「安全性を最重視」=iPS臨床研究、来年度にも-山中教授 | 再生医療が描く未来 -iPS細胞とES細胞-

「安全性を最重視」=iPS臨床研究、来年度にも-山中教授

人工多能性幹細胞(iPS細胞)を開発し、ノーベル医学・生理学賞受賞が決まった山中伸弥京都大教授(50)は13日までに時事通信社のインタビューに応じ、来年度以降、順次始まる見通しの人での臨床研究について、「安全性が最大の課題。十分に安全を確かめて移植する」と語った。
山中さんらは当初、皮膚などの細胞にウイルスを使って四つの遺伝子を送り込み、iPS細胞を作製していた。この方法では目的の細胞に変えて移植した後、がんになる恐れがあったが、現在はウイルスを使っておらず、山中さんは「悪性腫瘍になることはまずない」と話す。
ただ、数多くのiPS細胞の中に、目的の細胞に完全に変化していないものが残っていると、増殖力が強いため良性の腫瘍を形成する可能性があるという。
(時事ドットコム)
http://www.jiji.com/jc/zc?key=%a3%e9%a3%d0%a3%d3%ba%d9%cb%a6&k=201210/2012101300184

iPS研究に寄付続々=ノーベル賞発表で2600万円-京大
人工多能性幹細胞(iPS細胞)の開発で、ノーベル医学・生理学賞の受賞が決まった京都大教授山中伸弥さん(50)の研究を支援する寄付が急増している。インターネットの寄付サイトや、山中さんが所長を務める京大iPS細胞研究所には、8日夜の受賞発表からわずか4日で約1800件、計2600万円以上が集まった。
(時事ドットコム)
http://www.jiji.com/jc/zc?key=%a3%e9%a3%d0%a3%d3%ba%d9%cb%a6&k=201210/2012101300042

ノーベル賞:山中教授が講演 受賞の前兆あった!?
ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった山中伸弥・京都大教授(50)が12日、横浜市で開かれたイベント「バイオジャパン2012」のセミナーで講演し、「前日の京都市で開かれた国際会議で、司会をしていた(賞選考機関であるスウェーデンの)カロリンスカ研究所の所長が(私に)ウインクをした気がした」と、「受賞の前兆」について話し、聴衆の笑いを誘った。
同研究所の所長は女性のハリエット・ウォールバーグヘンリクソンさん。このほか、山中教授は毎年、受賞者を予想しており、今年は「(コレステロールの合成を阻害する物質を発見した)遠藤章・東京農工大特別栄誉教授が受賞すると予想していた」と明かした。
今後の人工多能性幹細胞(iPS細胞)の研究については「なぜiPS細胞ができるのか、かなり面白いことが分かってきた。生命の初期化が分かると、iPS細胞の効率的な作り方にもつながる。来週からは関連する論文の執筆に励みたい」と話した。
(毎日新聞)
http://mainichi.jp/feature/news/20121012k0000e040161000c.html




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