アマゾンのミニPCで、3Dゲームを試してみた(TRIGKEY S5、Ryzen5 5560U) | a24a24a24のブログ

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前回レビューしたアマゾンの格安ミニPC、TRIGKEY S5。

CPUのRyzen5 5560Uは、「Radeon Graphics」という

ある程度の内蔵グラフィック機能が備わっているらしいです。

 

 

しょせんモバイル向けの省電力CPU、期待は禁物と思いながら・・・

3Dベンチマークソフトや3Dゲームを試してみました。

 

 

※大量の画像を貼るので、適当に流して見てください。

 

 

 

 

 

①【ドラクエ10ベンチ】

 

 

まずは処理の軽い物から。

2013年リリース、ドラクエ10ベンチマーク。

推奨グラフィックボードはGeForce 650GTXとのこと。

 

 

 

 

おお、楽々動いています。

 

 

 

 

タスクマネージャーを見ると、

CPUはスカスカ、GPU(内蔵グラフィック機能)はほぼ100%に貼りついていました。

 

 

 

 

結果=「とても快適」。

古い3Dゲームならば、余裕で動きそうです。

 

 

 

 

②【ファイナルファンタジー15ベンチ】

 

 

もう少し新しい物を試してみましょう。

2018年リリース、FF15ベンチ。

推奨グラフィックボードはGeForce GTX1060だそうです。

 

 

 

 

動きますが、カクカクとコマ落ちします。10フレーム/秒くらい?

しかしこれほどの3D映像を内蔵GPUで表示できること自体、すごいと思いました。

 

 

 

 

タスクマネージャーを見ると、やはりCPUは全然余裕ですが

GPUが100%に貼りついています。

 

 

 

 

結果=「動作困難」。

うん、まあ、仕方ないですね・・・。

 

 

 

 

画質を「軽量品質」に落としてみました。

軽量でも十分綺麗です。コマ落ちは減りましたが、まだ若干カクつきます。

 

 

 

 

結果=「重い」。

【審議中】みたいな絵面、やめてほしい。

 

 

 

 

今度は、画質を「軽量品質」のまま

画面解像度を「1920×1080」→「1280×720」に落としてみました。

少し粗くなりましたが、支障なくスムーズに動きます。

 

 

 

 

結果=「普通」。

というわけで、これくらい妥協した設定がRyzen5 5560Uの実用域と思われます。

 

 

 

 

③【Totally Accurate Battle Simulator】

 

 

2019年リリース、TABS。以前から遊んでみたかった3D戦闘シミュレーターです。

Ryzen5で動くかわからないまま、Steamにて2050円で購入。

推奨グラフィックボードはGeForce GTX970。

 

 

 

 

標準設定では画面が重く、マウスカーソルすら動きませんでした。

何とか見つけた軽量設定は、「解像度=1280×720@60」「フレームレート=30」。

 

 

 

 

動きました!

 

 

 

 

設定を下げていますが、内蔵GPUだけで普通に3Dゲームができます。

 

 

 

 

味方キャラを100人ほど置いて、負荷を見てみました。

コマ落ちせずスムーズ。

 

 

 

 

タスクマネージャーを見ると、

CPU負荷は4割、GPUは7割弱で、意外と余裕がありました。

もっと派手な戦闘シーンでも耐えられそうです。

 

 

 

 

 

結論。

Ryzen5 5560UのCPU内蔵グラフィック機能でも

画質設定を緩くすれば、3Dゲームがいくらか遊べそうです。

 

 

専用のグラボのようにガチガチに精細な表示をしたり

重めのゲームをすることはできませんが、

自分のように「ちょっと遊んでみたい」人には、条件次第で楽しめるのではないでしょうか。

過度の期待はせず、動いたらラッキーくらいで試されることをお勧めします。

 

 

「TABS」が面白くて、当分の間ミニPCがゲーム機化しそうです。

おしまい。