弁当を買うと出汁巻きがついてくるというお店があるということで行ってきました。

 

 11時開店との情報だったので、その時刻をめがけて向かいます。

 

 お店に到着したのが、11:04、すでに歩道に30人ほどの行列ができていてお店がはるか向こうです。

 

 基本的に行列に並ぶのは好きではありませんが、この日はこれを昼ごはんにすると決めていましたので、並ぶことにしました。

 

 

 25分ほど並んでお店の前までやってきました。もう少しです。ちょっと後ろの親子連れの小さい子供が「おしっこ」をしたいと言っていましたが、がまんするようになだめられたりしていました。(ここまで来たら列から離れられない・・・。)

 

 

 お弁当の種類は日替わりのようです。

この日は5つから選べるようでした。

・トンカツ

・鶏むねのバンバンジー

・肉団子と茄子の揚げ出し

・ミンチカツ

・ハンバーグ

 

 ちょうど上の写真を撮った後、店員さんがお店から出てきて、行列の前のひとから順番に注文する予定の弁当の数を聞き始めていました。僕は「ふたつ。」

 

 そして行列の後ろのほうの人には「弁当はこちらの方までです。この後は出汁巻きはあります。」というアナウンスをしていました。つまり、行列の途中で弁当は売り切れです。

 

 店先の弁当のパネルも出汁巻きのパネルにひっくり返されました。

 

 

 11:38に(並んで34分後)やっと弁当を入手することができました。

 

 とんぼ返りで自宅に戻り、さっそくに弁当をいただきました。

 

 左はトンカツ・右は肉団子と茄子の揚げ出しです。リュックの中で少し傾いたので、偏ってしまいました。
 
 見た目は華やかとは言えませんが、これが550円なら立派なものです。京都では出汁巻きだけでも結構しますから。
 
 空腹は最高のスパイスとは言います。とてもおいしくいただきました。やはりお店の自慢だけあって出汁巻きはとても柔らかく出汁が効いておいしかったです。
 
 弁当に出汁巻きがついてくるというよりも、出汁巻きに弁当がついてくるのほうが当たっているかも・・・?
 
2024.5.11 13.5㎞

あまりにひどいスキャンダルが次から次へと起こりすぎて(というか わざと起こしているのだろうけれど)麻痺してしまっている状態は危ういです。

せめて選挙の時はしっかり思い出して意思を示したい。


 平日帰宅後の調理は余裕がないので、休日の午後に調理をすることが多いです。

 

 午前中に食材を仕入れて、午後に調理して、夕飯や作り置きのおかずとします。

 

 5/6(月・祝)もスーパーや産直のお店などで少しだけ食材を仕入れてきました。

 

もちろん使う包丁は、テスト中の100円包丁です。

前回の使用後に1000番と6000番の砥石で少し研いだものです。(研ぎ1回目)

 

・新玉ねぎ(みじん切り)

・スナップえんどう

・春菊(きくな)

など、最初にきゅうりを試し切りした時よりも軽く切ることができました。

 

 玉ねぎも軽くスッと刃が入り、春菊もつながらずスパッと切れました。

 

 野菜のあと、皮付きの鶏肉も切りましたが、上面に皮がくるように置いて切っても、滑らずスッと切れましたので、実用上は問題なく使えるように研げているようです。

 

 ただ、ウネウネとしてまっすぐ切れない感触は残っているような気がします。やはり左右の面が均等に研げていないのかもしれません。

 

 違和感があるので、もう少し1000番と6000番で左右を1回ずつ研ぎました。(研ぎ2回目)

 

 左右均等に近づくよう、今回左側面は、右側面より多めに研ぎました。

 

 わずかに切刃の幅は広がってきました。

 

 左は多めに研ぎましたが、指でつまむとまだこちら側が少し厚めに感じます。

 切刃に小さなえくぼ(へこみ)も現れました。

 今後何回かの研ぎに分けて少しずつバランスを修正していきます。

 まだ、刃先(糸刃)まで研ぎぬけていないのですが、もうすぐ到達しそうです。

 

 しばらく調理に使用してまた研ぎ進めたいと思います。

 もう30年以上前の話になりますが、僕が東京で一人暮らしを始めたときに、いろんな家電製品ともに調理器具などもそろえて新しい生活の準備をしました。

 

 その時に下北沢のスーパーの調理器具コーナーで人生で初めて自分の包丁を購入しました。3000円程度の鋼の割込みの小三徳包丁でした。その後何度か引っ越ししましたが、その包丁は今でも使える状態で手元にあります。一人暮らしの思い出もあり、最初の包丁はなかなか処分できないものです。

 

 今なら、学生さんがひとりぐらしをはじめて、調理でちょっとしたものを切ったりするのにまずは100均の包丁を使ってみるという方などもおられるかもしれません。

 また、キャンプでナイフを忘れてしまって急遽、刃物が必要になったときなどにもこの100均の包丁は役立ちそうです。

 

 というわけで、今回は前々から気になっている100均の包丁について試してみます。

 

 特に、使い始めのインプレッションだけではなく、メンテで切れ味がどのように変わるか、切れ味の耐久性はどの程度なのか、も知りたいのでちょっと中期のスパンで追っていきたいと思います。

 

 そんなわけでサンプルは、ダイソーの万能包丁、Galaxyです。お店では、包丁の写真の札を取り、レジに持っていくと商品を入手することができます。(防犯のため)

 

 プラスチックのパッケージです。

 

 裏面に説明書き。

 

 全長は27.4㎝とあります。

 測ると刃長は16㎝ほどです。一般的な三徳包丁は16.5㎝ありますのでそれよりは若干短いです。

image

 

 右側面。製品名が印刷されています。柄はざらざらした質感のプラスチックです。

 

 切刃に縞模様(溝)が見えます。刃幅は最大4.5センチほどです。

 

 拡大します。リューター(小型の研磨工具)で削ったような感じに見えますが、溝の間隔は正確に見えるので、手作業ではなく、自動の工作機械で削っているのかもしれません。

 

 切刃の幅は8ミリほどです。

 

 左側面。右側面ほど縞模様(溝)ははっきりしません。

 

 峰(包丁の背の部分)の刃厚は1ミリほど。通常の三徳包丁は2ミリから2.5ミリほどですので、かなり薄い鋼材で作ってあります。

 

 刃の断面。切刃が刃先まで研ぎぬかれてはおらず、刃先だけが鈍角に研がれているのがわかります。

 100円で売られる包丁が丁寧に仕上げられていたら他の包丁の立場はありませんが、単に手を抜いているというだけではなく、鋼材の強度なども考えて研がれているのかもしれません。

 

 拡大写真。刃先だけがピーっと研がれています。

 

 試しに、きゅうりを切ります。

 切れなくなった包丁よりは切れますが、やはり手入れされて切れる包丁よりは切れません。

 

 切れかかりは滑り気味かつ重いです。刃先がきゅうりの皮に当たった瞬間から切れ込んでいくという感じではなく、力を入れて押さないと切れ込みにくい感じです。

 

 また切れ抜きも抵抗感があり、重いです。極端な表現ですが、きゅうりを切っているのに、ニンジンか大根を切っているような感触です。

 

 刃厚が1ミリとペティナイフよりも薄いくらいなので切れ抜きは有利なはずなのに、切れ抜きがよくないのはおそらく切刃の研ぎ抜き状態など、断面の形状の問題かもしれません。

 

 また、両刃の包丁なのですが、左右の研ぎのバランスが悪いのか、刃体が柔らかいのか、包丁が曲がり気味に切れ込んでいき、若干不安定な気持ちの良くない感触があります。

 

 でも、100円の包丁として考えるとこれでも十分ですし、間に合わせなら十分以上だと思います。

 

 気持ちよく使えるよう、これから少しずつ手入れをしてしばらく使い続けたいと思います。

 

 まずは、鋼材の硬さや粘りを確かめるため、ちょっと砥石を当てます。

 

 先日ご紹介したキングの両面砥石を使います。これも100均の砥石で平面を出したものを使用します。

 

 1000番(中砥石)で右側面を研ぎます。

 

 同じく1000番で左側面を研ぎます。

 最初につけられていた鈍角の刃先は残したままで、研ぎぬいていません。(いずれそこまで研ぎ進みます)

 

 続いて6000番(仕上砥)で右側面を研ぎます。

 ピカってきますが、溝の部分は残ります。何回か研いで研ぎぬいていくと、溝の部分も削れて消えていくと思います。

 

 つづいて6000番で左側面を研ぎます。

 

 鋼材は硬くないので、削るのは苦労しませんが、刃厚が薄いので研いでいて少しぐにゃぐにゃ感があり丁寧に砥石にあてないといけないかなと思いました。

 

 しばらく使いつづけてまたレポートします。

 新品の包丁も使い続けると、まな板との衝撃や摩擦で刃先が潰れていずれ切れなくなります。

 

 鶏の皮が切れなくなるとか、トマトが滑って潰れてしまうとか、玉ねぎを切ると涙がでるとか、包丁の切れ味が悪くなるといろんな支障が出てきます。

 

 そんなときには、シャープナーや砥石で包丁を研ぎなおし切れ味を復活させます。

 

 現在、実家を離れ京都に下宿状態なので、実家でこれまで使っていた砥石の多くは置いてきたままです。スペースの制約もあり、京都へはキッチンの棚に置ける最低限の砥石に絞り込んでいる状態です。

 

 これまでは、あれやこれやの砥石と包丁の組み合わせで研ぎ味を試すことが多かったのですが、こちらに来てからは、逆に「研ぎを趣味にするというマニアではなく、一般の方が一本だけしか使えないならどの砥石を使うのがよいのか?」ということを考えるようになりました。

 

 そしてあれやこれやを試した結果、現時点では「包丁を研ぐならこちらの砥石がよいだろう」という結論に至りました。

 

 

メーカー:キング砥石株式会社

製品名:キングホーム砥KW-65(HT-65)#1000/6000

 

 

 使用してすでに2年ほどは経っていますので使用感はありますが、左から「説明書」「砥石本体」「研ぎ台」「パッケージ」の商品構成です。

 

 

 説明書には、一般的な包丁研ぎの方法が記載されています。この砥石は使用前に水に漬けて水を吸わせるタイプです。

 

 

 砥石の粒度は1000番と6000番、表と裏の両面砥石です。

粒度は砥石の目の細かさで、数字が小さいほうが荒く、数字が大きいほうが細かくなります。

 

 1000番は中研ぎ用の中間の細かさ、6000番は仕上げ用の細かさになります。

 

 通常、包丁では「刃の欠け」などがなければこの1000番と6000番があれば研ぐことができます。

 

 よって、よっぽど手荒に包丁を扱うか、不注意などにより刃を欠けさせることがなければ、この2種類の粒度の両面砥石が一本あればたいていの包丁に対応できるということです。

 

 また、この商品には「研ぎ台」が付属しています。

 

 裏には滑り止めのゴムがついています。

 包丁を研ぐときに、砥石がガタガタと動くと正確に研ぐことができないので、「研ぎ台」があると助かります。

 

 こちらが1000番の面です。茶色です。

 

 こちらが6000番の面です。クリーム色ですが、前回研いだ時の鋼の黒い粉が付着しています。(理由があり、わざと付着したまま保管しています。)

 

 この砥石は、1000番のほうは少しやわらかめで減りやすい感じはありますが、研いでいて研ぎ面の状態に神経質な点がなく安心感があります。

 それに対し6000番のほうは適度に硬さがあり、よく包丁の刃先が研げている感触が伝わります。

 

 これだけの良質な砥石のセットが通販ではわずか3000円ほどで手に入るというのはあらためてすごいことだと思います。

 

 切れなくなった包丁を3000円出してそのたびに買いなおすよりも、3000円の砥石で新品以上の切れ味に研いで使い続けるほうが、なんだかいい暮らし方のような気はします。

 

 たしかにそれはそうなのですが、実は砥石もメンテせずにいつまでも使えるというわけではありません。

 先ほどの説明書に「トイシ面にゆがみが出来た場合は」というくだりがありました。

 

 砥石で包丁を研ぐと、包丁の刃があたる部分の砥石が削れてしまい、特によくあたった部分がいびつにへこんできます。(だいたい 砥石の端よりも中央がへこむことが多いです。)

 

 そうなると、「片刃」という形式の包丁(和包丁に多い)はもちろんですが、「両刃」という形式の包丁(洋包丁に多い)でも、砥石が正確に刃先に当たらず包丁を切れ味よく研ぐことができなくなります。

 

 砥石の表面は、常に「平面」でないとちゃんと研げない、ということです。

 

 そこで登場するのは、「砥石を研ぐ砥石」つまり「面直し」用砥石です。

 

 なんだか変な感じですが、これは非常に大事なことなので、これを面倒くさがらずにやることが必要です。

 

 逆に言えば、これさえしっかりとやれば、少々研ぎの技術がまずくても包丁くらいなら誰でもよく切れるように研げると思います。

 

 「面直し」の原理としては、砥石の表面同士をこすり合わせてお互いのでっぱりを削り、平らな平面を作ります。

 

 専用の「面直し」用砥石というものもあるので、それを使うのももちろんよいのですが、ものによっては普通の砥石よりも値段が高かったりするので、マニアでない一般の方にはなかなかおすすめしにくく思います。

 

 そこで、もっと手軽で安価なものを使っていただきたいと思い試してみました。

 

 100円ショップで購入できる研ぎ目の粗い「荒砥」(あらと)です。

 写真のものは「セリア」で購入しましたが、その他のお店でも同様のものが入手できると思います。

 

 パッケージの裏面には、研ぎ方が一応載っていますが、通常の手入れのためにこの砥石で包丁を研ぐことは避けたほうがよいと思います。
 特に刃先に欠けがない場合は、この砥石で研ぐと余計に刃先を傷つけてしまうほどの粗さです。
 
 こちらは240番の面です。茶色ですね。

 

 側面の状態。

 

 こちらは120番の面です。さきほどよりさらに粗いです。こげ茶色ですね。

 240番・120番いずれの面も平面はしっかりと出ているようです。
 
 それでは、この100均の砥石を使ってキング砥石の1000番の面の「面直し」をします。
 
 あらかじめ水に漬けておいた砥石を研ぎ台にセットします。

 

 鉛筆で模様を描きます。面直し用砥石とすり合わせてこの模様が消えるところまで削れればOKです。(実はこの面は中央が少しへこんでいます。)

 

 100均砥石の120番の面とすり合わせます。左右の角も写真のように落とします。

 

 しばらく擦り合わせると、中央部の模様だけが残ってきました。

 

 さらに擦り合わせると模様は消えました。

 これで1000番の面は平面になりました。

 

 続いて6000番の面です。鋼の粉が全面に付いたままで保管していましたので、鉛筆の模様は書きません。

 

 100均砥石の240番の面と擦り合わせます。

 

 しばらくすると平面になりました。

 

 側面から見た写真です。

  

 このように砥石の面直しは、少なくとも包丁を一本研ぐごとに行うと常に平面が確保できて包丁研ぎが簡単になります。


 面直しをすると砥石が無駄に削れてもったいない気がしますが、歪な砥石で包丁を研いで砥石を削っても包丁に決して良い刃は付きませんので結果的に面直しをしない方が無駄になります。


 面直しは「毎回」「絶対に」です。


 では砥石の平面が出たところで、試しにフレキシブルナイフというタイプの包丁を研いでみます。まだ切れ味はそれほど落ちていないので、6000番の仕上げのみ行います。

 

 先ほど包丁を研ぐと砥石の中央がよく削れると書きました。それは包丁を研ぐときに刃先をストロークすると往復運動になるので、中央部分が一番刃先が通過する回数が多くなるためです。

 

 それを避けるためには、できるだけ砥石の表面の全面を均等に使うという方法が適切です。

 

 やりやすいのは、写真のようにまずは砥石の奥半分だけで刃先を研ぎます。

 

 そのあと砥石の手前半分だけで刃先を研ぎます。

 

 そうすると中央だけを研ぎすぎることなく砥石の全面をある程度均等に使って研ぐことができます。

 

 最後はコピー用紙がひっかかりなく軽く切れるかチェックします。

 

 以上、もし一本だけ持つならおすすめの砥石と砥石のメンテの方法のご紹介でした。

 

 包丁の研ぎについては、また別の機会にご紹介したいと思います。(100均の包丁を研いでみて、どれだけ長く切れ味が続くかなどもいちど試してみたいです。)

〇2024年4月13日(土)

 

 朝から東本願寺前の広場の手作り市に行ってきました。お目当ては特にありませんでした。

 

 東本願寺は、JR京都駅から北上した「烏丸七条」(からすまななじょう)交差点の北西あたりに広がる大寺院です。

 

 その東本願寺の東面の広い歩道が最近広場になり、各種のイベントが開催されるようになりました。今回は手作り市です。

 

 
 こちらで目に留まったのはこの器でした。
 

 

 「貴仙窯」(きせんよう)の山本貴之さんの作品。黒系の土の焼き締めです。非常に薄手につくられていて持つと驚くほど軽いです。轆轤(ろくろ)づくりだそうですが、あまりにも薄手なので、焼成時に歪みが出やすく歩留まりもよくないのではないでしょうか。

 しかし、そのリスクをあえて取ることでこの作品の個性がでるということでしょう。

 右のマグカップもおそらく焼成中に取っ手側に引っ張られたのか、飲み口が少し横長の楕円になっており、それが味となっています。

 

 左は酒器あるいは花器(一輪挿し)いずれにも使えるそうです。

 

 お値段も大変に求めやすかったです。

 

 広場を一往復して、東本願寺にほど近い和菓子屋さんに立ち寄りました。以前より気になっていたお店です。

 

 

 京都のなかでも「おはぎ」についてはおそらく三本の指に入る有名店です。売り切れ次第に閉店ということで、お昼過ぎには商品がなくなってしまうそうです。

 

 僕が訪れたのは11時前後だったと思いますが、9:30に開店したあと、すでに「つぶ」「こし」「きなこ」の三種類のおはぎのうち「つぶ」だけが10個ほど残っているのみでした。

 

 「つぶ」を3つ購入しました。

 とはいえ、ひとりでは3つも食べられないので、西宮へのお土産とすることにしました。

 

 今週末は西宮の実家に戻る予定はありませんでしたが、天気も良いので、自転車でおはぎを持ち運ぶことにします。

 

 となれば、まずは腹ごしらえです。長距離になるので、カロリーが高くてもOKです。

 

 こちらも前からチェックしていたお店、「山本まんぼ」です。朝10時から営業とのことで、これもちょうどよいです。

 

 

 例によって何が「まんぼ」なのかわかりませんが、いわゆる洋食焼きに焼きそばが乗った感じのお好み焼きの一種です。

 そばは細目のため、粉っぽさも少なくぺろりといただけました。

 

 昼食のあと一度京都の家に立ち寄り、割れ物の器をおろし、おはぎを保冷材入りの行李に入れて西宮の実家に向けて出発です。

 

 京都にはミニベロしか持ってきてませんので、ロードバイクよりしんどいですが、それでライドします。

 そのかわり折りたたみできるので、万が一の時は電車で「輪行」もできる気楽さはあります。

 

 桂川サイクリングロードから、さくらであい館を経由して淀川サイクリングロード、そして今回初めてなにわ自転車道を使用し、神崎橋を経由、JR神戸線沿い道路と山手幹線道路を使って帰ってきました。

 

 フォローしているブロガーのゆぅさんがおそらく豊中あたりから京都の嵐山の方面へ自転車で行かれることがあるのですが、記事の中でちょくちょく「なにわ自転車道」が出てきます。

 いつもどこから「なにわ自転車道」に入ってどこから「なにわ自転車道」から抜けるのかよくわからなかったのですが、今回地図をよく確認して使ってみました。やはり、信号がなく、体力を消耗するストップ&ゴーをさけられるのでその分はだいぶ楽でした。(残念ながら、風景はどっちかというと殺風景ですが。)

 

 

 16インチのミニベロなので、巡航速度がロードバイクほど出ないし各種の走行抵抗も大きく、長距離走行での体感の疲労は5割増しですね。 

 長距離・長時間では、一般的に痛みは手の平・腕・尻・脚・首などのどこかに来ることが多く、疲労は脚・心臓・肺に来ることが多い気がします。

 今回は、特にストレッチも定期的にいれましたので、脚の疲労は大丈夫でした。ところが、パット入りのパンツをはいていなかったので、途中からお尻が痛くなったのが苦痛でした。

 

京都市内のポタリングも含めてこの日は73.8㎞、走行時間5時間10分(休憩時間含まず)。

 

 肝心のお土産のおはぎですが、夕食後にいただきました。甘さ控えめと言われているそうですが、しっかりと黒糖が効いてパンチのある甘さ、もち米もほどよい硬さで満足しました。遠路はるばるもち運んだ甲斐もありました。

 

 

〇翌日2024年4月14日(日)。

 

 特段実家での用事もなく、朝8時半前に京都に向けて出発しました。

 

 前日の逆ルートになります。途中で体調が悪くなれば「電車輪行」という保険があるミニベロライドです。

 

 順調に神崎川沿いのなにわ自転車道を通過し、淀川サイクリングロードに入ってしばらく走るころに11時を過ぎてお昼近くになりました。

 

 淀川サイクリングロードを走る自転車が多く立ち寄る定番の地点はいくつかありますが、その一つに関西医科大学付属病院前があります。

 ちょうどその付近に旧東海道の「枚方宿」(ひらかたしゅく)があり、そのあたりのどこかで昼食としました。

 

 

 オーガニックぽいカフェでした。お野菜もおいしくいただきました。

 

 お腹も落ち着きましたので、枚方宿をしばし散歩します。

 

 

 

 

 第二日曜はイベントにあたるそうです。

 

 

 五六とは、枚方宿が東海道56番目の宿であったことからきているそうです。

 

 

 
 
 

 

 

 

 めずらしく砥部焼(とべやき)のブースがありましたので、こちらの角皿を購入しました。

 

 
 以前 京都岡崎の「みやこめっせ」の会場のブースで気になっていたのですが、他の豆皿を購入したため断念したものです。こんなところで再会するとは思いもよりませんでした。
 
 ちなみに今週末は砥部焼まつりだそうです。(愛媛県なので、おいそれとは行けませんが…。)
 
 
 砥部焼のほかは、シュガードーナツを買って会場を後にしました。
 
 淀川サイクリングロードに復帰し、京都をめざします。
 
 途中、新名神高速道路のものと思われる巨大な橋脚の脇を通過します。 
 

 

 最後、桂川サイクリングロードに乗り換え無事自宅へ到着しました。

 

 

 66.7㎞、走行時間4時間13分(休憩時間含まず)。

 

 おやつにドーナツとカフェオレをいただきました。

 

 

 サドルでお尻が痛かったのだけが気になりましたので、次回長距離を乗るときはパット入りのパンツをはくのを忘れないようにしようと思いました。

 

2024.4.13-14

 

 

 3月最初の日曜日ということで、またまた東寺のがらくた市に行ってきました。

 

 今回のお目当ては、切子のぐいのみです。

最近、日本酒をいただくことが多くなったので、きれいな器があればうれしいなあと・・・。

 

 あっちゃこっちゃ見回ります。

 

 がらくた市もあと1年しか気軽に来られないと思うと、早々と名残惜しく感じてしまいます。

 

 結局適当な切子はありませんでしたが、全く別のモノを入手することになりました。

 

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 銅製の茶たくです。

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 梅柄ですかね。

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 なかなか渋い色です。1000円也。

 

 意外とぐい飲みの下に敷いて使えたりするかも・・・。

 

 

 続いて六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)へ向かいます。

 

 空也上人が開いたお寺です。

 

 

 

 六波羅探題もこのあたりに置かれていたそうです。

 

 お目当てはおみくじです。

 
 生年月日から今年のおみくじの番号をしらべていただきます。

 今年は結構大変な年回りのようです。

 

2024.3.3

 先日山科を散歩していた時に地下鉄の駅に貼ってあったポスターをみて、ぜひ訪問したいと思っていました。

 

 ポスター。有料の試飲もあり、酒蔵の蔵開きもあるとのこと。

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 今回は近鉄の桃山御陵前(ももやまごりょうまえ)からスタートです。

 

 近鉄のガードをくぐって進むとすぐに商店街が見えてきます。

 

 大手筋商店街の入り口です。京阪電車の踏切を渡ります。

 

 商店街を途中で抜けて中書島駅方面へ向かいます。

 

 とり料理で有名な『鳥せい』の脇にある井戸です。

 

 以前は汲むことができたのですが、残念ながらコロナ以降一般人は利用することができなくなりました。

 

 鳥せい本店脇の観光案内図。

 

 伏見は京都と大阪を結ぶ水運の要衝でした。

 

 新地湯。地下水を沸かしたやわらかいお湯が評判だそうです。例の映画「湯道」(ゆどう)のロケ地です。

 

 京阪電車 中書島駅(ちゅうしょじまえき)までやってきました。

 

 伏見酒フェスのメイン会場、伏見港公園にやってきました。チケットなどを受け取ります。

 

 チケットと昆布のおつまみ。

 

 試飲のテントです。

 

 列に並びながら試飲する銘柄を選びます。

 

 18種類の銘柄の中から、3種類を選びます。

 

 なかなか迷いますね。

 

 7番・15番・17番を選びました。

7番 招徳酒造 純米大吟醸 雄町

15番 松本酒造 桃の滴 特別純米酒

17番 都鶴酒造 都鶴 純米大吟醸 無濾過原酒

どれもおいしかったです。

 

 周りにはつまみを売っているお店があり、それをテントの中の机に置いてお酒といっしょにいただきます。

 

 お土産のおちょこ。

 

 月桂冠 大倉記念館の裏手です。

 

 いい天気でした。

 

 お腹も空いてきましたのでお昼にします。

 

 

 クルマは家に置いてきましたので、昼間からお酒をいただきます。

 

 丁寧なお出汁でとってもおいしかったです。

 

 デザートにわらび餅がついてきました。

 

 外国人観光客にも利用しやすいお店もあります。

 

 伏見の街をぶらぶら歩きカロリーも消費したので、夕方に甘いものもいただきます。

 南国風のインテリアのこちらに入りました。

 

 ピスタチオのアイス・チーズケーキ、コーヒーも本格的でした。
 
 満足な一日を過ごして、近鉄で東寺駅まで戻り、予約していたお菓子を受け取りに行きます。
 実は伏見に行く前に朝一番に行ったのですが、まだ作っていただいている最中でした。
(写真は朝の写真です)

 

 ひな祭りの上生菓子。

 今年はバタバタしていてひな人形を飾ることができなかったと聞いているので、ちょうどよかったのではないでしょうか。
 
2024.3.2

 

 京都に住むまでは積極的には視たり聴いたりすることがなかった放送局があります。

 その名は「KBS京都」です。テレビ・ラジオとも放送しているのですが、兵庫に住んでいた時には馴染みはありませんでした。

 

 ところが2年前から京都に住むようになってこのKBS京都のとある番組を視るようになりました。

 

『原日出子の京さんぽ』

再放送が繰り返されている状態なので、KBS京都のHPには専用のページはなさそうです。

なので、制作会社のHPを載せます。

 

 

 原日出子さんが京都の通りを一本ずつお店などを訪問しながら散歩するという30分番組です。

 

 現在までに70本以上の通りが紹介されています。

 

 よそ者の僕にとっては『京さんぽ』の通りの名前を聞いてもぱっとどのあたりの通りかがわからないことが多く、一度地図に落としてみたいと思ってみました。

 

 京都に住むのもあと1年を切り、このままではそろそろ時間切れになってしまうので、やっと重い腰を上げて地図落としの作業をやりました。

 

 

 京都の観光案内所などで手に入る『京歩きマップ』に蛍光のフリクションボールペンで70本以上の通りをなぞりました。

 

 
 なぞってみてわかったことは、北は「一条通」から南は「五条通」、西は「大宮通」から東は「河原町通」の範囲の中に収まる範囲のロケが多いことです。
 
 その範囲はほぼ取り上げられていない通りがないくらいです。
 
 最近新しい通りの制作ペースが落ちているのは、ひょっとすると新たなネタとなる通りがだんだん残り少なくなってきていることが関係しているのかもしれません。