ガダルカナル戦書籍一覧


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2012年に御慰霊にお邪魔した時公開した記録です。
横浜航空隊 行方不明者名簿
ガブツ・タナンボコ 2012-1
ガブツ・タナンボコ 2012-2
ガブツ・タナンボコ 2012-3
ガブツ・タナンボコ 2012-4
ガブツ・タナンボコ 2012-5
ガブツ・タナンボコ 2012-6

現在公開している御慰霊行の記録です
タナンボコ 2014-1
タナンボコ 2014-2
タナンボコ 2014-3
タナンボコ 2014-4
タナンボコ 2014-5
タナンボコ 2014-6
タナンボコ 2014-7
タナンボコ 2014-8
タナンボコ 2014-9
タナンボコ 2014-10
タナンボコ 2014-11
タナンボコ 2014-12
タナンボコ 2014-13
タナンボコ 2014-14 ガオミ島

現在地、ソロモン諸島、中央州、ガオミ島

あらためて位置を確認してみます。
 
まずはソロモン諸島ガダルカナル島の位置


ツラギの位置


ガオミ島の位置


先の大戦が無ければ南海の楽園・・・

タナンボコを後にしてガオミに上陸し空冷エンジンを目の当りにして激戦が行われた事を再認識させられました。

早速、ガオミ島南端へ移動 
途中のマングローブ


後方に見えるのは左ガブツ、中央連絡橋跡・右タナンボコ



ガオミ島南端で周囲を動画で撮影。
↓タナンボコ・ガブツの両島が一望出来ます。

此の頃より曇天から雨が落ち始め画質も最悪の状況。

此の地ガブツでは、全国ソロモン会さんの記録によると昭和51年に七柱の御遺骨が発見され千鳥ヶ淵へご帰国されたとの記録が残っている。


↓昭和17年8月7日米軍上陸作戦にガオミからの機銃掃射が効果的であった。


前記事と重複するが一個分隊の戦力に対し艦砲射撃で制圧した米軍
圧倒的物量と空海からの支援を受けた米軍上陸部隊に対し軽機関銃一丁と小銃だけの装備で敢然と反撃を加えた分遣隊の心中は如何なものであったか・・・


ガオミへの上陸のお許しと陸戦隊・分遣隊の御霊を追悼すべくガオミ島南端にミニ祭壇を設置


分遣隊の御英霊のご冥福を祈り・・・合掌



御慰霊申し上げた後島を一周してみる事に・・・
ひょっとして艦砲射撃の弾痕の水溜りがあるのではと注意して進む。

浜辺には其処此処に鉄の道標


形もはっきりしないが錆が出ていることから鉄である。


岩には銃撃戦が行われたと思われる弾痕


少し大きめの鉄塊


大きさはこんな感じ


裏返すと・・・


何のパーツなのか日本軍のものか米軍の物かも定かではない。

さらに歩を進めると

水冷発動機と思われる鉄塊


接近してみる

先程の大きめの鉄塊はこの発動機の一部か・・・

この時期この一帯で水冷発動機を使った機体はエアコブラくらいしか思いつかない。
上陸用舟艇の可能性もあるが・・・

ここで小雨からスコールと変わり、多少の雨では動じない村人たちまでが雨宿り

後方我々が舟艇機動手段のボート

気になっていた艦砲射撃による穴は経年により元の地形に戻ってしまったようだ。

雨が小降りになるまでガオミ島に閉じ込められてしまった。
貴重な時間が削られて行くが止む無しである。






暫く空の様子を覗うが・・・暇だ。

ふと彼等の足下を見るとタナンボコ上陸より気になっていた穴が・・・


蟹の穴との事であったが、暇なので少し穿り返してみたら・・・
彼らも暇と見えて雨に屈せず一斉に穴を穿りだした。



手を挟まれたらしい・・・が怪我はなし。

こんなところで怪我人など出してはならじと穴掘りをを中止してもらう。

彼等曰く「蟹は昼間のうちに狙いをつけて夜コッソリと捕りに行く」との事。

昼間にいきなり掘っても警戒されて奥へ逃げ込み捕獲は難しいとの事でありました。


ガオミ島の位置関係をグーグルアースに落としてみた



雨が小降りとなったので豪州の友人より二式水戦基地はHALAVOである」との情報を得ていたのでハラボへ向かうべくボートへ乗り込み・・・


後方ガオミ島のビーチ


現地時間14: 23
スコールが恨めしかったが仕方の無いことである。
18: 00日没までにハラボとガブツを廻らねばと焦る気持ちを抑えつつハラボビーチへと向かう。


つづく

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歩兵第十六連隊 連隊本部 最後の人事係 准尉  長谷川榮作さまのホームページ
ガダルカナル戦関連書籍 Guadalcanal
冥府の戦友(とも)と語る
お立ち寄り戴けましたら幸いです。



新発田歩兵第十六連隊の兄弟部隊である高田歩兵第三十連隊の従軍記録等を公開されているウェブサイト

ガダルカナル戦関連書籍 Guadalcanal
石坂准尉の八年戦争さま
と相互リンクさせて戴きました。



平成24年9月8日 日本青年遺骨収集団さま主催による ガダルカナル島「丸山道」自主派遣隊 の皆様がガ島御遺骨収集をされ7柱の御遺骨をお迎えされたそうです。
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