【帚木234-1】菊を折りて、『琴の音も… | 【受験古文速読法】源氏物語イラスト訳

【帚木234-1】菊を折りて、『琴の音も…

【古文】

「…菊を折りて、

『琴の音も月もえならぬ宿ながらつれなき人をひきやとめける
 悪ろかめり』など言ひて、…」

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「…菊を折りて、
訳)「…菊を手折って、

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『琴のも月もえならぬ宿ながら

訳)『琴の音色も、月も並々ならず素晴らしいお宅ではあるが

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つれなきをひきとめける

訳)薄情なダンナを引き止めたのか、いや引き止めなかったんだね

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悪ろかめりなど言ひて、…」

訳)(訪れる人もいないのは)良くないようだ。』などと言って、…」

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【古文】

「…菊を折りて、
『琴のも月もえならぬ宿ながらつれなきをひきとめける
 悪ろかめりなど言ひて、 …」

 

【訳】
「…菊を手折って、

『琴の音色も、月も並々ならず素晴らしいお宅ではあるが薄情なダンナを引き止めたのか、いや引き止めなかったんだね

(訪れる人もいないのは)良くないようだ。』などと言って、…」

 

 

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■【折る】

■【音(ね)】

■【も(添加)】

■【えならず】

■【宿(やど)】

■【ながら】

■【つれなし】

■【人】

■【ひきとむ】

■【や(反語)】

■【ける(詠嘆)】

■【悪ろかめり】

※【悪ろし(わろし)】

※【めり(推定)】

■【など(引用)】

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