新子は、3月~4月にかけて全長3~7cmぐらいになる
いかなごの稚魚で春が旬となります。
相性のいいほうれん草と簡単に酢の物で
一層栄養価高め、旬を味わえる
この新子は釜茹でされて販売されているもので、
大根おろしにポン酢や醤油をかけて食べるのも美味しいですが、
春を感じさせ、美味しいのがほうれん草との酢の物。
鉄分 β-カロチンをはじめ食物繊維
ビタミンC 葉酸 カリウム カルシウムが豊富な
緑黄色野菜の代表格、ほうれん草。
実際には、旬である冬のほうれん草のビタミンC含量は最も多く、
夏のものと比較すれば、3倍とも言われています。
水溶性ビタミンであるビタミンCは、水洗いが必要となるほうれん草には
ビタミンCの栄養素はあまり期待はできません。
カルシウムが豊富な新子には、ほうれん草と良く合いますが、
問題となるのが、ほうれん草のアクである苦み、
えぐみをもたらし結石の原因ともなるシュウ酸。
この物質がカルシウムの吸収を阻害するのですが、
茹でてあく抜きすると70%のシュウ酸を減らすことができ
また酢を使うことにより、カルシウムの吸収力を良くして
結石も予防できるからです。
このことから新子との酢の物は、とても相性が良い食べ物です。
ほうれん草の根元に見える赤い部分には、骨を作るのに大切な栄養素である
マンガンが含まれているので、切り捨てずに食べるようにしたいものです。
【材料(3~4人分)】
新子(1パック) ほうれん草(1束) 砂糖(大さじ3) 酢(大さじ6)
【作り方】
①ボウルにほうれん草を入れ、水で土や砂が落とし、
何度も何度も水洗いして砂が残らないようにします。
②塩(ひとつまみ)を入れた水を沸騰させた鍋に
ほうれん草を根元から入れ、軽く塩茹でさせます。
③水が入ったボウルにほうれん草を入れ熱をとり、
ほうれん草をかため5等分ほどの大きさに切ります。
⑤大きめの器に、砂糖(大さじ3) 酢(大さじ6)を入れよくかき混ぜます。
⑥⑤に新子を入れ絡ませてから、④のほうれん草を加えよく絡ませませて出来上がりです。
酢の物は夏だけのものではなく、
はっきりしない気候や寒暖差の激しいイマドキには
食べたい副菜(おかず)の一品ですね~♬
▶▶ちりめん山椒
▶▶鍋焼きうどん
▶▶ 味噌煮込みうどん♪
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