社労士試験の合格体験記に先だって、まずは、不合格体験記を書かせて頂きたいと思います。
その前に、資格取得を目指したきっかけから。
脳天気で楽観的な私が育てた息子は、当然ながら、脳天気で楽観的です。
そして、親馬鹿ならぬ子馬鹿。
そんな息子に言われました。
「お母さんは、能力の無駄遣いをしている」
「えっ? お母さんに能力なんて、ないわよ」
「自分で気が付いていないだけだ。
ずっと一緒に暮らしてきた僕は、知ってる。
与えられた能力を生かさないのは、罪だよ」
う~ん。
の、能力なんて、考えたこともない…。
幼稚園の時からなりたかったのは、一貫して「お母さん」。
何らかの職業に憧れたことなど、皆無。
私にとって、次世代を担う人間育成ほど有意義だと思うことは、なかったから。
フルタイムで働き始めたのも、子どもの自立に向かって、私の子離れを順調にするという目的のため。
さて、キャリアなしオバサンの私でも、出来るのは。
と、いろいろ考えて、たどり着いたのが、社労士試験受験でした。
一昨年。
私は、大原の4月からの速修コース(平日夜間)に通いました。
どうせすぐ忘れしまう。
また、やり直す。
そんな地道なことの繰り返しを、怠け者の私が1年も出来るかしら?
それより、短期決戦でチャレンジする方が、現実的だと思ったのです。
仕事が終わって予備校に駆けつけると、時間ぎりぎり。
休憩時間は、お手洗いと腹ごしらえ。
講義が終わると、速攻で帰宅。
他の受験生とふれあう機会がありませんでした。
しかも、私のPCを息子が我が物顔に使っていて、私自身はPCを利用していなかったので、全くの情報不足。
合格を狙っている受験生がどれだけ勉強しているか、知る由もありませんでした。
予習なしで、講義を聞く。→ 自宅で、テキストを読む。→ 大原のトレーニング問題集を解く。→ 小テストの問題をやる。(速修コースは自宅でやって、提出)
学習直後に問題を解くと、そこそこ出来ます。
何だ。社労士試験って、簡単じゃん。
迂闊にも、そう思いました。
次から次へと講義が進み、復習する時間もありません。
さて、いざ10科目終わってみると。
忘却。
各科目の知識がないまぜ。
そうか。
何で問題が難しくないのに、合格率が低いのかと不思議に思っていたけど、こういうことだったのか…。
暗記量が膨大。
だから、いつでも確実にアウトプット出来るようにキープしておくのが、大変。
国家試験は、甘くはなかった。
りかちゃん、ピンチ!
合格までの道のり その2 へ続く
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