例年であれば12月25日頃まで学校はありますが、今年は土日とかぶったので、22日(木)で学校は終了です。

 

月曜ですが朝会はありません。今週は22日の最終日に朝会があるからです。

(小学校では、基本的に朝会のように全校児童が集まる会は、週1回となっています。)

 

冬休みの間は有給を取りたいので、今週は事務仕事を残さないようがんばりたいと思っています(*^▽^*)

 

 

 

 

8時にクラスの机に座り、子どもたちを待ちます。

 

登校してきた子どもたちと挨拶や雑談をしながら、提出した宿題の丸付けをして、その場で返します。また、指導が必要な子はその場で教えます。

 

8時15分には正門が閉まり、20分から朝自習が始まるので、それまでは赤鉛筆を持ってひたすら丸付けをし続けます。

 

宿題は学年で揃えて出されることが多いので、ほぼ毎日あります。しかし、丸けて授業の時間まで圧迫してしまうと本末転倒です。

 

必ず授業は45分間しっかりとれるよう心がけています。

 

朝自習

漢字ドリルをしました。騒がしい子どもたちも、漢字ドリルを始めるとシーンと集中して取り組みます。

 

その間に、残っていた宿題の丸付けを終わらせました。

 

 

朝の会 

挨拶や朝の歌、健康観察をしている間に、体育の振り返りカードの評価を数人やりました。

体育の振り返り、図工の鑑賞、国語の作文、理科の観察カードなどなど、子どもに振り返りや感想を書かせたら評価評定をします。

 

少しずつでも進めないとどんどん溜まっていくので、できる時間があれば少しずつでも行います。

 

 

1、2時間目 図工

 

ノコギリで切った木を組み合わせて作品を作りました。

色々な形をした木を自由に組み合わせて、ボンドで組み合わせて行きます。

 

子どもが作業をしている間は、バインダーに子どもの名簿を持って机間巡視をします。子どもが考えた工夫、作業中の発言をメモして、授業の評価をしていきます。具体的に行った行動を記録し評価し、成績表に反映していきます。

 

そして、完成した作品は前に持ってきて題名と振り返りを書かせますが、書かせている間に、完成作品の評価をします。

 

放課後に作品を見て評価をしてもいいのですが、授業中の方が子どものイメージを持って記録できるので、できるだけその場でするのがオススメです。

 

 

中休み

子どもとドロケイをしました。相変わらず子どもの体力は無限です(笑)

 

子どもと遊ぶと事務仕事はできません。雨の日であれば、室内なので教室の机で事務仕事をします。

 

 

3時間目 算数

 

単元のまとめ問題演習

 

大問2つできたら、先生に持ってきます。

 

特別支援の考え方で、長時間机で問題を解くのではなく、問題と先生に持ってくるという活動を短時間で繰り返させることで、子どもがだれることなく、集中力を持って問題に取り組みます。

 

全問正解した子から、ミニ先生となり丸付けをする権利を与えます。

 

3人ミニ先生ができたら、算数の苦手な子の元にいき、個別指導をします。

 

 

 

4時間目 国語

 

要約指導

 

物語を場面ごとに読んで要約していきます。

 

要約では、起承転結の場面でキーワードを探させました。

中心人物、出来事など、特に大事なキーワードを見つければ、それをつなげると要約になります。

 

例)浦島太郎

(起)浦島太郎が亀を助けた。

(承)亀に連れられ竜宮城に行った。

(転)乙姫様に歓迎され、帰りに玉手箱をもらった。

(結)玉手箱を開けると、おじいさんになった。

 

 

はじめのうちはできない子が多くいましたが、何度もやっていると、慣れてきて今は「要約しましょう。」で大半の子ができるようになりました。

 

要約指導をすると、相手に内容を短くまとめて伝える力がつきます。物語だけでなく、説明文の読み取りや作文を書くときにも使える力だと思います。

 

 

給食

「いただきます」の後、5分程度で食べ終えて、体育の振り返りカードの評価の続きをします。子どもが「ごちそうさま」をするときには、なんとか終えることができました。

 

 

昼休み

子どもと大縄

 

苦手な子で集まり、特訓しました。

周りと比べてできない期間が長いと苦手意識や劣等感が高まっていくので、できない子は練習してできるようにさせます。

 

おとなしい子に成功体験を積ませ、強くすることはいじめ防止にもなると思っています。

 

 

 

5時間目 学活

最終日のお楽しみ会のゲームを決めました。

 

ゲームを決めるのは子どもたちですが、私は、全員楽しく短時間でできるゲームにすることを今のクラスでは条件にしています。

 

ドッチボールや時間の長いゲームだと勝ったチームと負けたチームに分かれてしまい雰囲気が悪くなります。

 

しかし、勝敗がつくゲームは当然盛り上がるので子どもは大好きです。

 

短時間のゲームは負けても「次は勝つ!」とすぐに再開できるので、子どもも雰囲気よく進められます。

 

さらに、短時間でできるゲームをさせておくと、「負けることへの耐性」がつきます。クラスに勝つことに異常にこだわってしまう子どもがいる場合は、このシステムにすると負けても切り替えを早くする癖をつけることができます。

 

なお結果は「なんでもバスケット」と「山手線ゲーム」になりました。

 

 

 

 

帰りの会 

・ほめ言葉のシャワー

・事務連絡

・帰りのあいさつ

 

子どもが帰りの用意をする間、机周りを片付けて、できる事務仕事はします。

 

 

放課後は、学校運営の事務仕事を行いました。定時が過ぎました(笑)

それでも、割と早く終わったので、5時半に帰宅できました。

 

 

 

あと少しで冬休みに入ります。冬休みの間は有給をとり旅行に行くので、事務仕事は残さないように頑張ります。

 

見ていただきありがとうございました。

 


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