直季との悲しいセックス
敬太が自殺する直前、由理を殺した理由を聞いた瞬間、驚き、涙が一瞬で駆け上がってきて急にグワッと眼球が潤み、すぐに雫がスーッ…
台本に理由は書いてあったはずなのに、本当に驚いているようにしか見えない…
あの場面で流すと決めていたなら、もっと前からジワジワ目に溜めておけばいいのに、
本当に直前の言葉を聞いてから、
一気に涙腺のギアがブワ~っとMAXになり、一瞬で零れる…
真実の涙。
(ショックで景色が見えない系)に分類される、
大きく見開き前を向いているが、どこを見つめているわけでもない瞳。
その他の分類には
・空から降る一億の星7話、涼が銃を撃った後、ふら~っと揺れ、前を向いているのに焦点は完全に過去の脳内映像に定まっている、PTSDフラッシュバックの視線(フラッシュバック系)
★★★黒眼がグラグラっと少しだけ揺れるのが、本当にフラッシュバックしているとしか思えないような微妙に左右非対称の揺れ方。
(フラッシュバックという言葉は、思い出すという意味で使われることもあるが、PTSDのフラッシュバックは、ただ単に思い出すのとは全く性質が異なる)
全く演技という感じではなく、焦点が定まっていないというか、前を見ているのに焦点は完全に過去の脳内の映像に定まっている。
眼球や黒眼の動きまであんな風に出来るなんて…そう動かそうと思っていたのではなく、多分本当にフラッシュバックのようなことを脳内で引き起こすことによってあの演技を生み出したのだと思われる。
(★★★写真を載せようと思ったのだが、黒眼の推移があまりに細かすぎてどうしても上手く撮れず、写真では上手く伝えられないため、断念した。
これは、死にたかった私を救ってくれた、特に衝撃の視線であるため、気軽には載せられない)
・その他多くの涼のPTSDフラッシュバック視線
・9話で涼が【現在の】テレビに(重なる当時のテレビに)映った【当時の】犯人の顔を見た視線。
★★★★★つまり、フラッシュバックと幻視が一体化した視線。
こちらで詳述!!!
・プライド最終話でハルが氷の女神を見た奇跡の視線(幻視系)
・武士の一分の新之丞の盲目の目線(盲目系)
・ギフト・由起夫の数々のフラッシュバック視線(フラッシュバック系)
・無差別大量殺人犯パパラッチの、彼女が自分を凝視しているという幻覚や、人々が自分にカメラを向けているという幻覚を見る、完全に狂った視線(幻視系)
(これらはほんの一部)
・CHANGE9話で朝倉が気絶する時の、目が虚ろになり右上に一瞬ユラっと黒目が揺れる視線(失神系)
・MR.BRAIN2話で九十九が気絶する時の目線(失神系)
・I Come with the Rainで、シタオが男の子を抱きしめ、震えながら流血し、痛みを吸い取る時の目線(白目系)(失神系にも近い)
・シタオが泥塗れで嘔吐く視線(白目系)
・シタオが両手に釘を打たれた時の視線(ショックで景色が見えない系)
※これらはほんの一部です。
★★★木村さんの演技力があまりにリアル過ぎて、血糊が付いた表情アップの画像(釘を打たれた手などは写っていない)が大量削除されてしまいました。第二研究所へお越し下さい。
・CHANGE7話で、朝倉が美山に秘書官を辞めたいと言われた時の目線(ショックで景色が見えない系)
・南極大陸5話で倉持が、寝たら凍死する状態で、目が虚ろで、目線が泳ぎ、瞼が弱々しく上がり下がりし、遂に力尽き倒れる時の視線(失神系)
・忠臣蔵の安兵衛の、切腹直前の視線(考え事中で景色を見ていない系)
★★★・沫嶋黎士の、1話でフライングカーペットに乗りダサく気絶する格好悪すぎる白目(白目系)
後に写真追加!!!
・若者のすべて7話ラストの、顔面血だらけで右目から涙(ちょうどこちら側に見える右目から、ジャストのタイミングで流れる奇跡の涙)
を流す武志の視線。
この場面では特に、考え事中で景色を見ていない視線と、ショックで景色が見えない視線の中間の視線が多く見られる。
どちらかと言えばショック視線だが、ショックというより深い感動のような心境なので、
★★★【心が揺さぶられ景色が見えない視線】。
・忠臣蔵の安兵衛の、仇討ち直前の視線(白目系)
・空一1話、涼が優子に25年ぶりに再会し、潜在意識に妹の記憶が眠っている(後にフラッシュバックで2歳の優子を思い出すため。しかも瞬間特殊記憶力を持つ)ため、吸い込まれ、ほんの少し我に返ったようにふら~っと逸らす視線(考え事中で景色を見ていない系)
・空一1話の、優子との再会後、優子について考え込む視線(考え事中で景色を見ていない系)
等々がある。
これらの共通点は、どれも目の前に広がる現実世界が目に入っていないことである。
役者・木村拓哉は、【目の前に広がる現実世界が目に入っていない】という1つの条件下だけでも、全く種類の異なる様々な視線を、どれも超絶リアルに紡ぎ出してしまうのだ。
更に、幻視系の中でも、フラッシュバック、失神、盲目、白目、ショックで景色が見えない、考え事中で景色を見ていない系の中でも、
どの分類でも、その一つ一つも、人物像・その人のバックグラウンドや、そこに至るまでの流れ・場面設定等によって全く違うということは言うまでもないだろう。
僅か数ミリ、1ミリ未満の黒目の微細な動きに、一人一人の深い生き様・過去が表れている。
これは、数え切れない涙にも言えることで、涙の色の種類が多すぎ、今後、分析・まとめにかなりの時間が掛かりそうだ。
死にたかった時に、空一7話のフラッシュバック視線を見て、人間の能力の無限の可能性に圧倒され、悩みを一時的に忘れてしまったのを覚えている。
自分の存在を忘れた。私はいなく、ただ涼がいるだけ。
自分にもPTSDによるフラッシュバックの経験が幾度もあるため、あまりのリアルさに全身全霊で共鳴してしまった。
生きてここまで才能を発揮している人間がいる。この世も棄てたもんじゃないと思えた。
人間の神秘。この宇宙の神秘。
この汚れた世界にも、尊いものはある。少なくとも一つは今見つけられた。
死のうとしている時に、目の前で木村拓哉の神憑った演技が流れたら、その瞬間は見入ってしまって死ねないと感じた。
ただ、彼の芝居は表情の推移が細かすぎ、見ている側が、その瞬間瞬きしてしまったか、凝視しているかで、受け取るもの・意味合いが大きく変わってしまうため、
テキトーに見ている人がその奥深さを分かるとは思わない。
だから、真剣に見ている専門家の方々の評価はとても高い。
私は全役者の中で木村拓哉は一番上手いうちの一人だと思っているので、(実績は関係なく、全世界の他の誰にも彼のような芝居は出来ないため)、
どんなに馬鹿げた侮辱(上手い下手はそれぞれの感性だとしても、事実と物理的にかけ離れた誤りは無様な誤りでしかない)をされても、流されるつもりはないし、
アンチのせいで手首を切る羽目になったので、言いたい事は言うが、同時に、彼の本当の上手さを分かるのは私だけでもいいという、矛盾した感情も、何処かで抱えている。
概念の上で、独占出来るので。
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