こんにちはウサギ伯爵です。
ブログの更新もだいぶ空いてしまいましたね(~_~;)
ウサギ伯爵は、何度目かわからない自分探しの旅に出てましたよ…(笑)
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そして、自分探しで迷った結果、なぜか人生最後の椅子とテーブルを買うことになりました(笑)
え?どう言うこと?
もともとウサギ伯爵は、母の影響でアンティーク家具を好きになったんです。
アンティーク家具というと、値段も高くお金持ちの趣味みたいなイメージがあるかもしれませんね。
実は、アンティーク家具が高いのは、希少性だけではなく、100年以上持つような丈夫な木を使っていること。
それに加えて、全行程のほぼ全てを手作業で作られているからなんですね。
そして、材料、作れる職人がいないため、現在では同じものは作れないのです。
一応レプリカはあるんですが、昔の木と現在の木は全く違うので、再現できないんですね。
購入したのは、どちらも19世紀の英国のテーブルと椅子。
素材はマホガニーというほんのり赤茶色のとても硬い木です。
アンティーク家具の魅力は、一瞬にしてそのお部屋の雰囲気を気品あるものに変えてしまうことです。
しかし、逆にその手入れは大変で、水滴がついたコップやグラスをそのままを置けば、たちまち白い輪じみができてしまう…
熱いケトルなんか、直接置いた日には2度と戻らない跡がつきます…
そして、こまめに乾拭きをして、1ヶ月に1度くらいはワックスを塗布。
作るのも、維持するのも手間がかかる…
けれど、不思議なことに、ずっと磨いているとなんだかペットかのような愛着が湧いてくるんですねこれが。
そうすると、もっと大切にしようと思えてくる…
これが本当のモノとの付き合い方なんじゃないか。
壊れたら捨てればいい…いらなくなったら捨てればいい…なくなったらまた買えばいい…
皮肉なことに、一部の会社ではモノだけではなく、人もこのように扱われています。
とても残念なことですね。
最後に、ウサギ伯爵の大好きな絵本「星の王子さま」の1節を書いておきますね。
星の王子さまは、自分の星にたった一本しかないと思っていたバラが、地球には何十本もあることを知り、
「僕のバラは特別じゃなかったんだ…」と落胆します。
しかし、出会った狐は王子さまに問います。
「王子さまのバラと地球にあるバラは本当に同じものだろうか?」
「王子さまのバラが他のバラと違うとしたらそれはなんだろうか?」
"きみのバラをかけがえのないものにしたのは、
きみがバラのために費やした時間だったんだ"
ー『星の王子さま』サン=テグジュペリより引用
おしまい。