この巻では、オスの本性を現した清和です。
エロが少しだけ濃い目な感じ。
挿入後の描写はないですが、その前段階で
清和がやらしいw

リキの兄ちゃん再登場やら
もぐりの医者の木村の正体やら
眞鍋組の対外的ではない部分で
いろいろ起きてます。


これまでのレビュはコチラ↓
龍の恋、Dr.の愛  龍の純情、Dr.の情熱
龍の恋情、Dr.の慕情  龍の灼熱、Dr.の情愛
龍の烈火、Dr.の憂愁  龍の初恋、Dr.の受諾
龍の宿命、Dr.の運命   龍の求愛、Dr.の奇襲
龍の右腕、Dr.の哀憐
二見シャレード文庫版
DRは龍に乗る  DRは龍と立つ


龍の仁義、Dr.の流儀 著者:樹生かなめ イラスト:奈良千春
講談社X文庫ホワイトハート BL小説 2009年2月
★★★★
龍の仁義、Dr.の流儀 (講談社X文庫ホワイトハート(BL))/樹生 かなめ
¥630
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◆あらすじ
――清和くんには僕だけだよ。僕にも清和くんしかいないんだからね!? 明和病院に勤める美貌の内科医・氷川諒一には独占欲の強い年下の恋人がいる。幼い頃から知っている眞鍋組の昇り龍、橘高清和だ。 清和は恋人を守るため、常に氷川の周囲に眞鍋組の男を配している。 そんななか、“眞鍋の虎” リキの実の兄、高徳護国晴信に結婚話が持ち上がり!? ◆


今回は、病院で起きた痴情のもつれのとばっちりで
氷川の顔に傷ができてしまいます。

あの藤堂でさえ傷をつけなかった氷川の綺麗な顔に
刃物傷ができたとあっては、
清和をはじめとする眞鍋組の連中が
大騒ぎするのは目に見えてます。
これによって『仕事をやめろ』となるのは明白。

で、氷川は傷が治るまでは帰れないので
なんやかんやと理由をつけて病院に泊り込んでるのですが
結局バレてしまいます。
ってか、氷川には常時見張りが張り付いてるし
盗聴器まで仕掛けられてますからね。
バレないはずがないwww

氷川が怪我をしたことで、
むちゃくちゃ憤ってる清和は
『仕事を辞めろ』の一点張りです。

辞めたくないという気持ちを理解してくれない清和なので
氷川は清和の息子ちゃんを優しく撫でて、
こっちを懐柔しようと話しかけてます…w
第二の人格の方が素直で扱いやすいのでwww

で、煽っちゃった結果、
清和のエロエロ攻撃ですよ!
今までやらせてもらえなかった
あんなことやこんなことを
氷川の拒否を無視してヤっちゃいます。
眞鍋組の策士・祐の策略なんですけどね。

でも、やっぱ惚れた弱みで、
最後のツメが甘かった清和だったり。
それもまた可愛い。

清和が寂しさからちょっと拗ねてる部分も読めて
ますます清和が可愛くなるwww
いえ、組長を可愛いなんて言ったらいけないんですけどねw
清和が嫌がりますからw


晴信にまつわるエピソード。
初代松本力也の死に対して
晴信もまた重い責任を感じているのです。

氷川からしてみれば、
そのために幸せに背を向けようとする
晴信とリキがもどかしくて仕方が無い。

だから今回もくちばしを突っ込んじゃってます。

桐島も登場してます。
木村は桐島のところに転がり込んでいます。
桐島と気が合ったようでwww

そして木村の過去も明らかに。
この方、実はすごい人だったんです。
彼もまた罪の意識から、幸せに背を向けた人。
氷川がまたまた動きます。

藤堂は行方不明のまま。
今後の展開のキーパーソンなんでしょうけど。



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