【帚木191-1】さすがにうち泣きて…
更新遅くなってすみません;;
ちょっと今からガンバリますねー!
(;´▽`A``
【古文】
「…さすがにうち泣きて、『憂きふしを心ひとつに数へきてこや君が手を別るべきをり』など、言ひしろひはべりしかど、…」
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(左馬頭の物語は続きます)
「…さすがにうち泣きて、
訳)「…そうは言うもののちょっと涙ぐんで、
『憂きふしを心ひとつに数へきて
訳)『あなたの嫌な欠点(浮気)をわが胸一つに数えてきて、
こや君が手を別るべきをり』
訳)ついにあなたの指を噛んだこの時こそ、別れるべき時期なのよ!』
など、言ひしろひはべりしかど、…」
訳)などと、言い争いましたが…」
【古文】
「…さすがにうち泣きて、『憂きふしを心ひとつに数へきてこや君が手を別るべきをり』など、言ひしろひはべりしかど、…」
【訳】
「…そうは言うもののちょっと涙ぐんで、『あなたの嫌な欠点(浮気)をわが胸一つに数えてきて、ついにあなたの指を噛んだこの時こそ、別れるべき時期なのよ!』などと、言い争いましたが…」
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■【さすがに】
■【うち~】
■【~て】
■【憂し(うし)】
■【ふし(節)】
■【こや(連語)】
※【こ(指示語)】
※【や(間投助詞)】
■【君】
■【が(連体修飾格)】
■【手】
■【を(格助詞)】
■【別る(わかる)】
■【べき(当然)】
■【をり】
■【など(引用)】
■【言ひしろふ】
■【はべり】
■【しか】
■【已然形+ど(逆接)】
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