ガダルカナル戦書籍一覧


*********************************************************************

20mm機銃弾を見せて戴いた後、タナンボコ島の北側一帯を歩いてみた。

丸で囲ったテント設営地より西側一帯


当時の画像と重ねてみると・・・


戦争など爪跡など無かったような景色である。


歩を進めると桟橋が目に入る


二年前に訪れた時には無かった桟橋である。


聞けば、タナンボコ島の観光開発の一環で観光客を迎え入れるための桟橋とのこと


桟橋の先端よりテント設営地方面


振り返ると村人の犬が付いてきている


桟橋の袂に根を張るマングローブ


さらに歩を進めるとコンクリート基礎の残骸・・・
日本軍の水上小屋の基礎だとの事であった。


その先に村人が建築中の水上バンガロー

周辺に沈む飛行艇を見にダイバーが訪れるとのことで、日本人も年に数人来るらしい。
地主の方は観光に訪れた方が手を合わせる場所として日本軍兵士の慰霊碑を山の上に建てようと思うと仰っていたが・・・

「ダイビング目的で来られた方が山に登るとは考えづらいので気軽に行ける大型壕の前が良いと思う」

と伝えると笑顔で納得されていた。
観光収入目的とは言え此の島で散華された御英霊に敬意を持って接してくれている気持ちが伝わって来る。
ただただ、感謝の一言である。
いつになるかは不明であるが慰霊碑建立のあかつきには「何か協力出来ればよいなあ」と感じた。

時は進みそろそろテントに戻って夕食を作らねばと、海岸線より少し入った平地部を戻ろうとすると・・・


綺麗に石を並べた歩道があった。

歩道の左には水溜りが・・・

ひょっとして四角で囲ったこの道か???


この歩道は何か?
と訪ねると「日本軍が駐留する前からあった」
とのことで英国が植民地支配をしていた時作られたか道か・・・

日本軍が来る前は豪州軍の水上飛行艇基地がありその設備をそのまま日本軍が使ったという記述もあるので豪州軍が作った道かも知れない。

どちらにしても日本軍が駐留する前からあったのであれば四角で囲った道で間違いなさそうである。

先程の歩道脇にも大きな水溜りがあっが、大きな水溜り妙に多い


村人に聞けば米軍の砲弾炸裂跡だと言う


このタコ足の木の下も水溜りである。


南国の美しい島タナンボコに、凡そ70年前に間違いなく激戦が繰り広げられたのだと再認識させられる水溜でありました

つづく

**********************************************************************

歩兵第十六連隊 連隊本部 最後の人事係 准尉  長谷川榮作さまのホームページ
ガダルカナル戦関連書籍 Guadalcanal
冥府の戦友(とも)と語る
お立ち寄り戴けましたら幸いです。



新発田歩兵第十六連隊の兄弟部隊である高田歩兵第三十連隊の従軍記録等を公開されているウェブサイト

ガダルカナル戦関連書籍 Guadalcanal
石坂准尉の八年戦争さま
と相互リンクさせて戴きました。



平成24年9月8日 日本青年遺骨収集団さま主催による ガダルカナル島「丸山道」自主派遣隊 の皆様がガ島御遺骨収集をされ7柱の御遺骨をお迎えされたそうです。
ガダルカナル戦関連書籍 Guadalcanal





○原発関連情報○

独逸天気予報より →  放射能予報

文科省発表 → 全国放射能濃度一覧

武田邦彦教授の → ブログ




にほんブログ村 歴史ブログ 戦史(古今東西)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 歴史ブログ 近代 明治・大正・戦前へ
にほんブログ村