今日も、コロナ関係で
よく聞く英語シリーズ!!
もうこのシリーズも第7弾になりました。
今日は、「在宅勤務」に関する表現です。
「私は在宅勤務をしています」
って、英語でなんて言うでしょうか?
日本では、
「テレワーク」「リモートワーク」
という言葉がよく使われます。
でも、英語で最も一般的な言い方は
I work from home.
(I'm working from home.)
です。
現在形と現在進行形、
文法的にはどっちも正しいです。
でも、一般的には
以下のような違いがあります。
現在形: いつもそうである
現在進行形: 一時的にそうである
I work from home.
だと、それが常態であって
これまでもそのようにしてきたし、今後もそうだよ、
という意味を含むことができます。
一方、
I'm working from home.
と言った場合、
通常は会社勤務だけど、一時的に
たとえばコロナの影響で在宅勤務になっているよ、
といった意味を含むことができます。
work from homeって、直訳すると
「家から(?)仕事をする」って感じで、
fromがちょっと引っかかりません?
work from homeは、
仕事の実態が家の外にあって、
家から会社に労働力を提供している
というイメージです。
一方、work at homeの場合、
仕事の実態が家の中にある
というイメージが強くなります。
(ただし、厳密な線引きがあるわけではない)
なので、
I have to work at home today.
と言うと、
「今日は家事をしないといけない」とか
「今日は庭仕事があるんだ〜」とか
そんな感じに聞こえます。
ちなみに、
わたしたち夫婦は会社を経営していて、
雇い主はいません。
家でこうしてブログやメルマガを書いたり、
スカイプで英語指導をしたり、
最近ではZoomライブ配信したりするのが
私たちの仕事です。
「私たちの場合、fromとatのどちらを使う?」
とネイティブの夫マイクに聞いたところ、
We work at home.
だそうです。
(ネイティブでも意見はいろいろだし、
はっきりした違いがあるわけではないけどね!)
テレワークも、使えます。
誰かが「テレワークは和製英語」って言ってたんですが、
れっきとした英語ですよ〜。
企業は、社員にテレワークを推奨している。
は、英語で
Companies urge employees to telework.
みたいな感じで言います。
ちなみに、teleは
「遠く」という意味を表す言葉ですよ!
telephone:遠くの声を聞くもの→電話
telescope:遠くの物体を見るもの→望遠鏡
telepathy:遠くの気配を感じ取ること→テレパシー
日本語では
「リモートワーク」という表現も一般的ですが、
英語ではremote workとかwork remotelyという言い方は
あまりしません。
・work from home
・telework
このどちらかを使った方が
無難だと思います!
いかがでしたでしょうか?
あなたの状況に合わせて
使ってみてくださいね!
これまでのコロナ関連英語表現シリーズ
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