「いったいいつまで勉強すれば
英語ができるようになるんだろうか・・・」
そう焦りを感じること、ありますよね。
実際、
「英語をマスターするのに、何年くらいかかりますか?」
「愛さんは、英語が使えるようになるのに
通算で何時間くらい勉強しましたか?」
という質問を、わたしは毎日のように受けます。
「愛さんは、英語をマスターするのに
どれくらい時間がかかりましたか?」
と聞かれたら、わたしは
「今も英語を『マスターした』なんて
全然言えませんけど・・・」
と前置きして、こうお答えするようしています。
「ある程度仕事で使えるようになるのに、
私は10年くらいかかりましたかね~」
ネイティブらしいかはともかく、
英文メールを正確な文法でスラスラ書け、
英語ニュースや海外のテレビ番組の内容が
一語一句とはいかないけど字幕なしで理解でき、
外国人の同僚と、仕事の話もプライベートな話も
普通に楽しめるし、英語会議も大丈夫。
・・・くらいの英語力になるのに、
わたしは10年かかりました。
ただ、私の凡人レベルの脳みそと才能で
しかも、ダラダラ、
試行錯誤しながらやっての10年なので、
もっと早くできます。
わたしの痛い体験をもとに
「こういう順番でこう勉強したら効率いいよ」
というやり方は、メール講座でお伝えしていますが。
独学で英語を身につけ、英語を武器に仕事ができるようになった秘密
実際、勉強の順番もやり方も
何もわからなかった最初の2年くらいは、
ず〜っと間違った勉強をしてて
あまり進歩してなかったので・・・
↓この記事にも書きました。
ちなみに、
ネイティブらしいかはともかく、
英文メールを正確な文法でスラスラ書け、
英語ニュースや海外のテレビ番組の内容が
一語一句じゃないけど字幕なしで理解でき、
外国人の同僚と、仕事の話もプライベートな話も
普通に楽しめるし、英語会議も大丈夫。
っていうスキルは、
TOEICでいうと何点くらいか?
というと・・・
TOEIC900点台のはるか上
というのが、わたしの答えです。
あくまでもわたしの場合ですが、
TOEIC980点から
さらに5年くらいかけて
「仕事で英語が使える」
って言えるレベルになったかな〜
という感じです。
勉強時間は、
ざっくり計算ですが
通算10,000時間くらい。
ところで、
「外国語習得にはどのくらい時間がかかるのか」
については、世界でいろんな研究がされています。
アメリカの外務省にあたる機関の
語学研修所でアメリカ人職員を訓練し、
日本語を「ある程度用が足せる運用能力」に
達するレベルになるまでにかかる時間が
2200時間という研究データがあります。
この記事に詳しく書いてますので
よかったらぜひどうぞ。
英会話の習得にかかる時間は?TOEIC900点はペラペラじゃない
で、外務省のような機関の職員なわけですから
言うまでもなく、ものすごーーく優秀な人です。
それに、カリキュラムもきっちりしてて
効率よく学んでいるはずです。
そんな人でも、
仕事で使えるレベルになるには2200時間。
かたや、わたしのような凡人が
間違いだらけの勉強をしたら
10,000時間かかったわけですが、
外務省のエリートではない普通の人が、
そこそこ効率よく、いい感じで勉強しても
5,000時間くらいは必要なんじゃないかと思います。
数字が大きすぎてイメージが難しいと思いますが、
毎日1時間勉強した場合、
5000日かかるってことですよね。
5000日は、なんと、13年半です。
毎日2時間なら、7年弱。
毎日3時間なら、4年半。
・・・結構、大変だと思いませんか?
でも、ここで種明かしがあって、
わたしが「10,000時間」と書いたのには、
ながら聞きなどの勉強時間も含めています。
毎日、机での勉強時間を
2時間も3時間も捻出するのは
難しいですからね・・・
通勤時間や家事をしながら
英語を聞くとか、そういう時間も含めて
英語時間を積み重ねていってもらえたらと思います。
まずは、1,000時間を目標に。
「仕事で自信を持って英語が使えるレベル」
を目指すなら、5,000時間を目標に。
「なかなか英語が伸びません」
っていうお悩みをお持ちの人は多いですが、
原因の99.9%は、
「勉強時間が足りない」に尽きます。
正しい勉強法で
ちゃんと時間を積み重ねたら
英語力は伸びていきます。
長い目で、コツコツと頑張っていきましょう