4:41〜  7合目 鳥居荘 2865m 御来光を拝む


私は富士山での御来光は初めてであった。
富士登山自体は2度目とは言え、夜間の歩行といい、御来光といい、初めてづくしである。

一人で登っていたら 安全とか危険とかの前に夜間に歩くのはこわくてイヤなので、こくうさんも一緒でよかったなぁとすこぶるありがたく思った。



5:10 東洋館 2902m


この晴天である。



6:30 白雲荘 3200m


雲が出てきた。




6:59 元祖室 3250m


二人とも、この高さまできて高山病にならないとは なかなかやるな!と思った。
登山道の脇に吐瀉物が落ちていたりもした。
ここはもう、高山病になる人は なる高さなのだ。

ぼんやりと頭痛の赤ちゃんのようなものがなくはないような気もしたが、その程度である。




ここまで、時折雨もあったが 天気に恵まれた。
このくらいの雨ならつらくはない。

と思ったけれど、標高が3000mをこえ、寒さと風も出てきた。
セーターや手袋など 持参した防寒着を着込む。

降ったり止んだりを繰り返しながら、雨は徐々に強まる。



ほかの登山グループのみなさんと 軽い休憩のたびに追い越したり 追い越されたりをしながら、
こくうさんの顔色をチラ見(いや、ガン見)して「さーて、どうするべかな」と考える。



7:35〜7:57 富士山ホテル 3347m


ここで下山することにした。


(画像はYAMAPより)

YAMAPの記録を見直していたら、思ったよりももうちょっと高いところまで来られていたのが分かった。




山小屋の中でストーブにあたって 衣服を乾かし、ココアを飲んでぬくぬくしながら体力を回復…のような“待ちタイム”“様子見タイム”をとって、
雨宿りをして雨が弱まってから山頂を目指す というのができれば…という展開もチラッと思った。

時間はいっぱいある。

しかし山小屋は宿泊者がメインで利用しているので、宿泊しているわけでもなく 急病やケガというわけでもない私たちが そんなふうに山小屋にお世話になるのはよくない。

あと、たぶんストーブはつけてない。夏だし。たぶん。分からんけど(笑)


寒い中で動かずに待っていれば、身体が冷えてHPがジワリジワリと減るだろう。気力も落ちる。

あまりゆっくり考えているのもよくない。


この先の登りは急だからなー
雨でツルツルだともっと疲れるからなー


抜きつ抜かれつしていたグループが 登るか下山するかの作戦会議をしているのを見て、
「そうだよな。ここが決めどころだな」と下山することにした。



私は

「そういえば、富士山でこんなに雨に濡れるのも、富士登山の途中で下山するのも初めてだな」

「初めてづくしっ」

と こっそりホクホクしていた(笑)





つづく。




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