あまぐもひめ(仮)
こんばんは、ウサギ伯爵です。 ひんやりとした秋の息遣いが聞こえそうな夜にブログを書いています。 皆さんはどのように過ごしていますか? ウサギ伯爵は、ここ最近ずっと絵本のことばかり考えていましたよ。 今考えているのは、「あまぐもひめ(仮)」という絵本です。 お話はこんな感じです。 むかしむかし、ある森でつきの姫さまが一人で泣いておりました つきの姫さまは、絹のような黄金の髪をしており、陶器のように透き通った肌、 それから夢見るサファイアのような青い瞳をしておりました。 つきの姫さまが、幾日も幾日も泣いているため、 夜が真っ暗で森の動物たちは困っていました ある日、あまりに泣いている姫さまを、 不憫に思った1匹の鳥が話しかけました 「どうしてそんなに泣いているの?」 鳥は問いかけます 「太陽に会いたいのよ」 つきの姫さまは答えます 「太陽に?」 鳥は聞き返します 「そう…けれど、太陽に近づけば私は溶けてしまうの」 「どうしたらいいかわからないのよ」 つきの姫さまは再び泣き始めてしまいました さて、お話はここまで。 皆さんは。どうしたらいいと思いますか? ウサギ伯爵も結構悩んだんですけどね。 そして、最初に浮かんだイメージを書いたものがこれなんです。 雨雲のドレスですね。 もしも、こんなドレスに身を包めば、溶けずに太陽に近づけるかもしれませんね。 鳥さんのモデルは「ルリビタキ(瑠璃鶲、Tarsiger cyanurus)」という種類です。 この絵本は、全部で24ページになる予定です。 描けたら順次公開していきますね。 最終的には、このブログで全編読めるようにできたらいいと思ってます。 楽しみにしてもらえたらとても嬉しいですね。 それでは おやすみなさい。