こんばんは、ウサギ伯爵です。
今日も肌寒い1日でしたね。
コロナも心配ですけど、風邪などひかないようにしてくださいね。
さてさて
うさぎ伯爵、絵本の練習も兼ねて最近は模写をしています。
いつも思うことがあるんですけど、
模写をしているとき、その作者と会話している気分になるんですね。
なぜ、この人はここにこの線を引いたんだろうとか
なぜ、こんなにここに空間を作っているんだろうとか
結局意味もよくわからずに、手を動かして、描き上がってみると、
うわっと驚くんです。
そして、その線や空白の意味を知ってハッとするんですね。
まるで、夜空を見上げて、一番星を見つけたときみたいに嬉しくなっちゃいますね。
そして、気づくと隣に作者が隣に立っていて、
うさぎ伯爵の驚いた顔を満足げにのぞき込んで、にっこり笑って「驚いたかい?」と言われているような気分になるんですね。
これってすごいことです。
え?よくわからない?
例えば、今日模写した元の絵を書いたA.B.Frostさんという人は、米国の挿絵作家さんなんですけど、
今から100年前くらいの人なんですね。
その前からこんな素敵な絵が描かれていたことにも驚きですけど、
そんな人と会話できるなんて、これはすごいことですよね。
つまりそう考えてみると、絵を模写することだけでなく、本を読むこともそうだし、
それから昔の曲を演奏するなんてことも、絶対に会えない昔の人や有名な人とお話ができるってことなんですね。
こんな素敵なことはなかなかないでしょうね。
そして、これは絵本でも全く同じなんですよ。
うさぎ伯爵が今書いている絵本を通じて、
100年後や200年後の人たちとお話しできたら嬉しいですね。
今日は、温かいお茶を飲んで、
少し本を読んでから寝ようと思います。
おやすみなさい。
おしまい