ラーメン全国制覇の野望へ向けた遠征として、今回は四国へ行って来ました。
関西からはそれ程遠くないエリアだけに後回しにしていましたが、昨年の後半に2度も四国へ行きました。
今頃になってようやく記事を上げることが出来たので、今回も遠征の参考にまとめのブログを書きます。
9月の徳島遠征は、
2泊3日
計19杯
11月の四国遠征は、
徳島=8杯
高知=13杯
香川=9杯
計30杯
のラーメンを食べ歩く事が出来ました。
総移動距離1232キロ
感じた事は、全国にはまだまだ数多くのご当地ラーメン(地ラーメン)があるんだなということ。
四国遠征のテーマは『たくさんの店を訪れる!』
遠征ではいつも数十軒の事前リストアップをしますが、調べてみると《高知県》のラーメン屋の情報が乏しく、
次に高知を訪れる方の参考になればと、一軒でも多くの店を食べ歩く決意をして遠征に望みました。
結果から言えば、讃岐うどんや徳島ラーメンの印象が強い四国ですが、各地域にそれぞれの麺文化があって面白かったです。
■徳島は、徳島ラーメンは勿論、それ以外のニューウェーブの今風のラーメン屋が近年増えています。
■愛媛は、今治ラーメンや瓢太系と言われるラーメンがあり、【瓢太(ひょうた)】はややマイナーですが松山ラーメンとも表され、麺友のケイゴ君は日本一甘い地ラーメンと表現されていました。
■高知は、鍋焼きラーメン・みそカツラーメンなんかもあって、また訪れたいエリア。
■香川は、うどん文化がありますが、瀬戸内の魚介類を使用した出汁のラーメンや、無化調のお店なんかも注目です。
2度目の遠征では、徳島→高知→香川→徳島の順に巡りました。
1日目の印象に残っているお店を紹介します。
■麺屋藤
食べログで徳島1位だったコトもあって訪問。
田舎のラーメン屋があるとは思えないのどかな場所に行列を作る店。
関東風の無化調のじんわりと優しいラーメンです。
■牟岐55ラーメン
【はまんど】出身で、バランスの良い魚介スープに平打ち麺を合わせた、麺をメインにした一杯。
■Channel R55
手のべ麺と竹炭を練り込んだ麺が味わえ、土日祝しか営業されないカフェ風の店。
徳島から高知への移動は、のどかな田園風景と広大な太平洋が見渡せる道で、天候にも恵まれドライブ日和でした。
お遍路さんの姿をお見かけする事が多かったです。
高知へ到着した夜は、
せっかくなのでラーメン以外のご当地グルメを食べようと【明神丸】へ。
名物の鰹のタタキはホンマに絶品でしたし
ウツボの天ぷらや地魚の刺身などいろんな海の幸を堪能しました。
2日目は、
■土州屋
東京で修行経験のある店主さんらしく、魚介豚骨の鰹風味豊かなラーメンでした。
■二星
昼は煮干し、夜は二郎インスのお店ということで昼に訪問。
煮干しの旨味全開のスープは四国でも屈指の美味さ!
■純手打ちラーメンとがの
注文が入る度に打つ麺がポイント。
イレギュラーな太さと長さで啜り心地が面白く、フリークには訪れてもらいたいお店。
この日は高知のご当地系として知られる『味噌カツラーメン』も食べました。
味噌カツラーメンとは?
★味噌ラーメンにトンカツを載せた高知県のB級グルメ。
味噌カツラーメンの発祥は、高知県でラーメン店をチェーン展開する「ラーメン豚太郎(とんたろう)」です。
豚太郎の3代目社長によると、高知県で味噌ラーメンを最初に出したのは1967年(昭和42年)に開店した豚太郎だった。豚太郎はラーメン店の前は食堂をしており、食堂で人気だったカツ定食のカツをラーメンに入れれば美味しいのではないかと思い、味噌ラーメンに1口カツを入れたのが始まり、とのことです。
テレビにも取り上げられ、知名度はどんどん上がっています。
この日はゆっくり高知を観光。
坂本龍馬の出身地だけあって、町中に龍馬さん関連のモノが溢れています。
桂浜・はりまや橋・高知城…観光地はたくさんあって、県全体で観光に力を入れている事が伝わります。
3日目は、高知最終日。
高知県のソウルフードを味わいに須崎市へ。
この辺りは『鍋焼きラーメン』が有名。
★鍋焼きラーメンとは?
須崎市の谷口食堂(閉店)が戦後に発案。
醤油ベースの鳥ガラスープに細麺、具は親鶏や生卵・ノリ、土鍋での提供が基本のラーメン。
須崎では3店舗を食べ歩きました。
■千秋
■まゆみの店
■鍋焼きラーメン お好み焼き だるま
テイストはだいたい一緒ですが、店によって少し工夫があります。
そこから、香川県へと移動しました。
■黄昏タンデム
大阪の【洛二神】出身らしい魚介の味わい深いラーメンで、無化調。
4日目は、
■はまんど
四国を代表するお店。
麺もスープもトッピングも美味いクオリティーの高い一杯。
■拉麺ひらり
女性ウケも良さそうな、トマチリラーメンが美味い。
■讃岐ロック
想像力豊かな店主が作る、醤油ラーメン。
そして最終日は再び徳島へ。
地ラーメンの中でも好みですき焼きラーメンとも表現される徳島ラーメンですが、以前の遠征では、
「いのたに本店」「王王軒」「大河」「西食」「岡本中華」「いもお」「田村」「巽屋」「SOUPNUTS」「春陽軒」「麺屋六根」「やまきょう」「王者-23」「両国」「東大大道本店」「支那そば三八田宮」「つけ麺ぼうず」「二朗麺」「支那そばたかはし」を訪れ、今回と合わせて20軒以上のお店へ足を運びました。
■徳島ラーメンの特徴は、ご飯に合うラーメン!
何処のお店へ行っても小盛りがあり、ご飯と食べる事を前提としたメニュー構成に感じました。
そして、中華そば・支那そばというネーミングが徳島ではスタンダード。
徳島ラーメンは大きく分けて3種類あり
■最もポピュラーな茶系
■小松島を中心に広がる白系
■まろやかな味わいの黄系
とされています。
今回の遠征では3種類全て周りましたが、特に茶系のラーメンを沢山食べました。
オススメをあげると、
★茶系
■支那そば 王王軒
■西食
■王者-23
■中華そば くにおか
★白系
■岡本中華
★黄系
■支那そば 三八田宮店
徳島ラーメン以外のラーメンはあまり食べる事が出来なかったんですが、特徴のあるラーメンと出会えました。
■SOUPNUTS
レベルの高い自家製麺で、徳島に数少ない今風のラーメン屋。
■つけ麺ぼうず
コクまろ濃厚スープに柚子ペーストのアクセントが光る。
徳島県は麺量も少なく連食向きです。
水曜と木曜が定休日のお店が多く、営業時間も通し営業が多くて21時頃にはほとんど閉まっているので要注意!
四国征は収穫の多い旅となり、充実していました。
徳島ラーメンがやはり好みで、また全国制覇後も訪れたいです。
四国の皆さんありがとうございました!
やっぱり遠征は楽しいo(^-^)o!