過去に たった1度だけ訪れた 新国立劇場。
その時 鑑賞したのは、たしか 松山バレエ団の 『白鳥の湖』。
どーやって行ったのかすら、すっかり忘れてしまっていた 新国立劇場。
恥を忍んで申し上げれば 私、今まで 新国立劇場バレエ団の公演、観たことなかった・・・
だって、
劇場行きずらそうな場所だし、
外来バレエの公演で懐も時間もいっぱいいっぱいだったし、
新国ウォッチャーだった NBSの 故・佐々木忠次さんが けちょんけちょんに言っておられたし・・・
しかし、このバレエだけは どこのバレエ団で上演しようと 是非観てみたかった作品。
・・・といっても 初演ではないんだけど。
ジャック・オッフェンバック(1819 - 1880) の同名のオペラ作品の ピーター・ダレルによるバレエ作品(1972)。
機械人形、オリンピア (『砂男』より)
謎の病を患らう踊り子、アントニア (『顧問官クレスペル』より
※ オペラでは 胸を病んだ歌姫
ヴェネツィアの娼婦、ジュリエッタ (『失われた鏡像の物語』より)
そして、その全ての恋路を 様々な男に姿を変えて破滅させる悪魔ダーパテュート。
第1幕 オリンピア
スパランザーニによる精巧な人形、オリンピアに心奪われた 若きホフマン。
魔法のめがねをかけて彼女を見ると、 彼女は本当に生きている女性のよう。
スパランザーニにオリンピアへの求婚を願いでて 一緒に踊っている途中、魔法のめがねを外されると、人形はバラバラに崩壊。
バレエ 『コッペリア』 としても有名。
第2幕 アントニア
謎の病により、踊ることを禁じられているアントニア。
ドクター・ミラクル による催眠術で、自分は素晴らしいバレリーナ、と信じ込まされてしまい・・・
幻想に魅入られたアントには、音楽家の父に師事するホフマンに 自分のために演奏してほしい、と懇願。
“死への舞踏” となってしまった舞。
やがて、アントニアはホフマンの腕の中で息絶えてしまう。
アントニア役の 小野絢子さん。
踊りへの抑えきれない情熱と、死を免れないはかなさ。
共に絶品。
第3幕 ジュリエッタ
歳を重ね、信仰生活に入った ホフマン。
悪魔 ダーパテュートのサロンで、彼による誘惑を全てはねつけるも、ヴェネツィアの高級娼婦、ジュリエッタに狂おしいまでに魅了されてしまう。
とうとう ホフマンは信仰を放棄してしまうが、鏡の中に自分の姿が映っていないことに気づき、自身の不滅の魂が失われたことを知る。
許しを乞い、祈るホフマンが再び鏡に映ると、ダーパテュートとジュリエッタが鏡の中へと消え去ってしまった。
第3幕の冒頭、『ホフマンの舟歌』 が流れだした途端、思わず 全身 鳥肌が立ってしまった。
ほとんど、この曲を聴きたくて観に来たようなバレエだし。
そういや、『Gaîté Parisienne / パリの歓び』(レオニード・マシーン 振付) の最後もこの曲。
怪しげで 幻想的な悪魔のサロン。
まるで、千夜一夜物語のオムニバスの世界のように幻想的。
ジュリエッタ役の 米沢唯さんの ミステリアスで妖艶な魅力、ホフマンならずとも魂を奪われてしまいそう。
観ているこちらまで ホフマンの怪奇小説の世界に取り憑かれてしまったかのように、どの章もとても魅力的。
次に再演されたら、ゼッタイ また観に行こう!!
やはり、劇場付きのカンパニーって、クオリティーが高い。
まぁ 経営面に関しちゃ 色々つっこみどころはあるんだろうけど、ダンサー & カンパニーの質の高さは “ナショナルバレエ” として何一つ恥じることない。
【ホフマン】奥村康祐
【オリンピア】奥田花純
【アントニア】小野絢子
【ジュリエッタ】米沢 唯
【リンドルフ ほか】中家正博
2月24日 新国立劇場 オペラパレス所見
劇場のロビーも 華やかにデコレーション
バルコニーも
ホフマンが、現実世界と空想世界を行き来する姿を描いた ロシアのアニメ―ション。
















































































































