“たけのこ”は、春を代表する人気野菜。
焼いたり、揚げたり、炒めたり
多彩な味わい方がありますが、
春いっぱいに味わえるのは、
春の煮物料理のひとつ
旬のわかめとの煮物 若竹煮
どちらの食材も食物繊維とカリウムを豊富に含んだ
ヘルシーで低カロリーな煮物というのも嬉しいです。
たけのこのいいところは、
ゴボウ 大根などの根菜に次ぐほどの豊富な食物繊維。
アミノ酸の旨味成分であるグルタミン酸、
新陳代謝を活発にするチロシン、
疲労回復に効果があるアスパラギン酸が含まれています。
カリウムが豊富で体内の塩分を尿と一緒に排泄させる働きがあり
高血圧予防やむくみに有効です。
まずは茹で方から剥き方まで
かなりの時間を要しますが・・・
①よく水洗いしてから、先端部分を斜めに切り落とし
身を切らないように、皮に縦に1本の切れ目を入れます。
②深鍋にたけのこを入れ、ひたひたの水を加え
たけのこには、独特のえぐみがあるので、
茹でる際に、ぬか(1/2カップ)と赤とうがらし(2本)を加えます。
③強火で沸騰させ、中火にして約1時間を目安に楊枝が通るぐらいの柔らかさになるまで茹でます。
その間、水が少なくなってきたらその都度、少し補給します。
④このように楊枝が簡単に通るようであれば、火を止めて
⑤そのまま入れられた状態で、完全に冷めるまで放置します(約3時間)
⑥完全に冷めたならば、鍋から取り出し米ぬかを水でよく取り除きます。
⑦縦1本に入れておいた切れ目から皮を剥きます。
⑧縦半分に切り、若竹煮に用いられるよう
【材料(3人分)】
茹でて切ったたけのこ(300g) 乾燥わかめ(15g)を水で戻したわかめ 木の芽(6枚程度)
鰹だし汁(たけのこを鍋に入れひたひたになるよう600cc程度)
①鍋にたけのこを入れひたひたの鰹だし汁を注ぎ、強火で沸騰させます。
②沸騰したら、中火にして三温糖(小さじ4) 醤油(大さじ3)を加え味を調え
③たけのこに味が染み込まれたら、わかめを加え鍋ブタをして2分ほど煮込んで
器に盛り付け木の芽を添えて出来上がりです。
たけのこは、ほのぼのとほっとする旬もの。
風味良く、春が感じる味わいです~♬
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