1骨盤て、どういう骨?

2動く骨盤

3骨盤によって変わる、身体の感覚

4骨盤が、開きたい時に開かないとどうなるか



妊娠中や、産後のお母さんに、よく聞かれます



「産んで、骨盤が開いたら、もどらないの?」

「産んだ後、太らないようにするためには、骨盤調整して、締めたほうがいいの?」

「産後、そんなに食べてるわけじゃないのに、体重が戻らないんだけど・・」


まぁ、女性にとっては、太る痩せるは、けっこう切実な問題だったりしますよね



確かに、産んだ後は、骨盤は開きやすい

そして、開いていると、おしりは大きく見えるかもしれない

いわゆる、下半身太りという体型になりやすいかもしれない



だ・け・ど

思い出してくださいね


身体に起こることで、意味のないことはひとつもないのです



母にとっては、骨盤が開いている、ということが、実は大事だったりするのです





骨盤は、器の形をしていますね

『受け入れる』形、とも言えます


子育てをする上で、大事なことって、『受け入れる』ことではないかと思うのです


子どもの存在を受け入れる

思い通りにならないことがたくさん出てくるけど、それを受け入れる



心と身体は、密接な関係があります

身体が『受け入れる』形になることで、心も『受け入れる』準備ができるのです


骨盤が開けば、受け入れる器が大きくなる、そんなイメージ??




例えば、出産の時

妊娠中、出産に向けて骨盤はどんどん開いていきます


十分に開いたところで、陣痛が来ます


予定日が来たから、陣痛が来るわけではないですよね


ところが、だいたいの妊婦さんは、予定日頃には陣痛が始まって欲しかったり(そうでないと、だんだん不安になってきたりします)

もしくは、生まれてきて欲しい希望の日があったり


予定日が過ぎたのに、「なんで生まれてこないのーー、早く出てきてーー」なんて、気になって気になってしょうがない時は、大抵、まだ生まれてきません


骨盤がしっかり開ききると、「もーう、いつでもいいよー、あなたの好きなときに生まれておいでー」と、どんなことでも受け入れてやる、という心境になるのです


だいたい、そんな心境になった時に、生まれてきます



だから、はやく生まれてきて欲しいと思ったら、はやいとこ、「好きなときにおいで」の心境に到達してしまったほうがいいですよ(笑)


考えすぎは、骨盤が開くのを妨げます


まぁ、それができてりゃ、苦労もしないし、悩まないよ!!と思うでしょうね(笑)


でも、身体なんて、そんなもんなんです




そして、産んだ後の母

赤ちゃんは、昼だろうが、夜だろうが泣くし、

何をしても泣き止まない時もあるし、

吐くわ、汚すわ、こっちの都合なんて、おかまいなし


大きくなったところで、まったく思い通りには行きません



それを乗り越えるには、『受け入れる』ことができるか、にかかってくるといってもいいでしょう


そうそう、母に必要なのは、「howa*包容力howa*


そのためには、骨盤が、受け入れる体勢になっている必要があるのです


これを、小尻キープのために、ギューギュー締めたりしちゃうと・・・

イライライライラ、イライラが止まらなくなります


赤ちゃんが泣いてはイライラ、気の利かない(ように見える)旦那にイライラ・・


さらに、生理が始まっても、骨盤が開かずに、イライラが止まらない

頭痛も止まらない、、なんてことにもなりかねません


更年期に響いてくるとも言われます



さぁ、どっちがいいでしょう




産後のお母さんの身体で、「いい身体」という人は、出産前よりは、骨盤が開いています


それでいいんです



ただし

ひらきっぱなし、ということではないですよ


出産後、開いた骨盤が、お母さんにとって一番良いところまで閉じている、ということです


この一番良いところ、が、産む前と後では、ちょっと違ってきているということです



産後については、この記事も参考にどうぞ これ 骨盤のために☆産後寝たきり生活のススメ