕方ないんだろうなぁ、ていうのが伝わってくる。

 

日頃のレッスンが、どれだけ充実しているかが感じられました。

 

一方で、時間巻き戻して あの子たち位の年齢に戻って レッスン受け直したいなぁ・・・とも。

 

自分の子供時代のお稽古って

「お膝伸ばしてぇ~!」「つま先伸ばしてぇ~!」「お尻しめてぇ~!」「お腹ひきあげてぇ~!」

と、盛んに注意されていたけど、“どうやって伸ばすか” なんて教わらなかったし、考えもしなかったもの。

 

今の子たちって、そんな解剖学に基づいたレッスンを受けられて、バレエだけじゃなく、コンテンポラリーとかのレッスンも受けられて、うらやましい・・・

 

子供時代に、とまではいかなくても せめて 20年くらい前に戻りたい・・・

 

成人後 再開してから 継続的にお稽古続けているのに、年々 身体は固くなってくるし、体力は落ちてくるし、出来なくなってくることも出てきたり・・・

 

でも、自分のペースでコツコツ続けていれば 何かしら変化しているんじゃないか、と暗示をかけて まだ 頑張れる(と思う)。

 

第三部は、『ドン・キホーテ』からの抜粋

秋の 芸術祭でも上演したプログラムを豪華にしたバージョン。

 

バジルはもちろん 遅沢佑介先生

 

そして、キトリは スペシャルゲスト。

新国立劇場バレエ団 プリンシパルの 米沢唯 さん。

 

初共演 とのこと。

 

イナカの発表会で、こんな 豪華な組み合わせを観られるなんて・・・!!

 

グラン・パ・ド・ドゥ 終盤のコーダでの キトリ最大の見せ場、グランフェッテ・アントゥールでは 扇子を操りながらでの超絶技巧の回転技。

 

思わず Wow! と絶叫しそうになっちゃった!!

 

もぅ それはそれは、エキサイティングな舞台でしたっ。

 

抜粋だけじゃ 勿体ない。是非 全幕で観たい!!!

 

同じ舞台に立つ 生徒さんたちも感化されたようで、豪華な発表会のフィナーレにふさわしい、華やかで高揚するプログラムを堪能させてもらいました。

 

1月7日(日) 栃木県総合文化センター メインホール 所見


2023年 バレエ鑑賞おさめ

 

『雪の女王』 ポスター

ウクライナ国立バレエ

 

アンデルセン原作の 『雪の女王』

 

2016年に当時にウクライナ国立バレエ芸術監督であった、アニコ・レフヴィアシヴィリ振付で初演。

 

ロシアによるウクライナ侵攻により、ロシア人作曲家 チャイコフスキーの音楽から別の作曲家による音楽に入れ替えられたとか。

 

やはり チャイコフスキーによる三大バレエで、クリスマス時期の定番演目『くるみ割り人形』に代わって、冬の風物詩になったとか。

 

こんなところにも、戦争の影響が・・・

 

 

背景の幕(ホリゾンド)に描かれた 冬の北欧の街並み、楽し気なクリスマスパーティーの大広間・・・ とまるで動く絵本の世界のようだけど、舞台セットはかなり最小限。

 

だけど、暖かな家庭を飛び出して、極寒の世界に雪の女王に連れ去られたゲルダを探すヒロイン;カイの勇気と行動力は、今現在のウクライナの状況を重ね合わせてしまう。

 

華やかなコール・ド・バレエ、勇猛果敢な山賊たちの踊りは、やはり 旧ソ連の伝統を引き継ぐバレエ団ならでは。

 

旧ソ連時代、“ソビエト三大バレエ団” のひとつだったのにね。 ↓

ボリショイ・バレエ(モスクワ)

マリィンスキー・バレエ(サンクトペテルブルク)

キエフ・バレエ(現 ウクライナ国立バレエ)

 

ウクライナ国立バレエ団 雪の女王

『雪の女王』 フォトスポット

 

それはそうと、バレエにはうってつけのファンタジックな演目。

 

むしろ、今までバレエ化されていなかったのが不思議。

 

アンデルセン故郷の デンマーク・ロイヤル・バレエでも聞いたことないし(私が知らないだけ?)。

 

バレエ団にとってドル箱のチャイコフスキー三大バレエ(『白鳥の湖』『眠れる森の美女』『くるみ割り人形』)が上演できないのは 寂しいし、バレエファンにとっては残念でならないけど、

 

ウクライナ人のダンサーの心情を考えると、いたしかたなし。

 

いつか、できれば 極力近いうちに 再び 上演できるようになってほしい。

 

『ドン・キホーテ』 ポスター

『ドン・キホーテ』

 

『ジゼル』 ポスター

『ジゼル』

 

日本からの義援金で振付を改訂&舞台装置を一新し、世界初披露なのだとか。

 

『ジゼル』衣裳

『ジゼル』 衣裳

 

ウクライナ国立バレエ団 『ジゼル』

『ジゼル』

 

『雪の女王』   『雪の女王』

 

『ドン・キホーテ』  『ジゼル』

 

祝花

神田うのさんより、日本人 芸術監督 寺田宜弘氏へ

 

ウクライナ国立バレエ団 来日公演

12/27(水) 東京文化会館所見

 

 

Canon×IBM×ウクライナ国立バレエ 「ボリュメトリックビデオ」

 

 

 

東京文化会館 エントランス

お正月仕様の 東京文化会館

 


 

 

 

 

 

 

“印象派” の代名詞。

THE 印象派、的な画家。

 

クロード・モネ(1840-1926)

 

第1回印象派展(1874年)から150年の節目を迎えることを記念した展覧会を上野で開催中。

 

モネ展 上野の森美術館

モネ 連作の情景

 

平日だったにも関わらず、大盛況。

 

モネ展

 

印象派以前から、モネ特有の表現方法 “連作” へと変遷していく過程の絵画を ずいーっと 60点以上展示。

 

中でも 関心をそそられたのは、第2章 アルジャントゥイユを拠点に活動するようになってから描いていた ヴェトゥイユ という村を描いた情景。

 

ヴェトゥイユの教会

ヴェトゥイユの教会 1880年 サウサンプトン市立美術館

 

ヴェトゥイユの春

ヴェトゥイユの春 1880年 ボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館

 

まるで 鳥のさえずりが聞こえてくるかのよう。

都会の喧騒とは無縁の、のどかで牧歌的な風景。

 

そして、やはり Paris

 

ルーヴル河岸

ルーヴル河岸 1867年 デン・ハーグ美術館(初来日)

 

Belle Époque(ベル・エポック)

古き良き時代のパリの情景に、心躍らずにはいられなくなってしまう!

 

一部 撮影可能でした。

 

ジヴェルニーの庭

ジヴェルニーの庭

 

展覧会場のエントランス部分。

壁には モネの代表作「睡蓮」制作の場となったジヴェルニーの庭が投影され、床には睡蓮の葉が浮かぶ モネの池。

歩くと 足跡の回りに波紋が広がる不思議な映像。

 

【第4章 連作の画家、モネ】 より

 

国会議事堂、バラ色のシンフォニー

国会議事堂、バラ色のシンフォニー 1900年 ポーラ美術館

 

チャリング・クロス橋、テムズ川

チャリング・クロス橋、テムズ川 1903年 リヨン美術館

 

ウォータールー橋、曇り

ウォータールー橋、曇り 1900年

ヒュー・レイン・ギャラリー

 

ウォータールー橋、ロンドン、夕暮れ

ウォータールー橋、ロンドン、夕暮れ 1904年

ワシントン・ナショナル・ギャラリー

 

ウォータールー橋、ロンドン、日没

ウォータールー橋、ロンドン、日没 1904年

ワシントン・ナショナル・ギャラリー

 

モネ連作の代表作 「ルーアン大聖堂」(1892-1894)を思い起こします。

 

お天道様の位置で刻々と変化する風景の表情を “印象的に” 切り取って絵画へのこしています。

 

【第5章 「睡蓮」とジヴェルニーの庭】

 

睡蓮

睡蓮 1897-98年頃 ロサンゼルス・カウンティ美術館

 

かなり 初期の頃の “睡蓮”

睡蓮の花のみ クローズアップした絵画。

 

睡蓮の池

睡蓮の池 1918年頃 ハッソ・プラットナー・コレクション

 

「睡蓮」の解説にあった

「空や樹木の水面への映り込みや光と水が戯れるような表現」 

これぞ、まさに モネの睡蓮。

 

あらためて、モネほど 陽光のうつろいや水面の煌めきを生き生きとカンヴァスに再現した画家はいない、と思わせられる。

 

モネ 連作の情景

 

1/27(水) 鑑賞

 

1/28(日)迄 上野の森美術館

2/10 ~ 5/6 大阪中之島美術館

 

2024年秋には 国立西洋美術館で モネの睡蓮に出会えるみたい。

 

モネ 睡蓮のとき

2024年10月5日(土)~2025年2月11日(火・祝) 国立西洋美術館

 

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元旦 からいきなり・・・

 

地震 & 津波

 

令和6年能登半島地震における被害と対応について

 

これまでの人生で何度か遭遇した、あたりまえの日常が、あっけなく 崩れてしまう 恐怖・不安・・・

 

でも、

立ち上がらなければ。

前を向かなければ。

進まなければ。

 

そんな光景も、これまでの人生で何度も見てきた。

 

被災地から離れていても、何かできることはあるはず。

被災地の方々に寄り添えることは、何かある。

 

令和6年能登半島地震 緊急支援募金(Yahoo!基金)

 

2024年石川県能登半島地震 緊急支援(ピースボート災害支援センター)

 

令和6年能登半島地震被災者支援にご協力ください(AAR Japan)

 


 

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