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甘ずっぱい蜜の部屋

観劇(主にバレエ)&美術鑑賞&旅行&グルメ…などなど身辺雑記

第17回 世界バレエフェスティバル 2024 Bプロ

 

東京文化会館 ホワイエ

東京文化会館 大ホールホワイエ

 

Bプロ アレジメント

 

AプロとBプロでは 豪華アレジメントのお花が変わってたみたい。

 

Bプロも 相変わらず 純クラシックな作品が少ないなぁ・・・

とプログラム眺めて嘆息していたけど、上演された 数少ない グラン・パ・ド・ドゥ演目、やはり このフェスティバルに登場するダンサーだけあって、素晴らしすぎたっ。

 

特にロシア系のダンサー。

 

第一部 冒頭の 『ライモンダ』の

マリーヤ・アレクサンドロワ / ヴラディスラフ・ラントラートフ

(ボリショイ・バレエ団)

 

パ・ド・ドゥ だけでも、グランドバレエの 重厚感・ゴージャス感が炸裂。

正に “ボリショイ(大きい)”

 

『海賊』 マリアネラ・ヌニュス / ワディム・ムンタギロフ

(英国ロイヤルバレエ)

 

27年前、第8回のフェスティバル(1997)に 若干15歳で初登場していたという ヌニュス。

 

優雅な太陽 のような明るさと陽気さで、観ているうちにこちらも笑顔になりそうな幸福感溢れるダンサー。

 

2019年、英国ロイヤル・バレエ団の来日公演で 『ドン・キホーテ』 を上演したとき、前年の WBF で観たヌニュスがキトリのイメージにぴったりな気がして、彼女とムンタギロフが主演する日に観に行ったんだもん。

 

YouTubeばぶチャンネルみてね!(^◎^)ばぶー 英国ロイヤル・バレエ団 『ドン・キホーテ』

 

『海賊』のムンタギロフも素晴らしかった。

 

ダイナミックでしなやかで、『海賊』を踊る男性ダンサーとしての魅力を存分に発揮しているだけじゃなく、全てのパやポーズが音楽と同調している。

 

彼みたいに ロシア出身で西欧のバレエ団で活躍するダンサーって、双方の魅力を持ち合わせていて 本当に見応えある。

 

是非 全幕でも観てみたい!

 

それに つくづく感じたのは、超一流の世界的ダンサーって、本当に 基本的な身体の使い方が 超人的。

 

跳躍や回転 のような大技は、それこそ 体操・新体操・ブレイキンの選手たちがバレエの比じゃないような 離れ業をやってのけるし、

 

動画サイトで、バレエダンサーが ピルエット というより フィギュアスケートのスピンみたいな あり得ない回転技をアップしているけど、 やっぱり そういうのって “技術” だけとしての凄さ。

 

ダンサーを超越した “アーティスト” は、ただ単に たくさん回って ありえないほど飛翔して、ていうことではなく、そのあとの 着地・回りおさめがため息が出そうなほど美しい。

 

バレエ学校のおちびちゃんが練習するような、基本のポジションだったり、“つま先で立って降りる” だけの 何気ないところにエレガンスが漂う。

 

やっぱり これが バレエの 舞踊的な側面の醍醐味なんだろうな。

 

大トリ お約束のプログラム 『ドン・キホーテ』 の菅井円加さんとダニール・シムキンも凄かった。

 

円加さんの これ見よがしになりすぎない バランス技も見事だったし、

 

ダニール・シムキンは かつてこのフェスティバルに最初に登場したとき 『パリの炎』 で度肝を抜かれたダンサーだけど、今回も アラセゴン・トゥールで回りながら軸足をプリエしたり、ジャンプでファイブフォーティーを3連続してみせたり・・・ と大サービスで沸かせていた。

 

アジア人で このフェスティバルに登場するダンサーって、かつては 東京バレエ団のプリンシパルと BBLの小林十市さんんくらいだったけど、

 

最近は 海外のバレエ団で主要ダンサーとして活躍しているダンサーも複数 出演して、時代の流れを感じる。

 

オニール八菜(パリ・オペラ座 エトワール)

菅井円加(ハンブルク・バレエ団 プリンシパル)

永久メイ(マリィンスキー・バレエ ファースト・ソリスト)

大橋真理(モーリス・ベジャール・バレエ団)

キム・キミン(マリィンスキー・バレエ プリンシパル)

 

永久メイさん、華奢で愛らしい容姿で かつてマリィンスキー・バレエのラリッサ・レジュニナを彷彿とさせられるけど、しなやかさと強靭さとやわらかさを自在に使いこなしつつ気品もある、すごく魅力的なダンサー。

 

Bプロの 『ジュエルズ  より “ダイヤモンド”』 

かつては “睡眠導入プログラム” No.2 (No.1は『バレエ・インペリアル』)で、どちらかといえば退屈な演目だったけど、前々回のフェスティバル(第15回、2018年)に ミリアム・ウルド=ブラームとマチアス・エイマン(パリ・オペラ座) が踊ったのを観て、突然 この作品に目覚めた。

 

YouTubeばぶチャンネルみてね!(^◎^)ばぶー 世界バレエフェスティバル 2018

 

フランス的なエレガンスに溢れたミリアムは いうまでもなく 美しかったけど、永久メイさんもすごく見応えあり。

 

最初にこのバレエ観た時は 硬質で 冷たい印象だったけど、メイさんのダイヤモンドは なんというか、“魂を宿した宝石” のような雰囲気。

 

“宝石に魂を吸い取られた人間”、とは逆の “持ち主に心を奪われた/恋心を抱いた” 宝石 みたいな印象。

 

自身を身に着けることで 持ち主が魅力的になることに悦びを感じながらも、それ故に ほかの人間に奪われてしまうかもしれない、という葛藤と抗っているような。

 

マリィンスキー・バレエ で真ん中を踊る彼女を是非見てみたい。

 

早く ロシアのバレエ団(ボリショイ・バレエ、マリィンスキー・バレエ)が来日できるよう 世界が平和になって欲しい。

 

― 第1部 ―

 

「ライモンダ」第3幕より(マリウス・プティパ振付)
マリーヤ・アレクサンドロワ
ヴラディスラフ・ラントラートフ


「アミ」(マルセロ・ゴメス振付)
マルセロ・ゴメス
アレクサンドル・リアブコ


「ア・ダイアローグ」(ロマン・ノヴィツキー振付)
マッケンジー・ブラウン
ガブリエル・フィゲレド


「ジュエルズ」より“ダイヤモンド”(ジョージ・バランシン振付)
永久メイ
キム・キミン


「バクチIII」(モーリス・ベジャール振付)
大橋真理
アレッサンドロ・カヴァッロ


「海賊」(マリウス・プティパ振付)
マリアネラ・ヌニュス
ワディム・ムンタギロフ


― 第2部 ―

「ソナチネ」(ジョージ・バランシン振付)
オニール八菜
ジェルマン・ルーヴェ


「ロミオとジュリエット」より第1幕のパ・ド・ドゥ(ケネス・マクミラン振付)
サラ・ラム
ウィリアム・ブレイスウェル


「マーラー交響曲第3番」(ジョン・ノイマイヤー振付)
菅井円加
アレクサンドル・トルーシュ


「マノン」より第1幕の寝室のパ・ド・ドゥ(ケネス・マクミラン振付)
ヤスミン・ナグディ
リース・クラーク


「ニーベルングの指環」(モーリス・ベジャール振付)
ディアナ・ヴィシニョーワ
ジル・ロマン

 

― 第3部 ―


「ル・パルク」(アンジュラン・プレルジョカージュ振付)
アレッサンドラ・フェリ
ロベルト・ボッレ


「うたかたの恋」より第2幕のパ・ド・ドゥ(ケネス・マクミラン振付)
エリサ・バデネス
フリーデマン・フォーゲル

 

「欲望」(ジョン・ノイマイヤー振付)
シルヴィア・アッツォーニ
アレクサンドル・リアブコ

 

「オネーギン」より第3幕のパ・ド・ドゥ(ジョン・クランコ振付)
ドロテ・ジルベール
ユーゴ・マルシャン

 

「ドン・キホーテ」(マリウス・プティパ振付)
菅井円加
ダニール・シムキン


指揮: ワレリー・オブジャニコフ、ロベルタス・セルヴェニカス
演奏: 東京フィルハーモニー交響楽団
ピアノ: 滝澤志野(「アミ」、「ソナチネ」、「ル・パルク」、「欲望」)
 

第1部 14:00~15:20

休憩     20分

第2部 15:40~16:35

休憩     20分

第3部 16:55~17:50

 

世界バレエフェスティバル Bプロ

 

2024年8月10日(土) 所見


オリンピックイヤーの “バレエのオリンピック”

 

パンデミックの中で奇跡的に開催できた 2021年も、TOKYO 2020 + 1

の頃だったっけ。

 

 

第17回 世界バレエフェスティバル 2024

第17回 世界バレエフェスティバル 2024

 

前回は禁止されていた 「ブラボー!」 の掛け声も復活。

 

今回のフェスティバルから、舞台横のスクリーンに 上演作品とダンサーが表示されるようになって、とても便利になった。

 

コレ、待ち焦がれていたの。

いつも “この後 何の作品で誰が踊るんだっけ” って思い出そうとして、思い出す前に 次の演目が始まっちゃたりしていたから。

 

で、今回の Aプロ、今までになく オリジナルのコンテンポラリー作品が多い印象。

 

正直・・・

 

もっと、プティパものの クラシック作品 もとい グラン・パ・ド・ドゥ 観たかった・・・

 

ダンサーたちって、自分のために創作された オリジナル作品を披露したいものなのかな。

 

“あー これこれ!” みたいな作品、なかなか 日本で上演されない有名な作品だったら 現代ものでもいいけど、正直 瞼が重くなってくるような作品も少なからず・・・

 

数少ない 古典バレエのグラン・パ・ド・ドゥでも、見慣れた原典版に沿ったものじゃなくて、オリジナルバージョンの振付だったし。

 

オリンピックの 誤審じゃないけど、ちょっと モヤモヤ感。

 

そんな中 印象に残ったのが、

 

『マノン』 第1幕 出逢いのパ・ド・ドゥ

サラ・ラム/ウィリアム・ブレイスウェル 

 

ガラ公演でこの場面を上演するのって滅多にない(ハズ)。

大抵 <寝室のパ・ド・ドゥ> か <沼地のパ・ド・ドゥ> だから。 

 

でも この出逢いのシーン、全幕の中でも とても好きな踊りと音楽。

 

まだ ふたりの運命が転がり落ちる前の、ふつふつと互いのココロに火が灯ったばかりの情景。

 

なんで今までのフェスティバルで このシーンのパ・ド・ドゥ、上演されなかったんだろう???

 

ボロボロの姿で 悶えてばっかりの沼地のパ・ド・ドゥより、ずっと素敵だと思うんだけど・・・

 

サラ・ラムのマノン、是非 全幕で観たい!

 

それと、久々 どころではなく なんと 24年ぶりに登場した 小林十市氏。

 

盟友 ジル・ロマンとのデュエット 『空に浮かぶクジラの影』

 

かつてと変わらず キレキレの踊りに驚愕した。

と同時に、頻繫にバレエ公演を観始めるようになった初期の頃 BBL(ベジャール・バレエ・ローザンヌ)の主要ダンサーとして活躍していた頃の彼と、当時を思い出して、懐かしさで胸がいっぱいになった。

 

アレッサンドラ・フェリもそうだけど、自分が若かった頃 バリバリ踊っていたアーティストが今でも現役で活躍しているのを観ると、とても嬉しい。

 

人生を長く歩んだ人間にしか出せない 深みもあるけど、ストイックに鍛えたダンサーって いくつになっても 身体表現がエグい。

 

東京文化会館 ホワイエ

 

第17回 世界バレエフェスティバル ホワイエ アレジメント

 

第17回 世界バレエフェスティバル 2024

 

第17回 世界バレエフェスティバル 2024

 

第17回 世界バレエフェスティバル 2024

 

劇場外の幟

 

世界バレエフェスティバル 2024 幟

 

世界バレエフェスティバル 2024 幟

 

世界バレエフェスティバル 2024 幟

 

世界バレエフェスティバル 2024 幟

 

世界バレエフェスティバル 2024 幟

 

世界バレエフェスティバル 2024 幟

 

世界バレエフェスティバル 2024 幟

 

世界バレエフェスティバル 2024 幟

 

世界バレエフェスティバル 2024 幟

 

― 第1部 ―

 

白鳥の湖より黒鳥のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・クランコ
音楽:ピョートル・チャイコフスキー

 

マッケンジー・ブラウン
ガブリエル・フィゲレド

クオリア
振付:ウェイン・マクレガー
音楽:スキャナー

 

ヤスミン・ナグディ
リース・クラーク

 

アウル・フォールズ
振付:セバスチャン・クロボーグ
音楽:アンナ・メレディス

 

マリア・コチェトコワ
ダニール・シムキン

 

くるみ割り人形
振付:ジャン=クリストフ・マイヨー
音楽:ピョートル・チャイコフスキー


オリガ・スミルノワ
ヴィクター・カイシェタ

 

アン・ソル
振付:ジェローム・ロビンズ
音楽:モーリス・ラヴェル

ドロテ・ジルベール
ユーゴ・マルシャン

 

― 第2部 ―

 

ハロー
振付:ジョン・ノイマイヤー
音楽:ジョルジュ・クルポス

 

菅井円加
アレクサンドル・トルーシュ

 

マノンより第1幕の出会いのパ・ド・ドゥ

振付:ケネス・マクミラン
音楽:ジュール・マスネ

 

サラ・ラム
ウィリアム・ブレイスウェル

 

ル・パルク
振付:アンジュラン・プレルジョカージュ
音楽:ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト

 

オニール八菜
ジェルマン・ルーヴェ

 

チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ
振付:ジョージ・バランシン
音楽:ピョートル・チャイコフスキー

 

永久メイ
キム・キミン

 

― 第3部 ―

 

3つのグノシエンヌ
振付:ハンス・ファン・マーネン
音楽:エリック・サティ

 

オリガ・スミルノワ
ユーゴ・マルシャン

スペードの女王
振付:ローラン・プティ
音楽:ピョートル・チャイコフスキー

 

マリーヤ・アレクサンドロワ
ヴラディスラフ・ラントラートフ


マーキュリアル・マヌーヴァーズ
振付:クリストファー・ウィールドン
音楽:ドミートリイ・ショスタコーヴィチ

 

シルヴィア・アッツォーニ
アレクサンドル・リアブコ


空に浮かクジラの影
振付:ヨースト・フルーエンレイツ
音楽:レナード・コーエン、ルー・リード、アントニー・アンド・ザ・ジョンソンズ

 

ジル・ロマン
小林十市

 

― 第4部 ―

 

アフター・ザ・レイン
振付:クリストファー・ウィールドン
音楽:アルヴォ・ペルト

 

アレッサンドラ・フェリ
ロベルト・ボッレ

 

シナトラ組曲
振付:トワイラ・サープ
音楽:フランク・シナトラ

 

ディアナ・ヴィシニョーワ
マルセロ・ゴメス

 

椿姫より第1幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・ノイマイヤー
音楽:フレデリック・ショパン

 

エリサ・バデネス
フリーデマン・フォーゲル

 

ドン・キホーテ
振付:マリウス・プティパ
音楽:レオン・ミンクス

 

マリアネラ・ヌニェス
ワディム・ムンタギロフ

 

 

指揮: ワレリー・オブジャニコフ、ロベルタス・セルヴェニカス

演奏: 東京フィルハーモニー交響楽団

ピアノ: 菊池洋子(「アン・ソル」、「ハロー」、「ル・パルク」、「3つのグノシエンヌ」、「マーキュリアル・マヌーヴァーズ」、「椿姫」)

チェロ: ⻑明康郎(「ハロー」)

 

◆上演時間◆
 

第1部 14:00~15:00

休憩     20分

第2部 15:20~16:15

休憩     15分

第3部 16:30~17:20

休憩     15分

第4部 17:35~18:30

 

世界バレエフェスティバル 2024  Aプロ

2024年8月4日 所見


TOKYO 2020 + 1 から 早 3年

 

“花の都” でのスポーツの祭典 オリンピック

 

パリ オリンピック 2024

 

史上初の スタジアム外での開会式

 

賛否両論 いろいろと ご意見はあるようだけど・・・

 

斬新&奇抜さでは 断トツ 過去一

 

東京五輪 開会式のピクトグラムなんかでも感じてたけど、最近のセレモニーって テレビ、ネット で視聴している “観客” 向けなのかな。

 

観客席でずぶ濡れになって観るほどではない気もする・・・


ま、スケールの大きい 大道芸、ってな感じで ゆるーく観てれば それなりに楽しめたのかも。

 

そもそも 開会式なんて Olympic Games の前座であって、主役は 各競技の選手たちとそのパフォーマンスのはずだし。

 

ただ、最後の 気球の聖火台は 美しかった

 

Paris 2024 聖火

 

大会期間中は日没から翌日の午前2時まで地上60メートル以上を浮遊するらしい。

 

バトー・ムーシュ みたいな船で登場した チームJAPAN

 

日本選手団

 

日本選手団

 

いっぱい メダル持ち帰ってきてください。 

サッカー U-23 大岩ジャパンは 決勝T 進出

 

U-23 大岩ジャパン

 

初戦の パラグアイ戦 では 5-0 と快勝

 

アジアの下位チームとの対戦結果みたい。

出来過ぎなんじゃないかと心配してしまうほど。

 

柔道では 切り込み隊長 女子48キロ級 角田夏実選手 メダル

 

柔道女子48キロ級 金メダル 角田夏実選手

 

“夏が実る” なんて、オリンピックの申し子みたい。

 

今回も きっと、いろんなドラマがある。

 

ガンバレ 日本 日本

 

Paris 2024 Olympic

 


なぜか ここの劇場に行く日は 悪天候

 

新国立劇場

この日も、雨。

 

でも、劇場内は 夢の世界

 

再演したら ゼッタイ観ようと心待ちにしていた演目

 

Aladdin

新国立劇場バレエ団 『アラジン』

 

ディズニーのアニメにもなった、『アラビアン・ナイト(千夜一夜物語)』の中で 最も おなじみの物語『アラジンと魔法のランプ』のバレエ版。

 

新国立劇場バレエ団

 

2008年 初演から 複数回の再演。

新国での初演後 英国バーミンガム・ロイヤルバレエや米国ヒューストン・バレエなどでも上演されている、と。

 

かつて 師事していたバレエの先生が 初演を鑑賞されて、プリンセス役の 小野絢子さんを大絶賛していたから、いつか 絶対観てみたいと熱望していたの。 

 

『アラジン』

 

ファンタジー系 バレエ作品の楽しさ、面白さが凝縮。

 

バレエ 『アラジン』

 

オリエンタリズムの雰囲気が、ちょっと『海賊』にも似ている。

 

あと、全身青塗のランプの精;ジーンが、バレエリュスの伝説のプログラム、『青神』 を想起させる。

 

 

青神

青神

 

洞窟の中の 宝石たちが次々に踊りを繰り広げる “THE バレエ” 的なシーン、ランプをこすって現れる “ランプの精”、空飛ぶ絨毯 なんかのケレン味、などなど・・・

 

おとぎ話としても、バレエとしても、スペクタクルの要素たっぷり。

 

そして、舞台美術の美しさ・・・

 

春節のお祭りに出てきそうな トラの獅子舞や 蛇踊り、銅鑼の音、なんかの チャイナっぽい演出は チョット ??? だったけど・・・

 

西洋の振付家にとっては アジアは一緒くたなんだろうか・・・

 

ま、その辺はご愛敬として。 

 

ユーモア溢れた お芝居も “日本人が一生懸命やっている”、的な無理矢理感が全然なくて、ふつーに楽しめた。

 

お目当てだった 小野絢子さんおプリンセスも、上品で可憐で とってもキュート。

 

今更だけど、もっと いろんなお役を拝見したいっ

 

アラジン役の 福岡雄大さんも、アラジンのキャラクターそのまま、舞台狭しと 跳んで回って、そのまま どっかへ飛んでいっちゃいそうなほど。

 

ランプの精;ジーン役の渡邊峻郁さん、魔術師マグリブ人役の 中家正博さんなど クセ強めの個性的なキャラクターも すごく見応えあり。

 

今度 再演したら、もぅ 少し 良いお席のチケットで 観に行こ!

 

アラジン

 

アラジン キャスト

 

新国立劇場 人魚姫

こどものためのバレエ劇場 2024 『人魚姫』

 

新国立劇場 中庭

バルコニーより

 

ロビーのデコレーション

 

エレクトラ 衣裳

オペラ 『エレクトラ』 衣裳

 

エレクトラ

 

 

ローエングリン 衣裳

『ローエングリン』 衣裳

 

ローエングリン

 

新国立劇場 オペラ

 

新国立劇場 バルコニー

 

バルコニー

 

新国立劇場 バルコニー

 

6月23日 新国立劇場 オペラパレス所見


とある 雨上がりの夕方、久々に 虹が出現。

 

虹

 

しかも、二重虹

二重虹は 幸運のサインなのだとか。

 

虹

 

あかね雲に 一筆書き ではらったような環っか 虹

 

虹

 

子どもの頃、虹と地面の接点は どぅなっているんだろう・・・

って、ずーっと不思議に思っていましたっけ。

 

間もなく夏至

聖ヨハネの日

 

6月18日撮影


今年は 例年になく惜別のニュースが多い気がする。

 

特に

小澤征爾氏 (2024年2月6 没) 享年88才

フジコ・ヘミング氏 (2024年4月21日 没) 享年92才

 

は、とうとう この日が来てしまったか・・・

と、何とも言えない喪失感がハンパなかった。

 

お年を召されているとはいえ、世界を飛び回って いつまでも活躍していって下さるんじゃないか、って思っていたから。

 

そして、昨日 また・・・

 

佐々木昭一郎さん死去 元NHKディレクター

 

6月14日にお亡くなりになっていたそう。

 

遠い昔、

 

たまたま つけたTV(当時はまだブラウン管)の、ドラマなのかドキュメンタリーなのか 曖昧な、でも 東欧と思われる 欧州の美しい農村風景が広がる画面に吸い込まれるように魅入ってしまっていた。

 

これが、佐々木氏の代表作 リバー三部作のひとつ
 

春・音の光』(リバー)

 

日本人調律師・栄子 という女性と、スロバキアの人々との素朴で温かな交流。

 

主演された 中尾幸世さん、美しいという表現では 全く物足らないほど、強烈な輝きを放った方。

 

夢の中で見たようなおぼろげな情景で、これといった ドラマチックなストーリーではなかったような気がするけど、ずっと頭・・・ というより 胸の奥から離れなかった。

 

このドラマの全編に流れる チャイコフスキーの 『弦楽セレナーデ』  冒頭のメロディーが、それはそれは 壮大で スラブ的な郷愁をそそられて、まるで 心の琴線をかき鳴らされるかのようで、この映像詩にぴったりだった。

 

見た当初は 曲名が分からなくて、いろんな人に聞きまくったけど、誰も私の鼻歌では理解してもらえず・・・

 

インターネットなんて無縁の時代だったし。

 

諦めて 忘れてしまってから 数年後、これも たまたま見ていた NHKのクラシック音楽の番組で、なぜか マエストロが指揮棒を振り上げた瞬間、何かが 始まるような予感がしてドキドキしてきて、流れてきた曲が『弦楽セレナーデ』 だった。

 

ああ、この曲だっ!! チャイコフスキー だったんだっ!!!

と、鳥肌が立った。

 

さらに また、後から知ったけど この曲は ジョージ・バランシンのバレエ 『セレナーデ』 にも振り付けられていた。

 

忘れえぬドラマ、チャイコフスキー、バレエ・・・

と、私の人生に深く食い込んでいるピースが ぴたりとはまったような感覚。

 

少女時代の 宝物のような映像を製作して下さった、佐々木氏。

 

大切にしてきたオルゴールが壊れてしまって、永久に奏でることがなくなってしまたかのよう。

 

ココロにぽっかり穴が開いた感覚。

 

ご冥福をお祈りします。菊

 

NHKで 追悼番組として 再放送してくれないかなぁ・・・

 

春・音の光

川(リバー)・スロバキア編 - 春・音の光 - 微音空間 中尾幸世

 

樋口尚文 銀幕の個性派たち

中尾幸世、テレビ史に刻まれし伝説のヒロイン

 

映画館で《佐々木昭一郎というジャンル》 池田博明

 

佐々木昭一郎のテレビドラマ全作品解題・そして新作『ミンヨン 倍音の法則』

 

 

 

 


 

 

 

 

 

今年のGWは、昨年 11月にリニューアルオープンした

皇居三の丸尚蔵館 へ。

 

皇居 大手門

 

地下鉄 大手町より 走る人

 

皇居 大手門

 

手荷物チェックの行列。

インバウンドの旅行客はもとより、連休中のためか日本人もかなり並んでた。20分位待ったかな?

 

皇居 大手門

 

大手門

 

皇居 大手門

 

皇居 大手門

 

大手門 案内

 

入ってすぐ

 

皇居 三の丸尚蔵館

皇居三の丸尚蔵館 開館記念展「皇室のみやび」

 

皇室のみやび

 

この時の展示は第3期(5月21日からは 第4期)

 

入ってすぐ

 

琉球塗板屏風(旧桂宮家伝来)

琉球塗板屏風(旧桂宮家伝来)

 

琉球塗板屏風(旧桂宮家伝来) 裏面

 

松竹薔薇蒔絵十種香箱

松竹薔薇蒔絵十種香箱

 

松竹薔薇蒔絵十種香箱

 

松竹薔薇蒔絵十種香箱

 

松竹薔薇蒔絵十種香箱

 

松竹薔薇蒔絵十種香箱

 

前から憧れのある、香道。

王朝時代の雅な世界に思いを馳せられます。

 

源氏四季図屏風

源氏四季図屏風(右隻)

 

源氏四季図屏風 解説

 

源氏四季図屏風Ⅱ

 

今年 話題の『源氏物語』 より 光源氏が造園した 六条院の庭園の情景

 

雲紙本和漢朗詠集

雲紙本和漢朗詠集

 

雲紙本和漢朗詠集 解説

 

国宝

展示中に 国宝 認定!

 

源氏物語図屏風  澪標・紅葉賀.jpg

源氏物語図屏風 『紅葉賀』『澪標』

 

源氏物語図屏風 澪標・紅葉賀 解説

 

源氏物語図屏風

 

源氏物語図屏風 松風・澪標

源氏物語図屏風 『松風』『澪標』

 

源氏物語図屏風 松風・澪標 解説

 

梨子地菊花散蒔絵角盥・楾

梨子地菊花散蒔絵角盥・楾

 

梨子地菊花散蒔絵角盥・楾 解説

 

泔坏·菊花散蒔絵台

泔坏·菊花散蒔絵台

 

泔坏·菊花散蒔絵台 解説

 

目もココロも奪われる 絵画や工芸の数々。

現代でも再現できるか分からないような 精緻で洗練された美しい意匠。

 

2026年のフルオープンに向け、現在も増築中の美術館。

今後 目が離せないミュージアムのひとつになりそう!

 

2024年5月3日

 

第3期 近世の御所を飾った品々 出品目録


 

 

 

 

 

氷上の天使、浅田真央にフィギュア・スケートへ誘われた 小さな可愛い男の子

 

宇野昌磨 浅田真央

 

氷上表現者の鬼才 高橋大輔に憧れ

 

宇野昌磨 高橋大輔

 

氷上の貴公子 ステファン・ランビエールに師事

 

宇野昌磨 ステファン・ランビエール

 

バトンを継ぐように 次々に現れ 日本男子シングルの金字塔を打ち立てた選手たち

 

宇野昌磨 高橋大輔 羽生結弦

 

また、ひとつの幕が下りた。

 

超絶技巧の技術力と 今なお 超える者のない圧倒的な表現力で観る者を熱狂させた 大ちゃん

 

非の打ち所がない容姿とスター性、エレメンツのひとつというより 芸術作品の逸品のようなジャンプ、息を飲むようの美しい演技で観る者を圧倒させた 結弦

 

偉大な先輩とはまた一味違った、深み 甘美 繊細な演技で観る者を引き込んだ 昌磨

 

3つお兄さんの 羽生結弦が、自ら強烈な光を放出する 恒星のような存在なのに対し、

 

昌磨は “光と影” の陰影を巧みに演じ分ける奥深さと幅広さが感じられた。

 

昨シーズンは 出場した全試合優勝した全試合 優勝したけど、近シーズンは 全日本選手権のみ。

 

世界選手権は・・・

SPはシーズンベストで1位だったのに、FPが・・・

 

でも、なんだか妙にすっきりしていて、(結果のわりには)達成感があったみたいに晴れ晴れしていた。

 

ただ、もし ノーミスの文句ない出来だったとしても あのマリニンのクレイジーな演技構成では優勝は厳しかっただろうけど。

 

結弦や ネイサン・チェンが競技を去ったことで モチベーションの維持が難しくなってしまった、とのこと。

 

それでも 2シーズン 現役選手として第一線に残ったのは 後輩たちのために男子フィギュアを牽引し、さらに 彼らに発展していってもらうための道しるべになってくれたんだな、と。

 

日本男子としては 結弦と昌磨が圧倒的過ぎて、この後に続く選手がいるんだろうか、と気をもんでいたけれど、

 

鍵山優真、三浦佳生 さらには 佐藤駿 といった選手たちが頭角を現してきてくれた。

 

みんな、結弦や昌磨の背中を追ってきた選手たち。

 

もぅ 競技のドキドキワクワクの観戦ができないのは寂しいけれど、アーティストとしての進化はまだまだ止まらないはず。

 

これからも 新しい 宇野昌磨で観客を魅了してほしい。

 

昌磨選手、おつかれさまでした。

 

宇野昌磨 引退会見

 

すっかり オトナの男性 💖

 

「ゆづくん」として「昌磨」と世界で競技してこれたことが…

羽生結弦さんが現役引退を発表した宇野昌磨にメッセージ

 

浅田真央さん「よく泣いていましたが、できるまで絶対諦めず」

現役引退の宇野昌磨ねぎらう「応援しています」

 

「フィギュアスケートをしようよ」

宇野昌磨は浅田真央に誘われ、高橋大輔に衝撃を受けた…

オリンピックよりも大切にした「自分のなりたい選手像」

 

高橋大輔さんが引退発表の宇野昌磨に驚きとねぎらい

「正直びっくり。長い現役生活、お疲れさまでした」


さくら市ミュージアム−荒井寛方記念館−

開館30周年記念特別展

 

平山郁夫展

平山郁夫展−悠久のシルクロード 仏教の来たみち−

 

平山郁夫展

さくら市ミュージアム

 

平山郁夫(1930-2009)とさくら市出身の日本画家荒井寛方(1878-1945)が平山と同じ日本美術院に所属していた、という縁での特別展

 

アフガニスタンの砂漠を行く・月『アフガニスタンの砂漠を行く・月』  2007年

 

〽 月の砂漠 のメロディーが流れてきそう・・・

 

アフガニスタンの砂漠を行く・日『アフガニスタンの砂漠を行く・日』  2007年

 

仏陀立像

仏陀立像

 

片足に重心をかけて支脚遊脚(しきゃくゆうきゃく)

左手で衣の一端を執り、右腕を大衣(だいえ)に収めた「ソポクレス」形。

ギリシアの哲学者;ソポクレスの像に因んだ呼称で、ローマの貴婦人の影響の可能性がみとめられるらしい。

 

片脚に重心ののせた “休め” のポーズって、ギリシア彫刻の 

コントラポスト(contrapposto) と共通していそう。

 

弥勒菩薩交脚坐像

弥勒菩薩交脚坐像

 

足首を交える坐り方(交脚)は騎馬民族の王族たちの坐法を採り入れたもので、アフガニスタン~中央アジアに広く見られる、と。

 

仏陀坐像

仏陀坐像(パキスタン;ガンダーラ 2~3世紀)

 

お顔立ちはすっかり ギリシア・ローマ系

 

ガンダーラみたく どの国でも歴史上栄えて衰退し、消滅した都市って、とてもロマンを感じる。

 

アレクサンドロス大王の東方遠征でもたらされたヘレニズム文化、東西交易で文明の交流となったシルクロードは、ユーラシア大陸ならではのスケール。

 

これぞ、正真正銘の 一帯一路。

 

“シルクロード” って聞くとなんといっても 子どもの頃 NHKで放送された あの番組を思い出す。

 

悠久の歴史を想起するような喜多郎のオープニングテーマと、石坂浩二のナレーション。

 

今聴いても鳥肌立ちそう。

 

かつては キャラバン隊がゆるゆると進んでいったであろう 果てしなく続く 砂丘を、砂埃を舞い上げながら疾走するジープ。

 

“タクラマカン砂漠” “楼蘭” “敦煌” “ガンダーラ”

シルクロード、と聞いて連想する 固有名詞も、この番組で覚えた気がする。

 

古(いにしえ)の時代は東西の行商人で賑わって栄えたであろう都市が、人間に加工される前の姿に朽ちてしまったような柱や台座のみが残る、忘れ去られた遺跡たち。

 

人類の歴史上 あらゆるところで遭遇する、栄枯盛衰。

盛者必衰の理。

 

ラクダ

ラクダさん

 

2月11日 鑑賞

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

この春 鑑賞した 大規模展覧会(3月10日に閉幕済)

 

本阿弥光悦の大宇宙

本阿弥光悦の大宇宙

 

東博 平成館

東京国立博物館(平成館)

 

本阿弥光悦坐像

本阿弥光悦(1558〜1637)

 

「一生涯へつらい候事至てきらひの人」で「異風者」(『本阿弥行状記』)

 

戦乱の時代に生き、さまざまな造形にかかわり、革新的で傑出した品々を生み出した偉人。

 

「光悦自身の手による書や作陶にあらわれた内面世界と、同じ信仰のもとに参集した工匠たちがかかわった蒔絵など同時代の社会状況に応答した造形とを結び付ける糸として、本阿弥家の信仰とともに、当時の法華町衆の社会についても注目」

 

「造形の世界の最新研究と信仰のあり様とを照らしあわせることで、総合的に光悦を見通そうとするもの」

 

というコンセプトの展覧会。

 

京都の町衆(裕福な商工業者)の一員として、さまざまな職種の工人(職人)たちと信仰と血縁を重ねて広範なネットワークを築いていた、という光悦。

 

能書(書の名人)としても知られ、さらに漆芸や陶芸、出版などさまざまな造形に関わったそう。

 

京都の町衆(裕福な商工業者)の一員として、さまざまな職種の工人(職人)たちと信仰と血縁を重ねて広範なネットワークを築いていた、という光悦。

 

舟橋蒔絵硯箱

舟橋蒔絵硯箱

本阿弥光悦作 江戸時代・17世紀 東京国立博物館蔵

 

蒔絵の工芸品は、デザイン、意匠、用途、文学 全てが凝縮された それこそ 芸術の “宇宙”

 

後の時代(大正)の 民藝運動の活動家が提唱した “用の美” に通ずるものを感じます。

 

どれだけ長い月日が経っても色褪せない。

 

今展覧会の白眉

 

鶴下絵三十六歌仙和歌巻

鶴下絵三十六歌仙和歌巻

本阿弥光悦筆/俵屋宗達下絵 江戸時代・17世紀

京都国立博物館蔵

 

光悦 × 俵屋宗達、という究極のコラボ

 

鶴の群れが飛び立つさまは、まさに圧巻。

少し離れて鑑賞すると、鶴たちが光り輝いて 羽ばたいているかのよう。

 

光悦は能書(書の名人)としても知られ、さらに漆芸や陶芸、出版などさまざまな造形に関わったそう。

 

さぞや 風流な文化人だったことでしょう。

 

北大路魯山人、海原雄山(『美味しんぼ』)の原型かも。

 

東京都博物館

東京国立博物館 本館 中尊寺金色堂展 予告

 

2月18日 鑑賞