展覧会予告がでたとき、東京展の会場が 上野の森美術館 と知って失礼だけど やや 気分が萎えてしまった・・・
よい展覧会を催しているんだけど、なんかなぁ・・・
各展示室 暗くて狭くて こう言ってはなんだけど古い雑居ビルのような・・・
お化け出そう
美術館て “美の殿堂” 的なイメージだけど、そもそも 日本でそう呼べそうな美術館・博物館てなかなか思い当たらず。
とはいうものの、やはり この絵は観たくて行くことにした。
最終日の前日(8/11)だったからか、当日券の窓口にずいぶん並んでいた。
日時指定のはずなんだけど、一体 何人の枠にしていたんだ!?
ていうくらい人ごちゃごちゃ。
よく 係の人が「空いている所からご鑑賞くださーい」 とか声掛けしてるけどさ、やっぱ何となく並んでいる順に観たいんだよね。
制作年とか 隣り合わせの絵画とか、関係あるんだろうな、と思うと。
2期に分かれて開催される この ゴッホ展。
第1期は、ミレーに傾倒していたオランダ時代の “農民画家” の頃から パリ→アルル へと変遷していく過程を紹介。
聖職者から画家を目指した頃のオランダ時代。
毎日汗水流して 手を泥だらけにして日々の糧を得る名もなき労働者を主題にしていたのは、まだ信仰の目を通して底辺に生きる農民や世の中を見つめていたのかも。
画面も “茶色い弁当” ならぬ “茶色い絵画”
『ジャガイモを食べる人々』(1885年)
おそらく 必要な絵の具は茶系と黒だけで足りていたんじゃないかと思えるくらい。
後の アルルの太陽や麦畑などの 黄金に輝くような絵画に発展していくとは誰も想像できなかったんじゃない?
ゴッホが ゴッホらしくなってくるのは、やはり パリに来てから。
『自画像』(1887年)
『カフェにて』ピーエル=オーギュスト・ルノワール(1877年)
そして、唯一無二の画風へと飛躍していくのは 南仏とジャポニスムを知ってから。
パリ時代の やわらかな画風は <ゴッホ作> として観るとそれなりによいとは思うけど、
やはり キャンバスにのせられた絵の具が蠢いているようなアルル時代の絵が、この画家の描くべき画風に大成したように思える。
この絵のためにさらに行列に並ばされたけど、やっぱり観に行ってよかった ↓
写真や原寸大のパネルとかでも見る機会あったけど、やっぱり本物の絵画が放つオーラって、ある。
まるで 自分が石畳の夜道を歩いてカフェの明かりに吸い寄せられていくような気分。
行列 2~3回並んで 見入ってしまった。
私の中で一番好きなゴッホの絵は『ローヌ川の星月夜/La Nuit étoilée』(← 11月に都美のに来日)だけど、思わず こっちを昇格させようかと思ってしまった・・・
20年ぶりに来日した名画を鑑賞できて、せっかく 良い心持だったのに残念・・・というより無念だったのが、ショップ。
ここの美術館、ショップに行くのに一旦外に出るんだけど(それが面倒くさくて この美術館のイヤなことのひとつ)、この日はなんと 40分待ち。
都美の大英博物館展から立ちっぱなしで脚パンパンだったし、雨もちらついてきて、さすがに断念。
“展覧会限定オリジナルグッズ” とか ○○コラボ商品とか 購入するしないに関係なく興味あるけど、仕方ない。
いつか 円高になって 燃油サーチャージ下がったら またオランダ行ってみるか。
クレラー・ミュラーはまだ行ったことないし。
2026年8月11日 鑑賞
第2期は 『アルルの跳ね橋』が 70年ぶりに来るのだとか。
東京都美術館開館100周年記念

































































































































































