骨盤が、開きたい時に開かないとどうなるか
お母さんは、お尻が大きいの?
春の骨盤と、花粉症
春は、とにかく開きたい
花粉症と関係のある、春の肝臓
肝臓を疲れやすくするもの
つまり、身体と骨盤から見た花粉症のまとめ
骨盤と生理と生理痛
これは、女の子をお持ちのお母さんには、ぜひ知っておいてもらいたいことです
最近、尿漏れで悩む小学生の女の子が増えているそうです
(でも、男の子には尿漏れという症状が起こりにくいだけで、傾向としては、似たようなことが起こっている可能性はあります)
なぜ、尿漏れが起こるのかといえば、単純な話で、オマタ筋が育っていないからです
今の私達の生活が、オマタ筋が育たない環境にあるのです
考えられる大きな原因は二つあります
一つは、和式便所がなくなっていること
もう一つは、紙おむつの性能が上がって、さらに、おむつが外れる時期が遅いこと
オマタ筋は、踏ん張ったり、バランスをとったり、という時に力を発揮します
そういう時に鍛えられていきます
日常生活の中で、それを一番使うのが、和式便所でした
小さい子供でも、大人と同じ和式便所を使っていたわけで、
毎日5回~10回も便所に行けば、かなりの踏ん張り量にはなっていたはずです
そうやって、毎日鍛えられていた生活が、現代では全くありません
これって、身体にとっては、かなりの大ごとなんです
毎日腹筋100回している人と、何にもしていない人のお腹、くらいは確実に違いが出ます
もう一つは、紙おむつの普及
今の紙おむつって、それはそれは性能がいいですよね
おしっこ出した瞬間に、もうサラサラです
さて、これを読んでくださっているお母さんにお聞きします
さすがに、自分がお漏らしをした時の記憶はないかもしれませんが、
「あれ?今もしかして、ちょっとちびっちゃったかな?」みたいな記憶は、
案外大きくなってからもありませんか?
例えば、おしっこがしたくて目を覚ましたときとか
その時のことを思い出してみてください
ちびっちゃったかな?と思っても、気のせいかな?と思って下着を確認してみる
あぁ、やっぱり、ちょっとだけちびっちゃってたわ、みたいな
これって、ほんとに濡れていたことを確認しないと、分からないことってありますよね
で、この感覚を繰り返して、オマタの感覚は育っていきます
「あっ、今何か出た」という感覚があることが大事なのです
そして、「ぬれてる、おしっこが出たのか」ということとつながっていきます
ところが、最近の紙おむつは、性能が良すぎて、むしろ、身体からおしっこが出るか出ないか、というところで、もう即吸収してしまうそうです
量が少なければ、「何かが出た?」という感覚すらない可能性がある、ということです
そして、濡れて気持ち悪い感覚があまりないので、我慢する必要もありません
思ったときに、垂れ流し
今は、3歳4歳で紙おむつをつけている子もめずらしくありません
こういう子は、「おしっこもれそうーーー」って、オマタ筋を使って、ぎゅっと我慢する経験というのが、それまで全くないということです
つまり、小学校手前まで、ほとんどオマタ筋が鍛えられていない、というのは、想像できるのではないでしょうか?
今はまだ、和式便器が消えてきて、紙おむつが普及してきて数十年です
私達が子供の頃は、まだここまでではなかったですよね
だから、私達のまわりでは、そんなに支障を感じている人は少ないかもしれません
でも、この、オマタ筋の育っていない子供たちが大きくなったら?
生殖年齢になってきたら?身体はどうなっているんだろう
それが、ちょっと心配なのです
今でも、若い人向けの尿漏れシートのCMが流れる時代です
子供向けの尿漏れシートが出てきたら・・・?
尿が漏れるから、シートでキャッチしたらいいのか?
いやいや、人間の体は、そんなに簡単に漏れるようにはできていないはずよ
オマタって、大事でしょ
人間の尊厳的な部分でもあるし
女性、男性の大事な象徴部分でもある
小学生のうちから尿漏れがあったら?
自信なんて持てるはずがない
恋愛に積極的になれるはずがない
オマタが鈍感だったら?
男の子も女の子も、大人になって好きな人と愛し合えるのかしら?
ってね、子育て中のお母さん達は、ちょっと気をつけてあげたほうがいいと思います
紙おむつは便利だけど、便利な替わりに、捨ててしまうものがあるっていうこと
紙おむつで、育児のストレスが減るのはいいことだと思うけど、
かわりに、気をつけてあげたほうがいいことがあるということ
こどもっていうのは、おしっこが足を垂れていく感覚を何十回も繰り返さないと、
おしっこが出る、出ているということが、自分の身体感覚として身に付かないそうです
自転車に乗るイメージはできても、実際にはなかなか乗れないように
言葉で教えられるようになったからといって、すぐにトイレでおしっこができるようになるかといったら、そういう訳ではないのです
(でも、紙おむつを外すのがおそくなる原因としては、「こどもが教えられるような年になるのを待っている」というのも大きいと思います)
大きくなっても、何回もお漏らしを繰り返さないと、身体にインプットされないのです
だったら、あまり臭くなく(笑)、量も少ない1歳代のうちに、外してあげるのが、親にとってもいいと思うんだけどなぁ
これから夏だしね
小さいお子さんをお持ちの方はぜひ
お漏らし覚悟でパンツ生活を
あと、和式便所がない日常生活で、どうやってオマタ筋を鍛えてあげるか、
これも意識したいですねぇ
って、私も考え中なんです
まさか、毎日こどもと一緒にスクワットなんてできないですから(笑)
オマタ筋を使う遊びを考えてあげたいな、と思っているのです
「女の子は、オマタを広げたらお行儀が悪い」なんて言われますが、
小学校に上がる前までは、オマタを広げて踏ん張るような遊び、いっぱいさせてあげたほうがいいと思うのです
(パンツが見えるなら、ズボンをはかせてね)
足を踏ん張って、腰を高くした状態で、道路にお絵かきするとか
ちょっと高くなった、細いところを、バランスをとりながら歩くとか
側溝をまたいだ状態で歩くとか
一般的には、ちょっとお行儀悪く見えるようなことでもね
オマタの感覚を育てること、子供を持つお母さん、ちょっと頭の隅にとめておいてくださいね
福岡で、妊婦さんを中心に、出張整体(カラダメンテナンス)をしています
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