こんにちは。
英語コーチ&通訳翻訳者のエバンス愛です。
私が英語をスラスラ話せるようになった
英会話トレーニング法として
「日本語からイメージを介して英語に変換する」
という方法をお勧めしています。
具体的には、「瞬間英作文」という方法です。
このページに、かなり情熱かけて
しっかり書いてるので、よかったらどうぞ!
→瞬間英作文のやり方とおすすめ教材。私はコレで独学で通訳になりました
でも、私が推奨しているのは
ただ闇雲に日本語を英語に翻訳するやり方ではありません。
(むしろ、これをすると英語が話せなくなる)
日本語から、イメージを挟んで、英語にする
というやり方で取り組むことによって、
どんな場面でも、英語がスラスラ話せるようになります。
それについて、ご質問をいただきました!
はい、瞬間英作文に取り組むときは
できるだけ絵をイメージするようにしてみてください。
とは言え、絵が本当に描けるほどありありとではなく、
「ぼんやりと、なんとなく」で大丈夫ですよ。
何秒もかけて詳細にイメージ化する必要もありません。
日本語をみて、ぱっとその情景を思い浮かべる。
この間、1~2秒くらいでいいです。
で、慣れれば
情景を思い浮かべるのと同時進行で
英語を口から出していきましょう。
なぜ、わざわざ「イメージ」を
頭の中に思い浮かべるのが大事なのかというと、
絵を見てイメージを挟むことで、
「翻訳グセ」をつけないようにするためです。
そして、
イメージ化した方が早く正確に
言いたいことが伝えられるからです。
質問者さんは「少し時間が掛かっても」と書いていますが、
私はむしろ逆だと実感しています。
「彼女には娘が二人います」
とかいう、短くて簡単な日本語を英語にするなら、
お母さんと2人の女の子のイメージなんて思い浮かべなくても、
そのまま英作文できますね。
でも、イメージ化することで余計な時間がかかるのは、
そういう短くて簡単な英作文のみです。
複雑なこと(文章にすると長くなること)を
言おうとすればするほど、
イメージ化した方が言いたいことを早く正確に伝えられるんです。
だから、簡単な瞬間英作文のうちから
イメージ化に慣れておいてほしいのです。
そうしないと、日本語と英語が頭の中を
常にグルグルする状態からは抜け出せなくなります。
あなたもご存知かと思いますが、通訳者は、
発言者の言葉をメモを取りながら聞いて
英語に訳していきます。
その時、発言の一字一句を書き取ることは
もちろん不可能です。
いくら記号を駆使してメモをとっても、無理。
短い時間でたくさんの情報が出るので、
発言者の言葉をそのまま記憶するのも不可能です。
じゃあ、通訳はどうやって長い発言を
限られたメモと記憶から
英語に訳すことができるのでしょう?
これねー。
めちゃくちゃ重要です。
私が通訳の仕事をはじめて
しばらく経って気づいたことなんですが、
もっと早く知りたかったです。
通訳はどうやって長い発言でも
限られたメモと記憶から
英語に訳すことができるのか。
それは、
「絵で記憶しているから」です。
これは、私は通訳の仕事を始めて
しばらくして気づいたことで
わたしにとっては大発見でした。
興奮して、先輩に言ったら
「何当たり前のこと言ってんの?」
という顔をされたけど・・・
「私は通訳になる予定はないし、関係ない」
と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
私たち誰もが、母国語を話すときは
頭の中の「文字」をアウトプットしているわけではなく
頭の中の「イメージ」をアウトプットしているからです。
たとえば、仕事や家事でくたくたになったあなたが
「疲れた・・・」
とぽつりとつぶやくとき、頭の中に
「つ・か・れ・た」
という文字が浮かんで
それを口に出しているわけではありませんよね?
そうではなく、
「体がだるくて重いという感覚(イメージ)」
から直接言葉にしているはずです。
つまり、私たちにとって自然なのは
「頭の中の文字 → 言語化」じゃなく、
「頭の中の絵 → 言語化」なんですね。
だから、英語でもそれができるように
訓練すればいいんです。
自分の思いを正確に伝えるためには、
日本語を一語一句英語に置き換えるのではなく、
絵をスムーズに英語にできるようになることが重要です。
イメージ化については、
このページでも画像つきで説明しているので
ぴんとこない場合は読んでいただけると
よく分かっていただけると思います。
→瞬間英作文で「英語脳」はできない?日本語が邪魔に感じるなら読んで
ちなみに、英会話トレーニングの
私のオススメ教材はこちらです。
よかったら参考にしてください!
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