新国立劇場バレエ団 『アラジン』 | 甘ずっぱい蜜の部屋

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なぜか ここの劇場に行く日は 悪天候

 

新国立劇場

この日も、雨。

 

でも、劇場内は 夢の世界

 

再演したら ゼッタイ観ようと心待ちにしていた演目

 

Aladdin

新国立劇場バレエ団 『アラジン』

 

ディズニーのアニメにもなった、『アラビアン・ナイト(千夜一夜物語)』の中で 最も おなじみの物語『アラジンと魔法のランプ』のバレエ版。

 

新国立劇場バレエ団

 

2008年 初演から 複数回の再演。

新国での初演後 英国バーミンガム・ロイヤルバレエや米国ヒューストン・バレエなどでも上演されている、と。

 

かつて 師事していたバレエの先生が 初演を鑑賞されて、プリンセス役の 小野絢子さんを大絶賛していたから、いつか 絶対観てみたいと熱望していたの。 

 

『アラジン』

 

ファンタジー系 バレエ作品の楽しさ、面白さが凝縮。

 

バレエ 『アラジン』

 

オリエンタリズムの雰囲気が、ちょっと『海賊』にも似ている。

 

あと、全身青塗のランプの精;ジーンが、バレエリュスの伝説のプログラム、『青神』 を想起させる。

 

 

青神

青神

 

洞窟の中の 宝石たちが次々に踊りを繰り広げる “THE バレエ” 的なシーン、ランプをこすって現れる “ランプの精”、空飛ぶ絨毯 なんかのケレン味、などなど・・・

 

おとぎ話としても、バレエとしても、スペクタクルの要素たっぷり。

 

そして、舞台美術の美しさ・・・

 

春節のお祭りに出てきそうな トラの獅子舞や 蛇踊り、銅鑼の音、なんかの チャイナっぽい演出は チョット ??? だったけど・・・

 

西洋の振付家にとっては アジアは一緒くたなんだろうか・・・

 

ま、その辺はご愛敬として。 

 

ユーモア溢れた お芝居も “日本人が一生懸命やっている”、的な無理矢理感が全然なくて、ふつーに楽しめた。

 

お目当てだった 小野絢子さんおプリンセスも、上品で可憐で とってもキュート。

 

今更だけど、もっと いろんなお役を拝見したいっ

 

アラジン役の 福岡雄大さんも、アラジンのキャラクターそのまま、舞台狭しと 跳んで回って、そのまま どっかへ飛んでいっちゃいそうなほど。

 

ランプの精;ジーン役の渡邊峻郁さん、魔術師マグリブ人役の 中家正博さんなど クセ強めの個性的なキャラクターも すごく見応えあり。

 

今度 再演したら、もぅ 少し 良いお席のチケットで 観に行こ!

 

アラジン

 

アラジン キャスト

 

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新国立劇場 中庭

バルコニーより

 

ロビーのデコレーション

 

エレクトラ 衣裳

オペラ 『エレクトラ』 衣裳

 

エレクトラ

 

 

ローエングリン 衣裳

『ローエングリン』 衣裳

 

ローエングリン

 

新国立劇場 オペラ

 

新国立劇場 バルコニー

 

バルコニー

 

新国立劇場 バルコニー

 

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