VHS発掘シリーズ第44弾は、バスケットボール映画の名作のひとつにあげられる作品です。
・・・なのになんでDVDが無いのだろう???
- ワン・オン・ワン -ファイナルゲーム-【字幕版】 [VHS]/オマー・エプス,サナア・レイサン,デニス・ヘイスバート
- ギャガ・コミュニケーションズ
ペップトーク度 | (最高★×5) | :★★★☆☆ |
映画オススメ度 | (最高★×5) | :★★★★☆ |
【ストーリーと背景】
バスケットが大好きなクインシー少年の隣の家に、女性初のNBAプレイヤーを目指すというこれまたバスケット大好き少女モニカが引っ越してきた。
2人の出会いはワン・オンワン。
中学~高校へと進学していく2人にはいつもバスケットボールがあった。
高校の最終学年、卒業間際まで進路が決まっていなかったモニカだったがギリギリでUSC(南カリフォルニア大学)からの手紙が届く。先にUSC進学を決めていたクインシーとともに同じ大学へ。
NBAの選手だった父親に憧れてプロを目指していたクインシーだったが、父親の浮気事件が発覚し、父親との関係が悪くなる・・・
モニカにそばにいてほしいクインシーだったが、モニカはレギュラー争いの真っ最中・・・2人の仲にすれ違いが・・・
【ペップトークの見所】
巨匠スパイク・リーの監督作品。
スパイク・リーってバスケットが大好きなんだそうな。
そういえばデンゼル・ワシントン主演の「ラストゲーム」(He Got Game)もスパイク・リー監督のバスケットボール映画ですね。
明日アップする予定ですが・・・アメリカのバスケット映画のTOP10に、この2作とも入ってます。
一人の監督がバスケット映画だけで2作品って凄くない???
さて本題。
この作品はバスケットをテーマにした青春純愛映画なのですが・・・モニカと母親、クインシーと父親の間での「ドリーム・サポーター」「ドリーム・キラー」ぶりが描かれていて、子どもを持つ親には参考になる映画です。
女の子にとって一番のドリーム・サポーターである母親と男の子にとって一番のドリーム・サポーターである父親が、それぞれに子どものこと、子どもの夢に真剣に向き合い、応援しているのに「親の心、子知らず」みたいなすれ違いが何度もあり・・・。
親って大変ですよね・・・オイラも随分空回りしたし。
ペップトークは、
0:27’19”~
モニカのチームの監督が、試合前にペップトークをするシーンがあります。
(まあ、でも、ペップトークのスピーチシナリオとしては特筆すべき内容ではないです。)
ちょっとイラっとしたのが
1:23’55”~
モニカがスペインの女子プロチームに所属していたときに、試合前のロッカールームで監督がかなり熱いペップトークをしているシーンがあrのですが・・・スペイン語なんです(あたりまえ)。
で、なんでイラついたかっていうと、日本語字幕が出ないこと。
何言ってんだか知りたい~。
まあ、そんなことは置いといて・・・
ペップトークより強烈なクインシーの名言
「愛とバスケに反則はない」
・・・素敵でしょ?
VHS発掘シリーズの本作除く43本(うち23本はアメフト)のうち
アメフト以外の20本はコチラです。
「冬の恋人たち」(フィギュアスケート)
「ドリームゴール」(サッカー)
「美人コーチのお色気大逆転」(バスケットボール)
「タイカップ」(野球)
「エアバディ/ダンクを決めろ」(バスケットボール)
「D3 マイティダックス 飛べないアヒル3」(アイスホッケー)
「チアリング・ハイスクール」(チア・リーダー)
「レッツゴー!恋のチアガール」(チア・リーダー)
「サイドアウト/ビーチバレーに賭けた夏」(ビーチバレー)
「ゴースト・ブラザー/天国から来たヒーロー」(バスケットボール)
「ダンクブラザース/脱線ファンにご用心」(バスケットボール)
「マッド・アバウト・マンボ」(サッカー)
「プライベイト・スクール」(チアリーダー)
「プロミストランド」(バスケットボール)
「ポーキーズ 最後の反撃」(バスケットボール)
「リチー・リッチ」(野球)
「フープ・ドリームス」(バスケットボール)
「ハード・チェック」(バスケットボール)
「エディ 勝利の天使」(バスケットボール)
「ダンク・ストリート」(バスケットボール)
VHS発掘アメフトシリーズの過去の22本はコチラです。
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