父の料理
放射線と抗がん剤の治療を頑張っている父。幸い、食事制限がないので、好きなものを好きなように好きな時間に食べているようですが、病院食や院内コンビニのご飯じゃ飽きちゃうみたいです。なので、病院に職場の近い妹が定期的にご飯を持っていってくれてます。直接は渡せないので看護師さん経由で。放射線は年内で終わりです。少し痛みが出ていたようですが、大きな副作用はないようでホッとしてます。癌がどこまで小さくなったのか、放射線の効果のピークは2〜3週間後に出るらしいので、その時に合わせて妹と先生の話を聞く予定でいます。3クール目の抗がん剤は年明け半ばからなので、その前に来週、一旦退院です。再び入院の前に父からお声がけ。父『年明けに来れば? 何時でもOKだよ。但し、2,3日前に俺の調子を確認してから来てね?もしかしたら、俺の手料理は最後かもしれないから❗』と妹とのグループLINEに送られてきて、涙。この最後ってのは冗談であってほしいものの、もしかしたらそういうこともあるのかもしれないと頭の中でよぎるから涙が出たんだと思います。喉のつっかえもすっかりなくなったし、癌が無くなってくれていないだろうか🙏コロナ禍の中、本当は集まらない方がいいと思うけれど、でも、もし、万が一、これが最後だったら?会わなかったこと、食べなかったことを悔やまないのだろうか。今はコロナに対処法、気をつけ方もかなり分かってきているので、とてもとても気をつけて、私は、きっと、父の料理を食べに行くと思います。