甘ずっぱい蜜の部屋

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観劇(主にバレエ)&美術鑑賞&旅行&グルメ…などなど身辺雑記

こんにちは。ご訪問ありがとうございます。

どうそ ごゆっくり。

4年ぶりとなる 地元出身の世界的チェリストのリサイタル

 

宮田大 チェロリサイタル

栃木県総合文化センター開館35周年記念

宮田大チェロ・リサイタル2026 with ジュリアン・ジェルネ

 

県のホール開館35周年の記念イベントの一環

 

前回同様 最初のご挨拶で「客席には “大ちゃん、大ちゃん” とお声をかけてくれそうなお顔も」と。

 

幼少時代から成長を見守ってこられたお馴染みさんがいらしていたのかも。

 

今回は、フランスとアメリカの作曲家に焦点を当てたプログラム

 

・サン=サーンス:白鳥
・フォーレ:5つの歌
 秋/蝶々と花/ゆりかご(子守唄)/愛の歌/マンドリン
・サン=サーンス:チェロソナタ第1番
 1楽章 Allegro
 2楽章Andante tranquillo sostenuto
 3楽章Allegro moderato


・ガーシュウィン/小林幸太郎編曲:パリのアメリカ人
・ジョン・ウィリアムズ/山中惇史編曲:John Williams Fantasy Trip

 

サン=サーンスの 『白鳥(動物の謝肉祭)」は、バレエ『瀕死の白鳥』で使用されている音楽。

 

これは 是非1度ナマで聴いてみたかったので、大興奮!

 

バレエの舞台だと、どうしても踊りばかりに目がいってしまうけど、音楽もとても耳に心地よい

 

今までの人生で遭遇してきた 忘れえぬ美しい情景が浮かんでくるような旋律

 

チェロという楽器の魅力を最大限に堪能できる曲だと思う。

 

フォーレの『5つの歌』は本国フランスでもなかなか演奏する機会のない音楽なのだとか。

 

フォーレは大好きな作曲家。

 

私の中で 秋深まる季節にぴったりの音楽はフォーレの『ペレアスとメリザンド』

 

そして、私の知る全作曲家の『レクイエム』の中でも ダントツ1番好きな『レクイエム』もフォーレが作曲したもの。

 

私の葬送は、是非この曲でこの世とお別れしたいと切望しているので、エンディングノートにも太文字で記入するつもり。

(見送ってくれる人がいるかどうか分からないけど・・・)

 

マドレーヌ寺院
フォーレ『レクイエム』が初演されたマドレーヌ寺院(パリ)

2012年12月 撮影

 

第1部 フランス作曲の最後は サン=サーンスの チェロソナタ。

 

ヴァイオリン協奏曲の『序奏とロンド・カプリチオーソ』は有名で、フィギュアスケートのプログラムでもよく使用されて、たしか 羽生結弦は 清塚信也氏によるピアノ編曲版を披露していた。

 

チェロの曲はなかなか鑑賞する機会なかったけど、フランス的な洗練されたソナタ。

 

大ちゃん(失礼!)曰く「レンブラントの絵画のような光がさす情景」のような音楽、と。

 

第2部はアメリカ作曲家のプログラム

 

ガーシュウィン『パリのアメリカ人』は、作曲家本人がパリを訪れて町ぶらしていたときの様子を音楽にしたのだとか。

 

タクシーのクラクションを模したような効果音もあって、やっぱりヨーロッパ系の音楽とはちがう、思わず身体がスイングするような曲。

 

たしか ジョージ・バランシンのバレエ『Who Care's?』も何曲か入っている。

 

最後の『John Williams Fantasy Trip』は、ジョン・ウィリアムズが作曲したお馴染みの映画音楽(ジョーズ、スターウォーズ、ホームアローン、ET、ハリーポッター)を少しずつコラージュして 彼の映画音楽の世界を “旅” するという趣向。

 

どれもお馴染みの曲で、とっても楽しめた

 

宮田大 チェロリサイタル アンコール曲

アンコール

 

こちらのアンコール曲、大ちゃん(失礼!×2)にとって特別な音楽なのだそう。

 

いまは亡き おじいちゃま・おばあちゃまの想い出に浸れるそうで。

 

「大切な方に思いを馳せながら聴いて下さい」と。

 

コレ、れっきとしたバレエ音楽

 

バレエ絡みの楽曲をいっぱい演奏してくれて、大感激。

ありがとう、大ちゃん(失礼!×3)

 

開館35周年の ホール

 

栃木県総合文化センター 35周年

 

栃木県総合文化センター 35周年

 

大ちゃん(失礼!×4)は今年 40歳になるそうで「(開館したのは)ぼくが 5歳のとき」ですって。

 

栃木県総合文化センター 35周年

 

もぅ 40歳・・・

 

ロストロポーヴィチ国際チェロコンクール(2009)で日本人初の優勝して一躍脚光をを浴びたけど、かなり若い というか少年時代から活躍していたから なんかピンとこないや。

 

音で旅をする、音で語り合う。チェリスト・宮田大が盟友ジュリアン・ジェルネを迎え故郷・栃木へ

 

演奏者紹介(Webより)

 

宮田大

2009年ロストロポーヴィチ国際チェロコンクールにおいて、日本人として初めて優勝。これまでに参加した全てのコンクールで優勝を果たしている。その圧倒的な演奏は、作曲家や共演者からの支持が厚く、世界的指揮者・小澤征爾にも絶賛され、日本を代表するチェリストとして国際的な活動を繰り広げている。トーマス・ダウスゴー指揮、BBCスコティッシュ交響楽団との共演による「エルガー:チェロ協奏曲」の欧米盤が、欧州のクラシック界における権威のある賞の一つ「OPUS KLASSIK賞2021」を受賞するなど、海外からの評価も高まっている。スイスのジュネーヴ音楽院卒業、 ドイツのクロンベルク・アカデミー修了。使用楽器は、上野製薬株式会社より貸与された1698年製A. ストラディヴァリウス“Cholmondeley”である。

 

ジュリアン・ジェルネ

ベルギーのナミュール生まれ。幼少より音楽を学び、ニース音楽院でピアノとバイオリンで一等賞を獲得。パリ国立高等音楽院でピアノを学び、高等教育学位を取得。07年エリザベート王妃国際音楽コンクールではセミファイナリストに選出される。03年リスボン国際ピアノ・コンクールでヴァンドーム賞を受賞。ラ・ロック=ダンテロン国際ピアノ音楽祭などフランスの数多くの音楽祭に出演。宮田大とは2009年以来、10年以上に渡って共演を重ねている。

 

2026年7月18日(土)

栃木県総合文化センター メインホール 鑑賞


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロイヤル・バレエ団の『ジゼル』は 1995年、2016年に次いで3回目。前回からちょうど10年。

 

英国ロイヤルバレエ団 日本公演 2026

英国ロイヤル・バレエ団 2026年日本公演

 

英国ロイヤルバレエ 2026『 ジゼル』

 

ピーター・ライト版の『ジゼル』は、とても素朴で牧歌的

 

ロマンティックバレエであっても 第1幕とかとても演劇色が濃くて、ちょっとしたマイムでも登場人物たちの会話が聞こえてきそう。

 

英国ロイヤル・バレエ団 『ジゼル』 第1幕

 

さすが、シェイクスピアの国のバレエ団。

 

それに 主役以外でもちょっとしたところの演出が絶妙。

 

例えば ジゼルの家に狩りの休憩に訪れた貴族の令嬢(バチルド姫)に ジゼルが小さな花束を差し出して歓迎したのに、姫は手に取ったブーケを “しょぼい花” とばかりに一瞥するとすぐお付きの女性に手渡して、そのお付きもすぐ後ろにいた村の青年に渡してしまって・・・

 

貴族の身分の人たちの 高慢さや贅沢が普通であることをそれとなく醸し出している。

 

タイトルロールは 日本人プリンシパルの 金子扶生さん。

 

どちらかというとミルタ(精霊 ウィリの女王)が似合いそうな 凜とした風情のあるダンサーだから、配役表見た時 ジゼルってイメージがあんまりわかなかったけど、だからこそ この鄙びた村では異質な存在の少女で、身分を隠した貴公子 アルブレヒトの目に止まったんだろうな、と思わせられる。

 

英国ロイヤル・バレエ団 2026 『ジゼル』 金子扶生

 

ジゼルに思いを寄せる森番;ヒラリオンは、実直で無骨だけど ジゼルの気持ちを無視して自分の想いをぶつけるだけ。

 

粗末な身なりに扮していても 女性が喜ぶ術を心得ていて、スマートにエスコートするアルブレヒトにジゼルが舞い上がってしまうのも無理はない。

 

アルブレヒトが実は貴族で バジルド姫の婚約者ということが暴かれたときも 怯むことなく二人の間に分け入って「あなた(バジルド)はこの人とどういう関係なの!?」と詰め寄っていた。

 

だけど・・・

 

森に棲まう 精霊(ウィリ)たちはこの結末を予見していたのかも。

 

婚約者がありながら 世間知らずの村娘の気を引くアルブレヒトを次なる餌食に見定めていたのかもしれない。

 

実際、ジゼルはアルブレヒトをや村の若者たちと戯れながらも なにかしらの気配を感じて ふと視線を宙にさまよわせるようなシーンが幾度となくあった。

 

第2幕 ピーター・ライトの解釈では、ジゼルの死因はアルブレヒトの裏切りによるショックでの “自死”

 

キリスト教における 大罪だから、正式な墓地には埋葬されず 精霊たちが蠢く森の中の簡素な墓に葬られた、と。

 

だから ヒラリオンもアルブレヒトも人目を避けて草木も眠る真夜中に墓参りしたのか・・・

 

ふたりの哀れな男 をウィリたちは見逃さなかったけど、半狂乱になって命乞いをするヒラリオンに対し、自らを殺そうとする精霊の女王に対しても敬意をはらうアルブレヒト。

 

アルブレヒト役;ワディム・ムンタギロフ の足さばきの美しいこと・・・

 

英国ロイヤル・バレエ団 『ジゼル』 Act2

 

そして、裏切られて 命を絶つきっかけとなった男に対しても 必死に守り抜いたジゼル。

 

キリスト教の禁忌を破って自ら命を絶った魂は その地に地縛し続けてしまうところを 自分を裏切った恋人を守り抜いたことでジゼルは昇天できたんだ、と納得できる。

 

ジゼルの魂は 肉体から離れた後、恋人に裏切られた絶望や悲しみなんかの負の感情は捨てて、楽しかった日々や喜びや愛だけを留めていたのかもしれない。

 

英国ロイヤル・バレエ団 『ジゼル』 第2幕


かつて ジゼルが当たり役だった アレッサンドラ・フェリがジゼルのテーマを “無償の愛” と語っていたのを思い出す。


フランスでバレエが隆盛を極めた時代に創られたロマンティックバレエのほとんどが消えてしまったけど『ジゼル』だけは現在でも世界中のバレエ団のレパートリーに入って 人気演目として踊り継がれているのは この普遍性の故かもしれない。

 

NHKホール エントランス

NHKホール ホワイエ

 

今回の公演は1961年の初来日から65年目とのことで、ロビーで

ロイヤル・ウィークエンド> を開催。

 

英国ロイヤルバレエ ロイヤルウィークエンド

 

ロイヤル・バレエ団至宝のダンサーゆかりの品や 過去の公演のポスター、来日公演に参加したダンサーのサインなどを展示

 

マーゴット・フォンティン 白鳥の湖

 

英国ロイヤルバレエ 不思議の国のアリス

 

英国ロイヤルバレエ 眠れる森の美女

英国ロイヤルバレエ 眠れる森の美女 オーロラ姫

 

英国ロイヤルバレエ団 芸術監督

 

英国ロイヤルバレエ団 ロイヤル・ウィークエンド

 

英国ロイヤルバレエ サイン

 

英国ロイヤルバレエ サイン

 

英国ロイヤルバレエ サイン

 

過去の来日公演ポスターも展示。懐かしい公演も。

 

英国ロイヤルバレエ 1987

最初に鑑賞した来日公演

 

絵国ロイヤルバレエ 1992

この写真、大のお気に入りで 切り抜いて飾ってたっけ

 

大入

 

2026年7月12日 マチネ NHKホール所見

 

振付:マリウス・プティパ

(ジャン・コラーリ、ジュール・ペローに基づく)

演出・追加振付:ピーター・ライト

音楽:アドルフ・アダン

編曲:ラース・ペイン

台本:テオフィル・ゴーティエ(ハインリヒ・ハイネに基づく)

美術・衣裳:ジョン・マクファーレン

照明:ジェニファー・ティプトン

照明再デザイン:デヴィッド・フィン

 

<配役>

ジゼル:金子扶生

 

アルブレヒト:ワディム・ムンタギロフ

 

ヒラリオン(森番):テオ・デュブロイル

 

第一幕

 

ウィルフリード(アルブレヒトの従者):エイデン・オブライエン

 

ベルタ(ジセルの母):クリスティーナ・アレスティス

 

クールラント公:トーマス・ホワイトヘッド

 

バチルド(その令嬢):ララ・ターク

 

狩りのリーダー:フィリップ・モーズリー

 

パ・ド・シス:崔 由姫、中尾太亮、

       ヴィオラ・パントゥーソ、リアム・ボスウェル、

       エラ・ニュートン・セヴァニーニ、ジョシュア・ユンカー

 

村人、廷臣:英国ロイヤル・バレエ団

 

第二幕

 

ミルタ(ウィリの女王):アネット・ブヴォリ

 

モイナ(ミルタのお付き):オリヴィア・カウリー

 

ズルマ(ミルタのお付き):ララ・ターク

 

ウィリたち:英国ロイヤル・バレエ団

 

指揮: マーティン・ゲオルギエフ

演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

 

◆上演時間◆

第1幕 12:00-13:00

休憩     25分

第2幕 13:25-14:20

 

NHKホール

 

アメブロ ピーター・ライト版『ジゼル』

アメブロ 英国ロイヤル・バレエ団 『ジゼル』

 

エスプリ・ドゥ・ラ・ダンス

次回公演 <エスプリ・ドゥ・ラ・ダンス

 

 

若かりし頃、公演の度に劇場へ足を運んでいたダンサーの一人。


まだ 現役で踊っていたのね、とチョット驚いた。

 

最後に観てから 10年以上は経っているはず。

 

ルジマトフ JAPAN FINAL

ルジマトフ JAPAN FINAL

 

すでにご子息も マリィンスキー劇場バレエに所属するれっきとしたダンサー。

 

「ルジマトフ JAPAN FINAL」出演ダレル・ルジマトフ特別インタビュー

 

時の流れを感じてしまう・・・

 

ルジマトフを最初に観たのは たしか 1991年のマリィンスキー・バレエ団の来日公演

 

『海賊』全幕の アリの役だった。

 

当時 インターネットもなくて 専門誌からしか情報を得られなかったけど、それでも かなり話題にはなっていたから、当日の配役表でルジマトフの名前見つけて小さくガッツポーズしてた。

 

んで、有名なバリエーションの最初のシーン。

 

まるで 一陣の風に舞い上げられたかのように舞台に現れて 船の帆を張るが如く頭上高く片脚を後ろに上げてアラベスクのポーズを決めた瞬間、劇場がまるで大海原になってしまったようだった。

 

それ以降 『海賊』のアリはルジマトフの当たり役。

 

多分 日本公演ではしょっちゅうリクエストされて もしかしたらうんざりしていたかも!?

 

そのくらい素晴らしかった。

 

武道の高名な先生も著書の中でルジマトフの身体の使い方を 取り上げていた。

 

「[捻り] は滞空時間を延ばす

 

私の知る限りは、F・ルジマートフが [捻り] を得意とするダンサーの筆頭である。というか、非常に少ない例なのだ。

 

実は、ダンスの中でも、とりわけ [捻り] を伴う動き(1、2の例外を除きほとんど)持たないはずなのだ。

 

ところが、彼のジャンプを見ると、確かに骨盤の上と下で角度が切り替わっている。これはクラシック・バレエの中でもお馴染みのジャンプのひとつだと思うが、普通は骨盤と状態の向きは同一方向である(注;『ラ・バヤデール』マネージュの写真)。

 

ということは、ルジマートフは、“バレエとしては” 意味のないことをしていることになるのだろうか?

 

ひとつ考えられるのは、ジャンプの「滞空時間」である。ジャンプをした後にさらに [捻り] を加えると滞空時間が延びるのだ。

 

そこで、無意識のうちにか本来「型」のうえでは存在しない [捻り] が加わる、というふうにも考えられる。

 

しかし、よく注意すると、彼はジャンプだけではなくあらゆる動き、ポーズに [捻り] を加えていることに気がつく。

 

彼の [捻り] は「クセ」なのかもしれない。もちろん、それがあらゆる瞬間に、強烈に「ルジマートフ」という個性を刻印することは間違いないだろう。このダンディな、ナルシスティックなシルエットに数多くの女性が心を奪われるのだから。

 

 ダンスは、打ったり投げたりする対象物(ボールなどのパワーを出すべき対象)を持たないが、 [捻り] の動きは、見た目に訴える「力強さ」「緊張感」を生む。

 

ルジマートフのような引き絞った [捻り] は、玉三郎の柔らかく軽い [捻り] と対照的ではないだろうか。「力強さ」と「優雅さ」、 [捻り] のカバーする範囲は広く深い。文字通りフレキシブル、「柔軟」なのだ。

 

 また、ルジマートフのように見事な [捻り] は身体の中心軸、サイドのラインを際立たせ、踊るシルエットがくっきりと強く印象づけられる。

 

これは玉三郎にも当てはまるが、彼の場合は、どこまでも柔らかな女形のシルエットに凛とした「芯」(=存在感)を与える、と言えないだろうか。

 

 [捻り] はダンスでは稀であると言ったが、よく考えるとフラメンコはルジマートフのそれとよく似た [捻り] が特徴的である。

 

まさにダンディズムと陰影のある情熱のダンスにはルジマートフの個性と通じるものがあるように思えるのだが、どうだろうか。」

『スーパーボディを読む』伊藤昇/著(マガジンハウス)1998年

 

かつて、かれの踊る『バクチ』(モーリス・ベジャール振付)を観たとき、舞台上で座禅を組んで坐しているだけなのに、身体から焔のようなエネルギーが絶えずほとばしっているように見えて、手前で踊っている女性ダンサーそっちのけでガン見していた。

 

ネコ科のようなしなやかさと俊敏さを持ち合わせた野性的な雰囲気で、とにかく(演じるというより)“踊り” で魅せるダンサーだと思う。

 

だから、正直 王子様や貴公子とはちょっと違う気がして、ザ・バレエ的な全幕作品はほとんど観なかった。

 

それに関しちゃ ちょっと、というかかなり後悔している。

 

だけど ワツラフ・ニジンスキーが当たり役としていた『シェヘラザード』の黄金の奴隷とかは、すごい似合っていて 彼のために創られたんじゃないかと思ったほど。

 

こういう エキゾチックな役柄とか、彼の個性を際立たせられる小品(『タンゴ』とか)で観たかったから、ガラ公演がほとんどだったし。

 

FINAL と銘打った今回の公演で この日 ルジマトフが踊った演目は、

「王は踊る」N.アンドロソフ振付

「牧神の午後」F.ルジマトフ改訂振付

「ボレロ」N.アンドロソフ振付

 

かつてのように 空を切り裂くようなジャンプや回転を披露することはなかったけど、体中の筋肉の全細胞がひとつもお休みしていないようなキレ味は変わりなかった。

 

篝火のようなセットに囲まれて踊った『ボレロ』、まるで 何かの儀式のようなシャーマニスティックは雰囲気が漂っていて、ああこれがルジマトフだ!と瞼に焼きつけた。

 

現在活躍している舞踊家たちの中で ルジマトフのタイプに匹敵するような人、ちょっと思いつかない。

 

唯一無二のダンサー。

 

カーテンコール

 

フィナーレ(撮影OK)

 

カーテンコール

 

祝花

 

ルジマトフ JAPAN FINAL

 

ルジマトフ JAPAN FINAL

 

ルジマトフ JAPAN FINAL

 

ルジマトフ JAPAN FINAL

 

ルジマトフ JAPAN FINAL

 

ルジマトフ JAPAN FINAL

 

久しく訪れていなかった 新宿文化センター

 

新宿文化センター

 

場所全く覚えていなくてあせった

 

公園.jpg

 

2026年6月17日 マチネ所見

 

アメブロ サッカーに “武道” を取り入れてみては? ~素人の妄想


 

 

 

 

 

 

 

 

 

祝 スペイン

 

The FIFA World Cup 2026 スペイン優勝

 

W杯 全8試合1失点は史上最少だとか。

 

この “無敵艦隊” に前回の W杯グループリーグでは日本勝ったのにね。

 

4強のチームが FIFAランキング1~4位、決勝2チームが 1,2位

 

やっぱり実力があるチームは きっちり上がっていくんだ・・・

 

アルゼンチン悔しいだろうけど 2大会連続で決勝まで勝ち上がってるし。

 

日本はまたもや決勝T初戦敗退だっていうのに。

 

そういや、遠い昔 日本が初めてW杯に出場した 1998年フランス大会、一番最初の対戦相手がアルゼンチンだったっけ。

 

当時 決定力不足とか散々言われていたけど、それでも 強豪相手に1点差負けだったんだよね。

 

あの大会の後、中田英寿がイタリアのセリエAのクラブに入団するってすごい話題になっていたけど、今や 代表チームのほとんどが欧州組。

 

飛躍的に進化した・・・らしいんだけど、いつになったら決勝T “次戦” 見せてくれんの?

 

さすがに もぅ “負けたけどいい試合だった” “感動をありがとう” と吹っ切れない。

 

前回くらいまでは 日本チームの試合内容を褒めている海外記事ググってちょっと気分よくなっていたけど、今回はあえて辛辣な記事を探してしまっている。

 

サムライたちには何が足りなくて 何が必要なのか・・・

 

ホントの強豪国が負けちゃったら、いくら試合内容がよくて礼儀正しくてロッカー綺麗にしたって 結果しか評価されずボコられまくるだろうし。

 

慰めみたいな記事書かれんの、やっぱまだ新興国なのかな。

 

識者の人たちは、あとは “個” の力、ていうけど、“個” の何?

フィジカル? 技術? メンタル? 経験?

 

とはいうものの、今大会はあまりにツキがなさすぎた。

 

主力選手が怪我で招集されなかったり、離脱したり。

 

グループステージ何位で突破しても 初戦がブラジルかモロッコかフランス

 

審判も なんか日本に対して辛めだったような・・・

 

“運も実力の内” とはいっても、くじ引きみたいなのはいかんともしがたい。

 

1回 決勝T勝てば 呪縛が解けてポンポンと勝ち上がってくれるんじゃないかな、なんて期待したいけど。

 

アフリカや聞いたことない国(カーボベルデ)、この国 今までW杯出てたっけ?という国(ノルウェー)が活躍しているのに、アジアのお粗末なこと・・・

 

“中東の笛” なんて姑息なことしていたらいつまでたってもサッカー三流大陸のままってコト、学んでくれたかな。

 

どーせやるなら FIFA会長にレッドカード撤回させるくらい大胆なことやってみれば? それはそれで問題だけどさ。

 

サッカーほど 複雑でエキサイトするスポーツってないと思うんだけど、だんだん 商業的・政治色が滲み出てきてオリンピックみたいにきな臭くなってきちゃった気がする。

 

The FIFA World Cup 2026 スペイン優勝

The FIFA World Cup 2026

 

中村敬斗選手

 

歴代の代表選手も イケメンそこそこいたけど、群を抜いている❣

 

中村敬斗が快挙!「W杯貴公子ランキング」で忖度なしの2位 南米大手調査会社が発表

 

中村敬斗選手 アンバサダー就任

 

クリロナより全然カッコイイじゃん!

 

中村敬斗 トークイベント

 

もっと勝ち進んでいたら、もっとテレビに映っていたのに・・・

 

39歳メッシ19歳ヤマルと抱き合い称賛 19年前赤ちゃんのヤマルと写真撮影

 

【W杯】決勝後に「今大会のヒーロー」現る!19歳ヤマルの弟・ケインくんがピッチで大暴れ

開館50周年を迎えた SOMPO美術館へ

 

SOMPO美術館 ブータン展

 

ウジェーヌ・ブータン展

SOMPO美術館 開館50周年記念 ウジェーヌ・ブーダン展

― 瞬間の美学、光の探求

 

≪解説≫

「印象派の先駆者」と呼ばれる画家ウジェーヌ・ブーダン(1824-1898)の、日本では約30年ぶりとなる展覧会です。空や雲、海景、牛の群れなどを瑞々しい色彩と軽快な筆致で描き出したその作品は、故郷であるフランス北部のノルマンディーをはじめとする各地の光と大気の様子を見事にとらえています。

 戸外制作を重視し、移ろいゆく自然現象の「瞬間」に向き合うその態度は、若きクロード・モネ(1840-1926)を開眼させ、やがて印象派の誕生へとつながってゆくのです。 

 海の情景を描いた「海景画」と共に語られることの多いブーダンですが、その魅力はそれだけにとどまりません。油彩・素描・パステル・版画を中心に約100点で構成する本展では、人物や建築モティーフなどにも焦点を当てつつ、フランス近代風景画の発展に大きく寄与したブーダンの魅力を、新たな視点で問い直します。

 

ウジェーヌ・ブータン展 入口

 

ウジェーヌ・ブータン

 

<ノルマンディーの海辺を描いた「海景画」がよく知られていますが、それだけはありません。8つの切り口―「海景」「空」「風景」「建築」「動物」「人物」「素描」「版画」―を通じ、ブーダンの魅力を多角的に再考> というコンセプト

 

“弟子” であったクロード・モネの方がすっかり有名になってしまい、ブータンの展覧会は約30年ぶりだとか。

 

ウジェーヌ・ブータン 『海景』

ウジェーヌ・ブータン 『海景』

 

ウジェーヌ・ブータン 『埠頭の帆船』

ウジェーヌ・ブータン 『埠頭の帆船』 解説

 

展示作品の多くが 海・空・雲 をモチーフに描いた絵画

 

カミーユ・コローやシャルル・ボードレールをして「空の王者」と呼ばれたというブータン。

 

特に 空に浮かぶ雲の濃淡は 雲の種類、地表からの距離、風の流れ具合をも感じさせる、一期一会の情景を描いているみたい。

 

ブータンの故郷 オンフルール

 

ブータンの制作地

 

サン=シメオン農場

 

ヨンキント

 

ウジェーヌ・ブータン 『オンフルール、港、朝の効果』

ウジェーヌ・ブータン 『オンフルール、港、朝の効果』 解説

 

ウジェーヌ・ブータン展

 

ウジェーヌ・ブータン展

 

正直今まで ブータンといえば コレ、的な絵は何も思い浮かばなかったけど、展示されている絵を観ていくと(この絵は 誰それの ○○の絵に似ている!? )のようなデジャヴ感を感じる絵がいくつかあった。

 

後の 印象派の画家たちのインスピレーションを刺激した絵画だったのかも。

 

2026年6月17日 鑑賞


山手線で降りる駅って ほぼ決まっているから、6年前(2020年3月14日)に開業した高輪ゲートウェイ駅、全然縁がなかったけど、

 

バレエ『アレコ』を観に 高輪ゲートウェイシティに新しくできた MoN Takanawa: The Museum of Narratives なる施設に行くことに。

 

高輪GW駅 構内

高輪ゲートウェイ駅

 

高輪GW駅 構内

 

三角の屋根、サン・ラザール駅を意識したのかな?

 

駅の改札を出ると 緑いっぱいのオシャレな空間

 

高輪ゲートウェイシティ

 

高輪ゲートウェイシティ

 

高輪ゲートウェイシティ

噴水

 

高輪ゲートウェイシティ 案内図

地図

 

高輪ゲートウェイシティ

 

高輪ゲートウェイシティ

 

高輪 鉄道開業時

 

明治5年(1872年)日本初の鉄道が開通したとき、海上に線路を通すために建設された高輪築堤

 

『千と千尋の神隠し』の海の上を電車が走るシーンを思い出した。

 

現代にこんな線路があっても鉄道ファンが殺到しそう。

その遺構も発掘中

 

まちづくりで出土した高輪築堤

 

高輪築堤跡保存会・公開 2028年春公開

 

高輪築堤跡保存・公開 2028年春予定

 

高輪築堤跡の発掘調査

 

過去と現在(というか近未来)が融合した感じが日本ぽい。

 

バレエが上演される Box1000 の入った最新の施設

 

MoN Takanawa: The Museum of Narratives

MoN Takanawa: The Museum of Narratives

 

MoN Takanawa: The Museum of Narratives

 

MoN Takanawa: The Museum of Narratives

 

MoN Takanawa: The Museum of Narratives

 

施設内部。新しい建物の匂いがする。

 

MoN Takanawa.jpg 内部

 

Tatami

Tatami

 

Tatami 案内

 

MoN Takanawa における環境配慮の取組み

 

美術館も

 

ぐるぐる展

ぐるぐる展

 

ぐるぐる World

 

屋上の庭園へ

 

MoN Takanawa 空中庭園

 

MoN Takanawa 空中庭園

 

MoN Takanawa 空中庭園 足湯

足湯

 

MoN Takanawa 空中庭園 足湯

 

MoN Takanawa 空中庭園 月見テラス

月見テラス

 

MoN Takanawa 空中庭園 月見テラス

 

MoN Takanawa 空中庭園 月見テラス

 

MoN Takanawa 空中庭園 最上階

 

MoN Takanawa 空中庭園 最上階より線路を望む

 

高そうなカメラを抱えた 撮り鉄 おじさまたちもちらほら

 

MoN Takanawa 空中庭園

 

MoN Takanawa 空中庭園

 

MoN Takanawa 空中庭園

 

各階偵察

 

MoN Takanawa.jpg 内部

クッションのある階段ベンチ

 

MoN Takanawa.jpg 内部

 

MoN Takanawa.jpg 内部

 

巡回ロボット

監視ロボット

 

あちこちに新しい ビルが建っても 大抵 似たり寄ったりのアパレル店やらレストランが入っているくらいだけど、ここは施設自体がいろいろ楽しめそう。

 

ただし、施設内でのお買い物は クレジットカードか交通系ICカードのみ。

 

少し前に、日本探求アカデミックバラエティ で石原良純と小泉孝太郎が紹介していたから、ああここか! って面白かった。


バレエ『アレコ

 

6年前、突如思い立って 青森県立美術館で鑑賞した シャガールのバレエ背景画『アレコ』

 

初演時当時大成功だったらしいけど、現在上演されることはなく・・・

 

一昨年(2024年)11月、美術館のまさに『アレコ』が展示されているアレコホールで復活上演されるというニュースが飛び込んできたとき、それこそ 飛んででも行きたかったけど、さすがにさくっと行ける距離じゃなくて諦めちゃってた。

 

やっぱり あの背景画がなくては上演できないから、近郊の劇場で上演するのは不可能なのかな、と思っていたら・・・

 

高輪ゲートウェイに新しくできた MoN Takanawa なる施設の開館記念で上演される、ということに !!


勿論 チケットゲット。

 

MoN Takanawa: The Museum of Narratives

MoN Takanawa: The Museum of Narratives

 

隈研吾氏の設計。バベルの塔か、天空の城ラピュタ みたい。

 

MoN Takanawa: The Museum of Narratives

 

今年3月にオープンしたばかり。新築の建物の匂いがする。

 

MoN Takanawa.jpg 内部

内部

 

バレエ 『アレコ』

バレエ『アレコ』

 

バレエ 『アレコ』.jpg

 

Box1000

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バレエ 『アレコ』 メイキング映像

メイキング映像

 

バレエ上演前に『アレコ』の絵画の内容や バレエ化にあたっての道のりを映像で紹介。

 

んで、やっと 本編。

タイトルロールは 元ハンブルク・バレエ団のプリンシパル、

アレクサンドル・トルーシュ

 

≪あらすじ≫

文明社会に嫌気がさした貴族の青年、アレコは自由を求めて旅芸人の一団に加わり、そこでジプシーの娘ゼンフィラと恋に落ちる。

しかし、ほどなくして ゼンフィラは別のジプシーの若者に心変わりをしてしまう。

嫉妬に狂ったアレコは、怒りに任せて恋敵とゼンフィラを刺し殺してしまうという悲劇。

 

バレエ 『アレコ』 第1幕

第1幕

 

実は プーシキンの原作読んでいないんだけど、この二人(アレコとゼンフィラ)遅かれ早かれ破局しただろうな、と思わせるカップル。

 

そもそも 本当に “恋に落ちた” んだろうか。

 

アレコは ゼンフィラの奔放さに、求めていた “自由” を感じて惹かれていたんじゃないかと思う。ゼンフィラ本人ではなく。

 

そして、ゼンフィラにとって 恋愛は おそらくただの “ゲーム”

 

見定めた男との 駆け引きを面白がって、捉えた獲物とのエクスタシーを堪能して、飽きたらポイっ。

 

多分 旅一座の男たちをとっかえひっかえ相手にしたり、旅先で出会った名も知らない男とアヴァンチュールを楽しんだり・・・

 

バレエ 『アレコ』 第2幕

第2幕

 

ゼンフィラにとって、貴族出身のアレコは それまでゼンフィラの周りにいた男たちとは全然違って新鮮だったのかも。

 

あるいは、高貴な男が自分に溺れるのは心地よかったかもしれなし、自分が身分違いの “ご令嬢” になったような気がしていたのかも。

 

バレエ 『アレコ』 第4幕

第3幕


ゼンフィラの心変わりで 嫉妬に狂ってしまったアレコ。

 

ジプシーの若者たちの踊りと、かつて 自分が属していた貴族の紳士淑女たちの舞踏会が入り混じって 錯乱状態になったアレコはついに恋敵を刺し殺してしまい・・・

 

“束縛” “支配” を “愛” と思い込んでしまう愚かな男の典型

 

ついには ゼンフィラも絶命。

 

結局 人間は生まれ育った世界から逃げても 根本的に変わることはできない、ということなのかも。

 

ところで、

肝心の舞台背景画は、デジタル技術による高精細LEDで再構成で再現したとか。

 

本物がくるんじゃないだ、と思ったけど、それは まぁ しょうがない。

 

バレエが観たかったんだから。

 

でも、照明の当て方が工夫されていて 背景画もパフォーミングアートの一部となっているよう。

 

特に 第3幕の『ある夏の午後の麦畑』(フィラデルフィア美術館所蔵)

 

「アレコ」 第3幕 ある夏の午後の麦畑

 

二つの大きな太陽がぐんぐん大きくなって、アレコの胸の内を照らし当てて、これから起きる悲劇を予兆しているようだった。

 

演出・振付:宝満直也

アレコ:アレクサンドル・トルーシュ(ゲストアーティスト)

ゼンフィラ:山田佳歩(NBAバレエ団 プリンシパル)

ロマの若者:北爪弘史(NBAバレエ団 ファーストソリスト)

新井悠汰/北爪弘史/米津美千花/渡辺栞菜/市原晴菜/井手累滋/岩田雅女/大島沙彩/須谷まきこ/福田真帆/栁島皇瑶/中山諒/安中勝勇/獺越界斗/竹中朋宏(以上16名NBAバレエ団)

土橋冬夢(東京シティ・バレエ団)/森田維央

 

施設内では シャガールのデーブルセットも展示

 

マルク・シャガール コレクション

 

マルク・シャガール コレクション

 

マルク・シャガール コレクション

 

シャガールとイダ

 

イダのために

 

マルク・シャガール コレクション

 

クープ パリ・オペラ座

 

クープ パリ・オペラ座

 

シャガール コレクション

 

シャガール コレクション

 

シャガール コレクション

 

Box1000 今後もいろいろ上演されるみたい

 

『道成寺』 『火の鳥』

 

Box1000 イベント

 

『火の鳥』

 

100年物語

 

100年物語

 

シャガール×チャイコフスキー、伝説のバレエ『アレコ』を演出家・宝満直也が解説

 

【MoN Takanawaで上演決定!】バレエ「アレコ」特集①

 

バレエ「アレコ」前半公演が大盛況のうちに終演!6月4日からアレクサンドル・トルーシュ主演「Bキャスト」が登場

 

青森県立美術館 アレコホール

 

シャガール「アレコ」全4作品展示の延長について

 

青森県立美術館版 バレエ「アレコ」

 

高輪ゲートウェイシティ

 

YouTubeばぶチャンネルみてね!(^◎^)ばぶー マルク・シャガール『アレコ』

 

YouTubeばぶチャンネルみてね!(^◎^)ばぶー 青森県立美術館

 

YouTubeばぶチャンネルみてね!(^◎^)ばぶー マルク・シャガール展 語るシャガール、語られるシャガール Ⅱ

 

バレエ 『アレコ』 (オリジナル)

原作/『ジプシー』 アレクサンドル・プーシキン 作(1827年)

音楽/ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー 『ピアノ三重奏曲イ短調』 (オーケストラ用編曲)

振付/レオニード・マシーン

初演/1942年9月8日 メキシコ国立芸術院宮殿

上演/バレエ・シアター(現 ; アメリカン・バレエ・シアター)

 

2026年6月7日 所見


今日 起きてから何回溜息ついただろう・・・

 

4年後毎に繰り返される 朝一のヒヤヒヤニュース、ワールドカップ 決勝トーナメント第1試合の結果

 

「逆転負け」

 

今回もダメだったか・・・ というガッカリ感と、途中までは勝っていた てか ブラジル相手に先制したのか・・・ という思いと。

 

だけど、ニュースちらっと見た限りでは 後半かなり押されていた様子。

 

鈴木彩艶選手が必死にゴールを守ってくれていたらしいけど。

 

やはり ブラジルは強い。

何だかんだ言われてもやっぱり強い。

 

でも・・・

 

本田圭佑じゃないけど、ホント 今回呪われてるんじゃないかと思うほど くじ運悪すぎ。

 

 

本田圭佑、W杯敗退の本音に共感の嵐

 

開催国に有利になるように裏工作されているんじゃないかって勘繰りたくなってしまったほど。

 

でも・・・

 

かつてのように ベスト8とかベスト4突破が目標なら “そこそこ” のチームと当たって勝ち上がっていけば “目標達成” になるだろうけど、

 

“優勝” 目指していたのならね、ブラジルだろうとアルゼンチンだろうとフランスだろうと いつかは強豪国と当たって倒さなくちゃいけないんだから。

 

あんまり疲れすぎないうちにブラジルと対戦できるじゃん!?

なんてお気楽なコト感じてたら やっぱりまだ “差” があるんだな。

 

紙一重でありながら 決定的な何か。

 

選手たちは いつか日本が頂点に立つことを信じて戦っている。

 

熱心なサポーターもそれを信じて応援している。

 

いつの日かきっと、引き寄せてくれることでしょう(と思いたい)。

 

私の目の黒いうちに叶うかな。

せめて 決勝トーナメントの1回目くらいは勝利するところを見てみたい。

 

アメブロ サッカーに “武道” を取り入れてみては? ~素人の妄想

 

明鏡止水 FIFA ワールドカップ スペシャル

久々に Bunkamura オーチャードホールでのバレエ鑑賞

 

東急本店が閉店してから行っていなかったかも。

建物ごとすっかりなくなっちゃって、再開発工事中。

 

いつも 「Q」 のマークを目指して歩いていたから、なんだかやけに駅から遠く感じてしまった。

 

劇場があって、美術館(ザ・ミュージアム ← 休館中)があって、映画館(ル・シネマ ← 移転)があって、カフェ LES DEUX MAGOTS があって・・・

 

あっちもこっちも休館だのリニューアルするだので全幕の舞台観る機会が減っちゃいそう

 

今回の演目は、2025年9月に芸術監督に就任した宮尾俊太郎氏の演出・振付の『パリの炎』

 

k-ballet 『パリの炎』

パリの炎』 演出・再振付;宮尾俊太郎

 

フランス革命を題材にした全幕バレエ。

 

“フランス革命” と聞くと、やっぱりコレよね(↓)。

 

『民衆を率いる自由の女神』 ドラクロワ.

『民衆を導く自由の女神/La Liberté guidant le peuple』

ドラクロワ(1830年)ルーヴル美術館所蔵

 

なんか似てる!?(↓)

 

k-ballet tokyo 『パリの炎』

 

ガラ・コンサートなんかでグラン・パ・ド・ドゥはよく上演されるけど、全幕をレパートリーに持っているバレエ団は希少。

 

全幕観るのは 2017年にボリショイ・バレエ団の来日公演以来。

 

とにかく最初から最後まで エネルギーとパッションのカオス

 

ナポレオン(高橋真之)も登場するし、いくつかの場面の転換部分で「ラ・マルセイエーズ」も流れてその都度 興奮のボルテージが上昇。

 

バレエ団の重鎮(熊川哲也総監督、宮尾俊太郎芸術監督、遅沢佑介名誉プリンシパル)も ロベスピエール役で登場。

 

熊川哲也;ロベスピエール

ロベスピエール/熊川哲也

 

鑑賞日は 熊川哲也氏。登場した途端、劇場の空気が一気に熱くなった。

 

印象的だったのが、マリーアントワネット処刑のシーン

 

連行される前に先に処刑された夫君ルイ16世を想い出すシーンがあったけど、栗山 廉さんの王様、いくらなんでも美しすぎる。

 

コレ、旦那じゃなくて愛人(フェルセン)じゃないかね? と感じていたのは私だけじゃないと思う。

 

音楽が鳴りやんだ中、舞台中央奥にしつらえられたギロチンに一歩ずつ近づいていくアントワネット。

 

このギロチンが なぜかゴルゴダの丘にそそり立つ十字架のよう。

 

重力に逆らわず落下するギロチンの刃。

 

アントワネットも 革命の殉教者だったんだな、と。

 

死刑執行人(サンソン?)が胴体から離れた王妃の首を高々と掲げあげるシーンで、本懐を遂げた四十七士によって掲げられた吉良上野介の生首を思い浮かべたのは私だけじゃないと思う。

 

<自由、平等、友愛 / Liberté, Égalité, Fraternité >

のために立ち上がった民衆たちだけど、いつしか見境なくギロチンに人間を送り込むことが目的となってしまったように迷走

 

瓦礫の街中に不釣り合いなほど 華やかにトリコロール(三色旗)が飾られて、まるでお祭り騒ぎ。


ヒロイン;ジャンヌ(長尾美音)と恋人フィリップ(山田博貴)の有名なグラン・パ・ド・ドゥも、単独の上演だと 青春を謳歌する若者そのものでパッションに溢れているけど、全幕スペクタクルの中だと すでに狂気を孕んでいるかのよう。

 

ジャンヌの兄 ジェローム(石橋奨也)と恋仲だった ボルガル侯爵の娘アデリーヌ(原 美咲)も父に続いてギロチンの露に・・・

 

『パリの炎』 登場人物相関図

フィリップ -♡- ジャンヌ ー兄妹ー ジェローム -♡- アデリーヌ

 

絶望に打ちひしがれて我を忘れたジェローム。

これも革命のため、と諭す 妹ジャンヌの恋人;フィリップが激しく争って、フィリップはジェロームをピストルで射殺。

 

実の兄が自分の恋人に殺されたというのに、悲しむそぶりもなく 不敵な笑みを浮かべて仲間たちと前進するジャンヌ。

 

幕が下りたあとも しばし 床を踏み鳴らす足音が不気味に響いていた。

 

k-ballet tokyo 『パリの炎』 背景画

 

演出・リプロダクションの宮尾俊太郎芸術監督が「すごいものを観てしまった」と感じて欲しいと語っていたそうだけど、本当に凄いものを観せて いや 魅せてもらった。

 

それにしても・・・

 

“革命” って イギリス(ピューリタン革命)やロシア(ロシア革命)とかいろんな国で起こっているのに、なぜかドラマとして扱われるのは専らフランス革命。

 

『レ・ミゼラブル』しかり。『ベルサイユのばら』しかり。

 

だけど、革命っていう大変革の中でそれぞれの身分の人間のドラマが内包されていて、それが如実に現れるのがフランス革命なのかも。

 

5月31日 マチネ所見

 

YouTubeばぶチャンネルみてね!(^◎^)ばぶー ボリショイ・バレエ 『パリの炎』

 

マリー・アントワネット・スタイル 8/1~11/23 横浜美術館

 

k-ballet 『若者と死』

次回公演


モネ展開催中のアーティゾン美術館4階展示室でもうひとつの展覧会

 

美術館所蔵品の作品がメインなのかな? と覗いてみることに。

 

カタリウム

 

「タイトルの「カタリウム」とは、「語り」と、空間を表す「リウム (-arium)」でつくったことばで、展覧会は語りの場をテーマとしています。 

 

こういう作品をと発案した人がその思いを告げるところや、思索を深める絵かきのアトリエでの独り言。あるいは、作品の仕上がり具合を目にした人々の感想など、作品を前に展開する語りに耳を傾け、その場をイメージしてみようとするものです。

 

 作品は、江戸時代の大名家で制作されたと考えられる屛風や、明治・大正期に神話をテーマにえがいた油彩画と日本画、そして、ベン・シャーンの版画集も。また、因陀羅の《禅機図断簡》や《鳥獣戯画断簡》など、かつて巻物としてひとつの作品だった仲間の断簡も並びます。」(解説より)

 

青木繫 「わだつみのいろこの宮」

青木繫 「わだつみのいろこの宮」

 

この絵を見ると「きけ わだつみのこえ」を連想する。

 

今村紫紅 「うみのさち、やまのさち」 山の幸

今村紫紅 「うみのさち、やまのさち」

今村紫紅 「うみのさち、やまのさち」 海の幸

 

現在、横浜美術館で 没後110年 日本画の革命児 今村紫紅

開催中(~6/28)

 

 

小杉未醒 「山幸彦」

小杉未醒 「山幸彦」

 

主に 日本の神話や伝説を題材とした作品を鑑賞。

 

子どもの頃から不思議に思っていたんだけど、西洋の絵画って 印帳は以前は キリスト教やらギリシア・ローマ神話、歴史的事件を題材にした絵画が多いけど、日本画ってそういうのあまり見ないな、て。

 

歴史に関しては、なんちゃら縁起絵巻とかはあるけどさ。

 

やっぱり 森羅万象、自然界に宿る八百万の神々に精神性や人生観を感じていたからなのかなって。

 

でも、あることはあるんだなって思った。

 

ほかにも 鳥獣戯画(甲巻)なんかも展示。

 

クリスチャン・ダニエル・ラウホ 「勝利の女神」

クリスチャン・ダニエル・ラウホ 「勝利の女神」

 

ヴィクトリー/ミネルバ

 

5/24(日) まで。