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<合格までの道のり その1>
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<合格までの道のり その11>
先日、港区高輪で頑張る社会保険労務士・CFPの瀧本先生にお伺いしましたら、予想通り、勉強する時に字を書かないとおっしゃっていました。
書かない派は、子どもの頃から、頭の中で処理する方が早いので、ずっとそうしてきたタイプだと思います。
高校・大学受験時に、書いて勉強するタイプであったなら、書いた方が勉強しやすいでしょうか。
別に、書いたって書かなくたって、どちらでもいいのです。
要は、論点把握が出来ればいいわけで、その手段は、自分のやりやすい形が一番です。
実は、瀧本先生とお話しているうちに、気がついたことがあります。
瀧本先生によれば、早稲田の政経に受かる人は、runを「走る」ではなく、「経営する」と覚えているとのこと。
早稲田の政経を軽く蹴られた瀧本先生と、文学部でさえ落ちた私とでは、実力には雲泥の差がありますが、勉強法には共通点があったと思います。
有名大学では簡単な問題は出題されないので、スルーしてしまう癖があります。
そうか。
だから、こういうことが起こるのだと、今さらながらに納得。
例えば、2007年の本試験。
LECの無料診断によれば、正答率が一番高い82%の問題が×。
私は、簡単なところをあっさりパスしていました。
正答率が一番低い9%の問題は○。
狙われるだろうとあらかじめマークしていた論点でした。
意識していたわけではありませんが、有名大学向け勉強法をとっていた時は、2009年より択一式の得点は高かったけれども、合格出来ませんでした。
2009年は、選択式の皆が出来る問題を落とさないという、いわばセンター試験向け勉強法。
科目別基準点制度が手ごわくない択一式の勉強はさておき、ひたすら選択式対策をしました。
勉強としては、択一式の問題を解く方が面白いので、楽しくない勉強でしたが、選択式の基準点制度に引っかかってしまう私の合否は、選択式の1点で決まるので、致し方ありません。
そして、勉強しなかっただけに、択一式の得点は低かったけれど、やっと合格出来ました。
多くの人が出来ない問題は、出来ない。
多くの人が出来る問題は、出来る。
過去3年間の本試験と模試で、このことが唯一あてはまったのが、2009年の本試験ですが、これが合格の王道でしょうか。
それまでは、正答率の高い問題を落とし、正答率の低い問題をクリアするパターンでした。
今、振り返ってみると、お馬鹿だったな~、と思います。
2007年受験後、例年の合格基準なら受かっていたのに…と、時の運に責任転嫁せず、自分の勉強法を反省していればよかったものを。
でも、あの時は、模試で箸にも棒にもかからない悲惨な状態から合格ライン上までいけたことで、自分の勉強法に自信を持ってしまったので、気がつくどころではありませんでした。
短期一発合格出来るのは、瀧本先生のような優秀な方か、よほど努力された方か、一握りの受験生に限られています。
私のように、現状認識や反省を怠ると、受験が長期化する危険性がありますので、お気をつけ下さいね。
ただ、るんりか的には↓
一発合格なさった方は、一発合格でよかった!、とるんるん♪
複数回受験で合格された方は、いろいろな経験が出来てよかった!、とるんるん♪
合格に至らなかった方も、知識を吸収出来た上、自分には他の道の方がふさわしいとわかってよかった! とるんるん♪
どう転がっても、るんるん♪
合格までの道のり13 に続く
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