昨日のニュースで出たてホヤホヤ!
「オンライン帰省」
の英語表現を、今日は取り上げます!
これまでのコロナ関連英語表現シリーズ
「ゴールデンウィークについても帰省するのではなく、“オンライン帰省”を行うなど、行動を見直していただき、“8割削減“にご協力をお願いしたい」
と会見で述べた、安倍首相。
これ聞いて、最初はみんな
「オンライン帰省・・・?」
と思ったんではないでしょうか。
意図はもちろん理解できるけど。
「オンライン帰省」という言葉を
英語でバシッと説明するなら、
online family reunion
あたりが良いかな〜と思います。
family reunionとは
「家族の再会」を指します。
普段、遠くに離れている親や兄弟たちが集まって
みんなで再会を喜んで、わいわいやるイメージですね。
それに"online"がつくので、
家族みんなが、パソコンの前で「元気〜?」って
手を振っている様子が、一番よく表せるかなと。
家族が「会うこと」という発想で
"meeting"という単語を使ってしまいそうですが、
"meeting"だと、どうしても重大な決定ごとをする
ミーティングのように聞こえてしまいます。
なので、meetingではなくてreunionがいいですが、
この単語は日本人はあまり発想しない単語で、
でも英語ではよく使います。
ちなみに、フランス語でも。(フランス語は"réunion")
「re」と「union」から成っていて
reが「再び」、unionが「一つになること(集まること)」です。
唐突ですが、ここでクイズ
Q.school reunionとは
何でしょうか??
答えは、この記事の最後で!!
あと、「帰省」は
・go to my house
・go home
ではないので、気をつけてくださいね。
これは、「今住んでいる家」へ帰ることを意味します。
「帰省する」「実家に帰る」は
英語ではこんな言い方をします。
・go to my family home
・visit my parents
・return to my family home
「オンライン帰省」に戻って。
安倍首相は、ゴールデンウィーク中にはオンライン帰省をするよう国民に求めた。
と言いたかったら、こんな感じになります。
Prime Minister Abe called on the public to have online family reunions during Golden Week.
でも、これだと、
「GWには家族と通話しろ」って言ってるだけなので
真意が伝わりにくいかもしれません。
「オンライン帰省」という日本語に
ぴったりの英語がみつからない場合は、
「結局は、実家に帰るなってことでしょ?」
と気づけば、それを英語にすればいいんですね。
家族との通話が「オンライン帰省」なら
そんなのGWじゃなくてもやってるしねぇ・・・
The Japanese government requested everyone to refrain from visiting family during Golden Week, and instead have online family reunions.
(日本政府は、ゴールデンウィーク中の帰省を控えて、オンライン通話で代替するよう国民に求めた)
といった英語がよりいいかもしれませんね。
というか、「オンライン帰省」という言葉に惑わされず、
「結局何が言いたいのか?」をとっさに考えて
それをすぐに英語に変換できるスキルがとっても重要。
NO BORDERSの方は、
溝江先生のセミナーでもいつも教わってることですね!
というわけで、いかがだったでしょうか?
新しいニュースなので
英会話の先生は知らない人も多いと思いますよ!
日本にはゴールデンウィークっていう休暇があってね、
普段はみんなその1週間程度の休暇で里帰りするんだけど
今年はそれをオンラインでやれって政府から言われててさぁ〜、って
ぜひ会話に活用してみてくださいね。
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クイズの答え:
school reunionは、
「学校 + 再会」なので
同窓会のことを言います!
正解できましたか?
簡単だったかな??