二見シャレード文庫版の龍&Dr.です。

講談社X文庫ホワイトハート『龍の宿命、Dr.の運命』と同じ内容。

ホワイトハートの方は大幅加筆修正されてますので
充実度はやっぱりホワイトハートです!
より詳細に語られてますのでね。


これまでのレビュはコチラ

龍の恋、Dr.の愛  龍の純情、Dr.の情熱
龍の恋情、Dr.の慕情  龍の灼熱、Dr.の情愛
龍の烈火、Dr.の憂愁  龍の初恋、Dr.の受諾
龍の宿命、Dr.の運命
二見シャレード文庫版
DRは龍に乗る


DRは龍と立つ DRは龍に乗る2 
著者:樹生かなめ イラスト:硝音あや

二見シャレード文庫 BL小説 2004年2月
★★★(3.5くらい?X文庫版の方が充実してるからこっちは低めw)
DRは龍と立つ (シャレード文庫)/樹生 かなめ
¥580
Amazon.co.jp

先生は俺の女房だ
誰にも文句は言わせない
◆あらすじ
この人は俺の女房にします――明和病院の内科医・氷川諒一は、暴力団・眞鍋組の跡目となっていた橘高清和と再会し、清和の妻・次期姐となる。そして、ひた隠しにしていた現組長の病状が明らかになったことで、ついに清和が二代目となる時がやってくる。 継承杯の儀をつつがなく終えるまで氷川は清和と離ればなれの生活を余儀なくされ、清和は組内部の不穏な動きを抑えるために奔走する。しかし古参の幹部とその舎弟たちの、清和の意に反する行動は収まらず、鉄槌が下されることに――ヤクザから足を洗わせたい氷川の思いは果たして……。 シリーズ第二弾、橘高との親子愛の書き下ろしつき! ◆



どのあたりが大幅加筆修正なのかといえば
ホワイトハートでは全体的に手を入れてるのがわかります。

細かな描写が追加されていたり
言い回しが変えられていたりして
流れは同じでも、より理解しやすくなってます。

氷川が橘高家に世話になっている間に
清和の養母・橘高典子との交流があるのですが
ホワイトハートのほうがじっくり書かれてるので
どれだけ典子が氷川に対して
母親の愛に似たものを向けてくれているか
氷川もそれを嬉しく思っているかが
よく伝わってます。

シャレード版でももちろん伝わりますけども。

Hに関しては、
やっぱシャレード版の方が若干長いですね。
ホワイトハートの新装版も、初恋も含めて
普段のシリーズよりは濃い目になってますが
やっぱ元の方がそれよりもちゃんとある。
清和のセリフもあるし。

「痛いのか?」とか
「綺麗だな」とか
「動いていいか?」とか
「声を聞かせてくれ」とか…(*´ェ`*)ポッ

あぁそうそう!
「美味いんで」ってのもあるよ?
何をしてるときかって?
妄想してみてくださいw
このセリフはホワイトハートでは
しっかり削除されてますwww
ちなみに眞鍋の本家に泊まった時のHです。

二見シャレード版のHを読むと
清和が氷川に夢中になってるのがよくわかります。
日頃、氷川の体を気遣って
あまり手を出さないようにしてるけど
19歳というヤリたい盛りのお年頃にとっては
過酷な忍耐だろうなぁとしみじみ思ってしまう。
その分、ヤる時はしっかり!ですね。


それから、たぶんシャレードのDRシリーズの話だと
思われるものもありました。
これはホワイトハートには全く書かれてません。
明和病院にいる美貌の外科医・深津先生のエピソード。
医事課の職員・加倉井ってのが
眠ってしまった深津先生を車椅子に乗せて
嬉しそうにいそいそと連れて行ってしまいます。
どんな関係なんだろう?この二人。

気になるwww


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