8月29日(土)は,横浜市関内にある Jazz Live Restaurant BarBarBar にて行われた Grace Mahya Quartet に参戦.
当日は,土曜日で且つ,18時00分開場ではあるものの,開演時間が19時45分と遅めに設定されており,少し前に19時30分頃に到着する旨予約を入れていたので,余裕を持って会場へ.
当然,予約済みなので,問題無く着席できました.
この BarBarBar は楽屋が無いので,出演するミュージシャンも会場の隅のテーブルで打合せ,出演待ちをしています.
着席後,個人的にこの店で定番になっている,赤ワインのフル・ボトルと,ピザを注文し,開演を待ちます.
開演時間を少し回ったところで,Grace Mahyaさんを含めたバンド・メンバー 4名が,ステージ上に登場.
今回はカルテット編成で,Yuki Arimasa さんがピアノを弾く関係で,Mahyaさんはヴォーカルに専念したライブでした.
1st Set
この日は珍しく "Moonlight Serenade" からスタート.
「こんばんはぁー♪ Welcome To BarBarBar.YOKOHAMA.My Home Town.」
ここで Mahyaさんがメンバー紹介を行います.
そして "All Or Nothing At All",各パートのソロをフューチャーした "You And The Night And The Music" と続きます.
ここで
「ドイツに住んでいた時に,1ヵ月間ロンドンに遊びに行ったんですけども,ロンドンに行ったら本当に傘のイメージそのままで,毎日,30日間ずっと雨が降ってました.あぁ,今日晴れたかなと思っても,絶対何処かで振っているんですよね.本当に傘を持って歩く国なんだなぁと思って...雨の時,何時もこの曲を歌うんですが... A Nightingale Sang In Berkeley Square.」 に続き バラードで "A Nightingale Sang In Berkeley Square" を.
この "A Nightingale Sang In Berkeley Square" では,歌詞の 「There Were Angels Dining At The Ritz,」の 「The Ritz」 の部分を 「The Bar Bar Bar」 に置き換えて歌ってました.
「私の 7枚目のアルバムが今年の 1月に発売されました.その中 1曲でメル・トーメさんの曲で,悲しい曲です. Born To Be Blue.」 に続いて,最新アルバムの 『SEASON SONGS』 から "Born To Be Blue".
「では,その前のアルバム,6枚目のアルバムから.『Close To You』 のアルバムから 2曲.1曲目は,とっても有名なジャズのスタンダードです.It's Call Them There Eyes.」 に続いて,Gene Jacksonさんのドラムのアップ・テンポなリズムから "Them There Eyes".
「ここで,弾き語りしようかな.」
Yuki Arimasaさんに代わってピアノに付いた Mahyaさん.
Mahyaさんのピアノの弾き語りで,同じく 6枚目のアルバム 『Close To You』 からタイトル・チューンの "Close To You"
「時間あるね.まだまだですね.」
「どうしようかな.今日涼しいから枯葉とか演ってみようかな.まだ夏ですけどね.(笑)」
ここ最近気温が低かった為か,最新アルバム 『SEASON SONGS』 から秋のパートとして収録されている "Autumn Leaves" を,このタイミングで歌いました.
この "Autumn Leaves" は,昨年の10月ぐらいから,秋の時期はずっと歌っていた曲で,流暢なフランス語の歌詞から入り,英語の歌詞へと移り変わっていくもので,この日に演奏するとは思っていなかったので,嬉しいサプライズでした.
1st Set の最後は,最近良くセット・リストに含まれるペギー・リー(:Peggy Lee)で有名な "I Love Being Here With You" で締めくくりました.
ここで,約50分前後のブレイク.
2nd Set
2nd Set は,各パートのソロをフューチャーした,ビリー・ホリディ(:Billie Holiday)で有名な "Lover Man" で始まりました.
「オールディーズの曲です.」に続けて,梅雨の頃には,毎回セット・リストに含まれ,良く演奏していたザ・カスケーズ(:The Cascades)の "Rhythm Of The Fallin' Rain" へと続きます.
この "Rhythm Of The Fallin' Rain" は最近演奏されていませんでしたが,当日は雨が降りそうな天気だった関係もあるのでしょう.Mahyaさんが効果音的に口笛を吹いて雨の感じを出していたのも印象的でした.
「さっき,秋の曲を演ったので,夏に戻りましょう.まだ夏だもんね.また暖かいのが来るから,きっと (笑)」
「イタリア人のブルーノ・マルティーノさんが書いた曲です.大好きな曲です.」
ここで最新アルバム 『SEASON SONGS』 の夏のパートに戻って " Estate","Summertim" と演奏.
"Estate" の後半に "Summertime" の歌詞の一部が登場しますが,一時期のようにメドレー形式では無く単独での演奏でした.
Mahyaさんがピアノを弾きながら歌う時は,2曲のメドレー形式で演奏されるケースが多いのですが,この夏のパートの 2曲は時期的に,そろそろ演奏されなくなるのかな.
「ニーナ・シモンさんが歌っている曲で Trouble In Mind.」 に続いて,ブルース・ナンバーの "Trouble In Mind".
この "Trouble In Mind" は,ジャニス・ジョプリン(:Janis Joplin)や,アレサ・フランクリン(:Aretha Franklin)もカバーしている,リチャード・ジョーンズ(:Richard Jones)の曲です.
「辛い曲続いちゃうよ.いいか,そんな時もあります.(笑)」
「6枚目のアルバムから,Famous Standard.Good Morning Heartache.」 に続いて,ビリー・ホリディ(:Billie Holiday) の曲で,最近のセットリストでは定番の "Good Morning Heartache"
「さて,弾き語りしようかな.」
Mahyaさん,Yuki Arimasaさんに代わってピアノについて 2枚目のアルバムでライブ収録の 『Last Live at DUG』 に収録されている "Kiss Of Life" を弾き語りで演奏しましたが,この "Kiss Of Life" 歌の力強さ,素晴らしさも然る事ながら,ピアノの演奏が素晴らしく,鳥肌ものでした.
再度 Yuki Arimasaさんに代わり,ピアノのイントロから ビリー・ホリディ(:Billie Holiday) の "I'll Be Seeing You"
「オリジナル・ソング.これも悲しい曲です.」
「悲しいラブソングです.It's Call Sad Samba.」
「みんな歌うところがあるので,コーラスお願いします.難しいです.(笑)」 から,お客さんもコーラスを歌う "Sad Samba"
「Everybody.Thank You.」
2nd Set ラストは,コール・ポーター(:Cole Porter)の "I've Got You Under My Skin" で締めくくりました.
1st Set が65分,2nd Set が70分という,何時もより長めのステージで.2nd Set が終了したのは,23時過ぎ.
この BarBarBar でのステージは,演奏時間が長く,終演時間が遅い故にアンコールを演る事は,あまり無く,この日もアンコールは無かったのですが,素晴らしい歌と演奏を楽しみました.
[Set List]
1st Set
1. Moonlight Serenade
2. All Or Nothing At All
3. You And The Night And The Music
4. A Nightingale Sang In Berkeley Square
5. Born To Be Blue
6. Them There Eyes
7. Close To You
8. Autumn Leaves
9. I Love Being Here With You
2nd Set
1. Lover Man
2. Rhythm Of The Fallin' Rain
3. Estate
4. Summertime
5. Trouble in Mind
6. Good Morning Heartache
7. Kiss Of Life
8. I'll Be Seeing You
9. Sad Samba
10. I've Got You Under My Skin
[Member]
Grace Mahya : Vo,Pf
Yuki Arimasa : pf
Kusui Satsuki : Bs
Gene Jackson : Ds
[参考]
Jazz Today Grace Mahya LIVE @ Jazz Spot Dolphy
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当日は,土曜日で且つ,18時00分開場ではあるものの,開演時間が19時45分と遅めに設定されており,少し前に19時30分頃に到着する旨予約を入れていたので,余裕を持って会場へ.
当然,予約済みなので,問題無く着席できました.
この BarBarBar は楽屋が無いので,出演するミュージシャンも会場の隅のテーブルで打合せ,出演待ちをしています.
着席後,個人的にこの店で定番になっている,赤ワインのフル・ボトルと,ピザを注文し,開演を待ちます.
開演時間を少し回ったところで,Grace Mahyaさんを含めたバンド・メンバー 4名が,ステージ上に登場.
今回はカルテット編成で,Yuki Arimasa さんがピアノを弾く関係で,Mahyaさんはヴォーカルに専念したライブでした.
1st Set
この日は珍しく "Moonlight Serenade" からスタート.
「こんばんはぁー♪ Welcome To BarBarBar.YOKOHAMA.My Home Town.」
ここで Mahyaさんがメンバー紹介を行います.
そして "All Or Nothing At All",各パートのソロをフューチャーした "You And The Night And The Music" と続きます.
ここで
「ドイツに住んでいた時に,1ヵ月間ロンドンに遊びに行ったんですけども,ロンドンに行ったら本当に傘のイメージそのままで,毎日,30日間ずっと雨が降ってました.あぁ,今日晴れたかなと思っても,絶対何処かで振っているんですよね.本当に傘を持って歩く国なんだなぁと思って...雨の時,何時もこの曲を歌うんですが... A Nightingale Sang In Berkeley Square.」 に続き バラードで "A Nightingale Sang In Berkeley Square" を.
この "A Nightingale Sang In Berkeley Square" では,歌詞の 「There Were Angels Dining At The Ritz,」の 「The Ritz」 の部分を 「The Bar Bar Bar」 に置き換えて歌ってました.
「私の 7枚目のアルバムが今年の 1月に発売されました.その中 1曲でメル・トーメさんの曲で,悲しい曲です. Born To Be Blue.」 に続いて,最新アルバムの 『SEASON SONGS』 から "Born To Be Blue".
「では,その前のアルバム,6枚目のアルバムから.『Close To You』 のアルバムから 2曲.1曲目は,とっても有名なジャズのスタンダードです.It's Call Them There Eyes.」 に続いて,Gene Jacksonさんのドラムのアップ・テンポなリズムから "Them There Eyes".
「ここで,弾き語りしようかな.」
Yuki Arimasaさんに代わってピアノに付いた Mahyaさん.
Mahyaさんのピアノの弾き語りで,同じく 6枚目のアルバム 『Close To You』 からタイトル・チューンの "Close To You"
「時間あるね.まだまだですね.」
「どうしようかな.今日涼しいから枯葉とか演ってみようかな.まだ夏ですけどね.(笑)」
ここ最近気温が低かった為か,最新アルバム 『SEASON SONGS』 から秋のパートとして収録されている "Autumn Leaves" を,このタイミングで歌いました.
この "Autumn Leaves" は,昨年の10月ぐらいから,秋の時期はずっと歌っていた曲で,流暢なフランス語の歌詞から入り,英語の歌詞へと移り変わっていくもので,この日に演奏するとは思っていなかったので,嬉しいサプライズでした.
1st Set の最後は,最近良くセット・リストに含まれるペギー・リー(:Peggy Lee)で有名な "I Love Being Here With You" で締めくくりました.
ここで,約50分前後のブレイク.
2nd Set
2nd Set は,各パートのソロをフューチャーした,ビリー・ホリディ(:Billie Holiday)で有名な "Lover Man" で始まりました.
「オールディーズの曲です.」に続けて,梅雨の頃には,毎回セット・リストに含まれ,良く演奏していたザ・カスケーズ(:The Cascades)の "Rhythm Of The Fallin' Rain" へと続きます.
この "Rhythm Of The Fallin' Rain" は最近演奏されていませんでしたが,当日は雨が降りそうな天気だった関係もあるのでしょう.Mahyaさんが効果音的に口笛を吹いて雨の感じを出していたのも印象的でした.
「さっき,秋の曲を演ったので,夏に戻りましょう.まだ夏だもんね.また暖かいのが来るから,きっと (笑)」
「イタリア人のブルーノ・マルティーノさんが書いた曲です.大好きな曲です.」
ここで最新アルバム 『SEASON SONGS』 の夏のパートに戻って " Estate","Summertim" と演奏.
"Estate" の後半に "Summertime" の歌詞の一部が登場しますが,一時期のようにメドレー形式では無く単独での演奏でした.
Mahyaさんがピアノを弾きながら歌う時は,2曲のメドレー形式で演奏されるケースが多いのですが,この夏のパートの 2曲は時期的に,そろそろ演奏されなくなるのかな.
「ニーナ・シモンさんが歌っている曲で Trouble In Mind.」 に続いて,ブルース・ナンバーの "Trouble In Mind".
この "Trouble In Mind" は,ジャニス・ジョプリン(:Janis Joplin)や,アレサ・フランクリン(:Aretha Franklin)もカバーしている,リチャード・ジョーンズ(:Richard Jones)の曲です.
「辛い曲続いちゃうよ.いいか,そんな時もあります.(笑)」
「6枚目のアルバムから,Famous Standard.Good Morning Heartache.」 に続いて,ビリー・ホリディ(:Billie Holiday) の曲で,最近のセットリストでは定番の "Good Morning Heartache"
「さて,弾き語りしようかな.」
Mahyaさん,Yuki Arimasaさんに代わってピアノについて 2枚目のアルバムでライブ収録の 『Last Live at DUG』 に収録されている "Kiss Of Life" を弾き語りで演奏しましたが,この "Kiss Of Life" 歌の力強さ,素晴らしさも然る事ながら,ピアノの演奏が素晴らしく,鳥肌ものでした.
再度 Yuki Arimasaさんに代わり,ピアノのイントロから ビリー・ホリディ(:Billie Holiday) の "I'll Be Seeing You"
「オリジナル・ソング.これも悲しい曲です.」
「悲しいラブソングです.It's Call Sad Samba.」
「みんな歌うところがあるので,コーラスお願いします.難しいです.(笑)」 から,お客さんもコーラスを歌う "Sad Samba"
「Everybody.Thank You.」
2nd Set ラストは,コール・ポーター(:Cole Porter)の "I've Got You Under My Skin" で締めくくりました.
1st Set が65分,2nd Set が70分という,何時もより長めのステージで.2nd Set が終了したのは,23時過ぎ.
この BarBarBar でのステージは,演奏時間が長く,終演時間が遅い故にアンコールを演る事は,あまり無く,この日もアンコールは無かったのですが,素晴らしい歌と演奏を楽しみました.
[Set List]
1st Set
1. Moonlight Serenade
2. All Or Nothing At All
3. You And The Night And The Music
4. A Nightingale Sang In Berkeley Square
5. Born To Be Blue
6. Them There Eyes
7. Close To You
8. Autumn Leaves
9. I Love Being Here With You
2nd Set
1. Lover Man
2. Rhythm Of The Fallin' Rain
3. Estate
4. Summertime
5. Trouble in Mind
6. Good Morning Heartache
7. Kiss Of Life
8. I'll Be Seeing You
9. Sad Samba
10. I've Got You Under My Skin
[Member]
Grace Mahya : Vo,Pf
Yuki Arimasa : pf
Kusui Satsuki : Bs
Gene Jackson : Ds
[参考]
Jazz Today Grace Mahya LIVE @ Jazz Spot Dolphy
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