ァ '`,、(๑´∀`๑) '`,、'`,、アラブですよ!

龍とDr.でアラブ!


でも舞台は甲府。

甲府でアラブ!
一体何がどうなってるんだ?みたいなwww

清和は最初と最後にチョロッと出てくるだけ。
氷川にいたっては登場しませんwww

番外編っぽい雰囲気ですね~。


これまでのレビュはコチラ

龍の恋、Dr.の愛  龍の純情、Dr.の情熱
龍の恋情、Dr.の慕情  龍の灼熱、Dr.の情愛
龍の烈火、Dr.の憂愁  龍の初恋、Dr.の受諾
龍の宿命、Dr.の運命   龍の求愛、Dr.の奇襲
龍の右腕、Dr.の哀憐   龍の仁義、Dr.の流儀
二見シャレード文庫版
DRは龍に乗る  DRは龍と立つ


龍の兄弟、Dr.の同志 著者:樹生かなめ イラスト:奈良千春
講談社X文庫ホワイトハート BL小説 2009年10月
★★★★

龍の兄弟、Dr.の同志 (講談社X文庫ホワイトハート(BL))/樹生 かなめ
¥630
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◆あらすじ
「そなた、我の妻にならぬか」 眞鍋組の影の実働部隊に所属する功刀淳ことエビは、一度も失敗したことがない男と言われている。 そんなエビに、ある指令が下った。 それは、アラブの皇太子カーミルに誤って売った日本画の贋作を本物とすり替える、というものだ。 ところが、常識知らずのアラブの皇太子の言動に、さすがのエビも振り回されて、恋されて!? ◆



まだ清和が眞鍋組組長代行の時のお話です。

影の実働部隊に所属するエビは
諜報活動や、『邪魔者は消せ』主義の清和の指令を
実践する任務をしています。

エビというのは、コードネーム。
この影の実働部隊のメンバーは
みな、海の生き物のコードネームなのです。
サメ、イワシ、タイ…などなど。

エビは仕事にミスのないデキル男。
でも、見た目は華奢で綺麗で
フランス人形のよう。
目立つ見目なので、伊達眼鏡で顔を隠してます。

日本画を売ったのは名取グループ。
名取グループは眞鍋組が世話になってる大企業なので
その任務を失敗なくこなさなくてはならず
エビに白羽の矢が立ったのですが…。

カーミル王子は、20歳。
エビは30歳。
でもエビはどう見ても20代前半にしか見えず、
アラブの人間にとっては、
さらに若く見えるようで当初は少女に間違えられたほどw

甲府の温泉旅館を貸しきって滞在するカーミルご一行。
ガイドとして上手くもぐりこんだエビですが
肝心の日本画のありかがわからない。

それを探るため、王子につきっきりなのですが
そうしているうちに王子の背負う過酷な現実を目の当たりにします。

アラブものではよくある王位継承問題に絡み、
命を狙われているカーミルなのです。

甲府滞在中、何度も刺客に襲われるカーミルを助け
危機管理の認識の違いを諭したりしているうちに、
カーミルに惚れられちゃいますw

エビは自分の任務遂行のためもあって
カーミルを受け入れるのですが…。

カーミル、生粋のゲイのようで
女にはまったく興味が沸かず、
母国での性体験も皆無。
清和は中学生の頃から据え膳喰いまくりでしたが
カーミルは据え膳を喰う気にならなかったそうです。

チェリーなカーミル♪

なので初めての相手のエビに夢中~♪
若さもあって絶倫ですw
でも、エビの体を気遣う優しさもあり。
気難しかったプリンスがエビに甘々になってます。

エビも、カーミルの過酷な宿命や
彼の抱える寂しさを知っていくほどに
心惹かれていくのですが、
身分差どころか、日陰に生きる人間なので
自分の気持ちを抑えこもうとしているのです…。


最後の方で氷川を姐にした後の清和が出てきます。

カーミル×エビも10歳差カプ。
カーミルと清和は鋭さが似ていたり、
エビも氷川も姉さん女房ということで
タイトルの意味がわかりますね。


さあ、次は今現在の最新刊。
いったいどんなお話なのやら、楽しみです!

で、藤堂はどこー?www



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